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PSP goのお出かけ動画の扱いについて

表題のとおり、PSP goのお出かけ動画の扱いについての備忘録。

スゴ録(D900A)へのUSB接続では内蔵メモリーを認識しない。M2を挿した状態ではM2だけを認識。よって、こちらのエントリーで某N。さんがコメントくださったとおり、内蔵メモリーへのお出かけ動画の転送(コピー・ムーブ)は不可で、M2へは可能ということに。

最近のBlu-rayレコーダーではどうなんだろうなあと思って調べてみたら、こちらに載ってました。

「 おでかけ転送 」 対応の機器と、転送できる映像の種類を教えてください。 | ブルーレイディスク/DVDレコーダー | よくあるお問い合わせ(Q&A)

こちらをみると、正式な対応機種はEX200/RX100/RX50のみで、A950/A750、X100/X95、X90/A70 は、ソフトウェアバージョンアップで対応予定(対応時期は未定)とか。ちなみに、X90だけがM2へ書き出しのみのようです。

  • X90 : M2の書き出しのみ対応
  • EX200/RX100/RX50、BDZ-X100/X95/A950/A750、BDZ-A70 : 本体メモリー、M2の双方への書き出しに対応
  • PSP go にM2が入っている場合は、M2へ転送されます

参考までに、PS3の内蔵HDDに転送してある動画は、PSP goの内蔵メモリーとM2のどちらにも転送(コピー・ムーブ)可能。逆に、PSP go上の動画は内蔵メモリー、M2ともにPS3へ転送可能でした。また、PSP go単体の場合は、内蔵メモリー上にある動画をM2に、M2上にある動画を内蔵メモリーに転送(コピー・ムーブ)可能。Media Goを使ったPC経由の場合は、著作権保護付きの動画がそもそも扱えない。ちなみに著作権フリーの動画は内蔵メモリー、M2ともにコピーや削除などの操作が可能でした。

ついでに、PSP goのビデオ再生機能全般についての感想。ビデオ視聴時は何となくディスプレイパネルを閉じて使いたいわけですが、その場合にアクセスできる操作関連のボタンはL・RボタンとPSボタンぐらいしか無いわけです。にもかかわらず、L・Rボタンでできることとは従来機同様、スキップ(のON/OFF)のみ。

PSP goはそのサイズから片手持ちも楽なわけですよ。左右どちらか一方の手で持って、もう片方は電車の吊革をつかみつつってケースが多いわけです。その場合に、片手で操作できるのってL・Rボタンだけなので、このボタンをカスタマイズできると結構便利だと思うんですよね。

ちなみに、PSP goのL・Rボタンって、角を起点に上面と側面で押し分けができるんですよ。ここでなんとか対応できないのかなあとも思うんですが、そもそも回路的にできるのかどうかも分からず。PC Watchのバラシ記事見てもわかりません。

あとこのボタン、PSP-3000までのものと違って敏感というか、反応が良すぎるんですよね。それゆえに誤動作がめちゃめちゃ多い。発売翌日から毎日持ち歩いているんですが、スーツのポケットに出し入れするタイミングなどで誤動作するケースが多いと感じます。

SCEのPSP go開発担当者は、当然のごとく実際に持ち歩いて検証してるんですよね。であれば、片手操作時の不便さや誤動作について、絶対に把握できていると思うんですけど。

まあ、その辺の操作についてはBluetoothのAVRCPを使うとすべて解決、てなオチならよかったんだけど、これがまた癖があって…。てことで、PSP goのBluetooth周りのことは改めて書きとめることにします。

