「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

PS3、平井COOでいくぜ年内200万台

PS3、年内200万台の出荷目標変えず

SCE広報部がPS3の年内出荷目標を従来の200万台から変えないと改めて明言したそうです。青紫色レーザーダイオードの生産体制もすでに整っており、3月までに600万台の出荷目標を掲げているとか。

SCE、驚きの社長人事・米法人トップ平井氏起用の意味

ゲームファンにはすっかり顔なじみとなった新清士さんのコラム。先日突然発表されたSCEトップ人事の意味を考察。欧米だけでなく日本の事情もよく知っている平井氏は、PS2時代から数々の功績を残しており、グローバルレベルでのソフト戦略再建にはうってつけの人物で、内部でも高い期待がかけられているとか。

ハードの産みの苦しみは乗り越えたけど、これからはソフトをしっかり育てていかなくちゃいかないってことですね。その前にPS3を流通にのせてもらわないと…。まずは公言通り、200万台をしっかり売りまくってくださいませ。しかし、PS.comで普通に買える日は一体いつになるんでしょうか…。

【追記】12/16の13時現在ですが、アマゾンで20GBモデル60GBモデルともに在庫ありみたいです。(ちょこちょこステイタスが変わるので欲しい人は度々チェックを!)

「2007年,BRAVIAの3割はHDMI1.3を搭載」,ソニー担当者がHDMIセミナーで語る

関連して、2007年にはBRAVIAの3割にHDMI1.3aが搭載されるそうです。HDMIの追加機能については、テレビは高階調化とフレーム速度の向上、ゲーム機はフレーム速度の向上が予定されているとか。また、BRAVIAつながりですが、ソニーマーケティング取締役の鹿野氏のインタビューもどうぞ>「ブラビア」を中心に据えてハイビジョン・クオリティを展開

そういえば、任天堂も大変なことになってしまいましたね。全世界で320万本、国内では37万本って、往復の送料だけでもすごい金額になりそう…。自分は、DSでの方は大丈夫でしたが、Wiiリモコン2台はしっかり対象になってしまいました。しっかり握って使っていれば特に問題ないと思うんですけどね…>任天堂、DS/DS Lite用ACアダプタの一部に過熱の危険。約20万台を無償交換。Wiiリモコン用ストラップも一部交換へ

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ロケフリ新製品の学習リモコン機能を試す

lfblog_061215_1.jpgこれまで、ロケフリの新製品を個別にレポートしてきましたが、今回はモニター機器(ソフト)の新機能「学習リモコン」について試してみることにします。「学習リモコン」とは、ベースステーションに繋いだビデオ機器が「リモコン設定」のリストにない場合に使う機能で、Windows PCソフトの「PC20」と液晶モニター「12MT1」で利用できます。

12MT1の学習リモコン

12MT1の学習リモコンはリモコン設定の一覧の最後にある「学習リモコン」を選択後、画面の下にある「学習」ボタンを押し、表示される汎用リモコンのボタンにビデオ機器のリアルリモコンのボタンを割り当てていきます。なお、12MT1にはモニターの液晶画面の左側にリモコンの受光部があり、リアルリモコンのデータを直接受信でます。

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12MTの学習リモコン機能はこれだけじゃありません。実は既存のリモコンデータを独自にカスタマイズできるのです。これがとっても便利なんですよね。ソニーの純正機器の場合は、同じ会社だけあってCMスキップなどのボタンもしっかり用意されていますが、他社製のリモコンの場合はそのような独自のボタンが用意されていません。我が家の場合は、東芝のRD-X5がまさにそうなのですが、スキップ用のボタンが画面リモコンには用意されていません。そこで、学習リモコンのカスタマイズ機能を使います。

リモコン設定で、任意のメーカー(ここでは「東芝」)の任意の機種(ここでは「HDD+DVD(一体型)(1)」)を選んだ状態で「学習」ボタンを押すと設定画面に移行。任意のボタンをタップして選択後、12MT1の受光部にリアルリモコンの該当するボタンの信号を送信することで、その機能を割り当てられるのです。我が家の場合は早送り・早戻しよりもスキップが多用されるので、スキップ・リプレイを割り当てました。なお、カスタマイズ後は、機種名の左に「+」マークが追加されます(ここでは「+HDD+DVD(一体型)(1)」になります)。

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PC20の学習リモコン

PC20の場合も、リモコン設定の一覧の最後にある「学習リモコン」を選択後、画面の下にある「学習」ボタンを押し、表示される汎用リモコンのボタンにビデオ機器のリアルリモコンのボタンを割り当てていきます。なお、PC20はソフトですからリアルリモコンのデータを受信できません。そのため、ベースステーションのリモコン受信部を使います。

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ただ、残念ながら12MT1と違って、既存のリモコンデータのカスタマイズはできませんでした。ソニー製品ばかりを使っているのなら問題ないのですが、そうでない人も多いと思いますので、是非バージョンアップでカスタマイズ機能を追加してください!>ソニーのロケフリ担当者様。

