昨日紹介した神尾さんのコラム後編。予想通り、iPodの死角とは「PCを必要としないリッピング環境の構築」ということでした。「音楽ケータイのソリューションには、既存のMDプレーヤーを置き換えるような形での、ホームオーディオ連携というアプローチが必要」だとして、その先導役にふさわしい企業としてソニーの名前をあげています。そして、ソニーには、“音楽ケータイの使用する「メモリーデバイス」の規格統一が必要”と厳しい課題を突きつけています。
個人的には、かつてはクリエいまならPSPでデジタル家電との連携を熱く語ってきたこともあり、神尾さんの言う音楽ケータイに限った話ではないと思っています。ソニーには一応「ネットジューク」という製品があって、制約付きながらメモリースティックDuoに音楽を書き出す機能を持っていてますが、AV家電からのアプローチはこの製品がOne and Onlyなんですよね。音楽CDを録音できる機能を持つPSXも、メモリースティックの書き出しには対応していないという現実があります。