「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

音楽ケータイのソリューション、ホームオーディオ連携というアプローチの先導役にふさわしいのはソニー

音楽ケータイは「iPodの死角」を突けるか?(後編)

昨日紹介した神尾さんのコラム後編。予想通り、iPodの死角とは「PCを必要としないリッピング環境の構築」ということでした。「音楽ケータイのソリューションには、既存のMDプレーヤーを置き換えるような形での、ホームオーディオ連携というアプローチが必要」だとして、その先導役にふさわしい企業としてソニーの名前をあげています。そして、ソニーには、“音楽ケータイの使用する「メモリーデバイス」の規格統一が必要”と厳しい課題を突きつけています。

個人的には、かつてはクリエいまならPSPでデジタル家電との連携を熱く語ってきたこともあり、神尾さんの言う音楽ケータイに限った話ではないと思っています。ソニーには一応「ネットジューク」という製品があって、制約付きながらメモリースティックDuoに音楽を書き出す機能を持っていてますが、AV家電からのアプローチはこの製品がOne and Onlyなんですよね。音楽CDを録音できる機能を持つPSXも、メモリースティックの書き出しには対応していないという現実があります。

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音楽ケータイの成否を握る重要な鍵とは?

音楽ケータイは「iPodの死角」を突けるか?(前編)

海外で話題のWalkmanケータイや国内の「W31S」を引き合いに、「音楽ケータイ」の成否を握る重要な鍵は、「iPodの死角」を突けるかにあるとする神尾さんのコラムの前編。氏の言う死角は以下の通り。

(日本では)特に現在10代半ばから20代前半の若年層では、PCよりもケータイの方が身近な情報機器だ。この微妙な“ずれ”が、PCの利用を前提とするiPodの死角になるのではないだろうか

「PCレスのソリューションを提供すれば」的な展開が後編に繰り広げられるような予感がありありですが、そうであればどこまで具体的な提案がなされるのかに注目したいです。

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「bモバイル hours」の魅力とは

“ライト”なbモバイル、「bモバイル hours」の魅力は?

日本通信が提供する時間単位課金の新サービス「bモバイル hours」の詳細レビュー。ウイルコムの「データパックmini」の基本料金内や「Two Link DATA」で月に平均30分インターネット接続を行う程度のライトなインターネット接続に利用する場合は「bモバイル hours」のほうが断然お得のようです。実際のところ、

40時間/月程度までのモバイルインターネット利用ならば、実はA&B割を適用した「つなぎ放題[4x]」(ただし年間契約初年度)よりも割安

という記述も。また、ユーティリティソフト「bAccess」の使い勝手も詳しくリポートしています。

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ソニエリ「W31S」開発者インタビュー

「W31Sでポータブルオーディオ市場を置き換える」~ソニー・エリクソン

ソニエリのau WIN端末「W31S」開発者インタビューの前編です。

FMラジオや着うたフルだけではなく、手持ちのCDの音楽もすべて聴けるようにしていくこと──。それがW31Sのキャッチコピーである、「いままでの音楽も、これからの音楽も」の意味

だとか。音楽を聴きながら携帯の操作が行える「BGM再生」や付属のリモコンへのこだわりについても詳しく書かれています。

個人的にはBluetoothでワイヤレスイヤホンまで行って欲しかったっす。それと、ポータブルオーディオのリプレースを狙うといいながら、ATRAC3オンリーで128MBメモステまでしか対応しないことに対するソニエリ側の考えが聞きたいです。

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ケータイのオーディオプレイヤー機能の利用動向

「携帯電話の音楽プレーヤー機能に魅力」は4割強

C-NEWSの携帯電話に関するアンケート調査結果に関するニュース。携帯電話に加え、ポータブルオーディオプレーヤーの利用動向と、オーディオプレーヤー機能を搭載したauのソニエリ製端末「W31S」の製品評価と購入意欲についても調査が行われています。

携帯電話で音楽を聞く頻度は、「週1日以上」が1割半ば、残りの8割弱が「携帯電話で音楽は聞かない」と回答。

ポータブルオーディオプレーヤー所有率はほぼ5割で、内訳はMDが4割強、CDが2割強。メーカーはソニーが3割弱、パナソニックが2割弱、アップルが1割強。利用頻度は「ほぼ毎日」が2割半ばで、所有者全体では7割が週1日以上利用していることがわかったそうです。

W21Sのオーディオプレーヤー機能に対しては72点平均と評価が高く、メーカーに対しても4割半ばが80点以上と評価しているものの、購入意欲では6割の人が「30%(たぶん購入しない)以下」という結果とか。

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KDDI、定額サービスを拡張。海外ではケータイとWi-Fiの融合が加速

1,000円から始まる定額制「ダブル定額ライト」の導入について
パソコン向けWEBサイト閲覧サービス「PCサイトビューアー」における料金定額制の導入について
au携帯電話とWINデータカードの両方をご契約のお客様に対する「WINシングルセット割」の導入について
(すべてKDDIのニュースリリース)

KDDIは、「CDMA 1X WIN」向けに月額1,000円 (税込1,050円) から始まるパケット通信料定額サービス「ダブル定額ライト」の導入、すべてのパケット通信料割引サービスにおいて、Eメール・EZwebと「PCサイトビューアー」の利用料金をあわせた支払い上限額を月額5,700円 (税込5,985円) に設定、au携帯電話とWINデータカードの両方を契約中の方向けに「PacketWINシングルサービス」の基本使用料を最大4,000円割引する「WINシングルセット割」をそれぞれ本年5月から導入すると発表しました。

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