PSPやTVボックスでも学習リモコンは使えるのか…

PSPに関してはオフィシャルサイトにQ&Aが掲載されていますので簡単に。PSPの場合はPC20を使って学習したリモコンデータを使います。PC20の学習データはPCのデスクトップにある”LocationFreeRC_DATA” フォルダに格納されるようです。そこからデータをコピーし、メモステの「MSSONY > LF > RC_DATA」という階層にフォルダを作成し保存することで活用できるようです。

また、TVボックスには学習リモコン機能はありません。ありませんが、他のモニター機器には無い機能としてTVボックスには外部機器のリアルリモコンを使って直接操作できるというユニークな機能があります。リモコンの設定画面で「直接操作を有効にする」にチェックを入れると使えます。リアルリモコンからの信号がTVボックスの受光部を通じてベースステーションに送られ、AVマウスと連動して直接操作ができるというものです。自分の部屋にTVボックスがあるとして、そこにリビングにあるスゴ録のリモコンを持ち込んで使えるということです。我が家のように、リビングと寝室が隣り合わせだとなかなか便利です。TVボックスのカーソルリモコンが優秀でも、さすがにリアルリモコンの操作性にはかないませんからね。

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とまあ、モニター機器によって違いはありますが、カスタマイズ可能な12MT1の学習リモコン機能は本当に便利。なので、繰り返しになりますが、是非、PC20にもカスタマイズ機能の搭載をお願いします!>ソニーさん。

ロケフリプレイヤー「PC20」のAVC画質チェックとTVボックスのレビュー

MPEG-4 AVCと“TVボックス”を使ってみる

ITmedia +D LifeStyle、ロケーションフリー新製品レビューの後編が公開されました。後編では「LFA-PC20icon」のAVC画質チェックと、TVボックス「LF-BOX1icon」を取り上げています。

iconiconAVCについては、それなりの効果はあるものの、「アナログ放送からデジタルハイビジョンに変わるような劇的な変化を期待するとがっかりするかもしれない」として、「絶対的な画質向上というより、狭帯域接続時の画質を底上げするための手段と捉えるべき」とあります。TVボックスの画質については、「大きくなったぶんアラは目立つが、十分に許容範囲」とか。また、カーソルリモコン機能が特に気に入ったとか。

う~ん、自分はAVCは凄くキレイだと感じましたけどね…。ハイビジョン(スゴ録)の画は明らかに差が出ますってば。あと、レビューではPC20で見るPK1の映像がMPEG2と書かれていますが、これってMPEG4の間違いですよね…。また、PK20をクライアントモードで使用している場合、BOX1では通信優先しか選択できなくなり、PK20の設定画面に入ることも不可能とのこと。確かにこれは要注意かも。あと、TVボックスのカーソルリモコンですが、自分もレポートで書きましたけどマジで良いですよ~。PSPのロケフリプレーヤーがAVCに対応し、学習リモコンやカーソルリモコンが使えるようになったら買っちゃうかもしれないという気持ちはよ~くわかります。ということで、PK20の拡販のためにも、対応の程よろしくお願いいたします!>ソニー&SCEのロケフリ担当者様。

PS3とBDZ-V9のBDビデオ画質比較

画作りに明確な違い - 「PS3」と「BDZ-V9」のBDビデオ画質を比較

AV&ホームシアターNews、折原一也氏による対決シリーズ。PS3とHDD搭載ブルーレイディスクレコーダーicon「BDZ-V9」とでBlu-rayビデオの再生画質を比較、その実力を検証しています。「一目で分かるほどの違いが現れた」とのことで、先鋭感のある発色、ディティールの調整なども可能なBDZ-V9の総合性能に歩がありそうだとのこと。なおPS3はややソフトタッチでBDZ-V9はハードな解像感を出すという明確な性格の違いがあるようです。

価格差を考えたら専用機が勝ってくれないとまずいですよね。まあ、高級機に縁のない自分のような素人には見比べたところでその違いはわからないと思いますが…。

PS3といえば、またまたシステムソフトウェアのバージョンアップデートが実施されました。ハードディスクへのインストールが必要なPS2規格ソフトウェアを遊べるようになったそうです。これに伴い、PS3における一部のPSおよびPS2規格ソフトの動作ステータスも更新されています。

SCEも頑張っているようですが、PS2のゲームは素直にPS2で遊んだ方が幸せなのかもしれませんね…。なんだかんだと、PS2プラットフォームは膨大なソフト資産を築いたわけですし、まだまだプレイしてみたいソフトもいっぱいあります。ということで、まだまだ我が家ではPS2(2台)は手放せません。

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ロケフリプレイヤーPC用「LFA-PC20」を試す(2)~AVC対応の威力

