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新型PSP「PSP-2000」ゆるゆる妄想レビュー

指名したのはアイスシルバー。前のツレ(PSP-1000)のためにストックしてたホリの保護シートを何も考えずにプレゼントして(貼って)やるオレ。微妙に寸足らずだ。しかも、少々反り返っている。悪かった。でもまあ、そんなこと気にしないのが大人ってヤツだろう。さあ充電だ。って、バッテリー入ってねーぞ。箱から取り出して手際よく装着だ。バッテリーやバッテリーケースの話は後回しだ!生き急いでんだよ、オレは。

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とても身持ちの堅そうに見えないブリスターパックを身にまといやがって、ワンセグボディコンめ。強気に攻めたいところだが、まあこれも駆け引きだ。やさしくセロテープに切り込みを入れるオレ。どうだ、カッターひとつであられもない姿にしてやったぞ。にしても、なんだ。正面から見ると端正だが後ろ姿は・・。まあやめておこう。外見でオマエを判断するほど、オレは子供じゃないからな。しかし、なんだ、そのミニ(USB端子)は・・。ミニはキライじゃないが、そんなネジ一本で本当に大丈夫なのか?

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決してグラマラスとは言えないが、そのすらっと伸びたツイッギーのようなアンテナに免じて許してやろう。さて、ここからが本番だ。サクッと行くぞ、サクッと。え、なんだよ。まだダメ。おいおい、この期に及んでそれはないだろ。何?メモステが欲しいだと。全く世話のかかるヤツだ。内蔵メモリでなんとかならなかったのかよとも思ったが、それを声に出さないオレは大人だ。ほら、これでいいか。ん、次はなんだ。チャンネル設定?次から次へとよくもまあじらしてくれるもんだ。まあ、そういうのは実際はキライじゃない。長いとも短いともよくわからない時間が経過したが、待った甲斐あって結果は良好だ。NHKと民放各局に加え、関東ローカルが2局リストアップされたぞ。思っていたより感度も悪くないじゃないか。これからどうまとめたらいいのか、わからなくなってきたぞ。勢いで書くもんじゃないな。ただ、なんだ。すでにケータイワンセグとつきあっているオレにしてみれば、さほどの感動は無いもんだな。期待しすぎたオレが悪かったよ。でも、やるやる言ってて放置プレイの二枚舌(2画面)野郎よりは立派だよ、おまえは。そんなこんなで、もう時間か。悪いな、延長は無しだ。CCFF7がオレを待ってるんだ。じゃあな。

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ほっと一息つきながらのお便り紹介

SDCレポを書き終わり、ホッと一息つきながら新型PSPでワンセグを楽しんでいるSPAです。先週から今週にかけて新製品やSDC絡みでたくさんのお便りをいただいておりました。全くご紹介できなかったものや、Fighter-KOUさんやゆーじゅさんのお便りのように、製品ごとにバラしてご紹介させていただいたものも多く、非常に申し訳なく思っています。ということで、以下にみなさんから頂戴したお便りをまとめてご紹介させていただきます。

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PSP、いったぜ初日に130,000台

ワンセグ対応の新型PSP、初日に13万台販売

新型PSP(PSP-2000)の初日の販売台数は13万台だったそうです。SCEによると、今週末までには初代PSPを発売した週の実績165,000台を超える勢いとか。ワンセグチューナーなどの周辺機器も好調で、軽量化と新機能追加で、新規顧客だけでなく買い替え需要も取り込んだのがヒットの要因とか。

頭が麻痺して、この手の商品で13万台が多いか少ないかもうよくわかりませんが、日経が「ヒットとなった」と報道するぐらいなんだからすごいことなんでしょう。とりあえず、パチパチパチ。一昨日の自分の記事に背中を押されたというRolly静観派(まだいうか)のFighter-KOUさんからは、

PSP新型の販売状況を新宿の某店に『ただ見に行っただけ』だったはずなのに、会社に戻るその手に本体とかワンセグとか一式が…. OTL 
CMでも盛んに言ってましたが、確かに軽いですね。ここまでリアルに感じられるとは驚きです。

