「Sony Reader」カテゴリーアーカイブ

再上陸したソニー「Reader」が出足好調~6型とアクセサリーが品切れ状態

ソニーの電子書籍端末・Readerが「品切れに近い状態」に,6型モデルが好調

「Reader」の売れ行きが好調とか。好調なのは6型の「Reader Touch Edition」で、アクセサリーとあわせて品切れに近い状態になっているとか。5型の「Reader Pocket Edition」については十分な在庫があるとのこと。書店における販売も予想以上に好調とか。

確かにソニーストアでも6型が予約可能な入荷待ち状態が続いていますね。Kindle日本語版を待ってた人や、自炊派の皆さんがこぞって買いまくったのでしょうか。ともあれ、ハード的にはスタートダッシュできたようでなにより。来年は是非ともReader Storeの品揃えの拡充を最優先でお願いします。

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電子書籍リーダー“Reader”が切り拓く新しい読書スタイル

タイミング良く、My Sony ClubでもReader特集。自炊の手順解説もあります。

はじめて本を自炊してみた

こちらは自炊絡みのコラム。自炊行為自体を楽しめれば、断裁機やスキャナへの投資も気にならないってことですね。なるほど。

【追記】その後、こんなニュースを発見。米Zinioが世界各国で展開する電子雑誌の配信サービスを日本にも拡大するため、ソニーと業務提携を開始。Zinioは日本向けのアプリケーションやサービスの開発を担当、ソニーは日本の出版社との交渉、出版物の日本におけるマーケティングとプロモーションを担当するとか。ソニーも雑誌やるんだ。てことは、それに適した何らかの端末も出るって事?>電子雑誌サービス「Zinio」が日本展開、「DIME」「SPA!」などを販売

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ソニーの「Reader Store」が正式オープン~20,000点の中身やいかに


本日、12/10はソニーの電子書籍端末「Reader」の発売日であり、「Reader Store」のオープン日でもあります。オープン時点で20,000タイトルを揃えるとのことで、その中身を軽くチェック。

文庫本を意識して作られたReaderもあるってことで、自分が知ってる&小説家を中心に取り扱い作品数をチェックしてみたらこんな結果に…。(名前の後は2010/12/10現在の取り扱いタイトル数)

■100冊以上
西村京太郎(190)、赤川次郎(147)、森村誠一(139)
■50~100冊
中谷彰宏(97)、夢枕獏(69)
■10~50冊
今野敏(36)、鳴海章(28)、新堂冬樹(28)、堂場瞬一(22)、内田康夫(20)、佐々木譲(19)、橋本治(17)、団鬼六(12)、船戸与一(10)、松岡圭祐(10)
■10冊未満
横溝正史(9)、浅田次郎(8)、つかこうへい(8)、茂木健一郎(8)、小松左京(7)、石田衣良(6)、渡辺淳一(6)、眉村卓(5)、松本清張(4)、横山秀夫(4)、勝間和代(4)、貫井徳郎(4)、馳星周(4)、重松清(3)、養老孟司(3)、伊坂幸太郎(2)、戸梶圭太(2)、米澤穂信(2)、高橋源一郎(2)、田口ランディ(2)、山口雅也(2)、池上彰(1)、あさのあつこ(1)、五木寛之(1)、井上ひさし(1)、片岡義男(1)、島田雅彦(1)、新保博久(1)、鈴木光司(1)、高田純次(1)、竹村健一(1)、田中康夫(1)、新田次郎(1)、星新一(1)、よしもとばなな(1)、ロバート・ハリス(1)

100冊以上のお三方はまあ、なんだ、何も言うことありませんが、ぶっちゃけ、最近のベストセラー作家の作品がほとんどありませんね。東野圭吾、大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、高村薫、村上龍、村上春樹、司馬遼太郎、北方謙三、逢坂剛、万城目学、海堂尊、岩崎夏海、湊かなえ、冲方丁、花村萬月、ダン・ブラウン、パトリシア・コーンウェル、ロバート・B・パーカー、あたりの作品なんかは一冊もありません。正直、ダン・ブラウンが一冊も無いのには笑った。

iconicon雑誌やビジネス書はともかく、小説のラインナップがこれでは…。てか、ホントに20,000冊もあるの?新しい本との出会いを演出みたいな話しもあったけど、サイトのコンテンツを見る限り期待薄。というか、リブリエ時代と何も変わってないような…。この程度の内容ならハード買っても持ち腐れるだけ。てことで静観継続決定。

