中国消費者の対日感情調査、ソニーの知名度がダントツ

中国対日感情調査:知名度や好感度「ソニー」圧倒、就職は「資生堂」

中国に特化したビジネスリサーチを展開するサーチナという会社の中国消費者の対日感情調査が行われ、ソニーの知名度がダントツだったことがわかったそうです。日本を代表する企業の中から、消費者と密接に関係のある20社を厳選、その知名度と好感度、就職希望などを聞いたとか。

その結果、知っている企業をすべて挙げてもらったところ、最も多かったのが「ソニー」で、中国全体平均の8割を超えたそうです。また、知っている企業の中で好感を持てる企業を三つだけ答えてもらったところ、「ソニー」がダントツで、中国全体平均で5割強。同じく、知っている企業の中でここならば就職してもよいと思う企業をも、「ソニー」が強く、知っている人だけを対象とした割合で3割を超えたとか。

なお、今回の調査は、くだんの反日デモ騒動が起こる前に行われ、中国全土の一般消費者2000人から有効回答を得て行われたそうです。

ソニー、NAB2005に日本の地デジ放送向けのシステムを出展

NAB速報:ソニー、1セグ放送受信機能を載せたPCなどを実演

ソニーは、「NAB2005」のAVC Allianceのブースで、携帯機器向けの日本の地デジ(1セグメント)放送向けのシステムを出展したそうです。パソコンのソフトで映像データをH.264/MPEG-4 AVC方式で高能率符号化。よくわかりませんが、これをその後もごにょごにょして受信端末の1つ、バイオtypeU上にアスペクト比は16対9(320画素×180画素)で表示したとか。表示フレーム数は15フレーム/秒で、データ伝送レートは192kビット/秒。

H.264の符号化および復号化ソフトウエアはソニーの自社開発によるもので、ブースではPSPがH.264を載せた世界初の商用端末として紹介されていたとか。PSPは専用LSIを搭載しているものの、今回出展した復号化ソフトウエアとは共通だそうです。また、下でリンクしている詳細記事には、携帯型情報機器(PDA)型の端末も出展されていたとありますが、この端末はITS世界会議向けに開発したもので商品化の計画はないとか。う~ん、残念。

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ビジネスケータイ(スマートフォン)に必要な機能と不必要な機能

ビジネス向け携帯電話、意見分かれる「カメラ機能」

インターネットコムとインフォプラントが行った、ビジネス向け携帯電話に関する調査結果に関するニュース。FOMA M1000のようなビジネス向け携帯電話が「今後普及すると思う」と回答したユーザーは64.3%。必要な機能は、多い順に「PC との連携機能」、「PC 用のメールが読める」で、仕事で利用するPCと同じ環境を保てるかが重要視されているとか。以下、「セキュリティ機能」、「待ち受け時間の長さ」、「フルブラウザ」、「海外でも使える」、「スケジュール」。

「カメラ」については、「必要だと思う」が51.0%で、「不要」が49%。「メモ代わりに」「簡単な記録として」などとする必要派の意見に対し、不要派はセキュリティ上の問題点を挙げているそうです。また、携帯電話の機能が拡張されると、そこに新たな脅威も現れるとして、「Symbian」OS搭載機を狙うワームなどが紹介されていました。

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SPE、UMD Video第3弾4タイトルを6/22に発売

SPE、PSPで再生するUMDビデオソフト第3弾-「チャーリーズ・エンジェル」など4タイトル

SPEは、PSP用UMDビデオソフトの第3弾として、「チャーリーズ・エンジェル」「13ゴースト」「ロック、ストック & トゥー・スモーキングバレルズ」「ユー・ガット・サーブド」の4タイトルを6/22に発売するそうです。価格はあいもかわらず3,990円。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(1)

ネットワークウォークマンの新製品で、ニックネームとして新たに「ウォークマン スティック」と銘打たれたNW-Eシリーズの最上位モデルに当たる「NW-E507」のレビューをこれから何回かに渡りお届けします。