とのご報告をいただいております。自分もSDCレポがやっと一段落して、夕べからいじくり倒しておりますが、いや、ホント軽くなりましたよね。同居人に持たせたら一言目がやっぱ「かるっ!」でしたから。細かい感想はまた後日アップしますけど、これが技術の進歩ってヤツなんですね。すごいよなあ。ソフトも、モンハンポータブル2ndのGやみんGOLポータブル2も出るようですし、個人的にはそっち方面も楽しみであります。

プレステといえば、久しぶりに久多良木さんの言動がニュースになってますね。

久夛良木氏語る「2chでたたかれる」「少し先を行き過ぎたかも」

今のPS3を取り巻く現状については、「ハードルを高く上げないと時代が進まない。PSもPS2も最初は同じように批判された。価格が下がってソフトが揃えば売れる」とコメント。氏が陣頭指揮を執ったCellも生産設備の東芝売却計画報道が駆けめぐってますが、これに対し氏は、「少し先を行き過ぎたかもしれない」が「日本の電機メーカーは進化が止まっている印象がある。パソコンの世界も同じ」といらだちを見せたとか。

日に日に進化するPS3を見て、久夛良木氏の言いたいこともよくわかるんですよね。まあ、でも結局それだけではモノは売れないってことを自ずと証明することにもなってしまいましたからねー。Cell生産を手放すことで、ソニーの「進化が止まる」なら考え物かもしれないけど、ソニー本体もSCEも、ニュアンスは違うけど、ひとまずソフトにコミットすると決めたんだから、もうあとは突っ走るだけでしょう。結局、長い目で見てくれって話には変わりはないのでしょうけど。一応、Cell搭載家電には期待してるんですけど、出してくれますかねー。

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Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(13)~その他もろもろ編

今までは、SDC2007の視察を実際にSPAがとった行動に則してご紹介してきたわけですが、今回は少々おもむきを変えて、ウォークマンS710シリーズiconに対しての個人的な感想とSDCのセミナー終了後に担当さんをとっつかまえて聞き出したヘッドホン新製品についてご報告します。「その他もろもろ」というタイトルが象徴しておりますが、いいかげん記憶も薄れてきたので、かなーり手抜きです。すいません!

なお、このレポートの最後に、今回の日本でのSシリーズ発表後にいただいた読者の方からのご意見を載せています。ソニーの関係者におかれましては、是非、そちらにも目を通してくださいと、ここでお願いしておきます。

ウォークマンSシリーズ新製品について

まずはウォークマンSですが、パーソナルオーディオ編で書いたとおり、コンベンション会場では撮影するだけでもう一杯一杯でしたので、今週頭の連休最終日に銀座ソニービルで改めて実機に触ってきました。なので写真が入り乱れてしまいますが、その点はご了承を。

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欧米での先行発表でのATRAC非対応宣言(?)は衝撃でしたが、SDC開催直前に日本で正式発表された新Sシリーズは、ATRACを捨てず、しかも付加価値としてノイキャン搭載やPCM対応してきたことは、当サイトをご覧の皆様であれば周知の事実でございます。本来ならば、Sシリーズの詳細よりも前に、なぜ、今回ソニーが日本市場向けの製品に限って、従来通りATRACを採用したのかを突っ込まなくてはならないところなのではありますが、何分にも時間が無く、その場では確認できませんでした。

ただ、人づてで聞いた話ですと、「ウォークマンは日本生まれの日本育ち。日本のユーザーを苦しめるようなことはできない」というようなことみたいです。いずれそのうち、大手メディアがSシリーズのレビューと絡めて開発者インタビューを載せるものと勝手に思ってますので、その段階で公式な見解が明らかになるのではないか思います(他力本願モード再び)。

ということで、まずは個人的な新Sシリーズの実物を見た&触った感想。先行発表されていましたし、欧米のオフィシャルサイトで外観や作りはすでに確認できていたわけですが、実際に手にしてみるとこれがまた随分と違いました。「小振りで意外に軽い」というのが第一印象。実際の重さはA800とあまりかわらないし、厚みはA800よりもあるんですが、縦が短いのと、Rがかったボディのせいなんでしょうね。持った感じもとてもしっくり来ました。

