「SPAのつぶやき」カテゴリーアーカイブ

4/26のつぶやき~NHKスペシャルを見て

4/23のNHKスペシャル「日本の群像・再起への20年」の第1回「トップの決断」を見ました。興味深かったのが、コロンビア映画(現ソニー・ピクチャーズ)の買収にまつわるエピソードが中心になっていることでした。元社員が書いた「ソニー本社六階」でもこのことは「大借金会社への転落」のきっかけとなったとしてスキャンダラスに語られていましたからね。ソニーアメリカ社長だったのミッキー・シュルホフ氏やソニー・ピクチャーズ幹部らの暴露本「ヒット&ラン」の話もでてくるあたり、「ソニー本社六階」の影響もあるのかなと勘ぐってしまうところがありますが、どちらにせよ、現在のソニーが直面している様々な問題の根底にあるのは、バブル崩壊前の大賀社長時代に行われたコロンビア映画(現ソニー・ピクチャーズ)の買収に端を発しているのだろうなということをこの番組を見て実感しました。

最終的には出井さんが陣頭指揮を執り、映画事業を継続した結果、スパイダーマンがソニーを救うとまでいわれるほどにソニー・ピクチャーズが成長をとげたということになってますし、同じ轍は踏まないという意味でMGMの買収もリスクの少ない手法で行われたみたいですが、買収した真価が問われるまでにはまだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。

結局、出井さんって、ITとAVの融合とかハードとソフトの融合みたいなことを目指してきたのが表側とすれば、社長就任後ほどなくしてから今までの間、前の経営陣が生み出した莫大な負債処理のしりぬぐいを裏側でずーっとさせられてきたんだなあみたいな印象が強くなりました。特に番組の最後で見せたクルマの後部座席での遠くを見るような目がそれを物語っているような気がしてなりません。あと、出井さんがクルマででNYのオフィスに向かう途中、右に見えたアップル「iPod」の屋外広告が何かを象徴しているようで印象的でした。

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4/24のつぶやき~投稿をまとめてご紹介

今日のつぶやきは最近頂戴した投稿による情報をまとめてご紹介します。まずは、pocketbookの章仁さんからいただいた情報です。

デジタルブックのある生活(7)にてCLIE NX80Vを使って読書されている方が紹介されていました チョット褒め過ぎでない?という気もしますけど 実際NX、THの縦長画面は読書向きですよね

とのこと。確かにクリエのワイドハイレゾはテキストが読みやすいですね。欲を言うなら、もう少しフォントのバリエーションがあればというところなんですが、まもなく生産完了ですもんね…。ホント残念です。ところで、そんな章仁さんご自身も「デジタルブックのある暮らし(5)」でクリエNX73Vでの読書術を披露なさっているだけでなく(Thanks!>かねやんさん)、「社長賞営業マンのシェアリング手帳術」という連載をスタートなさっています。紙の手帳とクリエとケータイを駆使して『社長賞』を獲得した章仁さんの手帳術、これからも楽しみです。投稿ありがとうございました&連載頑張ってください>章仁さん。

続いて、クリクラ時代からもソニー関連の情報をお知らせくださっているmondoさんからの情報です。

明日のNHKスペシャルは「トップの決断」ってテーマでソニーの出井さんが出ますよ~。

と、随分とはしょってしまいましたが、ここでの明日は今日4/24(日)夜の「NHKスペシャル」のことで、番組にソニーの現CEO出井さんが登場するそうです。タイトルは「日本の群像 第1回 トップの決断 ~継続か撤退か~」で、ソニーのコロンビア、三菱地所のロックフェラーセンター買収が生んだ大赤字に苦しむ2人の企業トップの再起への格闘を軸に、「日本企業がかつての自らのあり方を変え、グローバルビジネスの世界でどう勝ち残ろうとしているのかを見つめていく」とか。これは楽しみというか必見ですね。予約、予約と…。毎度お知らせ感謝です&見落としていたので助かりました>mondoさん。

