Z2にはXの遺伝子がたくさん詰まってますが、デザイナーが同じ森澤氏ということで、意匠にもそれが表れています。てことで、改めてVAIO Xとデザイン比較をば。標準バッテリ装着時はイベントレポートで撮影したものがあるので拡張バッテリー装着状態で撮影してみました。
■左側面・右側面

今回のZ2同様、「部分的ではなくフルフラットで薄くする」というのがXのコンセプトだったわけですが、拡張バッテリーは開発がある程度進んでからデザインチームにリクエストがあったため若干イレギュラーなデザインになったような話があったように記憶してます。放熱の関係から傾斜が必須で、それを逆手にとってキーボードが打ちやすくなったりはしてますが、ここだけフルフラットデザインから逸脱しているので見た目はやはり違和感が…。

Z2の場合はシートバッテリーありきで設計・デザインされているので、バッテリ自体に放熱経路が確保されており、拡張バッテリー込でもフルフラットを見事に実現しています。ちなみに、Z2はシートバッテリー装着時は液晶部分を起こしても、ヒンジが宙に浮いてしまうので全く傾斜してくれません。ま、それでもパームレストは高く感じることもなくキーボード叩けるので全然OK。




初代のVAIO P(type P)搭載のインスタントモードをWebアクセスに特化したパターン。確かtype PのブラウザーはFirefoxだったと記憶してますが、最新のZ2では「Sprashtop Browser」なるタブブラウザーが採用されてます。

