「SPAのつぶやき」カテゴリーアーカイブ

侮れませんよ、TDKの500円スピーカー

tvlack.jpg先日、アマゾンでBRAVIA20インチ用にテレビラックを注文。構造がシンプルで作りもしっかりしており大満足。なにより1,980円という安さが魅力でした。で、本題はコイツの事じゃなくて、TVラックと一緒に注文してあったTDKのCDキャリングケースの方。

この商品はCDキャリングケースにスピーカーがくっついたもので、あの平面スピーカーの技術を応用して作られております。元々はTDKのWebショップ限定品だったようですが、在庫処分が理由か何かわかりませんが、アマゾンでも取り扱われているのを発見。

しかも、定価が2,000円なのになんと500円で売りに出されていたのです。500円ならダメダメでもあきらめが付くし、単品では送料がかかるということで、先のラックと一緒に注文していたのですが、結局ラックとは別便扱いになって手元に到着しました。(送料を考えたらアマゾンが赤字じゃないんですかね…)

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本体カラーがオレンジのものを購入。パッケージは紙製で、中身は本体と取説のみ。本体は意外に大きめで重量もそこそこあります。もちろんポケットには入りません。ケースのマチの部分に「I’m a speaker」のロゴが付いているだけのシンプルなデザイン。ちなみに、TDKロゴはファスナーと内部の平面スピーカー部に付いています。

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使い方は説明いらず。単三乾電池二本を上蓋のバッテリーケースに入れ、ミニプラグを再生機に接続して、電源スイッチを入れるだけ。で、出てきた音を聞いてびっくり。音はケースの上蓋表面から出るのですが、モノラルながら意外に良い音出すんですわコイツが。ケースがウーハーの役割を果たすのか低音もぎりぎりなんとか出てます。プレイヤーのボリュームを上げすぎると音が割れちゃいますが、普通に聞く分にはそれほどボリュームを上げなくても十分といった印象です。

で、12枚収納のCDファイルをはさんだ底蓋にプレイヤーを収納できるのですが、手持ちのCDウォークマンがどんぴしゃで収納可能でした。って、CD用のケースなので当たり前ですね。ちなみに、フラッシュタイプのウォークマンなどではスカスカ。やはりCDやHDDタイプの大ぶりなプレイヤーがしっくりくるサイズです。

ということで、そこそこかさばるのですが、デスクトップに常備しておいて、ポータブルスピーカーとして使うというのもアリ。行楽のお伴や、CDプレイヤーを毎日持ち歩くような人にも、意外に便利に使えるのではないかと思いました。

これが2,000円ならそれなりに厳しい評価をしたかもしれませんが、500円ですからね~。とりあえず、6/1現在でオレンジブルーの在庫があるようですが、ブルーも買っておこうかなあなんて気になってます。ということで、CDウォークマンユーザーには必携のケースかもです!

【追記】このエントリー書いている最中に同居人に使わせたら気に入ったとかで、速攻で自分用のブルーを注文しちゃいました。ちなみに、同居人はiBookの横に置いてiTunesの音楽を再生しておりました(<わらうところですね)。

eneloop USB専用充電器セットを試す~アレとの接続はお約束?

5/24のつぶやきエントリー中に届いたのはコレ。三洋eneloopの「USB専用充電器セット」でございます。家電Watchにも詳細なレビューが掲載されていますので、細かい話は抜きでさらりとご紹介。

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価格は税込1,980円。パッケージはお馴染みブルーのグラデ。中身は充電器本体と単3型の充電式ニッケル水素電池が2個、取説というシンプルなもの。自分もですが、電池はすでに大量に持っているという人のために電池無しのパッケージ(1,500円ぐらい?)も用意して欲しかったところです。ちなみに、充電時間は単3が2個で280分、単4が2個で120分だそうです。

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その単4の充電は、アジャスターを畳むことで可能になります。この状態で本体とアジャスターがフラットになるので余計な突起が無くなって持ち運びやすくなるようです。なかなかよく考えてますね~。

