2007/11/22、世界初となるソニーの有機ELテレビ「XEL-1」の発売が開始されました。11型(960×540ドット)で200,000円。現行の液晶やプラズマテレビと比べ、インチあたり18,000円は相当高価ですが、3年前に発売されたクリエVZ90は3.8型(480×320ドット/65,536色)搭載で当初の市場推定価格が95,000円。1インチあたりの単価は25,000円ですから、深く考えずに比較すると、この3年で3割ほど値下がりしたことになります。いやー、技術の進歩ってスゴイですね。
ちなみに、年内の出荷は2,000台でそのうちの700台が展示機用としてディーラー向けに出荷されたそうです。ですので、差し引き1,300台が一般販売されたことになりますが、事前の予約でほぼ完売とか。ちなみに、来年からは月産2,000台のペースで製造されるそうです。
SDC2007で見た有機ELテレビには本当に感動しました。ブラウン管を彷彿とさせるコントラスト、ビビッドな赤と絶対的な黒。美味しそうに見える食べ物、奥行きのある景観、等々。液晶テレビでは感じることのない、見るものを圧倒する臨場感がそこにありました。本当は10月の正式発表当初は、実はさほど興味が沸かなかったんですよ。それが、CEATECの報道や、AV評論家さん達の評価などを拝見していくうちに、徐々に関心が高まっていきました。
ソニーの今後を左右する戦略商品であること、そして、そんなソニーを応援したい気持ち。さらに、クリエに続くモバイル製品への採用などへの期待を込め、購入する決意をしたのが10月末。数年前に購入した型落ち液晶ベガの32インチですら20万しなかったですからね。11インチで200,000円のテレビを買ってしまう自分にある意味驚きます。実際、生活は苦しいけど、こういうモノは勢いですから・・・(<同居人に言わせると全くの意味不明)。
10/30にソニスタでメール登録をしてからおよそ2週間後となる11/14の11:51:08に受注スタートのメールが到着。気がつけば、12:05:02には注文確認メールが届いておりました。発表時の出荷日は12/1でしたが、量販店への展示機納入に合わせたのか、早めに出荷が始まり、晴れて11/22の午後に商品が到着。翌23日(祭日)にセットアップして本格的に使い始めました。
XEL-1はサイズも小さく、比較的持ち運びしやすいということもあって、個人的にはソニーのモバイルプロダクツの今後を占う意味でも重要な製品だと思っています。そんなこんなで、これから「XEL-1」を使ってみて感じたことを、あまり力を入れずにレポートとしていこうかなと思っております。どうかヨロシクおつきあいくださいませ。
ということで、大変前置きが長くなりましたので、今回はご挨拶のみって事で。まあ、連休中ですからまったりと。ちなみに、右上画像は本日のJリーグ浦和・鹿島戦っす。いやー、赤が映える映える!