今年のGW最大の連休二日目はいかがお過ごしですか。東京はあいにくの曇り空で。だからという訳でもないのですが、今日はまったりと音楽とすごそうかなあと。実はこんなものが届いたんです・・・って昨日とほとんど同じ書き出しだ。
Vestaxの「handytrax」。いわゆるアナログレコードプレイヤーなんですが、モノラルスピーカー内蔵で、乾電池でも動くんですコレ。しかも、2.5kgと軽量で持ち運びもOK。LINE IN、LINE OUT (RCA JACK) も装備していて、手持ちのポータブルオーディオ等を内蔵スピーカーで出力したり外部機器接続して使うこともできる優れもの。
いやー、本当はソニーの「PS-LX300USB」にしたかったんです。実家からレコードを持ち帰ってきたそもそもが「PS-LX300USB」が発表されたからだし…。ただ、USB経由の取り込みのクオリティがイマイチみないなレビューが多かったし、その後の保管のことを考えると二の足を踏んでしまっていたと。
でもって、色々と調べてみたところ、handytraxの情報に行き着いたという…。一応モバイル系のサイトを標榜していますから、ポータビリティ性能も重要と考えた結果でございます(<ホントか)。持ち運べて、さらにその場でレコードが再生できるってすごいですよね。DJ御用達なのもわかる気がします。
ちなみに、購入金額は15,500円。アマゾンですが、販売元はChuya-Onlineというところ。先日購入したカセットウォークマンと録音ケーブルの購入費用とあわせてもまだPS-LX300USBより安いですね。というか、これが一番重要だったり。なにせボンビーなもんで。
てなことで、速攻で開梱。箱の中身はシンプル。本体とACアダプターと取説のみ。カバーをはずして、レコード針のアームを定位置に置き、アダプター繋いで電源入れればスタンバイ完了。レコードを袋から取り出し(懐かしい!)、丁寧にセット。アームを持ち上げると自動的にベルトドライブが回転。そっとハリを置くと・・・・・キターというか、音出たー!ほほを伝う涙(うそ)。
モノラルスピーカーなんでクオリティは良くないですが、それでもなんか感動。ずっとずっと聞きたかったアルバム達。よーく我慢して待っていてくれたね。大半が1980年代のアルバムだから20数年ぶりになるのかあ…。でもスピーカーから流れてくる音楽は全く色あせていないです。音楽ってスゴイ。
LINE OUTでAVアンプに繋いで再生してみるとこれまた違います。安もんなのでクオリティはイマイチな感じですが、個人的には聞けるだけでもう十分。くるくる回るレコード盤を眺めながら妙な感慨にふけってしまいました。振動に弱いということもあって、昔は再生中も録音中もじーっと動かずにじっくりとスピーカーから出てくる音楽と向き合っていたような気がします。なんであんなに真剣だったんだろう。真剣だったからこそ音楽に愛着を感じたのかな…。
てなことで、レコード単体で再生を楽しんだ後はアナ>デジ変換計画第二弾発動。ヘッドホン端子にウォークマン用録ーケーブルを繋いでA829に取り込み開始。ちなみに、取り込み中はhandytraxのスピーカーからは音が出ないので、A829にヘッドホンを繋いでモニターできます。A829に取り込んだ音源はPCのSonicStageで分割したりできるのでこれまた便利。実際、これが一番手軽なアナ>デジ変換方法かもしれません。
ただ、アルバムによってレコード特有のプチノイズが気になるものもありました。保存状態はどれも悪くはなかったのですが、見えない埃やカビなどが付着しているのかも。ということで、本番のCD化に向け、レコード盤のクリーニングが必須。中性洗剤で水洗いでもいけるそうなので、トライしてみようと思いまーす。
(Paradigm Shift、やっぱすごいわ。特に2ndのレインチャイルドが素晴らしい。リマスターでCD再発しないかなあ…。お願いしますよ、日本コロムビアさん…)