「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

<ブラビア>X1体験レポート~全ての据え置きゲーム機をまとめて接続してみた

X1レポートの前半で「HDMI×4を含む豊富な接続端子に驚き」というエントリーを書きましたが、この正月休みに手持ちの家庭用据え置きテレビゲーム機全部とまとめて接続してみました。ぶっちゃけ、リビングのテレビは自分に主導権がないもので…。

自分、もういい歳なんですが、意外にゲーム好きでして。社会人になって初めて買ったファミコンソフトが初代「ドラクエ」。それが運の尽きだったんでしょう。以来、二十数年間、ほとんどの家庭用テレビゲーム機に手を出しており、ソニー(SCE)、任天堂、マイクロソフトのハードに関しては、ほぼ100%の所有率になってしまいました。

てなことで、今現在メインで使っているゲーム機は、自ずとPS3とWiiとXbox360になります。いつもはこの3台を、リビング(ベガ)や寝室(ブラビア20インチ)、自室(有機EL)の三部屋でとっかえひっかえしながら、使っていたわけですが、今回借りてるX1は接続端子がとにかく豊富。

我が家のテレビ全てがHDMI端子は一つしかないんですが、X1はPS3とXbox360をHDMIで、WiiをD端子ケーブルで接続しても、HDMIとコンポーネント端子がまだ半分残ってしまうという余裕ぶり。しかも、PS3とXbox360はフルハイビジョン出力が可能でゲームの没入感も段違い。これはマジでうらやましい…。

あと、画像は用意してませんが、最近のPSP(PSP-2000/PSP-3000)にも「PSP on TV」というテレビ出力機能がついていますよね。D端子やS端子のケーブルがあるんで、PS2用を含め、X1の接続端子をゲーム機で埋め尽くすことだってその気になれば可能です。

…ってさすがにそこまでやる人は少ないかもしれないけど、4つのゲームプラットフォームを切り替えて使えるのはゲーム好きにはうれしいのではないでしょうか。ちなみに、HDMI端子の二つ目はテレビの側面にあるので、最近増えてきたHDMI端子搭載のパソコンなどもサクッとつなげちゃいます。

ということで、ゲームが大好きで、これからハイビジョンテレビを買うという人は、接続端子、とりわけHDMI端子が豊富な機種を買うことを絶対にオススメしたいです。32とか40インチのフルハイビジョンテレビはこれからまだまだ安くなりそうですからね。自分にはリビングのテレビの主導権は無いけど、自分用(=ゲーム機専用)にフルハイビジョンテレビを買う時代がもうすぐそこまで来ているのかも…。

(って我が家はまだまだ手が出せませんよ、もちろん。それはともかく、このレポートが終わるまで、もう少しかかるので、それまでの間は、大画面で思う存分ゲームを楽しませていただきたいと思いまーす…って今はまっているのが任天堂Wiiの「メトロイドプライム3」だということは内緒…)

<ブラビア>X1体験レポート~迫力の静止画に思わず見とれるルームリンク機能

< ブラビア>X1は、「ソニールームリンク」対応機器。ってことで、X1をLANに接続すると、ルームリンク対応機器(サーバー)内にある動画像や音楽をX1から直接再生できるようになります。

サーバー機能を持つ商品としてはパソコンやHDDレコーダーなどが一般的で、ソニー製品ではVAIOや一部のBlu-rayレコーダーがその代表格。

クライアント機能、いわゆるプレーヤー機能を持つ商品は、パソコン、テレビ、ゲーム機、オーディオ、フォトフレームなど幅広く、ソニー製品では、VAIO、< ブラビア>、PS3、ネットジュークなどがあります(パソコンはVAIO Mediaというソフトウェアでサーバーにもクライアントどちらにもなれちゃいます)。

なお、「ルームリンク」はソニーが独自に名付けた機能名称で、「DLNA」と呼ばれる標準ガイドラインに従って作られています。

我が家には、随分と前に購入したIOデータ製のDLNA対応ハードディスク(いわゆるNAS)が1台ありまして、これを家庭内LANに接続してサーバーとして使っています。ちなみに、今置いてる場所はキッチン横の電話の隣のあまり目立たない場所。一般的なデータバックアップが主な用途だったんですが、DLNA対応ということで動画像や音楽ファイル置き場としても使用。

ということで、今回はこのHDDを< ブラビア>X1で楽しめるかどうかを試してみました。手持ちの有機ELテレビ「XEL-1」がDLNA対応なので、クライアント機能付きのテレビを使うのは初めてではないのですが、フルハイビジョン対応のクライアントは初めてになります。

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<ブラビア>X1体験レポート、サマリーサイトについてお知らせ

