「オーディオ一般」カテゴリーアーカイブ

apt-X対応の高音質Bluetoothヘッドホン「Creative WP-350」を試す(2)


クリエイティブメディアのPure Wirelessシリーズのマイク内蔵Bluetoothワイヤレスヘッドホン「WP-350」のモニターレビュー第2段(1回目はこちら)。今回はペアリングと音質の感想など。

■こんなにあるぞBluetooth対応機器


一昔前と比べて、Bluetooth対応機器も爆発的に増えたので、WP-350と接続出できる機器も実に様々です。

・iOS端末(iPhone、iPad、iPod touch等):内蔵、専用ドングル
・iPod:専用ドングル
・Creative ZiiO:内蔵(apt-X対応)
・ウォークマン:内蔵モデル(A820シリーズ)、専用ドングル(NWB1)
・VAIO(WindowsノートPC):内蔵、USBドングル
・携帯電話:内蔵
・Android搭載端末(スマートフォン、タブレット):内蔵
・PSP go:内蔵
・Bluetoothトランスミッター(ステレオミニプラグで音声出力可能な機器であれば何でも)

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ソニー、スマホ向けヘッドホン音質保証キャンペーン~音に満足できなければ購入代金を返金


音質保証キャンペーン | スペシャルコンテンツ

iconiconスマートフォンにソニー製スマホ専用ヘッドホンを組み合わせれば、音楽や動画、ゲームなど、あらゆるエンタテインメントがよりリアルなサウンドで楽しめるとして音質保証キャンペーンを開始。音に満足できなければ、購入代金を返金するというもの。期間は7/22~8/31。対象製品はiPhone用のMDR-EX60IP、MDR-XB21IP、MDR-XB41IP、MDR-ZX300IP、MDR-ZX700IP、Android用のDR-EX62VPとDR-ZX302VPの7機種。条件はキャンペーン期間内に対象商品を日本国内の販売店で購入し、且つ購入日を含む14日以内に所定の申込方法に従って申し込むこと。

価格が1万オーバーと高価な部類の「MDR-ZX700IP」の音に納得いかない人はどれぐらいになるのだろう。さておき、それほどまでに音に自信があるのであれば、スマホ用と限定せず、あらゆるヘッドホンでやってほしいところ…。

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ソニー、スピーカーと携帯オーディオとビデオカメラとフォトフレームがBCNランキングの上半期No.1に


PC・デジタル家電の2011年上半期 No.1メーカーがまとまる(BCN)

BCNが「BCNランキング」に基づき、106ジャンルについて2011年上半期(1月-6月)に最も販売数量が多かった「上半期No.1メーカー」を発表。 ソニーは、スピーカー、携帯オーディオ、デジタルビデオカメラ、デジタルフォトフレームでNo.1を獲得。ちなみに、携帯オーディオ市場のシェアは52.1%。1位獲得はBCNが集計を開始して以来初めて。今年に入ってからも5割以上の台数シェアをキープしたとか。

そのほか、トピックとしてスマートフォンとスレートPCでのアップルの強さが言及されていますが、Xperiaのバリエーション展開とタブレット投入で、下半期追い上げを期待したいところ。あと、テレビとレコーダーはともかく、ヘッドホン・イヤホンとミラーレス一眼は1位とりたいっすね~。

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apt-X対応の高音質Bluetoothヘッドホン「Creative WP-350」を試す(1)


昨年夏、Bluetoothスピーカー“ZiiSound D5″のモニターに当選し、レビューを書かせてもらいましたが、およそ1年ぶりにクリエイティブメディアさんからお声がかかりまして、5月に発表されたPure Wirelessシリーズのマイク内蔵Bluetoothワイヤレスヘッドホン「WP-350」のモニター(今回はクローズドだそうです)をさせていただくことになりました。

ということで、これから数回にわたって思いつくままにレビューを書いてみたいと思います。なお、製品はクリエイティブメディアさんから提供を受けていますが、記載する内容についての指示や掲載前の検閲、金銭授受の類はなどは一切ありません。いつも通り思ったことを好きなように書かせていただきます。

■「Creative WP-350」とは

クリエイティブ社がpure wireless entertainmentと題し展開してきたBluetoothワイヤレスオーディオのノウハウ等を生かし、マイク内蔵Bluetoothワイヤレスヘッドホン製品群を新展開。その第一弾として発売するのが「WP-350」。

iPhoneやiPad、Androidスマートフォン、Windows PCやMacなど、A2DPプロファイルをサポートするBluetooth対応機器の音楽ソースを快適なステレオワイヤレスで再生可能なほか、3GやSkype等の通話サービスを高品質にかつワイヤレスで楽しむことが出来ます。その他、主な特徴は以下の通り。