ウォークマンA/Sシリーズ新製品の狙いとは

NC+高音質の“A”/スピーカーの“S”で攻める新ウォークマン -開発者に聞く、歌詞表示や「X-アプリ」の狙い

ウォークマンSシリーズとAシリーズ新製品絡みの開発者インタビュー。個人的に気になるポイントのみ箇条書き。

  • (新Aシリーズは)基本的にはXシリーズとほぼ同等。付属のヘッドフォンは変更しているが、音質のレベルは基本的には同じ。無線が無い分、設計としてはAのほうがやりやすい点もあるが、内部の目標としては同等レベル
  • 今シーズンのウォークマンでBluetooth搭載モデルが無いが、ウォークマンとしてやらないというわけではない
  • 64GBモデルは音にこだわる人に注目してほしい。このサイズで64GBは技術、設計的に大変なので
  • 「歌詞表示」と「カラオケ」の2つが大きなユーザーニーズ。今回はそのうちの1つを実現した。歌詞表示で、初めてその歌のメッセージに気付く、という発見というのもある(かも)。歌詞データはムーブするという決まり。ウォークマンに転送したらx-アプリ上の歌詞は無くなってしまう。われわれの思っているところはまだ実現できていない
  • WM-PORTからのデジタル出力は現時点はできないが使っていないピンはあるので可能性はある
  • (SonicStageに対してのx-アプリについて)品質向上という意味では、昔から指摘されているので、内部でリリースのたびにチューニングしている。“劇的に”とは言えないが速く感じていただければうれしい。内部のエンジニアでも、プライオリティをかなりげて取り組んでいる
  • (Media Goとの関係については)それほど密な関係、というわけでもない。Media GoはPSP goやソニエリの携帯電話、PS Storeを使うことを前提にしたソフトでどちらかというと海外向け。X-アプリはMoraやATRAC対応という点で国内向けのサービス、機器向け。2つのアプリがあるのは時間軸の問題とターゲット市場の違い。ただし、基本的な機能については連携して相互に動くようにしている

iconiconウォークマンの頑なな日本市場へのコミットぶりはすさまじいというか恐ろしいというか。その割には中途半端なところもあって、何がやりたいのか自分にはよくわからないっす。最高峰のXシリーズはネットに繋がるんだから、歌詞表示対応アップデートぐらいあっても良さそうなもんですけどね…。ま、あっても自分はアップデートしませんけど。x-アプリも機能がカスタマイズできればねえ。Moraの部分をばっさり削るとかできないもんだろうか。そういえば、VAIO XのデスクトップにMedia Goインストールページへのリンクアイコンがあったなあ。VAIOチームも予算的なことからx-アプリは使いたくないのか?

それはそうと、アップルがこんな音楽プレイヤーの特許を出願したそうです。自分はW202にBluetoothヘッドセット機能が付いたら便利だなあと思っていたんですけど、この調子だとアップルに先を越されるかなあ…>Apple、「音楽プレーヤー内蔵ヘッドセット」の特許を出願

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iPodユーザーがウォークマンに乗り換えられない理由とは

iPodからウォークマンへの「壁」

iconicon第3世代iPod nanoとiTunesの組み合わせを利用している方が、ウォークマンNW-A840シリーズiconに乗り換えるべきか否か悩みに悩んでいるものの、購入には至ってない理由は、iPodの環境をそっくり引き継げないこと、とりわけiTunes Store経由で購入したDRM楽曲が再生できないことにあるそうです。

回避方法としてウォークマンのダイレクトレコーディング機能を活用したダビングについても解説していますが、筆者の方が言うようにiTunesやMora問わず、DRM楽曲が無くなればひとまずは問題解決しそうなんですけど、日本はなかなかそうはいかないですからねえ…。

使う側に余裕があるなら、用途によってiPodとウォークマンを使い分ける方が楽しいと思いますし、DRM楽曲以外の話なら乗り換えもさほど手間じゃないような気もしますけど、ネックはやっぱPCソフトなのかなあ…。iTunesに慣れた人がSonicStage(x-アプリしかり)に手を出すと間違いなく躊躇するはず。そういう意味ではMedia Goの方が取っつきやすいと思うんだけど、なかなか評価されないし、この手のレビューには絶対出てこないんだよなあ、これが…。

【追記】ITmediaにも新Sシリーズのレビュー。x-アプリについてのインプレも多いです~>一緒に歌えるウォークマン、新「S」シリーズを楽しむ

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PSP、最新ファーム6.10で12音解析技術に対応

PSP®システムソフトウェア バージョン 6.10 アップデートについて(PS.com)

