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ソニーがSonicStage Ver.5とMedia Manager for WALKMAN Ver.1.2を正式公開

WALKMAN×SonicStage V/SonicStage CP(ウォークマンオフィシャル)
SonicStage V(SonicStage Ver.5.0)ダウンロードサービス
Media Manager for WALKMAN Version 1.2 ダウンロードサービス

ソニーが、「SonicStage」の最新版「SonicStage V」並びに動画・静止画ファイル管理・再生・転送ソフト「Media Manager for WALKMAN」の最新版「Media Manager for WALKMAN」Ver.1.2 のダウンロードサービスを提供開始しました。前者の対象機種はNW-A80x/A82x/A91xシリーズ、NW-S20x/S60x/S70x/S61x/S71x/S63x/S73xシリーズ、NW-E00x/E01x/E02xシリーズ。後者は動画再生対応のNW-AシリーズとNW-Sシリーズ。

【SonicStage Vの新機能】
– ユーザーインターフェイスを一新
– 「12音解析」機能を搭載
– LISMO ビデオクリップの管理と、対応機器への転送機能を搭載

この他には曲情報の読み仮名が編集可能に。一方で「アーティストリンク情報」の編集機能とATRAC CD/MP3 CDの作成機能が削除されたそうです。

【Media Manager for WALKMAN Ver.1.2の新機能】
– フォルダを指定して転送が出来るようにした
– 静止画ファイルの転送速度が向上

その他ではまれにウォークマン機器を認識できない症状を改善したとか。

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ウォークマンS730/630シリーズのレビュー~「おまかせチャンネル」の実力やいかに

iPod nanoと再び正面対決する新型ウォークマン

iconicon日経トレンディネットがウォークマンSシリーズicon最新作「S730/S630シリーズ」をレビュー。「おまかせチャンネル」と「Genius」を引き合いに「アピールポイントが「iPod nano」と瓜二つになってしまったのが面白い」との前置きはありますが、機能比較などは特にありません。製品概要に続き、「おまかせチャンネル」の検証、ノイキャンの「サイレントモード」や「ポッドキャストライブラリ」の解説など、新機能の解説が中心の内容で参考になります。

ウォークマンの強みは既存家電製品との連携や、国内の各種コンテンツと連携するサービスが可能なことだ。液晶付きの携帯再生機としては、既に完成の域に達したように思えるウォークマンだが、ハード以外の部分でやれることはまだまだありそう

とのコメントで締めくくられていますが、SonicStageもメジャーバージョンアップするようですので、ソフト&サービス連携という側面どこまで進化しているかに注目したいところですね。あ、あと今日から「Play You.」がオープンだそうです>ソニー WALKMANスペシャルサイト「Play You.」10月9日オープン

アップルがiPod新シリーズ投入でシェア7割超に ~ 限定のnano 4GBも人気。touchは入荷待ちが続く ~

こちらは大河原克行さんの「デジタル家電 -最前線-」。全般はiPod新製品の好調を伝えていますが、最後の方でウォークマン新製品投入について、「音質の高さを事前から訴求しており、こちらもウォークマンユーザーの買い換え、買い増しを切り口に売れ行きが注目される」と解説。2割を切ったシェアを新製品で挽回できるかに注目が集まるとのこと。

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ソニーがSonicStage V(ver.5)を間もなく公開?

アラゴロクさんから、「某所より。SonicStageがメジャーバージョンアップするそうです」とのお知らせいただきました(感謝です!)。でもって教えていただいたURLをたどったらこんな画像がダウンロードできました。

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ウォークマンをボイスレコーダーとして利用できるロジテック製ステレオサウンドレコーダー

“Designed for Walkman®”プログラム準拠製品 第1弾! マイク、ライン入力でウォークマン®にステレオ録音できる高性能レコーダーを新発売 “WM-PORT”搭載ウォークマン® が講義や会議、ライブなどのボイスレコーダーに早変わり!(ロジテック)