ちなみに、「コンピュータ/デジタル機器」カテゴリーでは、あの「Project Palm」の1と2が販売されてます。ささっとCLIEから撤退したソニーが電子書籍市場再参入の最初に扱うデジタル系コンテンツがPalm絡みってのがなんとも皮肉。ともあれ、「Project Palm」自体の中身のおもしろさは保証付き。価格もお手頃なのでPalmが好きな(好きだった)Readerオーナーは是非に~。

Project Palm 1 誕生──ジェフ・ホーキンスとPalmOS
Project Palm 2 挑戦 ──山田達司とPalmOS日本語化計画

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2010/12/07のつぶやき


Google、電子書籍ストアを米国でオープン
Googleが米国で電子書籍ストア「Google eBookstore」をスタート。ランナップは驚異の300万冊。日本でも来年サービスインらしい。コンテンツはクラウドに保存。保存できる容量は無制限。ノートPCやタブレット、スマートフォン、電子書籍リーダーなど各種デバイスで閲覧できる。にしてもkindle非対応て露骨ですごいな。こうなるとAmazonも黙ってないだろうな…。これ、日本でも当然Readerで使えるようになるんだよね。そうなったら普通にすごいけど、日本語の書籍がどれだけ揃うかだよな、やっぱり…。

ソニーの電子書籍に対する姿勢
てことで、こっちを読んでるととっても憂鬱になる。自分が読みたいと思った本が手軽に買えて、自分の持ってるどの端末からでも手軽に読めればそれでいいんだけど…。

【専門記者が振り返る】電子ペーパー,この1年――iPad登場による危機感を受け,三つの取り組みに焦点
米Plastic Logic社は有機TFT採用の電子書籍端末「QUE」を発売を断念したとあります。ソニーも巻き取れる有機ELディスプレイ開発してるけど大丈夫か?まあ、テレビのこともあるのであまり期待してないけど…。

タブレットは今買うべきか–「iPad」など各製品を検証
そういえば、ソニーのWindows7搭載タブレットってどうなってんだろ…。

Microsoftが「ネットテレビ」再挑戦へ Google、Appleと競合か
かつてMSと組んでWebTVを作った会社が今はGoogleと組んで進化するInternetTVを作ってますが、進化する前から、そして競合商品が出る前から値下げされて話題になってます。

auのスマートフォン「IS03」でSkype auの動作を検証する
結構評価高いっすね。来年に出る端末はもっとこなれて良くなるのかな。てことでソニエリ製のauスマートフォンにほのかな期待…>Google、自社ブランド端末「Nexus S」発表 Android 2.3搭載で年内に米国で発売

クリエイティブ、10型/7型のAndroidタブレット「ZiiO」 -Android 2.1搭載で24,800円~。Bluetoothを訴求
ウォークマンもAndroid採用ってことで、こんな感じになるのかな。ともあれ、各社にどんどん先を越されていることだけは確か。後出しじゃんけんでがんばれ。

大学生のTwitter非利用率は8割弱、理由は「興味がない」「面倒くさい」など
そういえば、自分もFireFoxからEchofonはずしてしまったなあ…。

※【今日のモンハンつぶやき】とりあえず村クエを中心にオトモだけで地味にプレイ中。オンラインデビューはもう少し先にするつもり。ナルガもトリッキーで嫌だ…。てか、この後出てくるであろう、ディアブロスの方がある意味トリッキーかも。ともあれ、楽しみはつきない。

野口氏が語るソニーの電子書籍事業~端末とコンテンツは切り離せない

ソニーが語る電子書籍事業(上) 成功を収めた米国での事業を振り返る
ソニーが語る電子書籍事業(下) 成功を収めた米国での事業を振り返る

米ソニーの野口氏が米国での電子書籍ビジネスを振り返るコラム。日経エレクトロニクスが2010年6月に発行した別冊「電子書籍のすべて」に掲載した内容の一部抜粋とか。以下、気になるコメントをさらに抜粋。