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ソニーの多機能ポータブル充電器「CP-3H2Kicon」と比べてみると、そのコンパクトさがわかります。といっても、製品のコンセプトが真逆なので、比較しても意味もないのですが…。

eneloop_usb_4.jpg真逆の製品だからこそできるのが両者の接続。お約束ですね。電池で電池を充電することにどれだけ意味があるのかという話もありますが、CP-3H2Kでは単4の充電ができないので意味がないこともないかと。また、CP-3H2KをAC電源に繋げば一挙に4本の電池を充電することもできます。とはいえ、出先に両方を持っていくようなシチュエーションは正直あまり無いかもしれませんね…。

ただし、単体で考えると話は別。ノイキャンヘッドホンや乾電池駆動のデジカメ、ワイヤレスマウスやBTキーボードなどを持ち歩くことが多い人にとっては便利なグッズかもしれませんよ。ちなみに、ソニーのCyber Energyも問題なく充電できました~。

5/23のお台場は暑かったけど楽しかった

昨日、メディアージュのソニスタでアレを見た後、お約束のお台場散策。αはレンズがマクロ1本のみだったので、広角用にGR Digitalも持参。ソニスタではほとんど使いませんでしたが、それ以外の場所ではGRメインで。コンデジはさっと取り出して撮影できるのが良いですね。

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上がαで下の3枚がGR。αの2枚の違いはピントのみ。マクロレンズはこのボケで遠近感を表現できるのがよいですね。なんとなくですが、GRを使うと縦の構図が多くなりますね。広角を活かした奥行きのある画にしたくなってしまうようです。

ランチはアクアシティのイタリアンレストラン「ペッシェ ドーロ」で。昼からビール(H&H)飲んじゃいました。すいません。だってテラス席がめっちゃ暑かったんですもん…。ちなみに、このレストランは初めて入ったんですけど、テラスからの景色もさることながら、パスタがむちゃくちゃうまかったっす。麺のゆで具合が絶妙でとってももちもちしてましたです。今度は是非夜に行ってみたいです。

3枚目は水上バスから。船の科学館が見えてますが、手前のPSPでは「みん地図2」を動かしています。GPSで水上でもばっちりでした。ちなみに、昨日はPetaMapの最新データを入れたメモステをPCに入れっぱなしで外出してしまい、メモステ無し(=UMD内のデータのみ)で動かしたのですが、お台場周辺のPlaceEngineデータもそれなりに収録されていたようで、Wi-Fiでもそこそこ正確に位置表示してくれましたですよ。

070523_cd.jpg毎度お馴染みのHMVにもしっかり立ち寄ってCDを3枚ゲット。買ったのは昨日がちょうど発売日だったJeff BeckのLive以外に、Maroon5の新譜と店がプッシュしていたカナダ出身の大型新人ポップスアーティスト「dbClifford」の「Recyclable」なるデビューアルバム。視聴機で聞いたら好みだったので。ちなみに、この人所属はSony BMGみたいです。BeckのLiveは本日、一度通しで聞いただけですけど、最後のOver The Rainbowは鳥肌モノでした。しばらくはこの3枚をローテでA800に入れて聞きまくります。

それと、帰宅したらAmazonに注文してあった「007カジノロワイヤル」のBlu-rayディスクが届いておりました。ソニー関連のサイトチェックをさらりとすませ、たいしたニュースがないのを確認後、そのまま映画タイムに突入することに。寝室にあったPS3を数ヶ月ぶりにリビングに移動し電源オン。やっぱり映画を見るなら大画面じゃなくてはです。

で、映画の方ですけどロードショー時の評判どおり、最近見た映画ではダントツに面白かったっす。久々にロードショーで見ておけばよかったなあと後悔しました。MPEG-4 AVC収録がどうこうじゃなくて、内容が最高に面白い。ちなみに同居人も大絶賛でした。(ぶっちゃけ、MI:3の百倍面白かったっす)

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ソニー製品もいたるところで登場しますが、それほどいやらしくは無かったです。いきなりHDDウォークマン(HD5かな)が出てきて驚きました(撮影時期を考えるとそりゃそうだよな…)。スタントが多く、スパイダーマンばりにCGバリバリなのかと思ったら、メイキングを見てほとんどが実写と知り驚きました。Blu-rayはこういう迫力のある映像がさらに際だって良いですね~。まだ見ていないという人でPS3をお持ちの方は是非Blu-rayで見てみてください。ソニーが伝えたい感動映像の意味が多少なりともおわかりいただけると思います。にしてもSPEの映画、マジで侮れなくなってきたぞ…。