昨年、12/15に突如スタートした「<ブラビア>X1体験レポート」ですが、サマリーサイトについてお知らせするのをすっかり失念しておりました。

ソニー<ブラビア> X1体験ブログ:So-net blog

ロケフリ体験レポート同様、ソニーさんご指定、まいどのSo-netで公開しております。当サイトでも「X1体験レポート」というカテゴリーで一覧表示可能ですが、サマリーサイトの方がぶっちゃけ見やすいです。

それほどテレビに詳しくない人間の書くレポートゆえ、あまり参考にはならないと思いますので、興味とお時間のある方のみ目を通してやってくださいましー。ちなみに、もう少し続きます。昨年暮れのような更新頻度にはならないと思いますが、もう少しだけおつきあいくださーい。

<ブラビア>X1体験レポート~高画質Blu-rayソフトでフルハイビジョンの素晴らしさを実感

今年も残すところあと二日。正月に向けての買い出しや掃除を終え、午後からは少しのんびりモード。同居人と一緒に自分へのクリスマスプレゼントに購入したBlu-rayビデオ「ダークナイト」を見ることにしました。映画の概要は割愛しますが、渡辺謙さんが出演した「バットマンビギンズ」の続編っす。

X1とをリビングに移動して初めてベガの前に設置。およそ目の前1メートルで迫力十分。Blu-rayレコーダー「T50」とHDMI接続。T50の音声アウトをAVアンプに接続して5.1chサラウンド出力。カーテンを締め切って上映会スタート。

なんと美しい映像か…。ちょくちょくシネスコとビスタサイズの画が切り替わりますが、後者がIMAXカメラの映像。恐ろしいまでの解像感に同居人と二人で感嘆の声を上げてしまいました。このソフトを見た後に地デジ画面に切り替えたら、ものすごく残念に感じました。それほど美しかった…。というか、映画館で見るべきだった…。

このソフトは映像だけとってみてもかなりのクオリティであることは間違いありません。Blu-rayレコーダーやプレイヤー、PS3ユーザー必携のリファレンスソフトと言っても良いのではないでしょうかね。

にしても、バットモービルやバットポッドがカッコよすぎ。中盤のカーチェイスシークエンスが特に素晴らしい。ジョーカー役のヒース・レジャーの演技も噂通り。キャラクターの立ちっぷりがすごい。ホント惜しい人を亡くしました。さらに、素晴らしかったのがストーリーとテンポ。見終わった後ではなく、見ている最中、次々にいろんな事を考えさせられましたです。正直、インディーなんちゃらの100倍面白かったっす…。新年を迎える二日前ですが、自分が今年見た映画の中でナンバーワンに昇格です。

でもって、この美しい映像の魅力を余すことなく伝えてくれるという意味で、< ブラビア>X1の真の実力を見た気がしました(ぶっちゃけ音は弱いけど…)。こういうソフトが今後もたくさん見られるのなら、次に買うテレビは絶対に40インチ以上のフルハイビジョン対応にします。

<ブラビア>X1体験レポート~Wデジタルチューナーを有効活用

情報としてあまり強調されていないようですが、< ブラビア>X1はデジタルチューナーを2機搭載しています。

マルチリモコンにある「2画面表示」ボタンを押すと、その名の通り、2つの画面が同時に横一列で表示されます。地デジ/地デジ、地デジ/BS、BDレコーダー/地デジ等々、一部制約はありますが、様々な組み合わせで2画面(2番組)表示が可能です。リモコンの左右キーでメインで操作する画面を選択。

上下ボタンでメイン画面を拡大、縮小可能。使い方としては、一般的には任意の番組を見ながら経過が気になるスポーツ中継を見るなどが考えられますね。

昔はこうしたWチューナー機能を生かすiLink接続の外付ハードディスクレコーダー(VRP-T5等)をソニーがオプションで販売していたんですよね。片方のチューナーでリアルタイムの放送波を楽しみながら、もう片方のチューナーでハイビジョン番組を録画できる仕組みです。

実際、我が家のベガにも、ソニー製ではないですがIOデータのRec-POTという、ハードディスクレコーダーを2台接続して、今も現役で稼働しています。(Rec-POT購入当時のエントリー>SPA家のテレビ買い換えその後

ただ、現行の< ブラビア>ラインナップでiLink端子を搭載しているモデルは一つも無くなってしまったので、こうした使い方が出来なくなってしまいました。その変わりかどうかわかりませんが、ブラビアユニットなる関連製品として、コンパクトなデジタルチューナー内蔵のHDDレコーダー「BRX-A250」が用意されています。チューナー内蔵なので< ブラビア>とは完全に切り離して運用が可能で、ブラビアリンク対応なのでマルチリモコンで操作可能になるようです。

そんなこんなで、せっかくのWチューナー、生かさないと「もったいない」ということで、最も一般的な活用方法である、シンクロ録画機能を試してみました。これは、テレビの信号を、録画予約した(オンエア)時間だけ、X1唯一の外部出力端子である「デジタル放送/ビデオ出力」端子から出力できる機能です。

