「オーディオ一般」カテゴリーアーカイブ

どこか懐かしさを感じる響きのタイトルに期待~コラム「暮らしのサウンドビジュアル」

【コラム】暮らしのサウンドビジュアル 第1回 オーディオのネットワークを考えてみる(1)

ミニコンポとかポータブルオーディオプレーヤー、HDDレコーダーなどに代表される、身近なオーディオ/ビジュアル機器を対象として、おもしろそうな製品が出てきたら、すかさずレビューを行ったり、また、ときには比較的簡単にできる範囲のサウンド チューニングを、地道にやっていこうというものです

MYCOM PCWEBの新連載。担当は村田修さん。初回は、黎明期のMP3プレイヤーやPCでオーディオを扱う苦労話と、ネットワークメディアプレーヤーの登場とDLNAガイドラインの解説。ソニー製品ではBRAVIAのXシリーズもDLNAガイドラインに対応予定だったのでしたね。個人的にはタイトルの響きからして好き系なので今後の展開に期待してます。

オーディオ絡みですが、このニッポン放送の試みは面白いと思いました。ナレーションと楽曲が交互に挿入されたプレイリストを作成できるソフトを独自に公開したことにも注目。そういえば、バイオにも昔「MusicShaker」とかいうアプリが付属していたっけ…>ニッポン放送、iPodをラジオ感覚で楽しめる音楽配信「iJockey」

NetJukeで音楽三昧体験レポート~設定でPSPへのダイレクト転送もOK

ソニードライブニュースメールのVol.299で知ったのですが、新NetJuke「NAS-M7HDicon」をヒューチャーした「ネットジュークで音楽三昧体験レポート」がソニードライブに掲載されていました。このリポートは4つのトピックで構成されており、ウォークマンAシリーズへの楽曲書きだしやラジオのタイマー録音についても触れるなど、「NAS-M7HD」の多機能ぶりを余すところ無く紹介してくれています。興味のある方は是非。

iconiconところで、ITmediaによる「NAS-M7HD」レビューを紹介したエントリーで、「PSPで使えるメモステPRO Duoに未対応なため、MP3ファイルであっても転送できないんですよね~」と書きましたが、読者の方からUSBマスストレージの転送画面の設定で、転送先を「¥¥psp¥music¥」(¥は文字化けするので全角にしてますが実際は半角です)に修正すればできますよとご指摘いただきました。(感謝です!ゴーンさん)でもって、その通りにやってみたらPSPで普通に再生できました。MP3オンリーではありますが、いちいちメモステを取り出さなくてもいいのが楽です。同様の手法でクリエでもいけるかと思ったのですが、こちらはNGでした。う~ん、残念…。

いや~、「NAS-M7HD」は使い方の幅が広がったと同時に、液晶搭載含めた前機種には無い魅力が結構多いです。近々、それらの魅力を突っ込んでレビューするつもりですのでもうしばらくお待ちくださいませ~。

別のエントリーで紹介したBCNランキングのポータブルオーディオの売れ筋情報コラムでも「携帯オーディオのユーザーを広げようと考えると、「家電」として、PCレスでの環境でも十分使える製品は必要になってくる」としています。過渡期かもしれませんが、戦略商品としてNetJukeのさらなる進化を期待したいところ。ソニーにとってみればむしろ得意なジャンルの製品とも言えるので、是非とも力を入れていただきたいものです。

新NetJuleレビュー~細部の充実をより高めた次期モデルの投入を期待

MDとMP3対応で一皮むけたHDDミニコンポ――ソニー「NAS-M7HD」

iconiconNetJukeの新製品「NAS-M7HDicon」のレビュー。外観と細部の画像も豊富で、基本的な使い方も解説してくれているので、この製品で何ができるのかがとてもわかりやすいレビューになってます。

USBストレージやポータブルプレーヤーからのMP3ファイル取り込みに関しては、iPodとの接続も検証しています。が、フォルダ名や曲順が変わってしまうので実用的ではないとか。また、PSPとのUSB接続はサポートされておらず認識してくれなかったようです。

ちなみに、前機種から変わっていないのですが、PSPで使えるメモステPRO Duoに未対応なため、MP3ファイルであっても転送できないんですよね~。それと、今回の新機種ではジャケット画像を表示させることが可能になってるんですよね~(ちょっと手間はかかるけど…)。
ってなぜそんなことを知っているのかというと…

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ビクターのAnyMusic対応コンポはNetJukeのカスタム仕様?

