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携帯AVプレーヤーのシェアはアップルとソニーで8割~2台に1台が動画対応

携帯音楽プレーヤー、07年は2台に1台が動画対応に・民間調べ

民間の調査会社が発表した2007年の国内携帯音楽プレーヤーの市場動向によると、07年の動画再生機の出荷台数が300万台に急増したそうです。動画対応機の比率は48.3%とほぼ2台に1台の割合で、06年から2.7倍の伸びとか。iPod nano、iPod touchの動画対応が市場を牽引したとの記述も。また、動画対応機の国内シェアはアップル(51%)と「ソニー(30%)の上位2社で8割越え。

iconiconソニーは初の動画対応を果たしたウォークマンA800シリーズがヒット。その後のA910シリーズiconA820シリーズicon含め、Aの付くシリーズは動画再生対応に対応。iPodもShuffle以外は全て動画再生に対応してしまいました。使う使わないにかかわらず、もはや動画再生対応はデフォルトになりつつあるようです。他社のプレイヤーも動画再生対応機が多いですが、アップルとソニーで8割はすごいですね。ソニーの30%もよくぞここまで伸びたなあと感心します。

発売こそ延期になりましたが、ソニーには録画クレードル「VRC-NW10icon」のような製品を出せる強みもありますしね。今後はBlu-rayレコーダーやPS3を母艦に、今よりももっと手軽にウォークマンで動画が楽しめるようになると良いですね。

ついでといってはなんですが、A829絡みで寿方さんからこんなお便りいただきました。

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ウォークマン専用アクセの一部が発売延期に~ビデオ録画クレードルは後日案内

“ウォークマン”専用アクセサリー 『VRC-NW10』、『SRS-NWT10』、『BCR-NWU5』発売日変更のお知らせ
“ウォークマンEシリーズ”「NW-E020Fシリーズ」関連アクセサリー 防滴クリアケース『CKH-NWE020』発売日変更のお知らせ

ソニーが3/20に発売を予定していたウォークマン専用アクセサリーの発売延期を発表。ビデオレコーディングクレードル『VRC-NW10icon』と、NW-E020Fシリーズ専用の防滴クリアケース『CKH-NWE020icon』は後日ご案内。ポータブルミニスピーカー『SRS-NWT10Micon』と、クレードル『BCR-NWU5icon』は2008年3月29日に発売日が変更とのこと。いずれも、一部製品の見直しにより、生産に遅れが生じたため、というのが理由です。

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ビデオレコーディングクレードルとポータブルミニスピーカーは対応機種の多さから、受注数も相当になることが予想されますよね。発売延期は残念ですが、遅れる分、欲しい人みんなに滞りなく行き渡るよう、たっくさん生産してくださいませ。

また、昨日も書きましたが、A820シリーズは横幅の関係から以前のクレードル「BCR-NWU3」では利用できません。これは盲点というか、全く気がつきませんでした。A820ユーザーでクレードルが使いたい人は、ビデオレコーディングクレードルもしくは新型クレードル「BCR-NWU5」のみとなりますのでご注意ください。製品戦略上、意地でも対応して欲しかったんですが、結局はA820のデザインが優先されたってことですね。いかにもソニーらしいというか…。多少の費用がかかっても良いから、交換対応なども考えて欲しいものです。

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Bluetooth内蔵ウォークマン「NW-A829」が一日早く到着しました

昨晩(3/18)の20時半頃発送通知が届いていたBluetooth内蔵のウォークマンNW-A820シリーズiconですが、14:30頃無事手元に到着いたしました。本来は明日(3/20)発売なんですが、一日早く発売の運びとなったようです。ブラックとソニスタ限定ゴールドで随分と悩んだのですが、手持ちのA800シリーズがブラックだったので今回はちょっと雰囲気を変えてみようかなと思い16GBのゴールド(NW-A829)にしました。

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同時に購入したのはとりあえず液晶保護シートのみ。パッケージは紙製の毎度の如くシンプルなもの。裏面に燦然と輝くQuickTimeロゴが目を惹きます。Media Managerに必要だからなんでしょうね。