  • 1社だけではなかなか市場が立ち上がらない。複数の企業が出てくるとユーザーにとっても安心感が生まれる。出版社にとっても同じで、ソニーとAmazonが競い合うことで協力的な姿勢になった。
  • 書籍データは音楽データに比べて容量が非常に小さくかつ単価が高い。容量が10分の1で価格が10倍だとビット当たりの通信料で100倍の差。実は電子書籍コンテンツは3G無線通信との相性が良い。
  • 端末の売り切りではなくコンテンツを含めたビジネスモデルが不可欠。通信料無料というビジネスモデルを維持するには継続してコンテンツを買い続けてもらいその利益で補っていく必要がある。端末とコンテンツを切り離して考えるわけにはいかない。

なるほど。電子書籍コンテンツが3Gとの相性が良いってのもうなずけます。Kindleとの激しい競争の中で実現、模索してきたソニーの米国におけるビジネスモデルは大変興味深いけど、それをそのまま日本で展開するのはやはり難しいのかな。そもそもKindleが日本に上陸してないし。シャープのガラパゴスと一緒に共倒れするようなことが無ければ良いのだけど…。

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2010/11/29のつぶやき


量販店店頭では購入できない!? 「GALAPAGOS」の思い切った販売戦略
シャープ「GALAPAGOS」の本体価格や流通についての詳細が判明。思い切ったコトしてるんだけど、なんか空回りしているような。ま、ページ送りはこっちの方が好みだけど…。にしても、読みたいと思った本がサクッと手軽に読めれば良いだけなのに、どこの端末も手続きが面倒そうに感じてしまう。2~4万の初期投資にみあうメリットも今のところあまり感じられないし、自炊するにしても行為自体が単純に本を読む時間を奪うだけなような気もする、ってことで現段階ではどちらも様子見かなあ…。

「Sony Reader」はKindleと戦えるか?–Pocket Edition(PRS-350)をレビュー
昔ブックマークしておいた記事。ソニーが米国でAmazonやB&Nobleと張り合うつもりなら、エントリーモデルでもすべての電子書籍端末にワイヤレス機能搭載を検討する必要があるとのコメントで締めくくられてます。

モレスキン+iPhone/iPad! デジタルデバイス用カバーが12月初旬より数量限定発売
昨日も取り上げたモレスキンのデジタルデバイス用カバーにはKindle用もあるらしい。そのうちReader用も出るのかな?。ところで来春の本格発売時にはiPhone 4用も出るの…かな?

本当に使ってる? iPhone&iPad手帳+アナログ手帳
自分ももう随分と前からiOSでは「CalenGoo」使ってます。ユニバーサルアプリなのが良い。Android用はとりあえず「ジョルテ」試用中。この内容で無料はすごい。国産でフリーのPIM Palmwareの最高峰「KsDatebook」思い出しました。Kimさん、お元気でしょうか…。あと、紙の手帳は昨年からもうずっとミドリのトラベラーズノートシリーズ。ノーマルサイズとパスポートサイズを使い分けてますが、基本的にはいわゆる手書きメモに使うのが主。

KORG iMS-20はアプリじゃない、プロ用の楽器だ! 【後編】
後編キター! SoundCloudでのデータ共有の話しがメインだけど、iOS4.2の新機能への対応についても検討中とのことで今から非常に楽しみ。楽器として考えたらiPadは本当に素晴らしいというコメントにも注目。さらにフルスクラッチの楽器アプリの話しまで。ホントに楽しそうでいいなあ…。

Reader 先行展示フォトギャラリー @ 銀座ソニービル

昨日、ソニービルで先行展示が始まったReaderの画像をアルバムギャラリーとしてアップしました。同じようなカットが無駄に多いですが、ソニーストアが近くにない方の参考になれば幸いです。20枚ほどありますが、ソニーストアに展示されていた限定のPORTERのブックカバーらしきものも撮ってきました。写真は下の続きを読むからご覧ください。

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個人的な感想は昨日もつぶやきましたけど、ページめくり時の画面明滅がかなり気になります。ハード的にデザインもGUIも本のメタファーを意識しているわけでは無さそうなんですが、それでも本を読むという行為においてあの明滅は相当な違和感があります。実物見た方はどのような感想を持たれましたか?

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