そうそう、久々にPS3のリビング(一時)復帰記念じゃないですけど、「flOw」というPS3オリジナルソフトをダウンロードしてみました(右上画像)。これがびっくりするほど面白い、というか、美しい。SIXAXISコントローラーのモーションセンサを使ったゲームなんですが、端で見ていた同居人が珍しく感動していました。すでに遊んでいる人も多いかもしれませんが、知らなかったという方はだまされたと思ってプレイしてみてください。840円払っても全然惜しくない内容だと思いますですよ。う~ん、PS3も面白くなってきたぞ…。

それと、このエントリーを書いている間にまた別なモノが到着しました。コレについてはまた後日。(CDの画像にちょこっと映ってます。ソニー製品じゃないですが…)

今日は仕事にならないのでオフ日~α片手に行く先は…

訳あって今日は朝から夕方までほとんど仕事場にいられない(仕事にならない)状況になります。こんな時こそモバイルといきたいところですが、速度の遅いPHSでの作業はストレスが溜まるということで、思い切って(勝手に)オフにしてしまうことに決定。

とここで、バイオ「TX90」ユーザーのたこやきさんからのお便りをご紹介。

ついにtype TZが出ましたね、ソニーファンとしては「VAIO 10周年記念モデル」と銘打たれた本機に、SPA様と同じく非常に惹かれます。
…が、SantaRosaや無線LAN広帯域化などのバージョンアップ要素が今後多く含まれることを考えると、TX90→TX92の時のように、同じデザインで高機能化は大いにありえるなぁ…と、私は今回スルー気味です。
(しかし、近々一度実物を拝みにいきたいなぁ…と思っています。自分も物欲が刺激されないように気をつけます^-^;)

pdog.jpgいつもいつもお便りありがとうございます>たこやきさん。おっしゃるとおり、Vista搭載PCという観点から考えても、細かいバージョンアップはありそうですね。ところで、今回のTZってシリーズ化していくんでしょうかね。10周年記念モデルということで、以後発表されるであろう「type Ticon」の標準モデルと差別化されていくのか、その辺が少々気になるところであります。

ちなみに、自分は今日現在、まだ実物を拝んでおりません。ある意味、このまま見ないほうが幸せに生活できそうな気もしないでもないです。

で、先述の通り今日の日中はほとんど仕事にならないので、カメラ(α)片手にお出かけしちゃうつもりなのですが、なんとなく自然に某所に足が向いてしまうような気がしてならないんですよね~。

ってはなから行く気満々じゃんか。さてさて、どうなることやら…。

ということで、今日は大きな新製品発表があってもたぶん更新できません。
何かあったら夜にまとめて更新するつもりです。

(画像はエントリーとはなんの関係もない、桜の季節に撮った某動物園のプレイリードッグです~)

70年代ロック・アルバム・ベスト100の1位は…

一月ほど前のつぶやき「60年代ロック・アルバム・ベスト100の1位は…」で取り上げた、レコード・コレクターズですが、創刊25周年の第2弾である「70年代ロック・アルバム・ベスト100」特集が組まれた2007/6号をゲット。トップ3は、The Sex Pistols、Neil Young、John Lennonでした。

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自分が持っているCDでランクインしたものを一部ピックアップ。Stonesの2枚はいずれもトップ10入りしているほか、クラプトンの「レイラ」も9位に入ってました。詳細は本をご覧いただくとして、個人的に印象深かったのがJeff Beckの「Blow by Blow」が40位に入っていたこと。全曲インストルメンタルのアルバムランクインはある意味快挙なんじゃないでしょうか。若い頃はギター小僧達みんなのバイブルでした。自分が持っているCDはEPICのSBM(Super Bit Mapping)シリーズで20 bit Masteringが施された完全限定版で、95年リリースのもの。買った当時は音の良さに驚いたものです。

蛇足ですが、Jeff Beckの最新ライブアルバム「ライヴ・ベック’06」(右画像)がきたる5/23に発売されますぜ。ミスピッキングすらかっちょいい神懸かりなライブパフォーマンスらしいです。コイツはゲットしないと…。