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iconiconいつになく分厚い取説、ロングコードなノイキャンイヤホン、旧クレードルで使えないアタッチメント(怒)、などが同梱。まっさきに液晶保護シートを貼って(大成功!)、とりあえず充電中。ちなみに、本体にはソニスタ特典のネーム入れは、字体そのものが気に入らないのと、納期が遅れる可能性を考えてキャンセルしました。充電が終わったら手持ちのBluetoothヘッドホンと組み合わせて使い始めようと思います。また少し使い込んでみてからインプレをお届けしたいと思います。

ソニーがデジタルフォトフレームとデジタルフォトプリンターの新製品を発表

リビングなどで手軽に写真を楽しめるデジタルフォトフレーム“S-Frame”(ソニードライブ)
フォトフレーム・フォトストレージ(ソニスタ)icon

iconiconソニーは、9型と7型のWVGA液晶パネルを採用し、画像処理エンジン「BIONZ」で逆光やピンボケなどの補正もおこなうデジタルフォトフレーム“S-Frame”『DPF-V900』『DPF-V700』(内蔵メモリー512MB)と、7型のWVGA液晶パネルを採用し、充実した基本性能の『DPF-D70』(内蔵メモリー256MB)の3機種を5/7に発売すると発表。撮影した写真を家庭のリビングやオフィスで手軽に楽しめる写真鑑賞スタイルや、あらかじめ本体メモリーに写真を入れた状態でプレゼントするといったギフト用途としても提案していくそうです。価格はオープンで、市場推定価格はV900が35,000円前後、V700が25,000円前後、D70が20,000円前後。

iconiconアスペクト比15:9で総ドット115万の高解像度「クリアフォト液晶」搭載。一枚表示、時計表示、インデックス表示。10パターンから選べるスライドショー。マルチカードスロット搭載。リモコン同梱。縦横位置感知センサー搭載で縦横に連動した表示写真の自動回転も可能。などが3機種に共通の主な特長。1210万画素の画像表示はV900/V700で約1.7秒でD70で約1.9秒とか。また、別売りのBluetooth USBアダプター『DPPA-BT1icon』(希望小売価格:3,980円)を使用すると、 Bluetooth対応パソコンや携帯電話などからワイヤレスで画像を転送することも可能とか。

HDMI出力端子搭載のデジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”
デジタルフォトプリンター(ソニスタ)icon

iconicon簡単操作で約39秒の高速プリントが可能な昇華型デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”の新商品、『DPP-FP95』『DPP-FP75』の2機種は4/18発売。上位モデルの『DPP-FP95』は、同シリーズとして初めてHDMI出力端子を搭載。大画面テレビとつないでハイビジョン画質の写真を再生したり、画像補正やプリントができるなど、新たな写真の楽しみ方がひろがるとか。また、“逆光補正”“ピンボケ補正”“赤目補正”を行なう「くっきり補正」機能に、肌をきれいに補正する“美肌補正”も追加し、さらなる高画質化を実現しているそうです。

また、別売のBluetooth USBアダプター『DPPA-BT1icon』を使うとデジカメやBluetooth対応カメラ付携帯電話で撮影した写真をワイヤレスで飛ばし、デジタルフォトプリンターでプリントしたり、先述のデジタルフォトフレームに映し出せるとしています。(上記新製品2機種以外に『DPP-FP90』『DPP-FP70』にも対応)

なお、上記新製品の他、αのフラッグシップモデルシステムやサイバーショットの新機種の展示を明日(3/19)から有明の東京ビッグサイトで開催される「PIE2008」で予定しているそうです>「PIE2008」にて最新のデジタルカメラを一挙展示

デジタルフォトフレームはすでに米国で先行して発表されていたものですよね。また、ワイヤレス転送は今回はBluetoothですが、今後は「Transfer Jet」採用機器も出てくるのでしょうね。

スピーカー市場で高額化の動き~3-4万円の価格帯が前年比の3倍の伸びに

静かに広がる高額スピーカー人気、金額シェア1-7位を独占するのは?

