突然の訃報を受け脊髄反射的に注文してしまった紙ジャケット版「スリラー」が昨日ようやく手元に届いた。
このアルバムが出た1983年頃はまだまだレコードが主流で、当時学生だった自分も貸しレコード屋で借りてテープにダビングして、それこそ飽きるまで聞きまくったものだ。つーか、今にして思えば、「Thriller」なんて単語はこのアルバムがヒットしなければ絶対にスペル覚えなかったぞ。
みたいな話はともかく、実際のところ当時の自分の関心はマイケル本人と言うより楽曲そのものにあったような気がする。クインシー・ジョーンズがかき集めたビッグなゲストミュージシャンの仕事っぷりに目、ならぬ耳がいったのだ。
「Beat It」におけるEddie Van Halenのギターソロの存在感たるや…。ほんの数小節であの起承転結。当時もギター誌で相当話題になったっけ。Eddie Van Halenの起用については昨晩深夜の、NHKの特番でも取り上げられたぐらいである。
あと、縁の下の力持ちとしてTOTOのメンバーの貢献度も見逃せない。「Beat It」の印象的なギターリフとベース(!)はSteve Lukatherの、地味に聞こえるドラムは今は亡きJeff Porcaroの、シンセはSteve Porcaroの仕事である。
このほか、Beat Itだけとってみても、Greg Phillinganes、Bill Wolfer、Paul Jacksonなど、著名なミュージシャンがごろごろ参加している。

というような事実を、今回発売の紙ジャケに同梱されたLP当時の封入物を忠実に再現した印刷物で改めて確認できた。てことで、「スリラー」という怪物アルバムを支えた当時のミュージシャンたちの仕事ぶりも評価されてしかるべきだよなーと思う今日この頃。
にしても、NHKの特番はすごかったなあ。「Thriller」と「BAD」のプロモビデオをノーカットでしかも字幕入りでオンエアしちゃった。「オレはワル、ワル」には笑ったけど、その辺のところを含めて、同居人曰く永久保存版だそうな…。