SCEがPSPシステムソフトウェア バージョン 6.10のアップデートを開始しました。更新される主な機能は珍しくミュージックで、”Media Go”からPSPに転送された音楽ファイルをソニーの12音解析技術を使って解析し12のチャンネルに自動的に分類するSensMe channelsの追加並びに“Media Go”で作成されたプレイリストへの対応。なお、これらの機能を使うには、2009年10月2日中に公開予定のバージョン1.2以上の“Media Go”が必要とのこと。

これ以外にもゲームのオプションメニューに[アップデート]が追加され、インターネットに接続時にゲームのアップデートデータがあるかを確認できるようになりました。アップデートデータがある場合は、ダウンロードおよびインストールが可能とか。

SendMe channnelについてはこの後じっくり検証してみるつもりが、今日って欧米でPSP goの、国内ではPSP版GTやみんなのスッキリの発売日でしたね。基本的にはコンテンツ再生機としてのPSP(go)の音楽機能強化が主目的のような気もしないでもないですが、もしかしたら密かに1stパーティータイトルへの細かい対応なども含まれていたりして…。

psp_091001

それと今日本屋で見つけたのですが、マガジンハウスのブルータス最新号がプレステ特集なんですね。速攻買いました。ブルータスらしい切り口でプレステの昔と今を解説しているっぽい。久多良木さんのインタビューもありますんで、この週末にじっくり読み込もうと思いまーす。

PSP絡みではせかにゅの「Newton開発者がAppleに復帰 Macタブレットを担当か?」という記事に欧州の一部小売り業者でのPSP goの評判が書かれています。オランダ、オーストラリア、スペインの幾つかの小売業者が入荷しないことを決めているとか~。売れる見込みがないとの判断なんでしょうかね。どうする、SCE。

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本家ソニエリ、着脱で携帯を操作するヘッドホンを発表

Sony Ericsson、着脱で携帯を操作する新ヘッドフォン「MH907」

シルバーウィーク中に本家ソニエリがSensMeコントロールテクノロジを採用したヘッドフォン「MH907」を発表。Fastポートを備えた同社端末で利用できるとか。

se_mh907左右のイヤーバッドを装着すると自動的に音楽の再生が始まり、片方を外すと音楽が一時停止になり、片方だけの装着で受話できて外すと通話が終了するみたいな機能を実現しているそうです。

機能はともかく、使ってみたいと思わせるデザインではあります。高いんだろうなあ…ってPSP go向けに発表されたBluetoothレシーバーの4,980円ってよくよく考えてみると結構衝撃的な価格設定ですね~。

それはそうと、SensMeってMedia Goで採用されている12音解析機能の呼び方と同じなんですね。紛らわしいけどまあ日本人には関係ないってか?

【追記】ドコモがCEATECで目で操作できるイヤホンを展示するそうです~>「眼で操作できるイヤホン」など展示へ―ドコモ、「CEATEC JAPAN 2009」に出展

iTunesとの共存を模索しているかに見えるMedia Go

新iPod nano、iTunes 9を気に入った理由 そしてウォークマンに望むこと

本田雅一さんによるiPod nano新製品とiTunes 9に関するインプレ+ソニーというかウォークマンに対する要望コラム。

わからなくもないけど、とりあえずSonicStageじゃなくてMedia Goを使ってみたら少し印象が変わるんじゃないかなあと思ったり…。

Media GoはiTunesのライブラリをそのまま使えて、しかも12音解析(SenseMe)で拡張できるし、iTunesでライブラリを追加すると自動的にMedia go側でもファイルを追加&解析してくれるなど、意外にユーザーオリエンテッドだったりするんですよね…。

iTunesに対抗しようなんてはなっから考えて無くて、完全に共存の道を模索しているように見えます。しかも最近さりげにバージョンアップして、邦楽のジャケットデータがかなりの高確率で取得できるようになってたりします。ちなみに、自分はW202への楽曲転送は今はMedia Go経由です。

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