BCNランキングによるスピーカー市場動向分析。08年2月の製品別販売金額シェアトップ10は3~4万の高額スピーカーが上位を占め、中でもBOSE製品が人気とか。メーカー別の2月の販売金額シェアではBOSEが21.4%でダントツ。11月以降はコンスタントに20%超えのシェアを維持。ソニーはというと、ロジクールにも大きく引き離され、エレコムとプリンストンと競り合っているような状態。2月の販売数量シェアではエレコムとサンワサプライがが15~20%前後で首位争いを繰り広げており、ソニーはロジクールと10%台のシェア争い状態。エレコムとサンワサプライの販売数が多いのは1000~2000円台の製品が上位を占めているからのようです。また、2月のスピーカー機種別ランキングではソニーの「SRS-A201icon(ソニスタで1,980円)」が4位にランクインしています。

iconicon価格帯別では、販売台数で5000円未満の製品が最も多く、約3割を占めているそうですが、昨年同期との比較すると高額化の動きが鮮明に表れているとのこと。特に顕著なのは、35,000~40,000円の価格帯で、台数シェア自体は低いものの前年比の3倍近くまで伸びているそうです。部屋の中でもポータブルオーディオやPCで音楽を聴くスタイルが定着してきており、音質や使い勝手にまでこだわるユーザー向けの新市場がそこにあるとまとめていました。

iconicon35,000~40,000円の商品が伸びているとのことですが、ソニー製品ではアクティブスピーカーシステム「SRS-ZX1icon」やパーソナルフィールドスピーカー「PFR-V1icon」などがそれに相当しそうです。そして、忘れていけないのが「Rollyicon」。スピーカーの仲間に入れるのはかわいそうかもしれませんが、自分を含めBluetoothスピーカーとして使いこなしている人も多いはず。今週発売予定のBluetooth内蔵のウォークマンA820シリーズと組み合わせれば、ひと味違った音楽スタイルが楽しめますよね。(ところで、Rollyのカラバリ展開はどうなんたんでせうか…)

iconiconこうしたスピーカー市場の盛り上がりの背景にはポータブルオーディオ市場の隆盛、とりわけiPodのヒットが影響していることは紛れもない事実。iPodエコノミーのパワーをまじまじと感じます。ソニーも海外ではiPod向けのオーディオ機器を発売していますが、ウォークマンの製品戦略のこともあるのか、日本への投入は見送られています。これを日本にも導入できたら上のニュース記事にあるような国内の勢力図も今とは違ったものになるのかもしれません。というか、出しましょうよ、Bluetoothのドングルだけでも…(まだ言うか)。

そういえば、Bluetoothスピーカーの新製品「SRS-BT100icon」がソニスタで早くも入荷待ちですね。A820シリーズと一緒に購入した人が多かったんでしょうね。ヘッドホン同様、スピーカーも面白くなってきました。ソニーのオーディオは本当に元気です。

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実家にあったソニー製品~20年前のAMラジオがなんと・・・

昨晩、高校時代の知人と数年ぶりに再会。飲み会の場所が地元と言うことで、これ幸いと実家に一泊してきました。父親と直接会って話すのも実に数年ぶり。酒飲んだら説教だろうなと思っていたのに、翌日に健康診断があるとのことで、珍しくアルコール無しの親子水入らず。ご近所も随分変わったとか、地元の誰が亡くなったとか、そんな話ばかりでげんなり…。まあ、誰でもそんなもんですよね。オヤジもすっかり頭が白くなってカラダもひとまわり小さくなったような印象。かくいう自分も40なかばで徐々に白髪も増え出しオヤジの後追い状態。誰もが等しく歳をとるんだなあと感じました。

と、そんな話はさておき、昔の自分の部屋でも見ようと思い、足を踏み入れてみたらもうたいへん。物置小屋状態で何がどこへ行ったのやら、というぐらい雑然としておりましたが、ちょこちょことソニー製品が見つかったので写真に納めてきました。