Windows PC用のロケフリプレイヤー「LFA-PC20icon」ですが、PC2と比べると、セットアップのしやすさに加え、実に様々な面で機能アップしています。PC20ではMPEG4 AVCに対応し画質が大幅に向上。ベースステーション側の外部機器の入力端子が最高でもS端子ですし、この手の製品に画質のクオリティを求めるのはある意味酷なことかもしれませんが、高画質でユーザーの期待に少しでもこたえるというソニーの姿勢には拍手を送りたいです。

AVCの画質については、あくまで主観ですが、MPEG4よりも明らかにキレイです。PSPのUMD Videoとは比較にならないですけど、従来のMPEG4と比べたら一目瞭然。AVCは総じてなめらかで発色もしっかりしているのに対し、MPEG4はざらっとした質感でどこか濁ったような発色。PCの場合は、ウインドウサイズが自由に変更できることもあって、MPEG4でもウインドウを小さくすれば十分鑑賞に堪えうるのですが、AVCの場合は大きめのウインドウでもいけちゃうのがうれしいです。

なお、AVCで楽しむ場合はレート変更画面で「AVCを利用する」のチェックを入れるだけ。ノーマルのMPEG4にしたい場合は反対にチェックを外します。

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我が家ではバイオ「type T」と「type Uicon」にPC20を導入。type Tですと、液晶の物理的サイズが大きく解像度も高いためフル画面にするとAVCでもあらが目立つのですが、type Uの場合は液晶サイズも小さく、type Tと比べて解像度も低いため、フル画面でもキレイに楽しめました。特に、スゴ録で録画した地デジやBSハイビジョン放送は本当にキレイです。また、type Uは液晶がタッチパネル対応なので、専用の液晶モニター(12MT1)ライクにダイレクトに画面をタッチして操作できちゃうのがなんともいえず良いのです。無線LANも内蔵しているし、持ち運びもしやすいし、ということで、type Uとロケフリの相性は抜群だと思います。

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とはいえ、AVCの再生では少々気になることもあります。それはPCのCPUへの負荷。AVCを最高レートの設定にして、バイオのタスクマネージャでCPU使用率を確認してみると、70%~80%ぐらいまで跳ね上がります。ということで、ノートPCで使う場合はバッテリをかなり消費することになります。ちなみに、MPEG4の場合はAVCの約半分ぐらいまで下がります。モバイルで楽しむ場合はレートを状況に応じて変更してあげればバッテリの保ちも変わるでしょうし、液晶の輝度を下げるなどの工夫をすればより効果的だと思います。

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蛇足ですが、PC2ではできたPC画面のスクリーンショットがPC20からできなくなってしまったようです。正確に言うとできるのですが、テレビの画面がキャプチャーされません。内蔵のアナログ放送の画面もNGです。著作権保護の観点からこういう仕様になったのかもしれませんが、こうしたレポートを書こうと思うと不便に感じますです…。

今週のカウント、もといプライスダウンTVは…

「テレビの価格下落スピードは速すぎる」–米ソニー幹部が発言

米ソニーのStan Glasgowプレジデントは、テレビの価格下落スピードが速すぎることが、「家電メーカーの体力を奪い、未来の技術への投資を困難にするため、業界全体に打撃を与える」、「消費者は格安製品を探す中で品質の問題に直面する可能性がある」と発言。CNET側は倹約的な消費者の中に同社の懸念に共感する人を発見することは難しいと一蹴してます。

’06年の薄型テレビ市場規模は前年比48%増の670万台

iconicon日本では、「製造原価率の低減や価格競争などの影響で金額の伸びが台数ほど大きくない」とした一方で、「大画面へのニーズが高付加価値モデルの販売を押し上げる可能性がある」との見方もあるようです。また、日本の薄型テレビの本格普及はまだまだこれからとか。そういえば、シャープがフルHDパネル搭載の32型を発表しましたね。ウサギ小屋ニッポンならではの商品展開か…>シャープ、液晶TV「AQUOS」に初の32型フルHDモデル-Gシリーズに追加。コントラスト2,000:1。実売28万円

薄型テレビ&地デジで「見たい番組が変化する」–ソニーマーケ調査

少し前にニュースになったものですが、ソニーマーケティングが「地上デジタル放送とテレビに関する調査」を実施。薄型テレビの購入要因で最も多かったのは「画面のより良い色や画質の向上(60%)」で、購入により5割以上の人が「画質」に対する変化を感じているとか。

ソニー稲沢テックに見る、モノ作りの復権

小寺さんがBRAVIAの製造工場であるソニーイーエムシーエスの「稲沢テック」を訪問。モノづくり復権にかけるソニーの今をレポートしてくださっています。「ソニーが現在直面している問題は、ソニーになろうとしたメーカーがこれから直面する問題なのである」というコメントが印象的です。

この数週間だけでも液晶テレビの値下げが相次いでますね。低価格薄型テレビで攻勢を仕掛けるユニデンやバイデザインなどがハイビジョンチューナー内蔵モデルを投入してくるなど、ますます競争は熾烈になってます。もう、泣き言言ってる場合じゃないですよ>米ソニーの偉い人。

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