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11/20のつぶやき~Good-bye Walkman A1000

到着したウォークマンA1000ですが、Connect Playerのあまりのダメさ加減にあきれて、昨晩はそのままやけ酒モードに突入してしまいました。IT系メディアがレビューを出さない意味がわかったような気がします。つーか、出せないですよ、これでは…。

Connect Playerに関しては、全体的な動作の遅さもさることながら、バイオTX90購入後、今まで見たこともないようなエラーがでるはフリーズするは…。たかだか2GB程度のSonicStageのライブラリを読み込むのに数十分も時間を要し、A1000への転送も恐ろしいぐらいに時間がかかる。Hi-Speed USBの高速転送が聞いてあきれる。アップデート用の常駐プログラムまでインストールさせるのもどうかと思うぞ。やたらとCDDBへアクセスしたりとなんか挙動もあやしい。ソニーBMG問題と同様のことにならなきゃいいけど…。他にも言いたいことは山ほどあるけど書ききれない。きっとこれはベータ版なんですよ、きっと…。そうとも思わないとやりきれない。

goodbye_a1000.jpgA1000も相当微妙。ディーラーコンベンションやソニービルで触ったときと操作性はほとんど変わっていない気がしました。売りのアーティストリンクは全く使い物になりません。カテゴリー的に近いと思っていたアーティスト同士が全く繋がってくれませんでした。インテリジェントシャッフル機能も3種類ありますけど、全曲シャッフルや年代別シャッフルがそんなにインテリジェンスか?と疑問。操作性に関してはボタンが小さすぎて誤動作しまくり。おまけに5方向キーの下ボタンはすでにミシミシ鳴り始めてます。バッテリも色々触っているとみるみる減りますね。予備知識無しで同居人に触ってもらいましたが、「重い、(5方向キー操作時に)持ちにくい、使いにくい」で終わりでした。あ、ソニスタの1000円強の専用ケースも今回はあまりできが良くないですね…。唯一ほめられるのは音かなあ。なんか、書いててむなしくなってきた。

ちなみに、SonicStageでももちろん使えるのですが、SonicStageから更新かけちゃうと日本語の50音用メタデータが吹っ飛んじゃうみたいで、売りの50音検索機能が使えません。再度Connect Playerに読み込ませれば復活するけど、行ったり来たりするのも面倒です。

細かいこと言い出すときりがないですが、正直ハードもソフトもこなれていない感じがします。これがモノクロ液晶iPod全盛時代に出せていたら印象は変わっていたかもしれないけど…。それと、以前、Connect Playerを無償で配るべき、旧製品もファームアップデートで対応すべきと言いましたが、今ここですべて撤回します。今の段階で配るのはやめるべきでしょうね。

結局、繋がる喜びも、おもてなしも、何にも感じられませんでした。フツーは新製品を手にするとうれしくなるはずなのに、A1000を手にして感じるのは怒りを通り越した悲しみでした。個人的には今回のHDDタイプのウォークマンAシリーズは無かったことにして次の製品に期待したいと思ってます。

ということで、さようなら、A1000…。

ウォークマンA発売前に、Connect Playerアップデートプログラムがはやくも登場

ウォークマンAシリーズ「NW-A3000/A1200/A1000/A608/A607/A605」 をご愛用のお客様へ「CONNECT Player バージョン 1.0.01アップデートプログラムのご案内(パーソナルオーディオカスタマーサポート)

ソニーのパーソナルオーディオカスタマーサポートは、今週末出荷予定のウォークマンAに付属するCONNECT Playerのアップデートプログラムの公開についてアナウンスしていました。導入により以下の問題が解決するそうです。

・CONNECT Player を終了時、ごくまれに操作できなくなることがある
・セキュリティの強化を行いました。これにより、CONNECT Player を起動時に Windows のセキュリティに関する警告が表示される事がなくなりました
・ウォークマンに1098トラック以上かつ合計1GB以上のデータを転送時にアプリケーションエラーが発生し、初期化しないと接続していたウォークマンにチェックアウトできなくなることがある
・CONNECT Player で3000曲以上インポートしたあとライブラリのスクロールが操作できなくなることがある
・Windows 2000で NW-A60x を接続してご使用の場合、チェックアウト後切断時遅延書き込みのエラーがOS上に表示され、その後ウォークマンを認識できなくことがある