  • 精巧なチューニングをほどこしたネオジウムドライバーにより優れたオーディオクオリティでの再生を実現
  • イヤーカップ部分に無指向性の通話用マイクを目立たず配置
  • イヤーカップのコントロールボタンで対応デバイスを直感的にコントロール可能。
  • 合皮製のイヤークッションは、長時間のリスニングでも快適
  • ボディは約108gと軽量でイヤーカップはフラットに折りたたみ可能
  • Bluetooth接続時にクリアで遅延の少ないオーディオ再生を可能にする高品質オーディオ伝送技術「apt-X」にも対応。別売オプションのiPod用Bluetoothアダプター「BT-D5」やPC用Bluetoothアダプター「BT-D1」を使用すればさらに高品質なオーディオ伝送も可能

ちなみに、価格はクリエイティブストアで税込9,800円。Amazonでも7/16現在は同価格でした>Creative WP-350 マイク搭載 Bluetoothワイヤレスヘッドホン(Amazon)

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Bluetoothヘッドホン新製品「MDR-NWBT10」もFCC通過~NC初対応なるか


昨日、取り上げたウォークマン新製品のネタ元の「Sony and Love Power」のRieverさんからビッグな情報をいただきました。

新型Walkmanが登録された同日、FCCにて”MDR-NWBT10″なるBluetoothヘッドホンも登録されています。”MDR-NW”の型番がついているためWalkman用の純正アクセサリということになりますが、このBTヘッドホンが仮にNCに対応していれば、BTとNC両方使えることになります。現時点でNCに対応しているかまでは分からなかったためblog記事にはしませんでしたが、せっかく持っている情報ですので、お知らせした次第です。

とのことでお知らせ大変感謝です>Rieverさん。ちなみに、「MDR-」で始まる型番はソニーヘッドホンの標準的なものですよね。Bluetoothアクセサリーは「DRC-BTxx」ですし、ウォークマン周辺機器では「WLA-NWB1」などが代表格でしょうか。

型番的にNWB1の後継かと思いましたが、あちらはただのトランスミッター。デザイン的にはVAIO周辺機器として出てきた「VGP-BRM1」にクリップを内蔵したような印象。

ということで、ウォークマン新製品同様わからないことだらけですが、DRC-BT60以来のレシーバー新製品ってことでちょっとわくわくしてます。NC対応なら、オーテク「ATH-BT04NC」を超えて欲しいです。

ただ、写真からはイヤホンが固定対応なのか、交換できるタイプなのかは判定できず。仮にNC(ノイキャン)対応ならマイク付きの専用イヤホンが必要だし、回路だバッテリーだでそこそこレシーバーのサイズも大きくなりそうですが果たして真相は…。

テレビ用スピーカーシステム「Olasonic TW-D7OPT」を試す(後編)


前編中編と、最近の自分にしては珍しく、複数回でお届けしてきた「Olasonic TW-D7OPT」のレビューですが、それほどまでにその魅力にとりつかれたという事なのでしょう。ということで、後編はちょっとイレギュラーな使い方と、製品に対する要望を含む諸々の雑感にて締めたいと思います。

■外部バッテリーでモバイルスピーカーに

TW-D7OPTの電源アダプターはDC5V(1.6A)で、PSPの電源アダプター(1.5A)と同じく、さらにコネクタ形状も共通です。若干アンペア数が違いますが、PSP用に差し替えても普通に使えました。また、最近はモバイルガジェット用として様々な周辺グッズが発売されています。PSP専用電源アダプターはもちろん、USB対応の汎用電源アダプターに変換コネクター付属するなど種類も豊富。バッテリー内蔵の充電グッズも飛躍的に増えてきており、上記グッズなどを組み合わせることで、TW-D7OPTの電源を外部バッテリーでまかなうこともできたりします。ということで、実際に試してみることにしました。


使うバッテリーは以前サイトで取り上げた「UMI USHI 3500」。同機は3500mAhのリチウムイオンバッテリー内蔵で、microUSB、Apple Dockコネクタ、FOMA/SoftBank、au、miniUSB、PSP、Nintendo DSi/DS Lite用といったアダプターが8種類も付属しており、汎用性の高さが売りとなっています。重量は119gと少々かさばりますが、5.5V 750mAの定格出力でiPhone 4などを余裕でフル充電可能です。


ユニットは光ケーブルでApple TVと接続。ボリュームは中間程度。この状態でiPadの音声をApple TV経由で出力。フル充電のバッテリーを使い、3時間ほど再生した時点でバッテリーの残量が4分の3程度。バッテリーの残からして、半日以上は保ちそうな感じです。TW-D7OPTのアダプターが1.6A、それに対してバッテリー側の出力が0.75Aと随分と差がありますが、特に問題もなく動作しています。


ということで、その気になればTW-D7OPTを丸ごと持ち出して、アウトドアでポータブルオーディオのスピーカーとして使うこともできそうです。

なお、USBアダプターやバッテリーの種類によって電圧がまちまちなので、当然使えないものもあります。誤った使い方をすると事故になるケースもあると思いますので、あくまで自己責任が前提ということでご理解いただければと思います。

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