ハードの完成度は高いがサービス面の付加価値向上が課題の新ウォークマン

「史上最高音質」を目指した新ウォークマン ノイズキャンセルの完成度はソニー史上最高? ソニー 「NW-S700F(NW-S703F)」

AV Watch、週刊 デバイス・バイキングにも新ウォークマン「NWS700シリーズicon」が取り上げられました。個人的なチェックポイントを以下に箇条書き。

iconicon・延長ケーブルも5極プラグ対応が必要となるため、汎用品の使い回しはできない
・JacketSeachでは選択されている(カーソルがある)アルバムの最初の曲が試聴再生される。曲の頭が再生されるわけではなく、サビぽいところが再生される
・付属イヤフォン「MDR-NC022」は、ユニットからの音漏れはほとんど無く、一般的なカナル型イヤフォンに近い遮蔽性を実現できている。遮蔽性が高いため、ボリュームをさほど上げなくてもきちんと聞こえるのも大きなメリット
・クリアステレオをONにしても、あまり印象は変わらない。元々チャンネルセパレーションは良好なので、際だった効果は感じられないが、NC ONの時の方が効果は現れるように感じた
・再生している限りはNC効果がONになるので、リピート機能などを利用して飛行機向けの就寝用機器としても活用できそう

総合するとハード的な完成度は高いようですね。ただし、最後の最後にこんな記述が。

やや物足りなさを感じるのはサービスとの連携。特に先日サービス開始した「Napster」の定額制音楽配信サービスや、北米の「iTunes Store」におけるビデオ配信など新たな試みがスタートしているのに比べると、ウォークマンが連携を前提とする「Mora」の現在のアラカルト方式のサービスはあまり魅力的に感じない。サービス面のさらなる付加価値向上にも期待したいところだ

ツッコミどころは同じですね。

それと、WM-Port対応のBluetoothトランスミッタ「WLA-NWB1」についてなんですが、正直微妙なんですよね。送受信機能を内蔵してHDDモデルやネットジュークとのスレーブ接続まで行ってくれればかなり印象も違ったのですが…。あんなアダプタつけてポケットやカバンに突っ込みたくないですってば。

そういえば、iPod nanoのRED Special Editionが発表され早くも本日発売とか。3倍速いわけではなく、同モデルの売上金から1台当たり10ドルをアフリカHIV/エイズ対策として世界基金に寄付するという「(RED)プロジェクト」絡みの製品なんだそうです。アップルの余裕を感じますね…>アップル、iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionを発表

さよならPalmSource、こんにちはACCESS Systems

企業ロゴマークを刷新-米国子会社PalmSourceの社名と企業ロゴマークをACCESSに移行-(ACCESS)

ACCESSは、グローバル展開の拡大に伴い、組織のさらなる進化を表現するため、企業ロゴマークを刷新。完全子会社である米PalmSourceも社名と企業ロゴマークをACCESSに順次移行するとか。なお、米PalmSourceの社名は「ACCESS Systems America」となるようです。

クリエファンなら、Palm OSのエミュレーションを内包するALPの動向には注目したいところですよね。ちなみに、ACCESSのサイトにあるProduct Focusではソニエリのウォークマンケータイに同社のNetFrontモバイルブラウザが採用されていることを大々的にアピールしています。とはいっても日本のウォークマンケータイは別物なので関係ない話なんですが…>Sony EricssonのWalkman(R)携帯電話とACCESSのNetFront Browser

また同社は、その「NetFront Browser」の仕様を開発段階からコンテンツプロバイダーや検索サービス事業者向けに提供するパートナープログラムを開始したそうです。すでに、NTTレゾナント、カカクコム、グーグル、ツタヤオンライン、ニフティ株式会社、paperboy&co.、ヤフーなどが賛同、協力しているとか>コンテンツプロバイダ、検索サービス事業者向けに「NetFront(R) Browser」コンテンツパートナープログラムを開始

Palmといえば、米PalmがTreoの新製品「Treo 680 smartphone」を発表しましたね。通話やメールなどの機能を、より簡単に利用できるように工夫した「誰もが使えるスマートフォン」とか。珍しく4色のカラバリで展開されるようで、2007年6月初頭までに世界で20以上のキャリアが採用する見込みとのことです>新しい「Palm OS」Treoは4色で使いやすさ重視

Treoといえば、ビサビが「Treo 650 Special Colour Edition(輸入版)」を特典満載の大特価で提供しています。スクリーン周辺がブルーになった限定モデルで、交換用バッテリ、2GBのSDカード、純正スタイラス、保護フィルムがセットで64,800円。

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新ウォークマンの実力は?

