「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

話芸を支えて40年、プロの現場で愛用されるマイクを作り続けるソニー・太陽

特権なしの厳しさが生む優れたもの~ソニー・太陽がつくり出す逸品とは~(My Sonyメールマガジン)

My Sonyメールマガジンの特集記事。テレビのお笑いや落語番組などでセンターマイクとして40年以上の長きにわたって使われつづけてきたソニーのコンデンサーマイクロホン「C-38B」とプロの現場で愛用される同マイクロホン「C-800G/9X」。これらを生み出しているのが、九州大分にあるソニー・太陽

同社は設計からデバイス、サービスまでのすべてをおこなう国内唯一のソニーのマイクロホン基幹工場。技術的なフィードバックが容易になり、すぐに新機種の設計に活かされるそうです。従業員の約7割が障がい者の皆さんということで、その雇用のノウハウ提供も同社の業務。高い技術力でソニー認定の「モノ造りマスター」を毎年輩出しているとか。

お笑い番組で見るあのマイクはソニー太陽で作られていたんですねー。実際はピンマイクが使われることが多いようですが…。にしても、40年間も作る続けられているソニー製品は他には見あたりません。「特権のない厳しさ」という言葉のインパクトにちょっと胸打たれましたです。

そうかと思えばこんな記事も。いろんな事情はあるかもしれないけど、名工やモノづくりマスターを絶やさぬよう無くさぬよう、しっかりと難局を乗り切ってくださいー>ソニー、ストリンガーCEOの決断は テレビ事業の本格的なアウトソーシングに踏み切れるか?

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ソニスタ、2009年3月31日でソフトウェアダウンロード販売を終了

ソフトウェア販売終了のお知らせ(ソニスタ)

ソニスタは、「ソニースタイル ソフトウェアダウンロード」ならびに、「VAIO ソフトウェアセレクション」でのソフトウェアの販売を2009年3月31日(火)13:00をもって終了するとアナウンスしました。再ダウンロードの終了は2009年9月30日(水)13:00。なお、一部のVAIOオリジナルソフトウェア/ロケーションフリープレイヤー/HDD AVナビシステム XYZシリーズの地図データ/Image Converter については、今後はそれぞれの別サイトにて販売を継続するとのこと。

2000年にCLIE向けにスタートして以降、様々なジャンル向けに拡大、発展を続けてきたソニスタのソフトダウンロードサービスが、たったの8年でその幕を閉じることになりました。昨今の、ソニーを取り巻く経営環境悪化に伴う措置とも考えられますが、Webアプリ全盛でPCソフトが以前のように売れなくなったことも要因なんでしょうね。

この際、ソニーのオールコンテンツはPS Netoworkへ統合、みたいな感じで良いと思うのですが、さすがにそれは難しいのでしょうか。もう少しうまいやり方ができれば、iTunes Storeの先を行けたはずなのになあ…(<勝手な思いこみ)。

(PDA Style懐かしいなあ。クリクラでPDA Style ソフトウェアダウンロードで検索したら山のように過去ログヒットしたぞ。毎日のように新しいアプリが増えてほんと楽しかった…。Edyが使えるようになった時も結構衝撃だった。CLIE Plazaなんてサービスもあったっけ。kissyさん元気かなあ…)

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ソニーが青いポストイットを配布~サッカー日本代表応援企画

Blue Tag & Paste Project(project Blue)

ソニーがサッカー日本代表応援企画の一環として品川駅でポストイットを配布する(した)とのお知らせいただきました。(感謝です>匿名希望さん)

ブルーのポストイットをソニーが配布します。品川駅高輪口/港南口の両方で2/3と2/10の2日間(時間帯は8:00-10:00、11:30-13:30、17:00-19:00)を予定。これに応援メッセージーを書いて、窓に(部屋内から)貼って品川駅前ビルの窓をブルーに染めて日本代表を応援しようという、いかにもソニーらしい夢のある無謀な提案。Sonyロゴ入り、日本代表お墨付き(?)のPostItをgetしたいサッカー好き/ソニー好きの方はぜひ品川駅前へ!

とのこと。サッカー好きのソニーファンは急げですな!

