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Rollyの音質を変えるアイテムが身近にあった

前のエントリーもさることながら、今週はPFR-V1やMDR-EX700SLなど、ソニーのオーディオ新製品のレビューや開発者インタビューがIT系メディアで良く取り上げられましたね。一方で、同じオーディオ新製品のRollyiconはちょっと前にパラパラと開発者インタビューが掲載されてからは音沙汰無し。ネットでRolly関連のニュースを調べてみたら、以下のような「初音ミク」絡みのトピックが引っかかりました。

次世代型Rollyは量産型初音ミクであって欲しいと願う件
痛Rollyの提案

ソニスタ運営のブログも小久保さんからヒライさんにバトンタッチして始動したようですが、今更Bluetooth接続の解説したところで・・・(以下省略)。Motion Parkも全然盛り上がっていな・・・(以下省略)。

ということで、イタイ存在のRollyを少しでも盛り上げるべく(?)、あることにチャレンジしてみました。言っても、たいしたことじゃなくて、Rollyが弱い低音を強調できないかということで、PFR-V1を習って身近にあるもので試してみたところ、ちょっと面白い結果になったのでメモ代わりに書いておこうとそういうことです。

使ったのはソニーファンにはお馴染みのソニスタの箱。何種類かありますが、一番小さいヤツです。コイツを横にして長辺の一辺だけを残して中に折り込み、その中にRollyを放り込むという、ただそれだけの事なんですが、置く場所によって音質が変わって面白いんですよ。

いわゆる箱鳴りになってしまい、トータルの音質も変わってしまうのですが、デスクトップや床に直接置いた時よりも高音が押さえられ、反対に中音域がアップしてボーカルなどが聞きやすくなりました。曲によってはベースラインもはっきりと認識できます。

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Rollyの置き場所の奥、中央、前でも音が変わりますし、左右の短辺のフタを折り込む角度でも音は変わります(上記画像の左と中央)。また、この箱を使うと床面の反射を利用できないような場所で使ってもそこそこ低音が鳴ってくれるので聞きやすかったりします(画像右)。まあ、いずれも気がするというレベルなので話半分でとっていただければと。

ちなみに、Rollyは直置きでも良いのですが、付属のクレードルに置く方が使いやすかったです。ホイール1つでボリューム操作できるし、人差し指と中指の同時にホイール二つを操作すれば曲送りもグループ送りもできました。

iconiconRolly本来の音響特性を無視した使い方ですが、こっちの方が好みの音質になる人もいらっしゃるかもしれません。ということで、ソニスタの箱をお持ちのRollyユーザーの皆さん、よかったら試してみてくださいませ(もちろんソニスタの箱じゃなくてもOKですので・・・)。また、こんなやり方じゃなくてユニークなRollyの音質チューニング方法などを実践している人がいらっしゃるようなら、是非是非教えてくださいませー。

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神楽坂の居酒屋でソニエリのスマートフォン「P1」を初体験

昨日、とあるソニー好きな方と神楽坂で飲んだんですが、なんとその方がお持ちのケータイが本家ソニエリのP1でして、初めて実物を見せていただきました。ケータイのカメラで撮影したので映りは良くないですが、自分は初見で素直に欲しい!って思いましたです。

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サイドジョグの使い勝手は言わずもがなですが、デュアルファンクションキーボードも慣れると使いやすいそうです。Wi-Fi搭載でWebブラウジング(Opera)もそこそこ快適とか。なお、ロケフリはアプリの入手方法がわからず使っていないとのことです。裏技で日本語フォントも使えるそうで、自分とやりとりしたメールの画面も見せていただきました。確かに日本語もばっちり。

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クリエのようにアプリを追加する楽しみもあるとかで、本当にうらやましく思いましたです。ちなみに、購入費用は60,000円ぐらいとか。またキャリアはドコモだそうです。これでデフォで日本語が使えたら即買いなんだけどなあ・・・。

