「PDA/電子辞書」カテゴリーアーカイブ

Xperiaはハードは優秀だけどサービス含めるとiPhoneはしのげず

Xperiaは「高性能AVスマートフォン」になれるか~ドコモの「iPhone対抗馬」の実力は?~

xperia_cat西田宗千佳さんがソニエリ製ドコモ「Xperia」を詳細にレビュー。ソニエリ的アプローチに納得がいかなかったら代替ソフトをダウンロードしてカスタマイズできるのはXperiaがAndroid端末だから。自由度の高いケータイを求めている人にはマッチしないし、意外に「PCとの連携」をあまり重視していない。Xperiaはハード的にはiPhoneより優れた部分の方が多いけど、サービスまで含めて考えるといぜん差は大きく、「ドコモ」というインフラで使える点を評価できないなら現状ではiPhoneをしのぐとは結論できない。

ふむふむ。いろいろな意味でもう少し待ってもいいかな。そういえば、昨日店頭でXperiaのカタログをみかけたのでゲットしてきました。アプリコレクションの表紙を見ると正にCLIEを彷彿とさせますなあ…。

デジモノ インプレッション ONLINE/NTTドコモ(ソニー・エリクソン製)『Xperia』

ソニーグループ企業にもかかわらず、VAIO Xを堂々とパナソニック製と記載したデジモノステーションがXperiaをレビューするとこんな感じ。まじめというか実に正統派。ってモノ系雑誌なんてどれもこんな感じか…。ちなみに、Android 2.1へのアップデートに関するコラムも読めます。

Sony EricssonのQ1決算は19%減収、製品出荷減少なるも黒字回復

ソニエリが第1四半期の決算を発表。売上高は14億500万ユーロで前年同期比から19%減少したものの、純利益は2100万ユーロとなり前年同期の純損失2億9300万ユーロから黒字回復。「Xperia」や「Vivaz」が好調だったかららしいです。黒字になって良かったねー。

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シャープ「NetWalker」第2弾はいつでも自在にメモがとれる液晶ペンコム?

軽量・コンパクト ペンで使いこなせる手帳スタイル モバイルインターネットツール“NetWalker” <PC-T1>を発売

シャープが手帳スタイルのモバイルインターネットツール「NetWalker」ブランドの第2段としてタブレットタイプの<PC-T1>を5月下旬に発売すると発表。約280gとコンパクトな文庫本サイズにタッチパネル付5型WSVGA液晶を搭載し、ペンによる手書きメモや文字入力が可能。電子辞書や電子書籍コンテンツも数多くプリインストール。電子書籍コンテンツは専用サイトから別途追加購入可。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は47,000円前後。

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キーボードレスになったことで自ずと手書きメモ機能が大きな特徴に…。ビジネス用とを前面に押し出しているという意味ではかつてのザウルスを彷彿とさせるモノが…てか単純にこれがシャープの考える新世代のザウルスなのかも。

大河原さんのコラムではNetWalkerが「販売店にとっても注目せざるを得ない商品」になってるなんて記述も。開発担当者の「いつでも自在にメモが取れる手書きという点にこだわった」というコメントにも注目>シャープ新型ネットウォーカーの狙い

NetWalker発表と時を同じくして「手描きコンソーシアム」なる組織が立ち上がってます。DSやiPhone/iPadでタッチパネル操作が一般化する中、手描きが見直される時代になっているとかなんとか…>シャープなど13社が「手描きコンソーシアム」を設立~Appleなどに対抗しうるサービスの創出を目指す

にしても、シャープはすごいなあ。マイクロソフトと組んで「KIN」みたいな端末も開発してしまうし。それに比べてソ(以下自粛)

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PDA工房、どんなナビシステムでも20,000円で下取りするキャンペーン

Moov500に買い換えませんかキャンペーン(PDA工房)

PDA工房は、「Mio Moov500」購入者を対象に、今使ってるナビゲーションシステム他を20,000円で下取りするキャンペーンを開始。動作するナビゲーションシステム他であれば、メーカー・機種を問わず、どんな古いモデルでも20,000で下取りするそうです。これにより、通常売価36,800円のMio Moov500が実質16,800円で手に入るとか。

