「SPAのつぶやき」カテゴリーアーカイブ

たのしはずかし朝帰り

071230_1.jpg土曜は銀座で今年最後の忘年会。3週間前にもやらかしたんですが、今月だけで2回目の朝帰りです。忘年会自体は日が変わる前にお開きになったんですが、最後に立ち寄った某バーで最後の客になったのが運の尽き。音楽好きのマスターと店員さんの3人で音楽談義に花が咲き、店にあるアナログレコードをかけまくりの聞きまくりで早朝まで騒いでおりました。楽しかったなあ・・・。でもって始発で帰ってきてバタンキュー。起きたら午後1時過ぎ。顔が異常にむくれてるは、同居人には怒られるは・・・。今日は2007年の総括エントリーでも書こうかなと思っていたんですが、頭が全然回りませんので明日にでも。

総括はさておき(<おくな)、銀座に行ったらCDショップ。ってなことで、今年最後のCDをゲット。最初は再発されたロウエル・ジョージのソロを買うつもりだったんですが、ジャズコーナーを物色していたらまさかのニール・ラーセンの新譜を発見。さらに参加メンバーの名前を見て驚愕。敬愛するロベン・フォード、ジミー・ハスリップの元イエロージャケッツオリジナルメンバーが参加しているではあーりませんか。さらにさらに、昔の名曲の再演もあってテンションが倍増。速攻でレジに行きました。

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今CDウォークマン&EX700SLで実際に音を聞きながら更新していますが、音がむちゃくちゃ良いですこのCD。日本語解説に書いてあったんですが、Straight Ahead Recordsというオーディオファイル専門の新興レーベルの作品でクオリティの高さや録音に対するポリシーに裏打ちされた秀逸な音質が魅力なんですって。実際音も良いし、演奏も素晴らしいです。ロベンのジャージーなプレイも久しぶり。やっぱうまいですねこの人は。いやー、マジで買って良かった。ジャケットデザインはともかく、内容は素晴らしいです。ニール・ラーセン&ロベン・フォードファンは絶対買いです!アマゾンでは扱っていないようですので、欲しい方はHMVとかタワレコ、もしくはディスクユニオンあたりでどうぞ。つーか、ニール・ラーセンって来年早々、ブルーノートで来日公演があるんですねー。しかもギターはマイケル・ランドー。まだ、チケットあるようなので行こうかなあ・・・。

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あと、トランスフォーマーのHD DVDがやっとこさ到着しました。日本語モードで見ましたが、やっぱすごいやこの映画。というか、マイケル・ベイがすごい。メイキング見て驚きました。ITmediaにもレビューがあるのでディスクの内容についてはそちらをご覧いただくとして、とにもかくにもこの作品がHD DVDオンリーなのが本当に残念。Blu-rayで出せば儲かるのになあ。ホント、バカだと思いますよパラマウントは・・・。

それとキリンジの日比谷野音ライブのDVDも先ほど到着。これ、来年元旦が発売日なんですけど、二日前に届いちゃいました。自分も足を運んだライブなんで、見るのがとっても楽しみっす。正月の特番に飽きたら見ようっと。映像は16:9だし、音もリニアPCMで音も良さそうなんだけど、やっぱBlu-rayで出して欲しかったなあ・・・。

「さよなら絶望先生」の最新刊も到着。第二期テレビアニメもスタートするようなんで、こちらも楽しみ。ローカルだけでなく、BS11でも1/11からオンエア予定。色々な意味でクオリティの高いアニメなんで、Blu-rayディスクレコーダーをお持ちのファンの方は録画予約をお忘れ無きよう!