ロジテックは、「Designed for Walkman」準拠製品の第1弾として、ウォークマンをボイスレコーダーとして利用できる高性能なステレオタイプのサウンドレコーダー「LIC-WMREC01」を10月中旬より発売すると発表。

高音質ステレオマイク搭載で、マイク感度もHi/Lowの二段階に切り替えが可能なほか、自動的に入力音量を調整する「オートゲインコントロール機能」も搭載。ライン入力装備により、ステレオミニケーブル(別売)で外部ソースからの録音も可能。USBコネクタ(mini-B)搭載により、USBケーブル(別売)でSonicStage・LISMO Port等と同期が可能なほか、別売りの充電器併用で充電しながらの録音も可能とか。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,980円前後の見込みだそうです>ロジテック、ウォークマン用外付けマイクを10月中旬発売 -オートゲイン機能、ライン入力を装備

パッと見小型のステレオスピーカーみたいですが、左右にあるのはマイクなんですねー。いっそのことスピーカーも出せばよいのに…。ちなみに、対応機種に最新のSシリーズが含まれていませんが、おそらく大丈夫なんでしょう。つーか、ライセンスプログラム準拠の製品なんだし、発売前の機種でもソニーが動作検証に協力すれば良いのに…。

ソニーのNASは他とはちょっと違う?~バイオらしい味付けが魅力の「HS1」

ただのテラバイト級NASではない:ソニーが満を持して投入したホームサーバ――Liblog Station「HS1」の実力(前編)

iconiconITmedia +D PC USERにバイオエクステンションライン新シリーズLiblog Station「HS1icon」のレビュー前編が掲載されました。前半は製品コンセプトや設置と設定、後半はHS1でコンテンツをためる方法を解説。後編でHS1に蓄積したコンテンツの楽しみ方や、他のエクステンションライン機器との連携、遠隔地とのデータ共有などを紹介予定とか。

ふと思ったんですけど、SonicStageのリッピング先にHS1を選択して、なおかつDLNAで使えるようにできるんですかね。いや、type TのHDDの残量がそろそろ限界なもので…って、手持ちのNAS HDDでやってみればいいか。あと、DLNAでMP4(AVC含む)が再生できればなあ…。

【追記】All Aboutの加藤さんから以下のようなお便りを頂戴しました(感謝です!)

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BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(9)~録音機能編

ウォークマンA820シリーズのインプレ9回目は録音機能編。まあ、よくもこれだけ続けてきましたが、それもこれもA829がことのほか気に入ったから。どうか最後までおつきあいください。

さてさて、ウォークマン本体でCDやMDなどのポータブルオーディオプレーヤーやコンポなどから音楽を直接録音できる「ダイレクトエンコーディング」機能搭載は2006年10月に発売されたスティックタイプのS700/600シリーズ(以後A700と呼びます)が元祖。クレードル(+オーディオケーブル)や専用録音用ケーブル「WMC-NWR1icon」に接続することで同機能が利用可能でした。A700は「WMC-NWR1」を接続した時のみ録音メニューが現れるのに対して、A820はケーブルが未接続でも録音メニューにアクセス可能な点が違いでしょうか。些細な違いこそありますが、A820の録音機能そのものはA700のそれとほとんど同じみたいです。

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何はともあれ、実際に録音してみようということで色々と試してみました。なお、録音前にビットレートの設定をしておきます。設定はHomeの「録音」メニューからでなく、Homeの「各種設定」メニューにある「録音設定」で行います。選択できるビットレートはATRACの256/128/64kbpsとPCM(1411kbps)の4種。最終的にCD化するならPCMを選択したいところです。録音の手順は実に簡単。シンクロ録音の場合は、

  1. コピー元となる機器とA820をNWR1で接続
  2. 録音メニューからシンクロ録音を選択
  3. 録音開始ボタンを押すと録音待機状態に
  4. コピー元の機器から再生開始
  5. コピー元の音声信号を検知し、自動的に録音がスタート

