ソニー、Appleから幹部引き抜きでソフトウェア開発担当上級副社長に抜擢

ソニー、Appleから幹部引き抜きでソフトウェアの「直感的ルック&フィール」目指す

ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOは「ソフトウェアは卓越したソニー製品を作り出すための、明らかに重要な要素であり、相互接続製を確実なものにすることでソニーの製品およびサービスの価値を高めてくれる」と述べている。「ティムの専門技術はソニーのチームに活気を与えてくれるだろう。そして全製品ラインに統一性があり直感的なソニーらしい“ルック&フィール”を開発し、導入するための責任者となってくれる」と述べている。

米ソニーは、新設したソフトウェア開発担当上級副社長に元Appleのティム・シャーフ氏を指名したそうです。同氏はカリフォルニア州サンノゼに新チームを設置し、ソニーの各部門と強調して作業を行うとか。また、バイオやクリエビジネスに携わった木村敬治執行役EVP(兼技術戦略担当)の配下となるそうです。(米ソニーのプレスリリースはこちら

シャーフ氏は元Appleインタラクティブメディア担当副社長でQuickTime開発およびメンテナンスに貢献したとか。さらにAppleの前はあのSynclavierの開発に従事していたとの記述も。Synclavierといえば、日本では松任谷正隆氏がいち早く導入してユーミンのアルバム制作に使ってきたことで有名になったと記憶しています。

ソニーとAppleは昔から割と人材交流が盛んというイメージはありますが、ここまで大々的にニュースになるのも、以前とは状況が異なってきたからでしょうね。こんな人をヘッドハントしなければならないほど、ソニーのソフト開発力は低下しているのかと勘ぐりたくもなりますが、まあそれはそれとして、シャーフ氏のソニー参加がプラスに働いてくれることをソニーファンの一人として期待しております。

ロケフリが静かなブーム~すき間時間の活用策として有効

ロケフリ:録画映像、どこでも見られて静かなブームに
ロケーションフリーテレビ:すき間時間にあの番組を--録画映像、海外でも出張先でも(上記とタイトル違い同内容記事)

MSN毎日インタラクティブの「今日の話題」の経済・IT欄でソニーのロケフリ(「LF-PK1icon」のことですね)が取り上げられています。

ソニーは00年にこのシステムを商品化していたが、12万円以上という価格が障害となり売れなかった。ところが今年10月に価格3万円台の新機種を発売し、携帯ゲーム機のプレイステーション・ポータブル(PSP)でも映像を見られるようにしたところ、マニアたちの間で人気が急上昇。(中略)。「当日の番組をいったん録画して、コマーシャルをとばして外出先で見る」「PSPを防水ビニール袋でくるみ、風呂場で録画済みの番組を見る」など、“創意工夫”をこらした使い方が広まっている。当初は売れ行きに懐疑的だった業界も「すき間時間の活用策として有効かも」(大手メーカー)と見直し始めている。(中略)ソニーでは、10月の受注台数は前月の5倍以上に急増。11月はさらに倍に増え、岩手県の製造工場は「フル稼働しても生産が追いつかない状態」(前田悟・LFX事業室長)。

iconiconお風呂でPSPをして創意工夫は言い過ぎのような気もしますが意外にインパクトがあったんでしょうね。2005年振り返り企画にはロケフリは登場しませんでしたが、ソニーにとって見れば今年の隠れたヒット商品だったことは間違いないはず。個人的に大プッシュしてきた「ロケフリ」がこうやって話題になるだけでもうれしいっす。これから海外市場にも本格的に投入予定とのことなので、実際に世界共通語になる日もそう遠くないのかも…。

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2005年振り返りネタが続々と

【今週の特集】ASCII24で振り返る2005年

まずは、ASCII。2005年のIT業界はそれなりに明るい年で、地に足の着いたインターネットブームが巻き起こったという意味で、2005年は歴史に残る1年になるだろうとしていました。ちなみに、2006年に期待する企業にはソニーの名前はありません。また、2005年に最も印象に残ったニュースとしては、ソニーが登場するのは上半期のクリエ撤退のみ。

2005年、あなたがハマったデジタル家電、インターネットサービスは何?

