未来のテレビは? 久夛良木氏「Eee PC化する」 麻倉氏「壁になる」
テレビの未来はネットワークの向こう側から作られる
アスキー総合研究所、ワイアードビジョン、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科主催による「テレビの未来」セミナーに久夛良木氏と麻倉怜士氏がゲストで登壇。2人が夢見る未来のテレビに注目。
久多良木氏
- 今後、テレビはエクスペリエンスになっていく
- これまでクライアント側で開発してたものが、ネットワーク側に移行する
- Eee PCが可能ならば、Eee TVもできる
- ありとあらゆるものが動画のインタフェース、という時代になる
- Googleがテキストベースで行ったことが動画でも起きる
- (目利きの)作家、編集者、プロデューサーにとっては、ビジネスチャンス(目利きによるレコメンドに信頼)
- みんなが想像するようなものは、かなりのものが実現できる時代。さらっととてつもないことができる可能性がある
麻倉氏
- ワイヤレス化でケーブルがなくなり、脳波などで思った通りに操作できるようになってリモコンがなくなり、本体は“壁”になる。フレームがなくて壁全体がディスプレイ。映像ソースに合わせてフレームを切っていくイメージ
- 自分の分身が動画サーバの中にいてチェックしてくれたり、自分にぴったりの番組を作ってくれるエンジンがほしい
二人してSpider使い。そりゃ便利だよなあ…。それはともかくとして、久多良木さんが言うことだけに、あちら側での高度な処理はCELL搭載のコンピュータで実現して欲しいような気もします。コンテンツを映す装置自体も、従来のテレビの枠組みを超え、バリエーション豊かになってきてますもんね。個人的にはやっぱモバイル系に期待したいっす。
NHKでも取り上げてましたけど、米国初の動画オンデマンドサービスの動向も見逃せないですよねー>ビデオオンデマンド新企業ZillionTV–サブスクリプション不要で狙う視聴者獲得
持ち歩けるサーバーというスタイルにも注目か…>持ち歩けるウェブサーバー「ServersMan」 ウェブ開発物語
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