間に合わなければアップデートプログラムでといういつもの悪い癖がでましたね。それにしても、解決されるという問題の内容に驚き。こんな問題を抱えながらも、製品にソフトを同梱したって事ですからね…。こんな調子で大丈夫なのかなあ…。
【追記】一部の店頭でAシリーズの販売が始まっているとの情報をいただきました。なので、アップデータの公開も早まったのだろうと言うことです。正式には11/19のはずなのに2日もフライングとは…。

ちなみに、パーソナルオーディオカスタマーサポートのサイト全体もリニューアルしたほか、ウォークマンAシリーズのQ&AやCONNECT Playerのバックアップ手順についても掲載されてます。Connect Playerってバックアップできないんだ…。SonicStageのバックアップツールを使うそうです。む~。

そういえば、Moraのトップページで「アーティストリンクサーチ ( β版 )」っていう機能が動き出しましたね。Flashベースみたいですが、ここで使われているデータベースがConnect Playerにも使われているのでしょうか。ちなみにβ版ということですが、トップページにだけあっても意味無い機能のような気がします。

Connect Player 試用リポート by TMDCさん

以前、OpenMG絡みでお便り紹介させていただきましたTMDCさんが、いち早くConnect Playerを入手されたとかで、その感想をお知らせいただきましたのでご紹介します。ウォークマンAシリーズの販売を来週末に控えながらも、Connect Playerについては詳細がわからない状態が続いていますのでとてもありがたい情報です。お知らせ感謝です!>TMDCさん@USB

前回は、CONNECT Player内でのOpenMGの不幸なる撤廃についてお伝えしたのですが、CONNECT Playerを”機能限定ながら”入手することが出来ましたので、速攻でインストールして試してみました。それによると、CONNECT PlayerにOpenMGが搭載されていることがわかりました。また、不可能だと思われていた”SonicStageで購入した曲(ATRAC3 132kbps)の再生”も出来ることが判明しました。従来機器のサポートの是非はわかりませんが、どうやらSonicStageで買った曲の引き継ぎは出来そうな模様です。今回のCONNECT PlayerへのOpenMG搭載は、SonicStageで掛けた鍵を外すためだけなのでしょう。

cp_1.jpgSonicStage(Mora)で購入した楽曲はちゃんと引き継いでくれるんですね。良かったです。自分も11/3のつぶやきでウォークマンの最新カタログを入手したことを書きましたが、カタログのConnect Player紹介ページにも、一部の楽曲を除き、SonicStageで管理していた楽曲とMoraで購入した楽曲の登録が可能と若干控えめに明記してありました。また、以前ディーラーコンベンションで説明員に聞いた時点で未対応だったMP3のエンコードも可能と書いてありました。

ちなみに、旧製品となるNW-E5xx/4xxとビーンズデザインのNW-3xxシリーズにはOpenMGとMagicGateのロゴがしっかりとついてましたが、新製品のページにはその手のDRM関連のロゴは一切使われていません。ユーザーからしてみると紛らわしいだけなので取っ払ったのでしょうね。

wm_catalog.jpg

それにしても、このCONNECT Player、『機能限定』ではありますが、SonicStage3.3に比べて更に使いにくくなった感じがします。起動は遅くなって、重さはSonicStage3.0まで戻った感じがします。また、シンプルモードがなくなってしまいました。プレイヤーの色調は変更できるそうですが(グレー:青→グレー:赤 などなど)、この変更は頂けない感じです。自分はNW-A607を注文するつもりでしたが、軽く楽しくなったSonicStage3.3をすっかり見直してしまった上に、CONNECT Playerにウンザリしてしまったので今は『待ちモード』です。SPAさんは既にNW-A1000を注文されているとのことですが、正式版のCONNECT Playerってのはどんなモノなんでしょうか?自分の見聞きした断片的な『CONNECT Playerの負の部分』が間違いであることを切に願うところです。