話は戻りますが、70年代というと自分が小学生から高校に入学するぐらいまでの一番多感な時期。中学生で初めてギターに触れて以降、高校生でロックギターに目覚め、70年代後期はハードロック一辺倒。だもんで、パンクやポップスは正直苦手でした。なので、レココレのトップ100にランクインするようなアルバムは実際のところあまり聞いていなかったというのが正直なところです。でも、大人になってから買って聴いたアルバムは多数ありますよ。Maria Muldaurなんてほんの数年前に買ったぐらいですから。

レココレが選ぶアルバムは、音楽的に革新・革命を起こしたであるとか、社会的に影響を与えたであるとか、そっち方面での評価みたいなものが多分に含まれているような気がしますが、自分の若い頃なんて歌詞はそっちのけで、サウンド、とりわけギターがかっこよければ何でもOKみたいなところがあって、音楽評論家の皆さんとは思い入れも全然違うんですよね。そういう意味で、選者の一人である小川真一さんの、

ベスト100に選ばれたアルバムを何枚持っているかなんて、なんの尺度にもならない。それよりも自分なりの地図が書けるかどうかの方がはるかに重要

という選評コメントに思い切り共感してしまいました。音楽の好みは人それぞれ。好きなアーティストや音楽が共通言語になっていた昔と違って、今の音楽は本当に多種多様ですよね。良い時代になったものです。

70年代って口では簡単に言うけど今からもう30年以上も前なんですよね。何十年も愛され続ける音楽ってやっぱすごいや…。

ところで、さとーさんからロックアルバム絡みでこんなお便りを頂戴しておりました。感謝です!&ご紹介が遅くなり申し訳ありません>さとーさん。

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買いか待ちか

iconicon標準型のデスクトップPCからの撤退完了を明らかにした決算発表会から一日空けた昨日、10周年を高らかに宣言し、その記念モデルとして「type Ticon (TZ)」を発表したソニー。何かが終われば何かが始まり、どこぞの事業が落ち目なら他の事業で盛り返す。これもある意味「ソニーらしい」動きでございます。

ソニーを含む大手家電メーカー各社が決算を発表した一昨日といえば、富士通が重さ約580gの超小型PC「LIFEBOOK U」を発表した日でもあります。テレビのニュースでも取り上げられ、この手の製品では先行していたソニー製品と競合するみたいな切り口で紹介されていました。ネタに取り上げようと思っていたところにTZシリーズの発表が来たもんでその気もすっかり失せてしまいましたが…。

iconiconでもって、一昨年の今頃を思い出してみると、MSが提唱するUMPCが形になり、巷を賑わせ始めた時期なんですよね。06年4月にMS社はUMPC発表会でソニーのtype Uは高すぎたとコメント。その一ヶ月後にアレです。そう、新type Uのティーザー広告がアップされはじめ、連日のように一人勝手に盛り上がっていたのがちょうど一年前ってことになります。その後のUMPCとtype Uの成り行きについては当サイトをご覧の皆様には説明する必要もないですよね。

とりとめもないことを書いておりますが、表題の「買いか待ちか」はもちろんTZシリーズの事をさすわけでありまして、まあ人並みに(?)どうしようかと悩んでいるわけです。今自分がメインで使っている「type T(TX90PS)」を買ったのが05年9月。まだ丸2年もたってまへん。昨年は「type U」を2台立て続けで購入するという暴挙に出てしまいましたが、あれはアクシデントというか精神的に不安定だったというか…(<言い訳になっていない)。

iconiconその「type U」の国内発表が行われたのが06/05/16。密かに期待していたのですが、発表されたのはTZ。10周年ってことで、インパクトを考えればそっちですよね…。でも、もしかしたら夏モデル第3弾があって、そこで新「type U」が発表されるのではないか、などという淡い幻想を抱いてしまうわけです。だもんで、意図的に銀座やお台場には足を向けないようにしております。だって、実物見ちゃったらねえ…。

とか言いつつ、現物を見なくともオーナーメードのシミュレーションiconでああでもないこうでもないと頭を悩ませている自分がここに。ワインにするかシャンパンにするか、もとい、ボルドーかゴールドか。うーん…。

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