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マニュアル録音は言葉通り、手動でダビングするモードってことですね。シンクロ、マニュアル共に注意すべきは録音レベル。A820側にはピークメーターの類はありません。なので、自分の耳でコピー元の音量を調整する必要があります。シンクロ、マニュアル録音ともに、そのモードにするとA820のヘッドホン端子からNWR1で接続したコピー元がモニターできます。

音割れがしない程度まにコピー元の機器のボリューム調節をするという感じですが、先日購入したVestaxのレコードプレイヤーやカセットウォークマンでは再生音に様々なノイズが含まれるためか、無音を検知して曲を区切る機能が効かない場合がほとんどでした。取説には無音は4.8mV以下の入力レベルと記載されています。結局、レコードプレイヤーやカセットウォークマンでは、自分好みのレベルで録音しようとすると曲区切りの機能が働かず、いわゆるA面で1ファイル、B面で1ファイルで録音されてしまうことになりました。

なお、録音されたファイルは録音を開始した日時がファイル名になります。A820の内蔵時計が常に正確であれば、録音ファイルは常にユニークになるためファイル名が重複することは無いです。シンプルな考え方ですね。また、録音データはSonicStageで転送した音楽ファイルとは別に管理され、内蔵メモリーの「\MUSIC\NWWM_REC」フォルダ内に拡張子「.OMA」(OpenMG Audio)で格納されます。また、再生はHomeの「録音」メニューにある「録音した曲」から行います。

先述の通り、A820には波形解析やファイル分割機能はありませんので細かい編集は基本的にはPCアプリ「SonicStage」で行うことになります。SonicStageがインストールされているPCに、録音ファイルがあるA820を接続すると、転送されている音楽ファイルのリストの下に「取り込み」ボタンが表示されるようになります。このボタンを押すと、Atrac Audio Device、つまりA820で直接録音したデータをSonicStage、つまりはPCに取り込めるわけです。

SonicStageへはA820で録音した時点で自動的に設定されたフォルダ名がアルバム名に、ファイル名が曲名として取り込まれます。SonicStageで使われているCDDBで楽曲名を取得することも出来るのですが、上記のようにA面全曲が1ファイルで録音されているデータでは取得も不可能ということで分割編集を先に行います(細かい手順は割愛します)。

分割後に改めてCDDBにアクセス。録音データの波形がデータベースと一致すれば、ソースがレコードでもカセットでもCDアルバムの情報が取得できるということなんですが、自分の場合はほんの数曲マッチングしただけでほとんどがNGでした。やはりノイズを含んだ波形だとマッチングが難しいのでしょう。

結局、あきらめてアルバム情報はほとんど全て手打ちしました。そんなこんなで、SonicStage上で編集後は、A820に通常通り転送が可能になるほか、CDへの書き込みも可能になります。ちなみに、SonicStage Mastering Studioでの編集・CD化も可能です。同ソフトバンドルのバイオユーザーやPCMレコーダーユーザーなら、さらに高度な編集が可能です。

リアルタイムなので録音には実時間が必要ですが、曲単位なら短時間ですみますね。例えば、iTunesで購入した楽曲が入ったiPodと繋いで、AACのFairplayファイルをウォークマンで録音できちゃいます。音源はデジ>アナ>デジ変換されてますが、外で普通に聞いている分には違いはわかりません。また、ソースがデジタルだと波形が正しく認識できるらしく、SonicStage経由のCDDBからの正しい曲データの取得も確率が高かったです。

iconiconということで、意外に重宝するウォークマンのダイレクトエンコーディング機能。1,200円ちょっとのケーブル一本でここまでできるとは驚きでした。アナログ音源のデジタル化だけでなく、デジ>アナ>デジ変換でも重宝するのが驚きでした。録音機能、便利です!

(個人的に心配なのが昨今話題の私的録音録画補償金問題。ケーブルこそ必要ですがウォークマン単体で録音機能を実現できているだけに、iPodとは違った観点で語らないとまずそうな…。あと、ビデオレコーディングクレードルが到着。後日インプレをお届けしたいと思います。)