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弟が虎の子を使って購入したステレオラジカセ「CFS-686」。当時は自分も良く借りて、ギターフレーズのコピーなどに使ってました。昔はこんなデカめのラジカセが流行りましたね。中でもコイツはかっこよかったです。無駄に多いスイッチ類を含め、プロダクトデザインが秀逸だと思います。演歌のテープが入ってましたので、今もオヤジがたまに使ってるんでしょう。ちなみに、入っていたカセットは渥美二郎全曲集。いくつになっても親子のギャップは埋まりません。

あと、コンポも埃だらけでしたが2セット見つかりました。初代Pixyともう一つはなんだったっけ。リバティかなあ…。おそらくどちらも、もう動かないでしょう。それと、自分が初めてワイヤレスの世界に足を踏み入れたワイヤレスウォークマン(もちろんカセットです)もありましたよー(涙ちょちょ切れ)。すし詰めの満員電車で大活躍してくれたっけ…。残念ながらレシーバーは見つからなかったけど、ホントにコイツの登場は衝撃的でした。

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あと、こんなノベルティグッズも出てきました。ソニースーパーイベント「ビューティフルサンデーフェア」というロゴマークが入ってますが、そういうイベントが昔あったんですよ。サンデーと3Dをかけているから、おそらくハンディカム55のプロモがメインの大合展(販促イベント)だったと記憶してます。当時の国営、今で言うところのソニーマーケティングがハンディカム55のプロモ用に3Dメガネを作成。巨大なターンテーブルにハンディカムを持った来場者が乗り、撮影した映像を3Dメガネをかけて見ると飛び出す映像になるみたいな内容でした。動きのある映像を偏光フィルターを使った3Dメガネで見ると立体的に見えるんですよね。懐かしいなあ・・・。

というような、余計な話はともかく、そのイベント用のノベルティだったのがコイツ。何のことはない、乾電池式のモノラルAMラジオです。型番は「ICR-5」。使用する乾電池はR1サイズの1.5Vが2本。電池蓋を開けると基板がむき出しです。操作もシンプルそのもの。電源スイッチと、チューニングダイヤル、ボリュームダイヤルの3つだけ。視聴は巻き取り式のやすっぽいイヤホンを使います。

小さいものだったし、電池を入れ替えればもしかしたら使えるかもと思って、こいつだけ持ち帰ってきたのですが、試しに電源を入れてみたら、なんと動いてしまいました。およそ20年前の製品なのにAMラジオ受信できてます。電池も液漏れしていませんでした。もう、ソニータイマーどこへやらですよ。スゲー!こんなこともあるんですね。ラジオで聞こえるのはリアルタイム放送なわけですが、気持ちは一気に20年前に戻り、いろんな事を思い出しました。またまた、目がウルウルです。

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ソニー製品以外では、以前から気になっていた手持ちのレコードを改めて確認。CD化が期待できない、もしくはCD化されていても廃盤になってしまったものだけを厳選して、一部のカセットテープとあわせて持ち帰ってきました。USB対応のレコードプレイヤーがソニーから出ますので、それを使って手持ちの音楽ライブラリーに追加したいなあと思っているのですが、7枚のレコードのためにレコードプレイヤーを買うのもなんかもったいないですね。有償で良いからレンタルサービスとかあったら良いのに…。

ちなみに、持ち帰ってきたレコードは、敬愛する松下誠さんのソロ3枚と松下さんが中心となって結成されたプログレバンド「Paradigm Shift」の初期2作品、一時期RCサクセションのメンバーだった小川銀次氏のバンド「クロスウィンド」の3rd「そして夢の国へ…」(07年に限定CD化された模様)、ジャケットデザインに惹かれ衝動買いしたブレバタの「或る夜の出来事」の7枚です。自分と同世代の人なら知ってる人いますよね…。また、右上の画像は今朝方実家近くを散歩していて見つけた梅の花です。今日は空も青く、暖かくて良い天気でした。桜の開花も間もなくですねー。

てなことで、Bluetoothウォークマンを注文した翌日に、十数年ぶりに初代ワイヤレスウォークマンに触れ、20年前のAMラジオが動くという、なんとも不思議な一日を過ごしたSPAのつぶやきをお届けしましたー。