また、ここ数日レビューをお届けしているウォークマン スティックについて、TAKEさんから情報を頂きました。

ウォークマン スティック「NW-E507」「NW-E407」ですが、昨日一昨日とあちこち探し回りましたがどこにもありませんでした(色によってはあるのですが)。ところで、この製品の生産国ですが、たまたま現物を見せてくれたある家電量販店のものはマレーシア製でした。色々な国で作っているのですね。

とのこと。自分のNW-E507は中国製だったんですが、マレーシア製もあるんですね。50xシリーズと40xシリーズで違うとか、色で違うとか、あるんですかね。どういう理由で振り分けているんでしょうね。製造国が違ってもソニー製品にかわりないのはわかっていても、気持ちとしては盛田さんの著書のタイトルにもなった「メイド・イン・ジャパン」になんとなくこだわってしまうんですよね。モノづくり復権をかけるソニーだけに、「メイド・イン・ジャパン」にはこだわり続けて欲しいという気持ちもあります。ちなみに、思い立ってまわりのソニー製品を調べてみたら、クリエもハンディカムもサイバーショットもHMP-A1もPSPもエアボードも、すべてが「メイド・イン・ジャパン」でした。なんかうれしかったっす。ということで、お知らせ感謝です>TAKEさん。

以上、3つの情報投稿のご紹介でした。
そうそう、当サイトも先週で開設3ヶ月となりました。いつも訪問してくださる皆様に感謝いたします。

4/19のつぶやき~「ソニー本社六階」読みました

sony6f.jpg昨日、leavileさんからご紹介いただいた「ソニー本社六階」が地元の書店にあったので購入、昨日のうちに読み終わりました。

著者の竹内さんは、冒頭、この書籍に関して、医者から「ガンの疑い」をかけられたことで自分のサラリーマン人生を総括しておくために書いた体験記を元に編集されたものあり、「元いた会社の内情を暴露したり、ことさらセンセーショナルに書き立てる意図を持ったものではない」と断りを入れていますが、ソニーファンの自分が読んでも充分センセーショナルな内容でした。

実際のところ、竹内さんがソニーに在籍していたのは1988年の新卒入社から2000年の秋であり、その時代に起こったことが中心に書かれていますが、先頃起こったソニーショックや経営者刷新人事に至る経緯が充分推測できるような事実に、ファンのひとりとして驚きととまどいを感じずにいられませんでした。

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4/18のつぶやき~ムービーのエンコードは、ホントじれっタイガー

先週金曜日からスタートしたテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」。同居人と違って、この春は見たいと思う番組が少ない中、これだけは見逃すまいと誓っている数少ないドラマです。第一話目は「芝浜の回」。見所として言いたいことはほとんど同居人に書き尽くされてしまいましたが、やはりマコトとぶっさん、もとい、虎児と竜二のカラミもさることながら、西田敏行を初めとする名脇役陣の演技+α(=小ネタ)の数々でしょうか。

落語が大きなテーマになっていることもあって、舞台の中心が浅草になってますが、どん兵衛家も2世帯同居で弟子達を含めた大家族ですね。下町風情の家で懐かしのTBSドラマ「寺内貫太郎一家」や「ムー(一族)」の匂いがぷんぷん。そこに「池中玄太」テイストまでがミックスされているもんだからたまらない。西田敏行氏はさすがに以前のようなキレた演技は難しいかもしれないけど、ジェンガ絡みの親子げんかのシーンでは昔を彷彿とさせる動きとセリフで笑わせてくれました。

そして、このドラマのトリックスター、メグミ(伊東美咲)を媒介(?)に、老若入り乱れるオトコたちの関係性がどうなっていくのかも楽しみなところ。

t_d_1.jpgドラマとは話は変わって、右の画像は同番組をDVDに保存したものをMPEG-2にエンコードし直してHMP-A1で再生しているものと、そのMPEG-2ファイルをImageConvertor2で標準画質でコンバートしたものを見比べているときの画像です。動画のクオリティは前者の方が圧倒的なのですが、HMP-A1は液晶が白っぽいので赤の発色が今ひとつなんですが、右のクリエVZ90は有機ELの赤の発色が素晴らしく、MPEG-4の384kbpsでもたいして見劣りしません。さすがに動きの速いシーンなどは厳しいですけど、この手のドラマぐらいなら全然問題なし。ちなみに、MPEG-2のファイルは1.8GB、クリエ用のMPEG-4のファイルはたった218MBと約9分の1です。そういえば、このファイルを作成するのにえらい時間がかかってるんですよね。やっぱり、PSXとかスゴ録でもっと手軽にこういうムービーが書き出せるようになると良いのになあってつくづく思います。