自分が購入したのは、ソニスタオリジナルモデルの「プレミアムゴールド」。ソニスタでの販売価格が22,800円でしたが、ソニスタオリジナルケースとワイド保証を追加した内容でスタメン向け割引クーポンと送料無料クーポン、それと若干残っていたお買い物クーポンを使って最終的に税込20,625円で購入しました。

本体のファーストインプレッション

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左上がパッケージですが、内容物の割にそこそこのサイズ。表面には日本語表記は一切無く、3分充電による3時間連続再生と最大50時間というスタミナ連続再生を英文でアピールしています。ちなみに、パッケージには先述の「ウォークマン スティック」という呼び方は一切使われていません。右上が内容物一式で、本体の他に、パソコン接続用USBケーブル、CD-ROM、巾着タイプのキャリングケース、プラスチック製のクリップ、各種説明書や保証書などが付属します。パッケージにはヘッドホンの画像が入っていますが、ソニスタモデルにはヘッドホン(MDR-E931/SP同等品)は付属しません。それについては内容物のペラ紙に説明が記載されています。

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本体です。すでにIT系メディアのレビューでも書かれていますけど、質感はなかなかのものです。小寺さんの週刊「Electric Zooma!」で書かれていますが、「二重構造にして、光の反射と屈折率をいじっている」とする表面につかわれている透明アクリルのデザインは秀逸で、製品コンセプトのイメージとなった「香水瓶」も言い得て妙。裏面は銀色ボディーにウォークマンのエンボスロゴ入り。ちなみに、シリアルNo.などの製造情報はシールに明記されており、自分で剥がせるようになっています。なお、シリアルNo.は本体の操作でいつでも有機ELディスプレイに表示可能ですのでシールを剥がしてしまっても問題ないということなんでしょうね。それと意外だったのが重さ。たった47gなんですけど、見た目以上にずっしりとくる感じというか、中身がぎっちり詰まっているような印象を受けました。まあ、iPod suffleが22gですし、その2倍以上あるので余計にそう感じたのかもしれませんが…。

んで、一番びっくりしたのが裏面のシールに記載されていた「MADE IN CHINA」の文字。自分は初代HDDウォークマンしか所有していないので他の製品のことはわからないのですが、NW-HD1はしっかり「MADE IN JAPAN」でした。最近抗日で何かと問題になっている中国で作られたソニー製品ということで気持ち的にも複雑な感じ。中国ではなにやらソニーが日本製品の代表としてかなりバッシングされているようなので、今後の生産体制に影響がないのかよけいな心配をしてしまいます。それはさておき、モノとしてのトータルの出来は非常に良いと個人的には感じましたです。

今回はまだまだ長くなりそうなので、続きはまた次回に。

【4/24追記】TAKEさんから「この製品の生産国ですが、たまたま現物を見せてくれたある家電量販店のものはマレーシア製でした」という情報をお寄せいただきました。モノによっては生産国が違うようです。理由はよくわかりませんが…。

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ソニーブランド、強いが裏には「早く私たちの欲しいものを出して」という声が

「ブランド・ジャパン2005」結果発表、消費者の評価トップは「ソニー」

日経BPコンサルティングによる、一般の消費者とビジネスパーソン合計3万7000人へのアンケート調査から延べ1500ブランドを並列に評価した「ブランド・ジャパン2005」の結果によると、コンシューマー市場調査(BtoC調査)で、前回2位だった「ソニー」が今回は首位になったそうです。ビジネス市場調査(BtoB調査)では、「トヨタ自動車」が首位。昨年トップの「ホンダ」が第2位に、「ソニー」は1つ順位を下げて第3位に入ったそうです。

日経BPコンサルティングのプレスリリースには、ブランド・ジャパン企画委員会の片平委員長のソニーに対する以下のようなコメントが掲載されています。

プレスでは昨今散々の評価だが,「私はソニーファン」という消費者が減っていない点を再認識すべきだ。「最近使った」というスコアが大きく減っていることを考え合わせると,「ソニーさん,早く私たちの欲しいものを出して」という隠れた声が聞こえてくる。2年前に50位以内だったVAIOやプレステ2,SME,SCE,ソニープラザなどのサブブランドがすべて50位圏外に去ったことはそこのところを如実に表している