Rolly Christmas

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メリークリスマス!ソニーファンの皆さんはイブの夜をどう過ごされましたか?自分は結局、テレビで映画見て、パスタ食べて、ゲームして終わり。

071225.jpg今日ぐらいは気分を盛り上げようと、クリスマス絡みのCDをがさごそと探してみたのですが、Steve Lukatherのクリスマスアルバムぐらいしか見あたらず、バリバリロックなクリスマスソングを聞きながら今日は過ごしております。ちなみに、10曲目のLarry Carltonの「The Chirismas Song」だけはギター一本だけで演奏しているので雰囲気あって良いですよ。

さてと、ケーキでも買ってこようかな・・・。

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風吹きすさぶクリスマスイブにお便り紹介

雨が夜更け過ぎに雪へと変わると思ったら晴れてしまった昨日に引き続き、クリスマスイブの東京はとっても良い天気です。やけに風が強いのが気になりますが、外に出なけりゃ気にならなりません(<出ないのか)。そんな前置きはさておき、今日のつぶやきでは最近いただいたお便りをまとめてご紹介したいと思います。お便りくださった皆様にはこの場を借りまして御礼申し上げます。また、ご紹介まで時間がかかってしまいましたことお許しくださいませ。

(from やまけいさん)
毎日楽しく拝見させて頂いてます。XEL-1の寿司の件(くだり)、とても共感しました。私も先日ソニービルで実機を観て思わず溜息をもらしてしまいまして、手を伸ばしたくなるというか、巻き戻してしまうというか、このサイズにして、ここまで感情を揺さぶってくる映像体験は久しくありませんでした。どんなに照度をあげてもあの「瑞々しさ」は表現できないですよね。あの中トロを見ずして「11インチ20万だから1インチ辺り….まだまだ高いなぁ」などと野暮な計算をしてはいけないと思いますね。僕は車に全く興味がないクチなんですが、燃費が悪くても維持費が高くても800万のGT-Rが完売した理由がわかる気がしました。個人的には下部が厚くなっても充電式対応できなかったのかなと思いましたが….どちらにしても2007年一番トガッたソニー製品であった事は間違いなく、これからも楽しみです。

それはそうと新型myloの件ですが、先日ソニービルのブースではカーナビの奥に寂しく置いてあるだけだったのにこの前行ったら(買えもしないのにどんだけ行ってるんだよ)、姿すらなく、こいつもPSXの様に歴史になかった事にされてしまうのか…としみじみしていた矢先だっただけにリリース情報は驚きでした。携帯が端末、インフラ共にここまで成熟している日本では、ただ単にスペックアップしただけなら生き残りは難しいと思います。Wi-Fiもあまり使えませんし。ただ、Rollyのように普通に考えればコンポの方が良い音じゃないか、持ち運びにもイヤフォンないじゃないか、と、要らない(?)ような製品が愛らしくなってしまうように、myloを持ちあるきたくなってしまうようなSomethingが搭載されていれば話は変わってくるので、また実機が出たら触りに行きたいと思います。(触るだけ….悲)

(from えんぞさん)
SPA様 道南地方から毎日拝見してます。mylo不発でしたね。私自身も寝る前のGmailチェックとポッドキャストの落語を聞くだけのマシーンとなってしまいました。去年の今頃はマイブームだったのが嘘のようです。

有機ELテレビ(Rollyicon)はテレビや新聞はもちろん、各種雑誌などでもたくさん取り上げられましたよね。出荷数はともかく、年末商戦期ということで自ずと露出量も増えましたから、商品の訴求とはかなりうまいこといったんじゃないですかね。同時に、こういう商品を発売にこぎ着けたソニー自身のイメージアップにも繋がったんじゃないかと思います。

071224.jpgRollyは、あれだけティーザーが話題になり、ミュージックステーションにまで出演(?)したのに認知度が低いというのがなんとも。ま、認知度が低いほうがプレゼンのしがいもあるってもんです。ゼロ・ハリさん曰く、“本年度、最高の宴会芸を見せてくれる「ベスト・オブ・ミュージック・プレイバック・ガジェット」”ですって。>宴会・合コンで実証済み! ゼロ・ハリお勧めの、女子の心をつかむ「ガジェット5」

