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クリエイティブメディアの高性能Bluetoothスピーカー「ZiiSound D5」を試す(2)

クリエイティブメディア社の「ZiiSound D5」レビューの続きです。前置きが長くなりましたが、四の五の言ってないで使ってみましょう。

このスピーカーの使い方は大きく分けて2通り。標準で付属の専用Dockアダプターをアップル製品に装着して使う方法と、Bluetooth対応機器とペアリングして使う方法があります。後者は携帯電話や同社の別売りPC用ドングル「BT-D1」や他社(3rdパーティー)製のBluetoothトランスミッター(ドングル)とそれらの対応機器、Bluetooth内蔵ポータブルオーディオやBluetooth内蔵のiPhone/iPod touchとの組合せも含まれます。

■使ってみよう~専用Dockアダプター編

一番手軽なのは付属のDockアダプターを対応アップル製品に装着して使うスタイル。何も考える必要はありません。iPhoneやiPodなどのDockポートにアダプターを取り付け、スピーカーの電源を入れると前面のLEDステータスインジケーターが点滅を開始。このLEDが白く点灯すれば接続が確立された合図(時間的には7~8秒程度)。

Dockアダプターとの接続確立後は、iPhoneなどはiPodアプリやシステム関連のアラートはもちろん、インターネットラジオ等の音楽系のアプリの音声がZiiSound D5から出力可能になります。アップル製品側からスピーカーのボリュームをワイヤレスでコントロールできます。そのボリュームコントロールについてですが、いくつか気になるところがあるのですが、それについては後述します。

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クリエイティブメディアの高性能Bluetoothスピーカー「ZiiSound D5」を試す(1)

4月にサイトで紹介したクリエイティブメディア社の「Pure Wireless スピーカー “ZiiSound D5” モニターキャンペーン!」ですが、何の気なしに応募したら当選してしまいましたので、これから数回にわたってレビューしてみたいと思います。初回はこのスピーカーの概要と外観、基本機能についてご紹介。

■”ZiiSound D5″ ってなぁに?

ZiiSound D5」は、Bluetooth互換のデジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンなどのポータブルデバイスでのミュージックリスニングの新たな楽しみ方を提案し、個々のライフスタイルに合ったワイヤレスソリューションを提供するとして、クリエイティブメディア社が発表した高性能ワイヤレススピーカーシステムとなる4つの製品群のフラッグシップモデルに相当。

実際のリスニング環境を想定した室内音響リファレンスモデルの下で最適な音響性能を追及し設計されたプレミアムスピーカー。フルフレームモノコック構造のボディを採用し、その堅牢性と重量感によって、背面バスポートおよび高性能ドライバーからのパワフルなサウンドを出力。スタイルやサイズからは想像がつかないほどの、繊細かつ豊かで広がりのあるサウンドを実現したとしています。

スピーカーと専用Bluetoothアダプター(以下Dockアダプター)「BT-D5」には高音質・高パフォーマンスのワイヤレスオーディオを実現するapt-Xオーディオコーデックを採用しており、より優れたワイヤレスオーディオを実感出来るとか。このアダプターは、アップルのDockコネクタ(iPhone,iPod,iPad)に対応しスピーカーボリュームのコントロールも可能なほか、接続したiPhone/iPod本体のバッテリー充電が可能な充電コネクターも備えています。

ということで最もアップル製品にコミットした商品に見えますが、それ以外のBluetooth内蔵のスマートフォンや携帯電話、ノートPCなど、A2DPをサポートするデバイスともペアリングが可能なハイグレードなBluetoothスピーカーということになっています。もちろん、アナログソースの再生も可能なAUX入力端子なども装備しています。

ちなみに、HSP/HFPのみサポートしているヘッドセットや国内の携帯電話に広く採用されているSCMS-T方式の音声再生は出来ないとのこと。よって、全てのBluetoothデバイスでの動作は保証できないという注意書きがありました。昨今、SCMS-T方式に非対応の製品を探す方が難しいのですが、裏返せば、ワンセグの貧弱な音声などこのオーディオセットには全くそぐわないとも言えそうです。

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