ノイズキャンセリングで武装した高音質ウォークマン――「NW-S703F」

NCが万人に必要な機能かと問われれば答えは否だが、高音質はAV製品を利用するすべてのユーザーにとってもろ手を挙げて歓迎される要素だろう。ヘッドフォンの交換も可能だが(一般的なヘッドフォンに交換するとNCは利用できなくなる)、まずは出荷時の状態でそのサウンドを確かめてもらいたいと思う。「史上最高音質を目指した」という同社の意気込みは確かに伝わってくるはずだ。

ITmedia +D LifeStyleに早くも新ウォークマン「NW-S703Ficon」(1GBモデル)のレビューが登場。個人的に気になった内容を箇条書きしてみると、

iconicon・既存製品が香水瓶ならば、新製品のボディは「高級な口紅(ルージュ)ケース」
・(有機ELディスプレイの)表示エリアの広さと解像度は既存製品と変わらず、アルバムアートがアイコン程度の役割しか果たしていない
・ジョグシャトルは、2段押し込みに簡略化され、ホールドスイッチは背面に新設
・音質は既存ウォークマンとは別物ともいえるクオリティ。高音から低音までよどみなくスムーズに再生。傾向としては低音の再現性に重点を置いているように感じられるが、味付けの範囲内
・曲間や無音部分のヒスノイズは解消されている
・NCは常時オンではなく、対応ヘッドフォンをセットした状態でメニューからNC機能をオンにする必要があり、楽曲の再生中のみ機能が有効
・NCのオン/オフはメインメニューからアクセスするほかなく、素早く切り替えることは不可能

色々書いてあるけど、背面のごちゃごちゃしたシルク印刷はなんとかならなかったんですかね~。S(スポーツ)シリーズもそうなんですけど…。音質や機能をどうこうする前にここをどうにかして欲しいと思うのは自分だけでしょうか。

ソニー、新ウォークマンでPCレス&PCスタイルを両提案-「アップルにない機器と連動」。次は画像閲覧モデル

iconiconこちらは、新ウォークマンの発表会に関するレポートで、ソニー コーポレート・エグゼクティブ SVP オーディオ事業本部長兼コネクト事業部門長の吉岡浩氏やソニーマーケティングの鹿野取締役執行役員常務のコメントからソニーのオーディオ事業戦略を解説しています。また、次世代の製品についても以下のような説明があったようです。それと、渋谷でのビッグなPR活動についても紹介されています。

画像閲覧を視野に入れた携帯端末機の開発に着手していることを明らかにした。だが、詳細については「年内の発売はない」とするに留まり、具体的な発売時期や仕様、価格などについては言及しなかった。なお、「製品化する場合には、ウォークマンのブランドで展開することになるだろう」

シェア20%に壁、音にこだわった新ウォークマンはソニーの窮状を救えるか?

こちらは、ポータブルオーディオ絡みでは毎度お騒がせしますなBCNランキングの売れ筋速報。新ウォークマンが仮にそこそこの立ち上がりを見せたとしても、シェア拡大に持ち込むにはハードルは高いとして、第2世代のiPod shuffle登場をその要因にあげています。さらに、アップルの「新たな製品の追加投入も噂されている」とかで「こうした状況に立ち向かうには、よほど強烈なインパクトのある製品でなければ難しいだろう」としていました。

以下、もろもろ雑感。

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PS3、実機をじっくりと見ると評価が揺れる

写真で見るプレイステーション 3――その1:本体ってこうなってました

PS2とのサイズ比較にどれだけ意味があるのかわかりませんが、HDD60GBモデルのメモリカードスロット、ディスクトレイ、USBスロット、背面にある端子などの詳細がわかります。

実機のお披露目でさらに評価が揺れるWiiとPS3

こちらは、そういった実機のお披露目で各社のゲームハードの評価が揺れているとするゲームアナリストさんのコラム。

PLAYSTATION3については、不安要素となっていた開発タイトルが意外に多く発表されたこともあり、ユーザーはもちろん、業界内の評価は上がっている。そして、4万9980円という価格設定も悪くないため、今まで言われていた以上にPLAYSTATION3は売れるだろう。しかし、「高級なゲーム機」として経済を動かすのであって、その設計思想のとおりに、「家庭用のスーパーコンピュータ」として歴史を動かすことはなくなってしまった。