そうですが、やっぱり使いにくいですか~。SonicStageも地味にマイナーバージョンアップを繰り返しつつ、使い勝手が向上してきましたからね~。A1000は注文済みですが、19日発売なので、Connect Playerの正式版含め、手元にはありません。入手後に詳細にリポートさせていただくつもりですので、それまでお待ちください。

ところで、TMDCさんのブログ(USB)、ソニーネタが多くて楽しく、ためになりますね。昨日の日記がいきなり『NW-AシリーズとiPodnanoを触り比べてくる!』ですし…。ソニーファンは要チェックですよ~。

11/3のつぶやき~BRAVIAの新CMに感動&風邪つらいっす

※昨日夕方に、YさんからソニーUSのBRAVIAオフィシャルサイトで公開されているCMについてご連絡をいただいていたのですがご紹介するのをすっかり失念しておりました。Yさん曰く「ソニーのCMで感動したのは何年ぶりだろう」とか。自分もムービー(QuickTime)を見てびっくり。押しつけがましくないのがとても良いです。見終わった後にじわっとくる感動。ソニーファンならずとも必見です。ちなみに、壁紙もダウンロードできますよ~。

※昨日から嫌な予感はしていたのですが、どうやら本格的に風邪をひいてしまったようです。今日は同居人につきあって買い物に行ったのですが、途中からものすごくだるくなってしまい、早々に引き上げてきました。ユンケルと総合感冒薬を飲んでおとなしくしてます。

※買い物ついでにウォークマンの最新カタログ(2005.11版)をゲット。正しい再生時間がようやく判明。MP3/ATRAC132kbpsモードの画面表示15秒設定時で、A3000が約29時間、A1000が約17時間だそうです。Connect Playerに関しては1ページ分であっさりと紹介しているのみで詳細は相変わらず不明。

※SonicStage(SS) Ver.3.3ですが、アルバムジャケット表示って画像はアマゾンのものなんですね。クリックするとIEが起動してアマゾンの販売ページにでダイレクトに飛びます。画像は自動的に登録されるわけではなく、ドラッグ&ドロップしないと登録できないみたい。探す手間は省けて楽ですが、画像が表示されるタイトルがまだまだ少ない感じ。ATRAC Advance Lossless(AAL)は、NetJukeや高音質の音楽再生可能なデスクトップバイオ以外で使うにはHDDのこやしになってしまってあまりメリットが感じられないような気が。ポータブルオーディオで使うのが前提なら従来通りATRAC3やMP3ベースの方が良さそうです。そういえば、ウォークマン最新カタログにはAALの事は一つも書かれていないなあ。SSもVer.3.2までの説明だし…。

※ってなことを書いていたら、iPodの発送通知が。明日には届くかな…。

ATRAC Advanced Lossless対応の「SonicStage Ver.3.3」が公開

Hi-MDウォークマン/Net MDウォークマン/ネットワークウォークマン/ATRAC CDウォークマン/システムステレオをご愛用のお客様へ「SonicStage Ver.3.3ダウンロードサービス」のご案内(パーソナルオーディオカスタマーサポート)
「SonicStage Ver.3.3」アップグレードプログラム(バイオオフィシャルサイト)

ソニーオフィシャルの音楽ソフト「SonicStage」の最新版Ver.3.3が公開されました。直前のバージョンとの比較ではGUIの変更や基本的な機能の変更はないようですが、ダイナミックプレイリストの作成やATRAC Advanced Lossless形式とWMA形式への対応が行われています。

なお、ウォークマンユーザー向けにはパーソナルオーディオカスタマーサポートから、バイオユーザー向けにはバイオサポートから、それぞれアップデートプログラムが用意されていますので、ご自身のパソコン環境にあわせて選択するのでしょう。なお、Moraでも最新版がダウンロード可能になってます。ちなみに、パーソナルオーディオのプログラムはモジュールを逐一ダウンロードするタイプで、バイオの方は一括ダウンロードのようです。