(今日は無理だけど10日はいけるかなあ。って、それほどサッカーには思い入れ無いのでスルーしちゃうかも…)

ソニーといえば、週間東洋経済の読者さんから以下のようなお便りいただきました。

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FOMA×2で安定した高品質映像をリアルタイムに伝送~A5サイズの“ロケーションポーター”登場

ワンボタン操作で、リアルタイム映像の高画質な伝送を開始する、 A5サイズ相当の本体で機動性の高い中継システム“ロケーションポーター”発売(ソニー製品情報)

ソニーは、FOMA回線やインターネット回線を利用して、安定した高品質映像をリアルタイムに伝送する中継システム“ロケーションポーター”に、機動性を高めたリアルタイム・ビデオトランスミッター『RVT-SD100』を3/18に発売すると発表。

同機は部品の最適化を行って専用のハードウェアを開発し、小型化と簡単な操作を実現。事前に送信側・受信側のいずれかに設定。送信側にビデオカメラを繋げば、現場では映像送信のスタート、ストップのボタン操作だけで、FOMA回線等を介して手軽に映像を受信側の本機に伝送。伝送には、H.264/AVC映像コーデックを採用し、QoS機能により、揺らぎの激しいモバイル回線でも、高画質・高音質で安定して伝送が可能。価格は1,600,000円前後で同機専用リチウムイオンバッテリーの希望小売価格は84,000円。

VAIO type PのワイヤレスWANモデル発売日にこんな特機を発表するソニーもソニーですね。FOMA回線を2つたばねるデュアルFOMA機能なんてのも搭載しているようです。特機だけに値段も半端じゃないですが、FOMAの通信料も半端じゃないでしょうね、きっと…。

ソニーがモバイル機器向けの指静脈認証技術「mofiria」を開発~指一本で本人確認

小型かつ高速で高精度を実現した指静脈認証技術 “mofiria”(モフィリア)を開発(Sony Japan)

ソニーが、パソコンや携帯電話などのモバイル機器に搭載可能な指静脈認証技術“mofiria”を開発したと発表しました。独自の光学メカニズムとアルゴリズムにより、小型化、高速化を可能にしたほか、指位置を自動補正することで、指位置を厳密に固定する必要がなく、高精度で快適な操作性を実現。様々なモバイル機器や入退出の際のセキュリティシステムなどへの搭載、ソリューションサービスへの展開などへ向けて、2009年度中の商品化を目標に事業化の検討を進めていくとか。

指静脈認証技術は、指の静脈パターンにより本人確認をおこなう認証方式で、その静脈パターンは個人および各指により異なり、経年変化もおこさないとのこと。また、体内にある静脈を用いるため、成りすましが困難であり、他の生体認証と比較して、高精度の認証が可能とのこと。

“mofiria” は独自の反射散乱方式を採用。LEDの光を一方向から斜めに指静脈に当てて撮像しているため、平面での配置が可能で、機器に組み込む際のデザインの自由度や小型サイズを実現。撮像された指静脈画像から静脈パターンを抽出しデータを約1/10に圧縮してメモリーへ蓄積するため、モバイル機器にも搭載可能な小容量の照合データを実現。さらに、ソニー独自のアルゴリズムにより、指位置を固定する必要がなく、撮像された指静脈画像からすばやく正確に静脈パターンを抽出し、指位置の補正も同時におこなうことで、高速かつ高精度で快適な操作性を実現しているそうです。

指一本で本人確認。すごい技術ですね。Felicaのように、幅広い分野で活用されると良いですね。ちなみに、指によって精度とか変わってくるんですかね…。

【追記】指ごとに異なるアプリを起動できたりもするらしい!>ソニーのPC向け指静脈認証技術採用の企業内認証システム

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ソニー、2008年度第3四半期業績は180億の赤字~エレキはテレビ、VAIO、サイバーショットが減益に影響

ソニーグループ 2008年度 第3四半期(Sony Japan)

ソニーが、2008年度第3四半期の業績を発表。売上高は2兆1,546億円(前年同期比24.6%減)、営業損益は180億円の赤字(前年同期は2,362億円)、税引前利益は665億円(80.2%減)、当期純利益は104億円(94.8%減)。

エレキ部門の売上は1兆4,621億円(前年同期比29.3%減)、営業損益は159億円の赤字(前年同期は2,006億円)で、テレビ事業の損失が大きく影響しているほか、価格下落が激しいVAIOやサイバーショットも減益に影響しているようです。

大型液晶パネル及び液晶モジュールに関する合弁会社設立に向けた協議について

また、ソニーはシャープとの大型液晶パネル工場の合弁会社設立に関する案件について、世界経済の影響を受けて会社設立時期を1年間延期すると発表。

AV Watchは、今回の180億円の赤字と4~12月まで累計665億円の黒字から逆算して、第4四半期の営業損失が3,265億円の赤字になると予想してますね…>ソニー、テレビ事業で430億円の赤字-第4四半期は全社で3,000億円以上の赤字計上か

type Pの売り上げがどれだけすごくても利幅が少なそうだからなあ…。2009年度はエコなテレビでがんばりましょう…(とさりげなく2008年第4四半期をスルー)。

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