Symbian Smartphone Show 2007:携帯のユーザーインタフェースに高まる関心――MotorolaがSymbian OSのUIに投資する理由

本家ではMotorolaによるUIへの投資により同社のUIQベース端末向けのアプリがソニエリのUIQベース携帯電話でも動くようになるとか。海の向こうではすごい勢いでスマホが盛り上がっている一方で、東芝の力を借りないと満足にケータイさえ作れないという日本・・・。キャリアのせいもあるのでしょうし、実際はソニエリジャパンの人たちもP1のような端末を日本で使えるようにしたいと思っているのかもしれませんが、にしてもこのギャップはなんなんでしょうね・・・。そういえば、アップルのiPhoneとiPod touchもついにSDKが公開されるようですね。これは大きい。P1のような端末を使えないならこっちに走るかあ・・・>米Apple、iPhone/iPod touch向けアプリをサードパーティーに開放

071018_kagurazaka.jpgそうそう、神楽坂の居酒屋ではRollyの実機を持ち込んでソニーファンの人にプレゼンをしました。カウンターに新型PSPを置いて日ハムロッテ戦観戦しながら。P1とのBluetooth接続もばっちりでした。やっぱり実物を見ると印象が違うようで、なにやら今日買って帰るとのこと。ちなみに、Rollyは居酒屋の店員さんも興味深くみていらっしゃいました。話を聞いたいらその人もどうやらソニーファンらしく、ワンセグウォークマンを買うつもりのようなことをおっしゃってました。いやー、居酒屋での啓蒙活動もバカにならんですねー。

Bluetoothといえば、こんな面白小ネタがありますよとhiroyanさんからお知らせいただきました。自分も画像を見て思わず笑ってしまいました。(感謝です!)>http://www.watch.impress.co.jp/akiba/tmp/blog/20071013/spop9.html

【追記】ソニエリ久々のジョグ端末「W53S」にフリーズする不具合があるとかで、ケータイアップデートで対応するそうですー>auの「W53S」にフリーズする不具合、ソフト更新開始

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なんか来たetc.

ex700sl.jpg※ソニスタからなんか届きました。夕べ発送通知が来ていたので今日中に届くんだろうとは思っていましたが、まさか午前中に届くとは思いませんでした。20日発売なのに17日着ってちょっと早すぎません?まあ遅くなるよりは良いんですけど。今日は午後からちょいと外出するのでウォークマンとの組み合わせでその音を外でたっぷり堪能してこようと思います。(お、別便でCDも届いたぞ。こっちも聞くのが楽しみ。早速リッピングして持ち出すとしよう・・・)

※今更ですが、「モンハン3」のWii移籍はショック。てっきりPS3で展開すると思っていたのに・・・。カプコン的にはSCEに牽制球を投げた格好かもしれませんが、ハード的にちゃんと動作するのかがすごく心配っす。まあ、動くんなら別にハードは何でも良いんですけど・・・(って良いんだ!)>『モンスターハンター3(トライ)』、Wiiに登場! そして……

※これまた古い話ですけど、「龍が如く」の続編がPS3で出ますね。これはうれしい。というか、SEGAえらい!

うぼのさんから「Muchy.comについて、なにかご存じですか?昨日までは表示できてたんですが・・・ドメイン期限切れでしょうか・・・?一時的なものであればうれしいのですが・・・」とのお便りいただきました。確かにアクセスすると今はレンタルサーバ会社の広告が表示されますね。おそらくは契約更新の問題だと思うのですが、今回に関しては自分は何も存じ上げません。復活してくれると良いのですが、こればかりはMuchyさんのお考えなので何とも。

※ビサビがSIMロック無しのTreo 500vの取り扱いを開始しましたー。Windows Mobile 6 Standrd搭載の3G対応のPalm社製スマートフォンの最新機種だそうです。メモリはTreo 750シリーズの倍の256MB。液晶画面は320 x 240の非タッチパネル方式。Bluetoothも2.0とか。価格は79,800円。

au×Sony“MUSIC PROJECT”はau×Sony×Toshiba“MUSIC PROJECT”?

au、ウォークマンと連携できる新たな総合音楽サービス-「LISMO」を拡張。「W54S」など3機種が対応
KDDI×ソニー、着うたフルをウォークマンで楽しむ新プロジェクト

昨日、電撃発表されたソニエリの「W54S」の久々のBluetooth対応で小躍りしてしまいましたが、KDDI のニュースリリース「別紙1」を見ると、基本的なスペックや機能、筐体デザインが東芝製「W56T」と限りなく酷似していることに気がつきました。W54Sって東芝のOEMですよね。東芝がリバーシブルスタイルを、ソニエリはイルミパネルを採用していますが、違いはそれぐらいで、二つ折りを開いた状態はまさにそっくりさん状態。microSD採用もしかり。初見でなんか違和感あったんですよね。聞くところによると有機ELもソニー製ではないらしいです。

