FIFAのオフィシャルパートナーであるソニーがワールドカップ南アフリカ大会で何を仕掛けたかを詳しく解説してくれてます。全64試合で集めた300万人の観客数は史上3番目で、テレビで視聴した全世界の延べ人数は2006年ドイツ大会を上回るといわれており、その経済波及効果は計り知れないものがあるとか。
あの手この手で3Dを徹底アピールしたようで、大会におけるソニーの存在感は相当なものだったようです。、世界6都市でのFIFA公認パブリックビューイングイベントでも3D映像や3Dゲームが体験できるソニーのブースが一番人気だったとか。“南ア大会が「W杯のソニー」と3D技術を広く認知させる場であったとするならば、次回のブラジル大会は売り上げという果実を収穫する場になる。ソニーの挑戦は、まさにこれからが正念場”と締めくられています。
なにやら成果はものすごくあったっぽいですね。四年後のブラジル大会は3DだけじゃなくてAndroidテレビも当たり前になっているのかな…?自分、埼スタのPVに当選してたんですが、まさか勝ち上がると思っていなかった口で、人にあげちゃってたんですよね。ともあれ、日本が決勝リーグ進出を決めたことで大会への関心も高まり、結果的にソニーロゴの露出度も増えたってことで、色々な意味で良かったんじゃないでしょうかね…。
【追記】夏野さんはAndroidマーケットはそんなに流行らないのではないかと思っているとか。“Google TVにおいても、「ソニーがグーグルをうまく使えるか?」が重要”とのこと>ドワンゴ・夏野剛氏が語る「未来のテレビ」【前編】
ちなみに、現時点での国内のソニー主催の3D関連イベントスケジュールはこちらで確認できます>ソニー、今夏の3Dイベント開催スケジュールを発表 – 「夏サカス」「お台場合衆国」にも参加、ソニー、「3D美ら海水族館」を銀座ソニービルで開催-3D撮影+合成の3D撮影体験も。8月31日まで
95%以上が「3D テレビ」を認知、そのうちの3割は「3D テレビ」映像を「体験」
こちらは3Dテレビの認知度や利用意向などについての最新調査結果。認知度は95.7%で31.1%が体験したと回答。おそらくは映画が主なんでしょうがワールドカップ効果もあるのかもしれませんね。ちなみに、「ぜひほしい」と「ほしい」合計で29.5%になるも3月調査の32.3%からは下降しているそうです~。