どんな困難が伴っても、どんな技術的な難しさがあっても、それに打ち勝っていこうじゃないか

「世界のソニーを作った男」井深 大が考えたこと第1回

日経BP、経営者倶楽部。昭和の名経営者が残した言葉としてソニー創業者、井深大氏の言葉が取り上げられています。ソニー関係者、ファンのみならず、広く世間一般に知られる井深氏のメッセージ。とくとご覧あれ。

新しい技術開発なんかでも、大きな会社よりは、むしろ中堅以下の、自分で一生懸命開発して切り開いてきた企業の中のほうが、うまく成長していくんじゃないでしょうかね。企業なんてものは規模が大きい方がいいとか、資本金が大きい方がいいとかっていうものは、だんだんこれから、それだけでは通用しなくなると思いますね

井深さんの言うとおりになってしまいましたよ、ソニー自身が…。
ただ、いつの時代になっても変わらない、ソニーがソニーであるための理念がこれですよね。

一番大切なことは、『人のやらないこと、どこにも存在しないもので、そういうものをこしらえていく』と、『そのためには、どんな困難が伴っても、どんな技術的な難しさがあっても、それに打ち勝っていこうじゃないか』と、そういうことを謳って、同志はみんなこれに賛成して、この東京通信工業が始まったわけでございます

初心忘るべからず。ソニー社員よ、大志を抱け!


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