「XEL-1」タグアーカイブ

アンチソニーな2007年12月

毎日毎日、ソニーソニー。なんでオレはこんなにソニーを応援するのだろうと、自問自答モードなSPAです。ちょっと前のクリクラ時代は、実は言うほどソニー製品に愛着は無かったんですよね。PCは長らくMacだったし、自宅のAV製品にしても、ブラウン管テレビはビクターとかシャープだったし、DVDレコーダーは東芝でレーザーディスクはパイオニア、ステレオだってビクターだったんです。それが今では、PCはバイオ、テレビにいたってはオールソニーで、メインのDVDレコーダーはスゴ録、ステレオはネットジュークですから。そこにさらにロケフリやPS3やPS2などが加わります。ぶっちゃけ、周りを見渡すともうソニー製品だらけです。

サイトのコンセプト的に自然とそうなっちゃった的なところも多分にありますが、なったらなったで、たまにすごく息苦しくなることがあります。同じメーカーの製品なのに使い勝手がそれぞれ微妙に違うとか、繋がりそうで繋がらないとか、そういうこともあるのですが、最近はそういったことよりも、それらの機器で利用できるソフトやサービスが気になるようになってきました。うまく言えないのですが、ソフトありきの視点でハードを見るというか、なんというか・・・。

たまたまというか、タイミング的に集中してしまったということもあるのかもしれませんが、今自分が欲しているコンテンツ(ソフト)のほとんどがソニーのハードではことごとく楽しめないんです。だもんで、酔った勢いで色々カッチマイマシタ。アンチソニーな製品を次々と。XEL-1貧乏なのに・・・。

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ソニーがエコプロダクツ展に有機ELテレビやodoの実働モデルを参考出品

ソニーの“odo”デジカメなどが「エコプロダクツ」に登場-撮影も可能に。各社がテレビ環境性能など紹介

昨日(12/13)開催した「エコプロダクツ2007」に出展中のソニーブーズの出展内容に関するレポート。キネティックエンジン搭載の「odo」シリーズや有機ELテレビ「XEL-1icon」などが展示されているようで、まさにこちらのエントリーで書いたとおりになりました。odoについては、初めての実働モデルが参考出品され、取材用として特別にデジカメに触れることができたとのこと。

デジカメは虫眼鏡みたいなデザインがとってもユニークですねー。植木鉢のようなUSBクレードルとの組合せも絶妙。スペックはともかく、デザインと機能とキネティックエンジン部の一体化にかつて無いほどの合理性を感じましたです。

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ロケフリ Home HD 体験レポート~HDCP対応PCモニターとの組合せ編

今まで、BRAVIA20インチ、有機ELテレビ「XEL-1icon」などのハイビジョン対応テレビとロケフリ Home HD(LF-W1HDicon)の組合せでレポートしてきましたけど、今回のロケフリはHDCP対応のPC用モニターなどとも組み合わせて使うことができるんですよね。

自分の部屋には飯山製のHDCP対応19インチ液晶ディスプレイ「PLE1901WS-B1」があるのですが、購入後すぐに試したのがPS3との接続でした。接続にはDVI-D→HDMI変換ケーブルを使ったのですが、こちらに書いたとおり、映像信号だけ出力できました。同様のことを、DVI-D→HDMI変換ケーブルを使ってロケフリ Home HDで試してみたところ、なんの問題もなく映像が表示されました。

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ただ、PS3の時もそうだったのですが、液晶ディスプレイの解像度が1440×900(16:10)なので、タテ方向が引き延ばされて表示されちゃいます。ゲームなら割り切れる部分もあるのですが、テレビ番組や映画だと縦長表示はかなり気になりますね。

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さらに、よーく画面を見てみると画像が荒いんです。ディスプレイの設定で入力信号の情報を確認してみたら、デジタルはデジタルなんですけど、720×480ドットと表示されています。理屈がよくわからないのですが、PCディスプレイ側はロケフリの信号を720×480のSD信号でしか認識してくれないようで、それを縦横目一杯に広げて表示していたようです。ちょっとがっかり。

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ということで、自分が今使っているPCモニターでロケフリを楽しむなら、素直にネットワークタイプのロケフリをPCのロケフリプレイヤーを使う方が良いというのが結論でした。

iconiconとはいってもこれはあくまで我が家でのお話し。今時のHDCP対応PCモニターは標準でHDMI端子付きのものがあったり、ドットバイドット表示や、16:10の比率でも16:9表示にして上下に黒みを入れられるものがあるので、モノによっては正しい比率で表示できるのだと思います。できれば、ソニーがロケフリ Home HDのHDMI経由でのPCモニター接続に関する対応情報を公開してくれると良いのですが、それを望むのはさすがに酷ですかね・・・。

ということで、あまり参考にはならないとは思いますが、こんな事も出来たよと言うことで。

ちなみに、我が家もそうなんですが、PCモニターでHDMIの音声出力に対応していない場合はD端子/コンポジットとセットになっている赤白の音声出力端子にステレオミニ変換ケーブルなどを使ってPCモニターに繋いで音声を出力できます。とはいえ、接続が面倒な割に音が良くない(PCモニターのスピーカーの性能自体が良くない)ケースも多いので、ロケフリ Home HDの場合は、素直にテレビに接続する方が幸せになれるのかもしれません。

