Sony Tabletが売れない理由


iPadより薄く「物欲をそそるSony Tablet」が出れば即買いだ

Sony Tabletが売れない理由について、Android OSがiOSに比べて見劣りすること、最適化されたアプリが少ないことをあげているほか、ソニー製端末でAVコンテンツを購入し、後年別メーカーの端末に買い換えたら、コンテンツが引き継げない可能性が高いことなどもあげてます。ゲームにしても、初代プレステのタイトルが中心で、古いゲームに魅力を感じる人がどれだけいるのかとの疑問。

ちなみに、Tablet発表会(オーナーズパーティーのことでしょう)に人が集まらなかった理由をメーカーのブランド力がアップルに大きく引けを取っていることの表れ、とありますがあれはソニーストアのコアユーザーをスルーしたのも大きな戦略ミスでしょうね。ま、いずれにしてもソニーのブランド力は確実に弱体化しているし、商品力も弱いには違いなさそうなんですが…。

iPadマーケティング担当者に聞く「アプリから見る連続性の価値」

一方のiPad。最新機能を使ったアプリや商品投入が可能な理由は、プラットフォームが連続しているからであり、どの機器でも最新の技術を活用できるとわかっているからとのこと。様々なデバイスが様々なバージョンのOSを使っているため、最新の技術にフォーカスしたアプリを作れない。結果、最新OSを活用したアプリが充実せずビジネスも広がらないとか。

塩田さんが落ち着かないって言ってるAndroidのことですね>仏の顔もサンドまで?。ソニエリがこんな発表するのも連続性のアピールなのかもしれないけど、ソニエリ自体が連続というか存続しない可能性が高い件についてはどうなんでしょ…>ソニエリ、XperiaのAndroid 4.0アップデート予定を発表

2011年、アップルは見かけを変えずに、すべてを変えた

「アップルは(実はハードで儲けてはいても)本質的にはソフトウェアの会社であり、iPodもきれいな皮を被せたソフトウェアである」と公言したのがジョブズ氏。「内側から革命」を成功させてきたアップルに対して、見かけも中身もことごとく変えて、何もかもを振り出しに戻してしまうのがソニー…。

かつては「過去の成功体験や教訓に『解』を求めない。自分の目で見つめる未来の中に『解』を求めてきた会社」であり「市場のないところに市場をつくってきた会社」だったはずなんだけど、戦略商品にだけしがみつくつまらない会社になっちゃったね…>『さよなら! 僕らのソニー』

2011年ももう終わりますが、結局、4番打者「テレビ」の前を打つ打者になれたのでしょうか?そして、しっかりと「なにができるか」というところにフォーカスできたのでしょうか?答えてソニーの偉い人。

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