「Sony Reader」カテゴリーアーカイブ

ソニー、イノベーションと成長を牽引する4つの変革を実施

ソニー イノベーションと成長を牽引する変革を加速(Sony Japan)

ソニーは、年末から2010年にかけて強力な商品群を市場に投入していく体制が整ったとして、今後のさらなる成長と収益力強化のため、以下4点を柱としたトランスフォーメーション(変革)を実施すると発表。

・ 中核事業(テレビ・ゲーム・デジタルイメージング)の安定的な収益力確保
・ 革新的なハードウェア、ソフトウェアおよびサービスの統合による新たな顧客体験の提供
・ 新規顧客および新規市場の開拓
・ 環境に配慮した商品および事業活動への重点的取り組み

上記の施策を通じて、2012年度までに営業利益率5%、株主資本利益率(Return On Equity)10%を達成することを目指すとか。新経営方針の報道発表会については以下のAV Watchの記事に詳しいです>ソニー、「進化するテレビ」やネットサービスなど新戦略-2012年にTV世界シェア20%へ。PS3は全数3D対応に

すさまじいまでの3Dへのコミットが目立ちますが、個人的に注目したいのは、PlayStation Networkを基盤とした新モバイル製品投入を含むハードウェアと連携したネットワークサービス事業の拡充。ソニエリ端末との連携強化と電子書籍の成長加速も視野に入っているようで色々な意味で楽しみなんだけど、口だけで終わらなければいいなあ…。

色々是非はあるやもしれないけど、こういうランキングに顔がだせるようにならないとなあという気も無きにしもあらず…>「今年は業界トップメーカーが奮闘」―日経トレンディ編集長が2009年ヒット商品を語る

そういえば、ソニーの電子ブック新製品「Reader Daily Edition」はGワイヤレス通信機能内蔵みたいです。Amazonに追い付け追い越せでがんばってますね~>ソニーの電子書籍リーダー、予想以上の需要で納期に遅れも

続きを読む ソニー、イノベーションと成長を牽引する4つの変革を実施

日本でも勃発してほしい電子書籍戦争

勃発したEブック戦争

デジタルメディア・コンサルタントの江川さんが米国で勃発した電子書籍戦争について語ってます。専用端末のみならず、携帯電話やスマートフォンへとそのすそ野が広がりつつあるとか。アップルの電子書籍リーダー兼用タブレットPCの噂を交えつつ、日本市場への期待を述べられておられます。

少し前に国内でも雑誌デジタル化の実証実験が2010年1月に始まるとの報道がありました。独自の電子書籍端末の開発や海外配信も視野に入っているとのことでした。

Amazon「Kindle」徹底試用レポート(前編)~基本仕様と使い勝手をチェック

日本からも買えるようになった「Kindle International」のレビュー。現状英語の書籍しか利用できないながらも、日本全国をカバーするワイヤレスネットワークは稼働しているのだからすごい。維持費用ってどんなもんなんでしょね。これが正式に日本語に対応し、最新刊が普通に買えるようになったらどんなに素晴らしいことでしょう。

ソニーには仕切り直しということで、ぜひとも国内でがんばってほしいところなのですが、Amazonのようなインフラサポートは体力的に難しそう。国内はコンソーシアムレベルで前向きに議論してもらって、共通規格にしてもらえばいいのかな?

雑誌デジタル化の実証実験が2010年1月にスタート~リブリエ復活なるか

出版社50社100誌、雑誌デジタル化の実験 10年1月から

出版社50社が2010年1月に雑誌デジタル化の実証実験を開始するとか。KDDI、シャープ、ソニー、パナソニックなどの「パートナー企業」44社も参加表明。2011年をめどに携帯電話やパソコン、テレビなどへの有料配信体制を整えるとか。また、独自の電子書籍端末の開発や海外配信も目指すそうです。

