スマホ革命に乗り遅れたソニー~コンテンツ活用とPSブランド使用、素早い行動・実行が復活のカギ?


エリクソンとの合弁解消–ソニーのスマートフォン戦略の行方

Xperia PLAYがそれほど良い成果を出せなかったことは、米国での可能性に良くない影響を与えて、今後の同社製品にとって大きな障害を生んだおそれがある。

多くのアナリストは、好意的に見ているものの、ソニーが携帯電話事業を実際に立て直せるかどうかについては懐疑的とか。復活の1つの手掛かりは、ソニー所有の豊富なコンテンツ活用であり、PlayStationブランドの使用も選択肢とか。さらに素早い行動と実行がカギでキャリアとの関係を改善する必要もあるとか。ただ、それらが出来たとしてもソニーのスマホが市場で消費者に強くアピールするかどうかははっきりしないとして、「概して、ソニーはスマートフォン革命に乗り遅れたのだと思う」とのアナリストのコメントで締めくくってます。

サブブランドケータイが売れた2005年頃がピークで、iPhone登場以降は八方美人なマルチOS戦略で自らのクビをしめ、Android1本で行く決心をしたら「Xperia PLAY」は失敗と言われ…。日本なんてPLAY発売したばかりだぞ。どうするんだろ。というか、売れてるのか?

それはそうと、WSJでソニー絡みのチョー短いコラムを発見。今のソニーを的確に言い表してると思いましたです…>【コラム】ソニーのTVジレンマ、アイデンティティ・クライシス

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