パーソナルテレビとして非常に高い完成度を持つソニーの有機ELテレビ「XEL-1」

贅沢なパーソナルサイズ、初の有機ELテレビ「XEL-1」(前編)
贅沢なパーソナルサイズ、初の有機ELテレビ「XEL-1」(後編)

ITmedia +D LifeStyleに有機ELテレビ「XEL-1icon」のレビューが掲載されています。前編では主な仕様と有機ELパネルの特性と画質について、後編では操作性、HDMIコントロールやDLNAクライアントなどの付加機能を検証しています。

iconicon個人的には後編に注目。PS3もロケフリ Home HDもHDMIコントロールに対応していないんですよね。DLNAもバリバリ使ってみたいんですけど、対応のHDDはあるのですが動画ファイルを用意するのが面倒であまり使いこなせていないのが現状。DLNA対応スゴ録やBlu-rayディスクレコーダーがあれば一気に活用の幅が広がるんですけどね。

これが無線LAN搭載でロケフリクライアントになるなら、もっともっとすごいことになると思うんですけど、そこまでいくとさすがにマニアックすぎますかね・・・。

【追記1】麻倉怜士さんのデジタルトップ10でXEL-1が堂々の一位を獲得!その他のソニー製品ではVPL-VW200が4位にランクインしていまーす>デジタル分野総ナメ――「2007年デジタルトップ10」

【追記2】先週の記事ですが、大河原克行さんがソニーの有機ELテレビ戦略をわかりやすく解説してくださっています>世界初の有機ELテレビ発売、3つの課題克服が普及のカギ

「有機ELパネルを採用したPDA(携帯情報端末)のCLIEと同じ、ソニーEMCS稲沢テックのパネル生産ラインを利用。そのために、第1号製品は、CLIEと同じ11インチとなった」という記述がありますが、ラインが同じだけでサイズは違いますよね。でも、そんなクリエが出てくるなら大歓迎です!

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ソニービルでは人気でも銀座の飲み屋では誰も知らないRolly

sonybuil_rolly_show.jpg昨晩、銀座で飲み会がありまして、その前に少しだけソニービルを覗きに。1Fロビー中央に有機ELテレビが鎮座ましましてましたが、その奥のステージで、こちらでお知らせした、Rolly Showが開催されておりました。VTRに合わせて5台のRollyが踊りまくるといった内容でしたが、フルオートのデモではなくて、係の人がVTRのMCに合わせてRollyの再生ボタンを押すみたいな流れでした。非常に注目度は高く、ショーが始まるとあっという間に人だかり。Rollyiconは他のフロアでもデモしておりましたが、そちらでもデモがあると常に人だかりでした。

ちなみに、フロアによってマイナーリニューアルが実施されたようで、2Fのオーディオフロアも随分と様変わりしていました。また、Rollyの隣に有機ELテレビ「XEL-1icon」の展示を持ってくるなど、ソニーらしい新機軸の製品を隣り合わせにして紹介しているのが印象的でした。

rolly_w_lemon.jpgで、その後の飲み会は3次会まであったんですけど、当然の如く全部の店でRollyのプレゼンをしましたですよ。もう、最近は飲みの席に必ずRolly持参ですから。店員さんに見せると目を丸くして驚くは感心するは、中にはもちろん欲しがる人も・・・。ただですね、悲しいかな、3軒はしごして、店員さんも周りのお客さんも含め、始めからRollyの存在を知っていた人は皆無でした。いつもビジネスマンを相手にしているような、話題豊富なバーテンダーさんすら知らないと・・・。現実はそんなもんなんですねー。

てなことで、飲み屋限定になっちゃってますが、これからも地道に広報活動していこうと思ったSPAでございましたー。

オール印刷の有機TFT基板でフレキシブル電子ペーパーを駆動・・って何?

【IDW】凸版印刷とソニー,“オール印刷”有機TFT基板で10.5型VGAのフレキシブル電子ペーパーを駆動

凸版印刷とソニーのグループがオール印刷プロセスによる有機TFT基板で10.5型VGAのフレキシブル電子ペーパーを駆動することに成功したそうです。駆動したのは10.5型VGAのマイクロカプセル型電気泳動ディスプレイで、導電層や有機半導体層を形成するため、新たな印刷法を開発しているとか。

ん、電子ペーパーが印刷で作れちゃうってこと?で、そのペーパーを使ってリブリエのような電子書籍リーダー作るみたいな事?ああ、わけわからん・・・。5月のリリースでは「プラスチックフィルム上の有機TFT駆動有機ELディスプレイで世界初のフルカラー表示を実現」したとのことですが、そういう装置の制作がこれからは全て印刷で可能になると、そういうことなんですかね。なんだかよくわからないですけど、とにかくすごいことなんでしょう・・・と、あやふやなコメントで終わります。

無理矢理の有機つながりですが、ソニスタで12月中旬とアナウンスされていた有機ELテレビ「XEL-1icon」の受注が昨日の午後から再開したようです。一日経った本日(12/8)の午後現在でも在庫はあるようです。年内にゲットしたいという人はお早めに~っ!

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