欧米モデルとの外観の違いは、ノイキャン搭載による本体のヘッドホンコネクタ部分。S710はA800よりも筐体に厚みがあるので、ノイキャンもなんなく収まったんだろうなあと思っていたのですが、実際はコネクタの部分が少し盛り上がっており、すんなりと収まったわけではないんだなと推測されます。とはいえ、ノイキャンのON/OFFスイッチが設けられただけでなく、5極対応の専用ヘッドホンのコネクタ部分が短くなったり、ヘッドホンコードのバランスが調整されたりと、旧Sシリーズでユーザーから指摘されていた点などが改善されているのには驚きました。(コードについてお知らせ感謝でした!>現さん)

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また、FMチューナー搭載や専用ケーブルによるダイレクト録音への対応などもあり、A800と比べてホームのメニュー構造にも変更が加えられています。画像をご覧いただければおわかりの通り、ホームに「FM」と「録音」メニューが追加されています。録音は、ATRACのビットレートを変更できるんですね。また、ノイキャンも効きを調整できる設定項目が追加されるなど、旧SシリーズのみならずA800をも超える使い勝手の良さを実現しているように思えます。細かいところですが、ホールドスイッチもA800より使いやすくなっていたような気がします。

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旧Sシリーズと比べて非常にレスポンスが良いです。チップ構成がA800と同じなんでしょうから当たり前ですね。十字キーや再生、オプション、バックなどのボタンのサイズや配置がA800とは違いますし、クリック感も異なるので最初は少々とまどいましたが、これも慣れが解決してくれるんでしょうね。同時発表の周辺グッズもバリエーション豊かですし、デザインにさえこだわらなければ、出先で使うには現段階で最強のウォークマンかもしれません。

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iconicon最初は自分もスルー気味だったのですが、実物を見てグラグラ来ています。ソニービルで実物を見た日の夜にメール登録までしちゃいました。でも、旧Sはグループ送りができたりと、新Sに無いメリットもあるんですよね。それ以前に他に欲しいものもたくさんあるしー、ということで実際に買うかどうかはわかりませんが、これからウォークマンを買おうという人にはコストパフォーマンスの面でも自信を持ってオススメできそうです。

(蛇足ですが、今回のS710Fシリーズは初期ロットオススメみたいな話を聞いています。理由はよくわかりません。またたくさんあるカラバリの中では特に赤いのが良いらしいです。3倍速くはないけど塗装はかなりこだわってるみたいです。)

Bluetoothヘッドホンの新製品について

パーソナルオーディオコーナーで完全スルーしてしまった、EX700を除くヘッドホンの新製品ですが、セミナー終了後にAVペリフェラルコーナーの前で担当者を捕まえるというゲリラ行為でお話を聞くことができました。コンベンション本会場の再入場はできませんが、こちらのコーナーはホテルのロビーと隣接していて部屋の前を自由に行き来できたのです。差し障りがあるといけないので、担当さんの名前は伏せますが、以前D777の開発者インタビューでお世話になった方ということだけ言っておきます(って、バレバレか)。

ゲームモードが用意されたWi-Fiヘッドホンや有線タイプのヘッドホン新製品についても説明していただいたのですが、モバイル向きではなかったので軽くスルーして、期待のBluetoothヘッドホンラインナップについて聞いてみたところ、少し前にネタとして取り上げたディスコンになったヘッドホンと据え置き型のアダプターが、SCMS-Tに対応して10月にリニューアル発売されるということでした。これにより、既発売のBT22を含め、ソニーのBluetoothヘッドホンは全てワンセグ音声に対応すると、そういうことでした。

また、これ以外にも、携帯電話の平型プラグに対応した新しいノイキャンヘッドホンが発売されるとのこと。ちなみに、先述のウォークマン同様、従来品で不満が多かったケーブルの長さなどが改善されているようです。てことは従来品のケーブルの長さも今は変わってるんですかね・・・確認し忘れましたのでわからないんですけど。さらに、新しいHDMIケーブルについても説明してくれそうになったのですが、正直興味がなかったので、丁寧にお断りしました。

話をお聞きした範囲だと、真の意味でのBluetooth対応新製品は無かったようですが、今後についてどうなんですか?とお尋ねしたところ、一言、「期待していてください!」と言われました。何やら意味深な発言ですが、それ以上のことは教えてもらえませんでした。気になるけど、こればかりは正式発表待つしかありません。とはいえ、AVペリフェラルではEX700のようなプレスリリースが出る商品は比較的まれなようなので、気がつくとe-Catalogだけに載ってる可能性もありますから、今後はそちらも注意深く見ていく必要がありそうですね。