ユーザーや時代が久多良木氏の理想に追いつけないというよりも、PS3のパフォーマンスを発揮するにはソニー全体の体制や準備が不足していたのではないかという気もします。出井氏のように、楽観して長い目で見守る余裕を持とうじゃあーりませんか…。

日本の家電業界は死にかけている

ETRE 06 – Steve Jobs氏はソニーのCEOになりたかった? 出井氏その戦略語る

ソニー最高顧問出井氏のETRE 06の基調講演レポート。先日ITmediaがニュースとして取り上げた「次期社長は若い世代」発言以外の詳細も確認できます。日本の家電業界は死んだのか?という問いに、

「死にかけている」、「1990年以降の変化にいまだついていけない日本の家電メーカーがいくつか存在する」、「家電というコンセプトそのものが古い。企業は、ITをベースにPC、携帯機器などのオペレーションを統合できるよう、自社を変革しなければならない」、(ソニーについては)「すでに転換に大きなコストをかけてきた。楽観している」、「ソニーは将来、もっと水平型の企業になるだろう」

などとコメントしています。本当に死にかけているのは誰なのかを、楽観視することなく見極める必要がありそうですね…。

また、出井氏をしてCEO任命は正しい選択だったとするストリンガー氏が芸術活動への貢献を続けてきたとして、ソニーと一緒にニューヨークのリンカーンセンターから表彰されたそうです>芸術貢献でソニーを表彰・NYのリンカーンセンター

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Napsterを使ってみた〜ウォークマンは音楽サービスともひとつにならないといかんのでは…

ついに日本にも上陸したサブスクリプション(月額定額制)型の音楽配信サービス「Napster」。各所でレビューなどもあがっていますが、実際に使ってみなければなんの評価もできないので、自分も試してみることにしました。専用アプリをダウンロード後、ポータブルオーディオへの書き出しが可能なNapster To Goのトライアル版で登録。とりあえず一週間は制限なく無料で楽しめるそうです。

napster.jpgアプリ自体の出来はiTunesには劣るものの、なかなか良くできています。表示も一部バグが残っているようですが、試用には差し支えありません。CPUへの不可も少なく某アプリのような振る舞いをすることもありません。何より嬉しいのは大好きな洋楽のライブラリが充実していること。リンクも充実しているし、各種プレイリストによるレコメンド機能など手抜きもありません。

レコード店に置いてあるCDをどれでも好きなだけ視聴できる環境が自宅で味わえるのですから…。すごい時代になったものです。こうなってくると、音楽への接し方そのものが変わりそうです。もう、ATRACやらAACといったフォーマットなどどうでもいいです。ポータブルオーディオプレイヤーもサービスありきでの選択になっちゃいますね。(一応WMAは192kbpsと、そこそこ高音質での配信になってます)

で、せっかくのNapster To Goのトライアル版だからTo Goしてみようと思い、手持ちのiRiver T10を繋いでみたら256MB版は未対応という悲しい現実にぶち当たりました。しかしながら、対応プレイヤーを買い足すか、ぐらいのモチベーションが生まれるぐらい自分にとっては魅力的なサービスです。IT系メディアのレビューにも書かれていたけど、今後の課題は対応プレイヤーの充実でしょうね。

ちなみにTo Goの場合はローカルのHDDにダウンロードして、それを転送して使うことになります。毎月CDを一枚購入する金額(2,000円程度)で膨大なライブラリを好きなだけダウンロードしてポータブルオーディオで楽しむことができるのです。150万曲全てを持ち歩こうと思ったらどれだけの容量のHDDが必要なのか…みたいな話もありますが、サービスそのものが巨大なストレージなんですよね。ネットにさえ繋がっていればオンライン上からいつでも楽曲にアクセスできるのはすごいです。なんか、Napster専用PCが欲しくなっちゃいました。また、NapsterのサービスそのものがネットジュークのようなノンPC製品でも使えるようになったら楽しいだろうなあと思いましたです。

iPod+iTunesは囲い込まれている分使いやすいけど、洋楽に限って言えばNapsterもかなりいけてます。ドコモがバックにいるということで、同社の音楽ケータイとの連携も当然視野に入っていることでしょう…

というところまで書いていたらドコモから903iシリーズの正式発表がありました。5機種がNapsterに対応しているようです。それと、ウォークマンとネットジュークの新製品発表もありました。海外で噂になっていたのもですが、高音質を追求したメモリータイプのフラッグシップ機で、一気にBluetooth対応が増えた豊富な周辺機器群や進化したネットジュークとの親和性も売りになっていますね。

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