ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(1)

ネットワークウォークマンの新製品で、ニックネームとして新たに「ウォークマン スティック」と銘打たれたNW-Eシリーズの最上位モデルに当たる「NW-E507」のレビューをこれから何回かに渡りお届けします。

自分が購入したのは、ソニスタオリジナルモデルの「プレミアムゴールド」。ソニスタでの販売価格が22,800円でしたが、ソニスタオリジナルケースとワイド保証を追加した内容でスタメン向け割引クーポンと送料無料クーポン、それと若干残っていたお買い物クーポンを使って最終的に税込20,625円で購入しました。

本体のファーストインプレッション

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左上がパッケージですが、内容物の割にそこそこのサイズ。表面には日本語表記は一切無く、3分充電による3時間連続再生と最大50時間というスタミナ連続再生を英文でアピールしています。ちなみに、パッケージには先述の「ウォークマン スティック」という呼び方は一切使われていません。右上が内容物一式で、本体の他に、パソコン接続用USBケーブル、CD-ROM、巾着タイプのキャリングケース、プラスチック製のクリップ、各種説明書や保証書などが付属します。パッケージにはヘッドホンの画像が入っていますが、ソニスタモデルにはヘッドホン(MDR-E931/SP同等品)は付属しません。それについては内容物のペラ紙に説明が記載されています。

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本体です。すでにIT系メディアのレビューでも書かれていますけど、質感はなかなかのものです。小寺さんの週刊「Electric Zooma!」で書かれていますが、「二重構造にして、光の反射と屈折率をいじっている」とする表面につかわれている透明アクリルのデザインは秀逸で、製品コンセプトのイメージとなった「香水瓶」も言い得て妙。裏面は銀色ボディーにウォークマンのエンボスロゴ入り。ちなみに、シリアルNo.などの製造情報はシールに明記されており、自分で剥がせるようになっています。なお、シリアルNo.は本体の操作でいつでも有機ELディスプレイに表示可能ですのでシールを剥がしてしまっても問題ないということなんでしょうね。それと意外だったのが重さ。たった47gなんですけど、見た目以上にずっしりとくる感じというか、中身がぎっちり詰まっているような印象を受けました。まあ、iPod suffleが22gですし、その2倍以上あるので余計にそう感じたのかもしれませんが…。

んで、一番びっくりしたのが裏面のシールに記載されていた「MADE IN CHINA」の文字。自分は初代HDDウォークマンしか所有していないので他の製品のことはわからないのですが、NW-HD1はしっかり「MADE IN JAPAN」でした。最近抗日で何かと問題になっている中国で作られたソニー製品ということで気持ち的にも複雑な感じ。中国ではなにやらソニーが日本製品の代表としてかなりバッシングされているようなので、今後の生産体制に影響がないのかよけいな心配をしてしまいます。それはさておき、モノとしてのトータルの出来は非常に良いと個人的には感じましたです。

今回はまだまだ長くなりそうなので、続きはまた次回に。

【4/24追記】TAKEさんから「この製品の生産国ですが、たまたま現物を見せてくれたある家電量販店のものはマレーシア製でした」という情報をお寄せいただきました。モノによっては生産国が違うようです。理由はよくわかりませんが…。

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