スマートフォンはPSPの仲間のように見られてはいけない

【PDA・モバイルソリューションフェア2006】 キャリア4社がディスカッション、携帯ビジネスの未来を語る

「PDA・モバイルソリューションフェア2006」で各キャリアの代表者が集結したパネルディスカッション「キャリア4社が語る これからのモバイルソリューション」のレポート。

本音と建前が交錯する熱いディスカッションだったようですね。今後の課題でスマートフォンについて語られていますが、基本的には皆法人向けという位置づけのようで残念です。また、個人的に注目したのは以下のくだり。

「メールを打つといった画面を見る姿勢は、他人に遊んでいるように思われるのではないか」と話すと、各社の代表者もその意見に同調。ウィルコムの深見氏は「W-ZERO3を使っていて、同じような姿勢だったので近付いて見たらPSPだった」とコメント。隣同士で使っているとPSPの仲間のように見えるかもしれないと話した。ボーダフォンの齋藤氏からは「文化を変えるためには、ビジネスでの利用シーンをもっと増やしていかなければならない」との意見が挙がった。

どんなツールだってその気になれば仕事にも使えるわけですが、やっぱり形から入らないとってことなんでしょうか…。ケータイでゲームしている人、DSでWebブラウズしている人、iPodやPSPでニュースクリップを読んでいる人、W-ZERO3で自分のブログを更新している人、type Uで体脂肪を計っている人…っていないけど、皆はた目からはどう見えているのでしょう…。


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http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/30848.html