ソニーのみならず、国内電子書籍リーダー事業のリスタートとも言えそうな感じ。端末のブランドがソニーリーダーになるのかリブリエになるのか、その辺も楽しみですが、DSiLLで任天堂が狙う携帯ゲーム機の電子書籍端末化といった方面も見逃せないですね>任天堂が大画面「DSi LL」でやろうとする実験

先週は出張もあってまともな更新ができずじまい。てことで、少々古いニュースですが、気になったのでクリッピング~。

ソニーが日本の電子書籍市場から撤退せざるを得なかった理由とは

ソニーの「LIBRIe」はなぜ“日本のKindle”になれなかったのか

ソニーが日本の電子書籍市場から(LIBRIeを)撤退せざるを得なかった理由は、携帯電話を使って文字や画像を見る文化が強いこと、新刊がなかなか電子書籍化できないなどの問題があったことで、タイミングや投入・導入場所についての失敗もあったのではないかと大根田CFOが分析したとか。

それ以外にソニーの辛抱と政治力が足りないのだとも思いますけどね…。目の付け所や、とっかかるまでのスピードは速いんだけど、金にならないとなるとすぐにあきらめちゃう。あっさり組織も解散して人的リソースもばらんばらん。ウォークマンのような戦略商品は赤字になっても意地でもやめないのにねえ…。米ソニーの野望を逆輸入してがんばろう本家も>ソニーに求められるのは継続的にモノを作ってサポートし続けること

そうそう、ミヤビックスがAmazon Kindle 2専用液晶保護シート「OverLay Plus for Amazon Kindle 2」を1,480円で発売開始とかー。

続きを読む ソニーが日本の電子書籍市場から撤退せざるを得なかった理由とは

Amazonが「Kindle」を日本でも販売開始

Amazon、電子ブックリーダー「Kindle」を日本を含む各国で発売

Amazonが電子書籍リーダー「Kindle」を日本でも発売するそうです。いかんせん、日本語の電子ブックコンテンツの扱いについては現時点では未定で、日本語版の端末についても現時点で発売の予定はないとか。ちなみに、ワイヤレス機能は日本でも使えるようです。

英語の書籍が読みたい人向けってことみたいです。海外で発売されているSony ReaderもAmazon扱いで国内で販売されていますよね。Amazonの余裕を感じます。

続きを読む Amazonが「Kindle」を日本でも販売開始

米ソニーが自費出版書籍をオンラインストアで販売~国内の電子書籍認知度調査結果も

ソニー、少部数の書籍をオンラインブックストアで販売へ
Sony、個人や小規模出版社向けに電子出版ポータルを開設

米ソニーが、自費出版書籍を「eBook Store」で販売する方針を発表。個人や小規模な出版社のタイトルを10日程度で電子出版するそうです。著者や出版社は原稿をWord文書として提出し価格を設定するだけで良いとか。電子書籍への変換や配信はソニーが担当するそうです。

自費出版と電子書籍は相性が良いですもんね~。

電子書籍を利用したい理由と利用したくない理由

欧米ではすでに主流となっている電子書籍の我が国での認知度を楽天リサーチが調査。認知度は7割以上と高いものの、「利用したことはないし、今後も利用したくない」人が43.3%もいます。理由のトップは「電子画面で文字を読むのが疲れるから」の60.1%。ちなみに、利用したい人が購読にどういう端末を使いたいかは、「PC」(75.0%)、「携帯電話の端末」(43.0%)、「電子ブック」(17.8%)、「ネットブック」(11.9%)の順だそうです。

専用端末で読みたいと思う人が少ね~。

加速する“新刊洪水” 「どれを手に取ればいいのか」

業界的には紙の本が売れないことの方が深刻なようで…。何を読んだらいいかわからないという人が増えてるそうです。そんな「ふだん本をほとんど読まない人が、どれだけ買いに走るか」がベストセラーを決めるという現実も…。

続きを読む 米ソニーが自費出版書籍をオンラインストアで販売~国内の電子書籍認知度調査結果も