「SonicStage for LISMO」の開発やネットジュークとの連携はソニーのオーディオ部隊が関わっているのは間違いないとしても、対応端末を東芝が開発しているとなると随分と印象も変わります。これが真実なら「au×Sony“MUSIC PROJECT”」の陰の立て役者は東芝であり、「au×Sony×Toshiba“MUSIC PROJECT”」と言い直しても良いのではという気にもなってきます。サービスそのものと対応端末の開発は分けて考えるべきだと思うんですが、ソニーはコラボの当事者でもあるのでソニエリには頑張って欲しかった。まあ、本家ウォークマンに対応するサービスにウォークマンケータイを投入したら訳がわからなくなるというのもわからない気はしないのですが・・・。

あと、W54SのBluetooth採用で今後のソニエリ端末にもBluetoothを全面的に採用していくのかと思ったのですが、それも怪しい気がしてきました。そうなるとBluetooth愛好家としてはW54Sが市場にあるうちになんとか入手しておきたいという気にもなるわけですが・・・。そんなこんなで、なんとも複雑な気持ちな今日この頃でございます。

【追記】以下はW54Sの東芝OEM説に対するACMさんからのご意見です。(感謝です!)

W54Sの東芝OEM疑惑(笑)の件ですが、もしかしたらW56TがソニエリのOEMかなと思っています。キー配列を見ますと、東芝機は伝統的に十字キーを挟んで左上にアプリキー、右上に電話帳キーなんですが、W56Tに限るとソニエリ機と同じで逆の配列なんですよねぇ。同日に発表されたW55Tは従来の東芝機どおりのキー配列なんですが。でもW54SはmicroSD&Bluetoothを採用しているあたりが・・・一体どっちなんでしょうね(笑)

なるほどー、逆のパターンも考えられるということですね。実際どっちなんでしょうね。ソニエリとシャープの関係は理解できても、東芝との関係は無いに等しかったですしねー。個人的にはどっちでも良いから、ソニエリ端末へのBluetooth搭載が今後も続くことをただただ祈るのみっす。

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LISMOがウォークマンでも使える「au×Sony “MUSIC PROJECT”」対応のソニエリ「W54S」登場~有機EL&ワンセグ&悲願のBluetooth搭載

au携帯電話の新ラインナップ8機種の発売について
au携帯電話の新ラインナップ8機種の発売について〈別紙1〉
総合音楽サービス「LISMO」の拡張について〈別紙〉
KDDI au: NEW COLLECTION 2007 AUTUMN & WINTER
KDDI au: 製品ラインアップ > W54S
W54S | au | Sony Ericsson

KDDIがau携帯電話の新ラインナップ8機種を、11月中旬以降、順次発売すると発表。「au×Sony “MUSIC PROJECT”」によるLISMO「オーディオ機器連携」や、自分の好きな情報や便利な機能を常に待ち受け画面に表示できる「au one ガジェット」をはじめ、auの最新サービスに対応したKDDI統合プラットフォーム「KCP+」搭載の3機種を投入するとかで、ソニエリ製の「W54S」が正式に発表されました。

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LISMO「オーディオ機器連携」とは、その名の通り、「LISMO」とソニーのオーディオ機器が連携する機能。「LISMO Port」では「着うたフル」や「mora for LISMO」から楽曲をダウンロードできるほか、楽曲の一元管理と携帯電話やウォークマンへの転送が可能。さらに、ソニーのネットジュークとの連携により、PCいらずで「着うたフル」のバックアップや再生、ウォークマンや携帯電話への転送が可能とのこと。なお、ネットジュークの連携機能は12月以降に行う予定の無償アップグレードにより実現するそうです。

W54S単体では、有機ELディスプレイとワンセグ搭載にプラスして、ついに、というか、やっとというか、BluetoothのAVプロファイルに対応しました!市販されているBluetoothレシーバーを使えば、LISMOやワンセグの音声などを高音質かつワイヤレスで楽しむことができるとしています。また、大容量の800MB(暫定)内蔵メモリを搭載しており、音楽を存分に保存できるとしています。

