黒ひょう店長のHappy Gadgetで販売中のソーラー充電器「UMI USHI 3500」のサンプルを提供していただいたのでプチっとレビューしたいと思います。

「UMI USHI 3500」はソーラーパネル付携帯機器用充電器。Happy Gadgetでの価格は税・送料込みで5,980円。なお、同製品1台の売上げから500分が震災の義援金として日本赤十字に寄付されます。

3500mAhの大容量リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、microUSB、Apple Dockコネクタ、FOMA/SoftBank、au、miniUSB、PSP、Nintendo DSi、Nintendo DS Lite用といったアダプターが8種類も付属しており、汎用性の高さが売りです。また、本体とアダプターを一緒に持ち歩けるポケット付きポーチも付いてきます。

本体サイズは115×60×16mmで、フットプリントはiPhone 4とほぼ同じ。重量は119gと少々かさばりますが、3.7V/3,500mAhのバッテリー容量と5.5V 750mAの定格出力の安心感分と考えればさほどでも無い感じ。

本体の充電はパソコンやUSB対応のACアダプター経由もしくはソーラーパネル経由となります。公称の充電時間が残量ゼロからUSB経由で約6-7時間、ソーラーパネル経由で約25-30時間とか。バッテリーの充電回数は500回となっています。

USB経由の充電には付属の巻き取り式USBケーブルを素の状態で使います。コネクタを本体上部の「DC IN」端子に差し込み充電を開始すると端子の周りが赤く点灯。これが緑色に点灯したら充電完了となります。

外部機器の充電は、標準のUSBケーブルをUSB端子に挿し、任意のコネクターで外部機器を接続。あとは、本体側面の電源スイッチをオンにすれば通電が開始され、接続した機器の充電が始まります。コネクターにはどの機器用かがわかるように記載があるので間違うようなこともありません。

本体の電源がオンの状態で、側面の残量チェックボタンを押すと青いLEDランプでバッテリー残量が確認できます。4つ点灯で残量100％、3つ点灯で残量75％、2つ点灯で残量50％、1つ点灯で残量25％が目安とか。

ということで、iPhone、iPad、Xperia、普通の携帯、ウォークマン、PSP、DS等、対応機器で色々と試してみましたが、iPad以外はフル充電可能でした。これが大容量と高出力の安心感なのですね。

バッテリー残量5%程度のiPhone 4で検証してみたところ、1時間程で60%まで回復。2時間程でフル充電が可能でした。その後、再びiPhone 4のバッテリー残量が再び5%になってから2度目の充電をしてみたところ70%程度まで回復できました。ということで、バッテリー食いのスマホをヘビーに使うという人には実に心強い味方になってくれると思いますです。

ただ、iPadの充電はちょっと癖があるみたいで要注意かも。残5%のiPad側に満タンのUMI USHIを接続。26%程度まで回復するものの、その後消灯していたiPadの画面に「○％充電済み」というアラートが頻繁に出るようになってしまいました。iPadのバッテリー残が78%程度の時には89%程度まで回復後、同じような現象に…。ちなみに、その時点でのUMI USHIにはいずれも半分以上のバッテリーが残っていました。ちょくちょく画面がオンになるので気になるし、バックライトが点灯しているから充電しにくくなっていることは確か。給電が750mAだからでしょうかね。これが1Aなら違うのかなあ…。

ということで、iPadに限ってのみフル充電は望めませんが、他の機器では全くの無問題。スマホはもちろん、携帯ゲーム機やWi-Fiルーターをヘビーに使う人には自信を持ってお薦めできる充電器だと思いましたです。最後にサンプル提供してくれた黒ひょう店長にこの場を借りて御礼申し上げます。また、レビューに時間がかかってしまってごめんなさい！

・【送料無料】 モバイル ソーラー 充電器 Umi Ushi SOLAR 3500mAh（PANS SHOP）
・Happy Gadget（Amazon店）

それから、黒ひょう店長のブログの最近のエントリー「スマホ用充電器集合」で、5500mAhの2口1A給電タイプと2800mAhの１口の1A給電タイプ2種の販売予告が。これまた楽しみです。