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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

スマートフォンはPSPの仲間のように見られてはいけない

【PDA・モバイルソリューションフェア2006】 キャリア4社がディスカッション、携帯ビジネスの未来を語る

「PDA・モバイルソリューションフェア2006」で各キャリアの代表者が集結したパネルディスカッション「キャリア4社が語る これからのモバイルソリューション」のレポート。

本音と建前が交錯する熱いディスカッションだったようですね。今後の課題でスマートフォンについて語られていますが、基本的には皆法人向けという位置づけのようで残念です。また、個人的に注目したのは以下のくだり。

「メールを打つといった画面を見る姿勢は、他人に遊んでいるように思われるのではないか」と話すと、各社の代表者もその意見に同調。ウィルコムの深見氏は「W-ZERO3を使っていて、同じような姿勢だったので近付いて見たらPSPだった」とコメント。隣同士で使っているとPSPの仲間のように見えるかもしれないと話した。ボーダフォンの齋藤氏からは「文化を変えるためには、ビジネスでの利用シーンをもっと増やしていかなければならない」との意見が挙がった。

どんなツールだってその気になれば仕事にも使えるわけですが、やっぱり形から入らないとってことなんでしょうか…。ケータイでゲームしている人、DSでWebブラウズしている人、iPodやPSPでニュースクリップを読んでいる人、W-ZERO3で自分のブログを更新している人、type Uで体脂肪を計っている人…っていないけど、皆はた目からはどう見えているのでしょう…。

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解禁!だけど油断は禁物~ウォークマンSで体調維持します

kaikin.jpg7/26の初診から一ヶ月強。昨日血を採って、今日結果を聞いてきたところ、ついにアルコール解禁となりました。わーい!薬、ほぼ毎日のウォーキング、食生活の改善、そしてなにより同居人の協力があってこそ実現できたことです。働き尽くめだった肝臓さんも、20年以上ぶりの一ヶ月のサマーバケーション(?)でリフレッシュできたご様子。

とはいえ、ここでの油断は禁物。医者からも最低も週に二日は休肝日をと言われました。逆に飲んでも週に二日と決めて、ダラダラと飲み続けないように気をつけたいと思います。もちろん、ウォーキングも続けます。内臓のリフレッシュが済んだらウォーキングからランニングに移行して、体力を取り戻したいです。そのためにウォークマンSシリーズiconをゲットしたようなものです。(く~、ソニーポイントを使い忘れた…)

今はウォークマンA+歩数計ですが、Sシリーズが来れば一台で済んじゃいますからね。でですね、実際、自分は音楽があると苦じゃなくなるんですよ、トレーニングが…。毎日きっちり1時間は歩くので、アルバムまるごと聞けるし、大音量でも迷惑がかからないから(もち、危険には注意)、じっくり音に耳を傾けることができるんですよね。ああ、はやくシャカシャカシャッフルしてみたい。

実機に触ってもいないのに次世代機のことを語るのはなんですけど、次はガーミンの腕時計タイプみたいにGPSで位置情報が把握できるようになるとさらにトレーニングが楽しめそうです。(私信:色々と情報ありがとさんでした。とっても参考になりましたです>KOMさん

ところで、Sシリーズに関してmondoさんから以下のようなお便りを頂戴しました。(myloの件もどうもです。でもすでにサイトでもご紹介済みでした…汗)

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どんな困難が伴っても、どんな技術的な難しさがあっても、それに打ち勝っていこうじゃないか

「世界のソニーを作った男」井深 大が考えたこと第1回

日経BP、経営者倶楽部。昭和の名経営者が残した言葉としてソニー創業者、井深大氏の言葉が取り上げられています。ソニー関係者、ファンのみならず、広く世間一般に知られる井深氏のメッセージ。とくとご覧あれ。

新しい技術開発なんかでも、大きな会社よりは、むしろ中堅以下の、自分で一生懸命開発して切り開いてきた企業の中のほうが、うまく成長していくんじゃないでしょうかね。企業なんてものは規模が大きい方がいいとか、資本金が大きい方がいいとかっていうものは、だんだんこれから、それだけでは通用しなくなると思いますね

井深さんの言うとおりになってしまいましたよ、ソニー自身が…。
ただ、いつの時代になっても変わらない、ソニーがソニーであるための理念がこれですよね。

一番大切なことは、『人のやらないこと、どこにも存在しないもので、そういうものをこしらえていく』と、『そのためには、どんな困難が伴っても、どんな技術的な難しさがあっても、それに打ち勝っていこうじゃないか』と、そういうことを謳って、同志はみんなこれに賛成して、この東京通信工業が始まったわけでございます

初心忘るべからず。ソニー社員よ、大志を抱け!