いずれにしても、ウォークマンに出来なかった音楽の新しい楽しみ方を提案できたことは確かだと思いまーす。(右画像はゼロ・ハリさんの記事の写真を真似て作ってみましたー)

myloは発売まででしたね。発表から発売までが異常に長かったのと、発売後の放置プレイが良くなかったような気がします。アップデートによる機能追加も無かったですし(逆に考えるとそれだけ完成度が高かったとも言えるのですが・・・)、ソニーに盛り上げていこうという姿勢が感じられませんでした。iPod touchやPSPの進化もmyloの陰を薄くした要因かもしれません。次世代機ではカメラで動画が撮れてeyeVioにアップロードできて、ロケフリにもやっと対応して、みたいな自分でも想像できるようなこと以外の何かがあったら良いなあって思ってます。それこそ、初代機のコンセプトを全否定するぐらいのsomethingがあっても良いぐらいなんじゃないですかね・・・。

(from 章仁さん
いつも楽しみにお邪魔しております!ところで先日よりmobile verの方が閲覧できないんです…。ボクはケータイから読むことが多いので何とか改善しては頂けないでしょうか?ちなみにキャリアはソフトバンクです。年末お忙しいでしょうから、お手の空いた時で結構です。ぜひぜひよろしくお願い致します。

クリエNXシリーズをこれだけ愛している人は世界中を探しても他にいないんじゃないかという章仁さんからツッコミいただきました。以前、こちらのエントリーで書いたとおり、レンタルサーバー屋さんから警告があってですね、しばらくモバイルバージョンのプログラムを停止していたんです。本当にすいません。いまだに原因が特定できずじまいなのですが、このまま放置しておく訳にもいかないので、先ほどソフトを入れ直して復活させてみました。しばらく様子を見てみようと思いますが、不具合が起きた時は予告無しにプログラムを止めさせていただく場合もありますこと、何とぞご了承くださいませ。

(from KOMさん)
サイバトロン戦士、トランスフォーーーーーーーーーム!
「実物大トランスフォーマー」を作りました。
http://goteking.web.infoseek.co.jp/tf/tf01/tf01.htm

どうせならブルーレイ版の発売に合わせて、これを公開したかったんですけどね、、、

おそらく、こちらのアンチソニーなつぶやきを見てお知らせくださったんだと思うんですが、どこからくるのでしょう、この情熱は・・・。無いモノは自分で作れともちょっと違うんですよね。もう、 KOMさん、すごすぎです。さあ、みんなも作ろう、「実物大トランスフォーマー」を!(どうでもいいけど、東芝のキャンペーンでもらえるというトランスフォーマーのHD DVDソフトがいまだに届きません。早く見たいよう・・・)

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雨は夜更け過ぎに雪へと変わると思ったら晴れたクリスマスイブイブ

東京は久しぶりの雨模様。雨がもたらす適度な湿気が優しく感じられます。とはいえ、冬の雨は湿気混じりでやけに肌寒く、アクティブに行動しようという気がなかなか起こりません。そんな日には、音楽でも聞きながらまったりと過ごすのが一番。ま、雨が降らなくてもいつもまったり過ごしているという話もありますが・・・(とか、書いているうちに実際は晴れてしまいましたが・・・)

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12/12発売のJay GraydonのDVD、初回限定版でCD2枚もおまけについてきました。現在はCDをヘビーローテ中。ちなみに、映像は12日に一気見したんですけど、映像のクオリティはともかくとして、音が良くてとにかくびっくりしました。ほぼノンエフェクトで華麗なギターワークを繰り広げるJayのプレイが見物なのは当然として、バックメンバーがこれまた手練れ揃いというかなんというか。Bill Champlinらのヘルプでワイヤークワイヤーも見事に再現されていました。これだけのメンバーが揃うこともすごいですが、このコンサートが日本で行われたという事実に改めて驚愕。これぞ音楽。まさに芸術。とにかく素晴らしい。自分にとっては無人島に持っていきたいDVD(?)ベストワン決定。

やっと手に入れたKalapanaの2nd(Amazonの年末セールでなんと1,386円!)。いわずとしれたハワイアンコンテンポラリーなんで思い切り夏な音楽ですが、Macky Feary(99年没・合掌)の甘い歌声が、ぬくもりのあるエレピサウンドと相まって、なんとも耳に優しく感じられ、冬に聞いても違和感がまったくありません。やっぱ、コレは名盤です。あー、ワイハいきてー・・・。ちなみに、上のJay Graydonのコンサートでベースを弾いているのが現Kalapanaメンバーで日本人のKenji Sanoさんです。