下取り対象となるのは、
・ポータブル型ナビゲーション 全メーカー/全機種
・インダッシュ型ナビゲーション 全メーカー/全機種
・オンダッシュ型ナビゲーション 全メーカー/全機種
・一部のPDA/スマートフォンなど(Mio P560, CLIE TH55 / TJ25 / TJ37 / iPhone 3G(3GS) / Android OS搭載全機種)

なお、上記以外の機種でも下取り対応できる場合があるとかで気軽にご相談くださいとのこと。また、Moov 500ご購入1台につき20,000円での下取りは1台のみとなるそうです。

AndroidとGeneral MagicとAppleとSonyの関係

そもそも、「Android」って何?

GoogleでAndroidプロジェクトを率いているアンディ・ルービン氏のキャリアを見てびっくり。Carl Zeiss AGやAppleでのソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを経て、1990年にAppleからスピンオフする形で設立されたGeneral Magicに転職し、Magic Cap OS搭載無線機能付きPDAの開発に従事。その後、「2003年10月にモバイル端末向けソフトを開発するAndroid社を設立したとか。

確か90年代初頭に大手町にGeneral Magicの日本支社があって、ソニーのPalmTop開発陣が出向していたと思います。世の中、狭いというかなんというか。Android誕生の背景に、Appleやソニーの影がちらついていたというのが面白いです。惜しむらくは、優秀な人材をを多数送り込んでいたソニーがコンピューターのOS開発で主導権を握れなかったことでしょうか…。

ちなみに、今のソニエリがフォーカスしているのは、あくまでユーザーエクスペリエンスで「プラットフォームやOSはその下にあるものだと考えている」とか。なんか高飛車…>ユーザーエクスペリエンスで独自性を – 英Sony Ericssonのスマートフォン戦略

こちらはモバイル情報ブロガー伊藤浩一さんのコラム。そんなXperiaへの違和感はかつてCLIEに感じたそれと同じとか~>iPhoneと比べたXperiaへの違和感

個人的には、Palm(OS)の良いところを残しつつ、総じてうまく拡張していたように思いますけど。ていうか、そもそもがCLIEもWindows MobileもAndroidも互換機ビジネスですしね…。再び1社でハードもソフトもOSも手がけるPalmの現状もこんな感じ…>パーム、2010会計年度第3四半期決算を発表–前年より赤字額が縮小

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ソニーは熱烈なファンの期待に応えるモバイルガジェットを出せるのか

ソニー復権への道–熱烈なファンの期待に応えることはできるか

CNET News、Erica Ogg氏が海外の熱烈ソニーファンの声を代弁。

ソニーが独自規格を採用し、本当の意味での統合ガジェット(つまりソニーが自由に使える豊富なコンテンツとテクノロジを活用するデバイス)を生み出せなかったことに、熱烈なファンたちは長い間いらだってきた

など、うなずけるコメントも多い中、個人的にまさにその通りと思ったのがこのコメント。

まじめな話として、わたしはソニーのことが大好きだが、しかしそれと同時に大嫌いだ。ソニーは非常に多くのことがとても上手で、非常に多くのことがとても下手だ。ソニーは巨大なパラドックスだ

うんうん、よくわかります。熱烈ファンとアンチは紙一重。ソニーに対するファン心理を見事に表現しているように思いますた。

5年前に、ソニーは、音楽や動画を再生し、比類ないグラフィック品質のゲームをプレイできる、すばらしい統合デバイスをリリースした。このデバイスは、ソニーがずっと模索してきた、WALKMANを継ぐ存在になっていたかもしれない。しかしソニーは、デバイスをアプリデベロッパーに開放するのも、成功しそうなメディアストアを開設するのも遅すぎた。

とはPSPのこと。「PSPは、ソニーがすばらしいアイデアを利用するのに失敗し、ファンを失望させたことの最も良い例」とのコメントも。

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