詳細は未確認ですけど、とにもかくにもBluetooth搭載が嬉しい。これでやっとソニエリユーザーに戻れそうです!にしても、LISMOがウォークマンやネットジュークに対応してくるとは驚きです。日本市場ならではの独自展開ですが、内容によってはSonicStageを凌駕してしまう可能性も出てくるのかもしれませんね。とにもかくにも、もっと詳細が知りたーい!IT系メディアさんの続報に期待です。

【追記】ソニーにもプレスリリースが掲載されました。「携帯電話、PCとオーディオ機器の枠組みを越えて、携帯配信、ネットワーク配信、CD等さまざまなソースからの楽曲を有機的に利用可能とすることで、もっと音楽を自由に楽しめる環境の実現と普及を目指す」ことがプロジェクトの背景とか。これもひとつの「Goes Open」なんですかね・・・。あと、「LISMO Port」=「SonicStage for LISMO」なんですね。>もっと音楽を自由に楽しめる環境づくりを目指す「au×Sony “MUSIC PROJECT”」の開始について(Sony Japan)

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ウォークマン新製品のレビューとウォークマン「Goes Open」戦略の真意

お休みを取らせていただいた先週後半、ウォークマン新製品のレビューやウォークマンビジネスを総括している吉岡オーディオ事業本部長へのインタビューが掲載されました。ソニーファンの皆さんならすでに目を通していると思いますが、まとめてピックアップしておきます。

ソニー吉岡オーディオ事業本部長に聞く ウォークマン「OPEN」戦略の真意
生まれ変わった「ノイズキャンセルウォークマン」 NC機能も操作性も向上。ソニー「NW-S715F」
ウォークマン初のワンセグ対応! ソニー「NW-A919/BI」

iconicon西田宗千佳さんによるオーディオ事業本部長の吉岡浩氏へのロングインタビューは色々な意味で必読ですねー。日本と欧米の市場の違い、日本の音楽配信ビジネスの現状、RollyへのGoサインの背景など、非常に興味深く読ませていただきました。AV WatchのウォークマンS710シリーズiconレビューの最後でも突っ込まれていますが、WM DRM系のサービスが使いたいという声が聞こえてこないからやらないというのは正直らしくないコメントだと思いました。ソニーは自ら仕掛けてなんぼだと思うんですけどね・・・。

【追記1】後で気がついたのですが、小寺さんがブログで海外モデル購入の意思表示をなさってますー>よし、アメリカでウォークマン買うぞ (コデラノブログ 3)

【追記2】ITmedia +D LifeStyleにもA910シリーズのレビューが掲載されました。概ね高評価。日本ならではの+α搭載で、その存在感を際だたせており、ソニーという国産メーカーの面目躍如といったところとまとめていました。>日本ならではの+α、ワンセグウォークマン「NW-A910」

そういえば、先日のお休み中は、札幌で結構ケータイ(W54T)とPSPのワンセグを使いました。ASCII.jpのレビューでも触れられてましたけど、確かにケータイはバッテリー切れがとっても心配になります。今回はデジカメを持たずに行ったのでW54Tのカメラ機能もバリバリ使ったったんですが、土曜の昼頃にワンセグで日ハム/ロッテ戦を観たあとにカメラ機能を酷使したら、途中でバッテリーが切れちゃいました。しかも両方合わせても正味1時間も使ってなくてです。

iconiconその後、ショッピングセンターで同居人達と別行動したのですが、ケータイが使えずに不便な思いをしました。時計代わりでもあり連絡手段でもあるだけに、突然使えなくなると本当に不便この上ないです。そういう意味で、あのタイミングでウォークマンA910シリーズiconを持っていたらさぞかし便利だろうなあという気持ちになりましたです。(PSPはナビ代わりに使っていることが多かったので、ソフトを終了してモジュール付け替えるのが面倒に感じました。)

この他、秋のヘッドホン新製品群の発売も開始されたんですね。いずれもSDC2007で展示されていたものみたいです。

ソニー、ワンセグ音声に対応したBluetoothヘッドセット
ソニー、携帯電話用のノイズキャンセルイヤフォン
ソニー、2.4GHzワイヤレス伝送の7.1chヘッドフォン

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