もう一枚はKiteという70年代後期に活躍したらしいUKの3ピースバンドの唯一のアルバム。先々週にディスクユニオンさんの店頭でシュガーベイブ時代の達郎さんが影響を受けたっぽいみたいな解説記事(気のせいかも・・・)を読んで何も考えずに購入したんですが、これがアタリ。全体的にサウンドはチープなんですけど、全編を通じて聞けるギターのカッティングが自分好みでとっても気持ち良いのです。ネットでこのバンドのことを調べてみたら、あのCruisin’ Musicさんでこんな風に取り上げられていました

レコード・コレクターズ誌の99年11月号「AOR~そのブルー・アイド・ソウル的展開」という特集の中で、UK~オセアニア・メロウ・グルーブ19選の中の1枚として68ページに載っていたのだが、これだけが何故だか幾ら探しても見つからなくて途方に暮れていたマジで激レアな1枚。(中略)パブロック的なB級感は否めないものの、時折繰り出されるファンキーなグルーブはなかなかの物。<I LOVE THE LOVE WE’VE GOT>、<GIMME MORE>、<MAYBE IT’S LOVE>など、アッパーなノリのチューンがいい感じ。

おおー、激レアなんだ。自分もファンキーなグルーブを聴かせてくれる曲がお気に入り。特に5~6曲目の流れが素晴らしいと感じました。UKは国土は狭いけど、70年代はこんな人たちがゴロゴロしていたんですね。やっぱUKの音楽シーンは侮れません。ちなみに、このCDはCD-Rでプレイヤーによっては再生できない可能性があると注意書きがありました。

話は変わりますが、こちらのエントリーで紹介していたAV REVIEWの08/01号をようやくゲットできました。自分で紹介していたのに、すっかり予約を忘れており、気がついた頃には時すでに遅し。地元の書店でもとっくに品切れだったんですが、先日Amazonを覗いてみたら一時的に在庫が復活しており、速攻で注文。昨日やっと手元に届きました。

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世界初のテレビの性能検証用Blu-rayビデオ付録付きということで、早速有機ELテレビ「XEL-1icon」で試してから感想でも書くかなと思ったんですが、特集の中でこのソフトを使った検証記事がしっかりと掲載されておりました。ま、映像素人の自分が何を書こうが説得力無いですから、そちらを読んでいただくのが手っ取り早そうです。ちなみに、黒つぶれ、視野角を含むユニフォミティー、動画ボケが今後の課題だそうです。なんのこっちゃなところもありますが、黒つぶれはわからなくもないです。個人的にはソフトに収録されているハウステンボスの映像を見て、XEL-1のただ者でないコントラスト性能に感動しました。また、本の特集ではBlu-rayディスクレコーダー新製品を含むソニー製品が多数取り上げられており、なかなか読み甲斐がありました。

またまた話は変わりますが、昨日、何の気無しにテレビをつけたらBSフジで、この夏足を運んだニッポン放送主催のオールナイトニッポン40周年記念イベントの模様が放送されているではありませんか。慌てて途中から録画したんですけど、あとで映像を確認したら、トライセラトップスの和田君の後ろに自分と同居人の姿がしっかりと捉えられておりました。

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アンチソニーな2007年12月

毎日毎日、ソニーソニー。なんでオレはこんなにソニーを応援するのだろうと、自問自答モードなSPAです。ちょっと前のクリクラ時代は、実は言うほどソニー製品に愛着は無かったんですよね。PCは長らくMacだったし、自宅のAV製品にしても、ブラウン管テレビはビクターとかシャープだったし、DVDレコーダーは東芝でレーザーディスクはパイオニア、ステレオだってビクターだったんです。それが今では、PCはバイオ、テレビにいたってはオールソニーで、メインのDVDレコーダーはスゴ録、ステレオはネットジュークですから。そこにさらにロケフリやPS3やPS2などが加わります。ぶっちゃけ、周りを見渡すともうソニー製品だらけです。