自分も早速導入してみましたが、じっくり触れていないので感想などはまた別のエントリーで。

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10/13のつぶやき~銀座ソニービルでウォークマンA

昨日、銀座方面に出向いたついでにソニービルに立ち寄ってきました。CEATECも終了したこともあってか、ウォークマンAも実機展示が行われており、全機種手にとって試すことができるようになってました。ディーラーコンベンションで触った実機と比べて、微妙に操作方法が変わっていたように感じました。曲を再生中にオプションボタンを押すと、「アーティストリスト」と「アルバムリスト」が選択できるようになっていたのですが、これって当初はなかったような。記憶が曖昧なので確かなことはいえないのですが…。もしかして、設定で変えられるのかなあ…。ただ、全体の操作性に関してはそれでもやはり使いにくいというイメージがぬぐいきれませんでした。「ホーム」という概念が本当に必要なのだろうか…。それと、ソニービルの照明の影響もあるのでしょうが、HDDタイプの方は有機ELディスプレイが見えにくかったです。日中、屋外での利用ではやっぱり見にくくなるんだろうなあ…。ソニスタ限定モデルの展示はなかったのですが、通常モデルのカラバリでは個人的にはシルバーが一番良かったっす。個人的には買うならA1000なんですけど、バッテリの持ちがA3000より短いみたいなんですよ。A3000が35時間で、A1000が確か18時間ぐらいだったかな。パネルに書いてあったんですけど失念してしまいました。インテリジェント機能などを酷使れば当然バッテリの持ちに影響出るだろうから、そこまで持たないのかも。そういえば、製品情報にもプレスリリースにも「スタミナ」って出てきませもんね。しかし、発売までまだ一ヶ月以上もあるんですね。むーん。

boz_fil.jpg話は変わって、ソニービルの後に向かいにある阪急のHMVに立ち寄り、毎度のことなのですがCDを2枚ゲットしました。1枚はBoz Scaggsの「Fade Into Light」。1999年にヴァージンが日本国内向けにリリースしたBozの代表曲のアンプラグドアルバムの再発で、新たにDVD付きで海外ではEMIから発売されたものです。CDは残念ながらCCCD仕様なのですが、DVDにもCDの収録曲全曲がオーディオトラックとして収録されており、すでにDVD化されている「グレイテスト・ヒッツ・ライブ」から3曲動画も収録されています。なお、国内版は東芝EMIからジャケ違いを除き中身は全く同じ仕様でリリースされてます。CCCDは個人的に認めたくないのであまり買いたくなかったのですが、このアルバムが前から欲しかったのと、DVDにつられてやむなく購入しました。WindowsPCだと専用ソフトが立ち上がり、128kbps/44kHzの楽曲ファイルが再生される仕様でした。なので、SonicStageやiTunesでも認識できないのでリッピングは不可能でした。もしかしたらとNetJukeとHAD-D1000でも試したのですが、両方とも読み込み不可。ここまで優秀なプロテクトだとは…。で、最後にMacで試したら、iTunesであっさりと認識。リッピングも何の問題もなくできちゃいました。Macバンザイ!つーか、CCCDなんとかせーよ、もう…。なお、このアルバムから1曲目の「Lowdown」だけが、iTMSとMoraで配信されとります。

fswds.jpgで、もう一枚が「Free Soul Drive with Solar」。70年代後半から80年代にかけて人気があったL.A.の「Solar」レーベルを代表するアーティストたちのコンピレーションアルバムで、ShalamarやMidnight Star、The Wispers等の代表曲が収録されてます。内容はDriveと名が付くだけあって、アーバン・コンテンポラリーな楽曲が目白押し。自分は全然知らなかったんですが、90年代にこのレーベルのアーティストたちの曲が結構サンプリングされて再評価されたそうです。60年代生まれの人はあの甘酸っぱい80年代初頭の雰囲気をたっぷり味わえますですよ。角松敏生ファンの方も必聴かと。