この端子にシンクロ録画機能対応のアナログのHDDレコーダーやビデオなどを接続すれば、録画予約した時間だけX1から信号が送られ、それを検出したレコーダーが自動的に録画を開始するというわけです。ちなみに、出力されるのはSD品質のアナログ信号のみです。

今回、レコーダーとして「デジタル放送/ビデオ出力」につないだのはウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」。ビデオ再生対応のウォークマン本体に直接テレビ番組などの動画を記録できる優れものです。この製品の詳細については当サイト内のレビューや関連記事をご覧いただくとして、X1と組み合わせて実際に録画するまでの手順はこんな感じです。

まずは準備。X1の「デジタル放送/ビデオ出力」端子にNW10付属のケーブルでNW10を接続後、両機の電源ON。X1の「設定>録画予約設定>録画方法」をシンクロ録画にして、「設定>録画予約設定>シンクロ録画の開始時間設定」を一番短い30秒前に設定。ここまで終わればあとは簡単。

1.X1で任意のテレビ番組を録画予約
2.NW10のREC/STOPボタンを押す

これだけ。テレビの電源がオフでも録画予約した時間だけ電源が入り、「デジタル放送/ビデオ出力」端子からのみ信号を出力し、NW10経由でウォークマンに指定の番組が録画されます。以下、1.の録画予約時のおおまかな流れとテレビ側の状態変化。


(番組表などから番組詳細情報を表示し、録画方法が「シンクロ録画」であることを確認できたら「録画予約」をポチっとな)


(予約済みの番組は番組表に赤い時計アイコンが付加される。録画予約がある場合はテレビ右下にあるLEDの色が変化)


(録画予約の詳細はXMBのビデオから確認。予約の修正や重複時間の調整なども可能)

なお、録画時にはテレビの画面には何も映りませんし、スピーカーからの音声出力もありません。見かけは完全に電源オフの状態になります。ちなみに、テレビの電源がオンの状態で、録画時間になった場合でも特に問題ありません。リアルタイム視聴中でも、録画指定時間のみ「デジタル放送/ビデオ出力」端子から信号が出力される仕様になってます。

「シンクロ録画の開始時間設定」を一番短い30秒前に設定しているのは、無駄な録画時間を少なくするためということもありますが、そもそもがNW10はシンクロ録画時には常時電源オンである必要があるため、録画可能になるまでの準備時間がほとんど必要ないからです。

結果は良好。ソニーにはウォークマンやPSPに最適化した動画を同時に録画するBDレコーダー(A70)もありますが、X1をビデオレコーディングクレードルと組み合わせて使うことで、そうしたレコーダーの代用に使うことが出来ますね。個人的にはコレが現段階でX1のWチューナーの最も効果的な活用方法なんじゃないかと思います。

(なお、NW10をビデオレコーダーに接続すれば、録画済みのコンテンツを新たにウォークマン用動画に変換することも可能です。NW10で何が出来るかについては、先述の当サイト内のレビューや関連記事をご参照ください。)

2008年最もお世話になった家電は「パソコン」で最もお世話になったメーカーは「ソニー」

今年最もお世話になった家電製品「パソコン」6割半でトップ  ~お世話になった家電メーカーは「ソニー」がトップ

今年1年で最もお世話になった電化製品の調査結果だそうです。トップは「パソコン」の65.1%で、2位以下は「テレビ」が9.7%、「携帯電話」が9.0%、「録画機器」が6.8%。また、今年1年で最もお世話になったと思う家電メーカーについては、トップが「ソニー」の14.5%で、パナソニック(13.8%)、東芝(10.7%)、シャープ(9.7%)と続きます。最もお世話になった「パソコンメーカー」でも「ソニー」が「DELL」と並び13.8%でトップ。テレビは「ソニー」と「パナソニック」がそれぞれ27.5%でトップ。なお、年代別では「ソニー」「パナソニック」がトップ2で、男女別の男性で「ソニー」が14.7%でトップだそうです。

確かに、個人的にもパソコンには一番お世話になっているし、ソニーのVAIOをメインに使っているから、おのずと最もお世話になっていることになりますね。こうしてサイトを更新できるのもVAIOが、もといパソコンがあればこそ。ま、実際はそれだけじゃないんですけどね。Windows XP、Firefoxのような優秀なWebブラウザ、WordPressのような素晴らしいCMS、Googleが提供する各種サービスがあってこそ、パソコンは便利に使えるのです。

ということで、来年、最もお世話になった家電が「低価格ミニノートパソコン」で、それを作ってくれた「ソニー」に最もお世話になりましたと、皆に言ってもらえるようがんばりましょうよ>VAIOチームの皆さん。くれぐれも見誤ること無かれ、「VAIO New Mobile」の仕様。

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(今年の後半、とりわけ出先でということなら、個人的に一番お世話になったのは、アップルのiPhoneかもしれない…)

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