CNET Japanは、2005年に社会を賑わしたデジタル家電、インターネットサービスについてのランキング。「あなたがハマったデジタル家電、インターネットサービスは何?」という設問で、トップ3は、ブログ(11.4%)、インターネット株取引(10.5%)、iPod(7.8%)の順。ソニー関連では「おサイフケータイ」が10位にランクインしたものの、単一の製品やサービスは全くありません。いわゆるハードウェア単体でランクインしているのがiPodとNDSだけというのも印象的。

読者が選ぶ「2005年AV関連10大ニュース」(AV Watch)
読者が選ぶ2005年デジタルカメラ10大ニュース(デジカメWatch)

インプレスはAVとデジカメで現在投票受付中。ソニー単独のエントリーは以下の通り。いかにこの一年パッとしなかったかがわかりますね。

(AV)
・ソニー BRAVIAにブランド一新
・全チャンネルを録画するソニー「Xビデオステーション」登場
・PS3がBlu-ray搭載で2006年発売を正式発表
・PSPのAV機能に向けてPortableTVや、UMDビデオ開始。対応レコーダも登場
・ソニー戦略商品ウォークマンA発売。CONNECT Playerも話題に
・ソニーの「HDR-HC1」などHDVカメラが人気
・ソニーのテレビ事業が大幅赤
・米SONY BMGの「XCP」採用の音楽CDが、交換・回収される
・ソニー製CCDの不具合でソニー、ビクター、キヤノンのビデオカメラにも不具合

(デジカメ)
・ソニー、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラに参入
・「メモリースティックPRO Duo(High-Speed)」を発売、2GBもラインナップ
・ソニー、経営陣を刷新、出井・安藤両氏は退任へ
・ソニー製CCDに不具合、メーカー各社に波紋

【追記】ITmediaでも、“「音楽とIT」で2005年を振り返る”として前編後編のコラムが掲載されていました。ウォークマンに関しては春までの「スティック」の好調と「Aシリーズ」発表以降の評判の落差が印象的です。

【再追記】IT Proの「2005年のIT業界,それは「新時代最初の10年の中間点」」は米国のIT情報誌「InfoWorld」のインターネット版「The top 10 stories of 2005」を読み解くと題したコラム。ソニーに関しては「アナログからデジタルへの移行で失策を演じてしまった」ことと「各社が同じコンポーネントをベースに商品開発するデジタル時代にあって,同社が得意とする高プレミアム商品の価格妥当性をうまく消費者に示せなかった」との記述があります。

【再々追記】デジカメWatchの「読者が選ぶ2005年デジタルカメラ10大ニュース 結果発表」が公開されました。ソニー製CCDの不具合が堂々2位という不名誉な結果に。

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12/25のつぶやき~メリクリでポチトナ

自分へのプレゼントにあいつをポチっとな。
クーポン使いまくりで7,627円OFFに。
でも届くのは28日。
アマゾンと違ってソニスタは仕事遅いなあ…(ブツブツ)。

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お便りを何通か頂戴していたのに紹介を失念していたので追記にて。

こんばんわ。いつも楽しく拝見しております。このたび、テレビ(T社製ブラウン管28型)が壊れたため、BRAVIAのVシリーズ32型を購入しました。P社製よりも鮮やかだったので。ですが、My Sonyサービスで登録できるのはXシリーズだけなんですね。なぜなんでしょうか?そうすると、E-CASカード登録以外、ソニーとして顧客動向を知る術がないってことですよね…。マーケティングとして妥当なのかどうか、正直分かりません。戯れ言失礼しました。(from K.C.さん)

ええ、そうなんですか~。全機種LAN端子があってもXシリーズしかWebブラウザ機能を搭載していないからなんですかね…。Xシリーズ以外にしたって決して安い物ではないですからね。変な格差をつけるのは好ましくないですよね。しかし、なんで1万円台で購入できるウォークマンが登録できて何十万もするBRAVIAができないのでしょう。不思議な会社です。(感謝です、K.C.さん)

12/24のつぶやき~最近のお気に入りアイテム

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REALFLEETオリジナルデザインの家電ブランド「amadana」の電子計算機が最近お気に入りっす。実際は随分と前に購入しているのですが、なんというか毎日使いたくなるデザインなんですよ~。たかが電卓に今時5,000円を出すのもどうかと思ったのですが、一生ものにできるかなあと思って奮発して買いました(ちなみに、Limited Editionもあるのですがそちらはさすがに手が出ませんでした)。だからこそ大事に扱いたくなるような気持ちにさせてくれるのかもしれません。
ソニープレミアムを「amadana」に感じる。そんな今日この頃です。

ソニー創業者盛田家の資産管理会社が約230億円の申告漏れ

ソニー盛田家の資産管理会社、約230億円申告漏れ

ソニー創業者の盛田昭夫氏の長男(英夫氏)が社長を務めていた盛田家の資産管理会社「レイケイ」が東京国税局に約230億円の申告漏れを指摘されていたそうです。追徴税額はなんと約63億円。海外関連会社への貸付金が課税対象の寄付金と認定されたとみられるとか。