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Wii are the chanpion

エンターブレイン浜村氏、次世代のゲーム産業の展望を語る 市場推移予測を大幅上方修正、年末の大本命はWiiと予測

CESA DEVELOPERS CONFERENCE 2006、エンターブレインの浜村弘一氏による「ゲーム産業次世代への展望と、そこに求められる開発者の資質」という基調講演のレポート。はやくも任天堂ひとり勝ちの2006年といった感じですが、年末商戦からWiiのスタートダッシュが始まるとの予測です。以下、ポイントのみ箇条書きで。

【任天堂】
・下期偏重型なゲーム産業にあって上期にヒット作が生まれるのは異例で、その売り上げを支えたのがニンテンドーDS
・発売タイトル数シェアが20%弱の任天堂が売り上げの約80%も占めている(ある意味不安)
・DSが市場にもたらしたものは、ゲーム機の脇役としての位置づけからの脱却、ライトユーザーまで広がったゲームファン、低予算によるゲーム開発
・キーワードは「パーソナル」
・任天堂Wiが年末の大本命間違いなし。理由は、DSとの親和性と同機の設計哲学を受け継いでいること、20,000円以下と予想される価格的なアドバンテージ

【ソニー】
・PS3は、圧倒的なグラフィックス性能だが高価格
・初期50万台はすぐ捌けるものの、その後は伸び悩む
・売上見込みは5年で1,000万台(PS2の約半分)
・39,800円ぐらいがメインストリームのプラットフォームになるため必須条件
・PS2のDVDのような起爆剤にはならず、むしろPS3がBlu-rayを後押し
・PS3のゲーム機としての真価が発揮されるのは大型タイトルが登場してくる2007年末頃

【マイクロソフト】
・Xbox 360は、Windows Vistaとの連携により大敗はなくなった
・市場獲得のムラをどうするのかが課題

【その他】
・4つめの次世代プラットフォームは「オンライン」
・ハードウェアプラットフォームに縛られる時代は終わった
・今年の年末はゲーム業界にとっては大きな節目
・クリエイターの作ってみたいプラットフォームはWii、DS、PS3の順

ゲーム機として「39,800円、大作待ち」という見方はある意味妥当だが、PS3の能力はゲームだけにとどまらない。浜村氏自身が指摘したように、PC業界や家電業界も巻き込んだ次世代のネットワークコンソールであり、一ゲームメディアだけの視点では「予測不可能」というのが正直なところではないだろうか。

とはライターさんの弁。一番予測不可能なのは久多良木さんの頭の中。こういう評価をされて、焦っているのか、ほくそ笑んでいるのか…。

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Zuneはダメ、iTMS無料化!?、MP3がSACDに。で、ソニーは?

「マイクロソフトのZuneは期待はずれ」–あるアナリストの見解

「(たいした成功を収めていない)『gigabeat』に少し手を加えただけの製品のように見える」、「話題の大きさのわりに、そのスペック(技術面、外観、デザイン)はこちらの期待を裏切るもの」と辛辣な批評。ソフトやサービスの詳細もわからぬまま、実機すら触らずにハードのデザインだけで評価をするアナリストもどうかと思います。ハードが良くても中身が伴わない製品だってあるわけですし…。そんなことより、こっちのニュースに注目ですってば。

Google 幹部の Apple 取締役就任で『iTMS』が無料に?