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個人的にはBluetooth内蔵のウォークマンとそれに対応したノイキャンにも対応したBluetoothヘッドホン。そんな組み合わせに期待したいところなんですが、やっぱ一般受けしないんですかね。

ということで、ここまでがウォークマンSとヘッドホンに関する手抜きなレポートです。ひっぱった割に期待はずれでごめんなさい!。

それでは最後に、今回のウォークマン新Sシリーズの日本正式発表があった後に、とらいでんと+さんとSSDさんからいただいたソニーのオーディオ戦略に対するご意見を載せておきます。(ソニー関係者必読です!)

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祝、PSP-2000発売!

psp2000_0920.jpg本日は新型PSP(PSP-2000)の発売日です。とりあえず、おめでとうございます>SCEさん。先ほど自分の手元にも届きました。ワンセグチューナーとD端子ケーブルも一緒に届きました~。でもドタバタしているのでまだ箱からも出していませーん。まあ、すでに大手メディアががんがんレビューしてますので、落ち着いた頃に使ってみた感想などをお伝えしたいと思います。

ということで、メディアの新型PSPレビューへのリンクをまとめてご紹介しておきますね。

新型PSP「PSP-2000」ファーストインプレッション(PC Watch)
新型PSP「PSP-2000」ハードウェアレポート(同上)
軽い!薄い!まもなく発売の「新型PSP」を触ってきました(前編)(デジタルARENA)
軽い!薄い!「新型PSP」――開発者が明かす”設計の秘密”とワンセグ対応(後編)(同上)
「PSP-2000」ゲームグッズ特集!!新発売の液晶保護フィルター3種とケース3種類を試す(Game Watch)

これ以外にも8月下旬に公開されたレビューもありますので、興味のある方はこちらのエントリーからどうぞ。

あと、今日は東京ゲームショウ初日でもありますね。たぶん、今頃はSCEの平井CEOの基調講演で盛り上がっていることでしょう。午後にはニュースとして飛び込んでくると思われますので、そちらに期待したいと思います。PSP絡みで何か大きな発表があるんですかね・・・。(にしても最近のPSPはテレビCMの量もハンパじゃないですねー)

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PSPは進化するハードウェア

軽い!薄い!「新型PSP」――開発者が明かす”設計の秘密”とワンセグ対応(後編)

デジタルARENAに新型PSPの開発者インタビューが掲載されており、うすかるーいPSP誕生の背景が確認できます。以下にそのポイントを箇条書き。

【企画・デザイン意図】
・新技術を投入して、小型軽量化させて、付加価値をつけていく、という業界としての自然な流れとともに、携帯機としてユーザーに”常に持ち歩いてほしい”ということが最重要課題と考えた
・(デザインに大きな変化がない点について、)このフォルムにワイド液晶という形状こそがPSPというのが、既に世の中で認知されているということが最大の理由

基本的には現行タイプの流れを汲み、そこから進化した後継機というイメージで考えていただくといいとのこと。また、常にカバンに入るサイズになったことで、様々な利用シーンで楽しめるとしています。

【設計関連】
・(カラバリなどの)将来的な展開を考えて、塗装しやすい構造を採用
・持ち歩いてほしいという点を重視したことで、ある程度割り切りが必要な点はたくさんあった
・(小型軽量化ができたのは)技術革新によってパーツをひとつずつ小さく設計できたことが大きい

【ワンセグ関連】
・対応はお客様からのご要望が圧倒的に多かったことが最大の理由
・録画機能についてはPSPのパフォーマンスを踏まえたうえで前向きに検討したい

今後については、「PSPは進化するハードウェア」であり「新型もその一環」であるとして、技術が進化している入力デバイスやセンサー系を周辺機器として取り込み、新しい楽しみを提供したいとか。

新型の先にある新型を今から期待するのは速すぎますかね・・・。それはそうと、もう数日後には自分の手元に届くのか。その軽さと薄さを体感出来る日ももうすぐ。届いたら速攻でCCFF7をプレイ!といきたいところだけど、宿題が多くてダメかなあ・・・。

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