ビクター、「エニーミュージック」対応マイクロコンポ-40GB HDD/4.3型液晶搭載。PC内楽曲のストリーミングも

日本ビクターは、40GB HDDと4.3型ワイドカラー液晶ディスプレイ搭載のエニーミュージック対応マイクロコンポ「UX-HD1-M」を来年1月下旬に発売すると発表。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は90,000円前後の見込み。

ATRAC3の音楽ファイルに関して、同社のポータブルオーディオ「alneo」などのATRAC非対応プレーヤーへはライン入力でのダイレクト録音になるという以外はNetJuke「NAS-M7HDicon」と機能は全く同じみたいです。ATRAC非対応ならMP3ベースで運用すればよいということなんでしょうね。アンプやスピーカーはビクター独自のものかもしれませんが、ワイドカラー液晶を含むシステムまわりはソニーがOEMしたのかもしれません。となるとウォークマンに対応するはずですが、ビクターのサイトではその手の記述が一切無いんですよね…。

HD対応AVネットワーク実現を目指す「HANA」が設立

その日本ビクターや三菱電機、Samsungなど家電/IT企業6社がHD対応の次世代AVネットワーク規格策定を目的とした業界団体「High-Definition Audio-Video Network Alliance(HANA)」を設立。ケーブル1本で機器の接続が可能となり、5ch以上のHD映像の視聴や録画を同時に行なえるほか、著作権保護機能を保持したままファイルの共有が可能。また、全ての機器を1つのリモコンで操作でき、1台のセットトップボックスで家庭内のどの場所でも利用できるそうです。来年前半には、著作権保護技術に対応したホームネットワーク接続型のポータブルビデオプレーヤーなどを提供する計画も進めているとの記述も。

実現したらうれしい規格ですが、団体にはソニーの名前はありません…。

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ソニーBGMのXCP問題、日本でもCDの無償交換開始

米Sony BMGのXCP問題で、日本でもCD交換が開始

ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルが、くだんのXCP問題でソニーBMGの音楽CD購入者に対し、同一タイトルのCDの無償交換を12月12日より開始したそうです。交換対象商品は42タイトルで、送付先や詳しい交換方法については専用ページに記載されています。

法廷に持ち込まれたソニーBGM「rootkit CD」問題の行方

電子フロンティア財団(EFF)によると、「XCP」と「MediaMax」あわせて2400万枚以上のCDに組み込まれているとか。後者のMediaMaxはXCPの10倍にあたる2000万枚以上のCDに組み込まれており、ソフトウェアを個人情報の収集に利用しないと明記されているにもかかわらず、「ユーザーのデータをインターネット経由でSunnComm(ソフト開発元)に転送する機能があり、ユーザーがCDを聴くたびに音楽の好みを追跡している」のだとか。

振る舞いが気になるCONNECT PlayerもMediaMaxと似たようなことをしているように見えるのですが、大丈夫なんでしょうか…。

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ATRAC Advanced Lossless(AAL)、圧縮率・圧縮時間の改善を

ソニーのロスレス「ATRAC Advanced Lossless」~ 特徴的な「ベース+差分」構成を検証 ~

藤本健さんのDigital Audio Laboratoryでソニーの「ATRAC Advanced Lossless(AAL)」を検証しています。元々は、「CONNECT Player」リリース後に紹介しようと考えていたものの、AALに未対応だったため、SonicStageの最新版を用いて検証。「コンセプトとしては非常に良いのだが、圧縮率が低いのと、圧縮に時間がかかるのがちょっと気になる」ので「まだ改善の余地はあるはず。ぜひ、もう少し性能向上を図ってもらいたい」とまとめていました。

AALでもベースとなるATRAC3/ATRAC3plusのビットレートの選択で圧縮率や圧縮に要する時間や転送にかかる時間が随分と違うんですね。個人的にはAALはノンPCのHDDオーディオでこそ威力を発揮すると思うのですが、新NetJukeでは未対応なんですよね。アップデートで対応するようになるのでしょうか…。