GoogleのCEOがAppleの取締役に決まったことが無料のiTMSサービスが登場する可能性をもたらすってんですから驚きです。仮に実現するとして、広告要素をどこに入れるかという話もありますが、コンテンツ企業にとってはファイル交換されるよりはマシなんじゃないでしょうか。無料といっても期間限定とか、いろんなやり方があるわけですし…。というか、日本のiTMSでだって毎週1曲は無料で楽曲配信されていますからね。お好きな曲を毎月、いや毎週1曲プレゼント、みたいな太っ腹なサービスやってくださいよ、Moraさん。

日立マクセル、独自の音質補正ヘッドフォンを’07年に発売-「MP3をSACDに迫る音へ」。第1弾のUSBオーディオは11月

圧縮音源でカットされた高域を補間し44kHz相当まで復元する技術を利用したPC用USBオーディオやヘッドフォンをマクセルが開発したそうです。一度削られてしまったデータが独自に補正されることでオリジナルと微妙に異なる音に変わってしまうことは無いのでしょうか。いっても圧縮された時点でオリジナルじゃないから気にする必要もないのか。制作方法にもよりますが、オリジナル音源がCD化される時点で圧縮されてしまうようですし…。アーティストが本当に伝えたい音はライブにあるのかもしれませんね…。

と、ポータブルオーディオ絡みのニュースを集めてみましたが、要はウォークマンのハイエンドモデルがどうなっているのかがとても気になるわけですよ。Sシリーズはちょっと特殊な商品なのでハード単体で完結してしまっても特に問題ないと思うのですが、Aシリーズはそうはいかないですからね。あ、もちろん、Sシリーズだってスポーツ、エクササイズ関連のデータを活用するソフトがあっても良いと思います。話は戻りますが、Sをある程度さばくためにAシリーズの発表を意図的に遅らせているのかもしれません。となると、怖いのはZune、じゃなくてiPodの新製品。噂はひっきりなしですが5G以降は発表がないですからね。ソフトとサービスはほぼ確立してしまったので、ハード開発に思いっきり注力できるのがアップルの強みでもありますし、競合他社じゃなくてケータイを仮想敵にしているような気もします。去年のように発表が(偶然?)重なるのか、楽しみでもあり、不安でもあり、といった心境です。

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SCE、PSP専用カメラとGPSレシーバーの発売を正式発表

“アソビが変わるぞ。”PSP®「プレイステーション・ポータブル」向けカメラ、GPSレシーバー発売(PlayStation.com)

SCEJは、PSP専用のカメラと専用ソフトウェアがセットになった「ちょっとショット」『PSPJ-15003』を希望小売価格5,000円で2006年11/2(木)に、また、「GPSレシーバー」『PSP-290』を希望小売価格6,000円で12/7(木)にそれぞれ発売すると発表しました。両製品共に専用のケースが同梱されます。また、両製品は対応ソフトウェアとともに9/22(金)から開催される「東京ゲームショウ2006」の同社ブースで展示されるそうです。

ちょっとショット『PSPJ-15003』(希望小売価格:5,000円)
対応ソフトウェアとの組み合わせで楽しむ周辺機器。同梱される専用ソフトウェア『ちょっとショットEdit』は、静止画および動画の撮影に対応し、撮影した画像にテロップやエフェクトを加えるなど、様々な画像編集をその場でPSP上の簡単な操作で行えます。日常のちょっとした出来事を撮影し、編集後のユニークな画像をPSPで楽しんだり、Webサイトで公開するなど、自分のライブラリーを友人や家族と互いに見せあって楽しむという、カメラを使用した新しい「アソビ」のスタイルを提案。

GPSレシーバー『PSP-290』(希望小売価格:6,000円)
対応ソフトウェアとの組み合わせで楽しむ周辺機器。ソフトウェアメーカー各社および同社で開発中のナビゲーション、アクション、プラネタリウム、ゴルフ等、本格的実用ツールからゲームまで幅広いジャンルのソフトウェアによって、生活を楽しくする新ジャンルのエンタテインメントを提案。

ちなみに、カメラは131万画素の広角レンズ F2.8 f=28mm(35mm換算)。マクロモードの最適撮影距離は7cm。デジタルズームとモノラルマイクも搭載。静止画は解像度480×272、640×480のみ。動画は480×272(30fps/15秒)。GPSレシーバーは、測位更新時間が約1秒で測位精度 5mとか。

今日はウォークマンで終わるかと思ったら、SCEが来たか…。もう、ちょっと~、ちょっとショット~!…(黙)。それはさておき、低価格が目を引きますね。やってることはクリエの後追いだけど、出ている台数が違うとここまで安くできるんだ…。すごいなあ。スペックをうんぬん言っても意味ないし、全てはソフト次第ですよね。果たしてアソビが変わるのか。11月の発売が楽しみです。

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