4/17のつぶやき~アド街、品川特集を見て

昨日のテレ東の「アド街ック天国」は品川特集でした。品川といえば庄司、じゃなくて御殿山ソニー村と連想してしまうソニーファンの自分は、てっきりソニー絡みのスポットが紹介されると思いきや、あくまで駅周辺のエンタメスポットと飲食店ばかりでした。場所柄、特にプリンスホテル絡みの施設が多く紹介されていましたね。ちなみに、ベストテンは以下の通り。

10位 品川プリンスシネマ(品川プリンスホテル エグゼクティブタワー3F)
※フードコートの紹介も
9位 飛天(高輪プリンスホテルの宴会場)
※芸能人の披露宴会場としてよく使われるとか。
8位 ニホンドウ漢方ミュージアム
※漢方をおしゃれに楽しむ複合ショップ。女性に人気とか。
7位 DEAN & DELUCA(駅ビル「アトレ品川」内)
※NYに本店がある値段もスーパーな高級スーパーマーケット。コンセプトは食のセレクトショップ。
6位 エプソン 品川アクアスタジアム アトラクションズスクエア(品川プリンスホテル内)
※目玉の水族館ゾーンは別格で1位にランクイン
5位 品達ラーメン 麺達七人衆(京急ガード下)
※神奈川から進出したという「なんつッ亭」のラーメンが気になる~。スープは豚の頭蓋骨からダシを取るそうです。最大の味の決め手は「マー油」とか。通は残ったスープにご飯を入れてラーメンライスに~!
4位 原美術館(コンテンポラリーアートの美術館)
3位 ダノイ アルトリ & アロマ クラシコ(イタリア料理店)
※イタリア料理店の双璧とか。前者は高輪、後者は港南に。
2位 グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン(駅ビル「アトレ品川」内)
※NYの有名なオイスターバー2号店。以前入ろうとしたことがありますが、予約なしではダメでした。
1位 エプソン 品川アクアスタジアム 水族館ゾーン
※300種類20,000匹の魚や海の動物が。20メートルの水中トンネルや各種動物ショーのプールが目玉。レストランにも水槽が!

トップテン以外で個人的にすごく気になったというか是非いってみたいと思ったスポットは以下の通り。

日本蕎麦屋「しながわ翁」(18位)
※つまみの卵焼きがとにかくうまそう!
屋形船「船清」(11位)
※120人乗りの屋形船。客席が掘りごたつ式というのもうれしい。屋形船で大オフ会ってのもおつかも~って、1名食事付きで10,500円じゃちと豪華すぎ?

それとびっくりしたのは、「品川芸者」(16位)。品川はかつて宿場町として栄えたらしく、こういう人たちがまだ残ってるんですね。今では珍しい女形の芸者さん(なんと18歳)も紹介されていました。

昼に品達ラーメンで人気のラーメンを食べてからアクアスタジアムに行って胃の消化を促進。夜は屋形船 or 蕎麦で締められたら最高って感じでしょうか~。にしても、品川がここまで発展するとはソニー関係者も思っていなかったのでは?

4/16のつぶやき~ソニーブランドのACIDをゲット

買っちゃいました。というか、久しぶりにバージョンアップしました。

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以前のバージョンはまだソニーが買収する前だったんですが、ついにソニーブランドのACIDをゲット。前のバージョンも大して使いこなせなかったので、今回こそと意気込んでみるものの、ハードを含めて諸々のセットアップが結構面倒で、すでにめげそう。というか、パソコンのスペックがすでについて行けない感じ。そういえば、Cubase SXもアップグレードしてないなあ…。

ACID PRO 5(Hookup)