サイトのコンセプト的に自然とそうなっちゃった的なところも多分にありますが、なったらなったで、たまにすごく息苦しくなることがあります。同じメーカーの製品なのに使い勝手がそれぞれ微妙に違うとか、繋がりそうで繋がらないとか、そういうこともあるのですが、最近はそういったことよりも、それらの機器で利用できるソフトやサービスが気になるようになってきました。うまく言えないのですが、ソフトありきの視点でハードを見るというか、なんというか・・・。

たまたまというか、タイミング的に集中してしまったということもあるのかもしれませんが、今自分が欲しているコンテンツ(ソフト)のほとんどがソニーのハードではことごとく楽しめないんです。だもんで、酔った勢いで色々カッチマイマシタ。アンチソニーな製品を次々と。XEL-1貧乏なのに・・・。

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温かい鍋と暖かい音楽で過ごすSunday Afternoon

宴会(?)続きで胃が荒れ気味のSPAです。それはそうと寒いですね。ま、12月も中旬ですし当たり前といえば当たり前なんですけど、こう寒いと焼酎のお湯割りとかが欲しくなります。昔の自分ならとっとと飲み始めている日曜の午後ですが、カラダのことを考えて昨日と今日はアルコールは抜きます。偉いぞ、オレ。そんなこんなで、空腹を満たしつつ、暖を取るために今日のお昼は水炊きを食べました。あれた胃にも優しいし、何よりカラダがポカポカです。結構な量だったので二人でも全部食べきれませんでしたが、夜にはおじやも楽しめるので、これまた暖かい夕食になりそうです。やっぱ冬は鍋っすね。

071209_cd.jpg暖かいと言えば、最近買った女性アーティストの音楽がこれまた暖かいというかハートウォームで良いです。1枚は一ヶ月前のつぶやきで楽しみしていると書いた具島直子さんの8年ぶりとなる新譜。オフィシャルサイト経由で購入したので1週間ほど速く入手できたんですが、なんなんでしょう、この癒され感は。少数編成のバックバンドに支えられたミニマムでシンプルな楽曲が多いのですが、そのせいもあって健在のシルキーボイスがにわかに際だち、しかもそれが耳に優しいんですよね。「Mystic Spice」というタイトルにも思わずうなずいてしまいました。とにかく素晴らしい。復活バンザイ。今度は是非コンサートの実現を。

もう一枚は、知る人ぞ知る土岐麻子さんの新譜「Talkin’」。なんと、これがメジャーデビューアルバムなんですね。驚きです。NONAREEVESのメンバーの楽曲提供や冨田ラボっぽい曲もあって前半はシティポップ風味あふれる仕上がり。これならJ-AORファンにもピンポイントです。達郎さんのアルバムやコンサートで活躍する土岐英史さんの娘さんだけあってジャズボーカルには定評があるようですが、今回はポップスでも歌謡曲でも何でもござれなオールマイティぶりを発揮。もう、脱帽です。

それぞれカラーが異なるアルバムですが、アーティストも裏方さんも楽しみながら、かつ、丁寧に音楽制作に取り組んでいるというところが共通していると思いました。内容も素晴らしく、どちらも捨て曲なしのエバーグリーンな音楽が詰まっています。彼女たちのようなアーティストの音楽が、もっともっとたくさんの人の耳に届けられることを願ってやみません。

鍋をつつきながらカラダが温まり、良質な音楽を聞いてココロが暖まる。そんな、穏やかな日曜もたまには良いですね・・・。

(待ちくたびれた感のある「ジェイ・グレイドン・オール・スターズ・ライヴ・イン・ジャパン 1994.1.19 エアプレイ・フォー・ザ・プラネット」のDVD発売もいよいよ明後日。届くのが今からもう、楽しみで楽しみで仕方がありません。早く来い来い12日!)

【追記】土岐麻子さんについての情報ありがとうございました!>tomooさん。iTunes上陸後、自分が初めて購入したフルアルバムが土岐さんのものでした。“「心がほっこり」する彼女の歌声”とのことですが、まさにその通りですねー。