こちらのエントリーで紹介した、ミヤビックス製VAIO X専用液晶保護シート「OverLay」シリーズですが、ビザビM谷店長さんの計らいでサンプルをご提供いただきました。発色の再現性を重視した「OverLay Brilliant」と、屋外での使用に最適な「OverLay Plus」の2種。この場を借りてビザビさんに感謝でございます。
・OverLay Brilliant for VAIO Xシリーズ
・OverLay Plus for VAIO Xシリーズ
こちらのレビューで紹介されているように、VAIO Xの液晶は「ハーフグレア処理」が施されていて、発色のよさと映り込み低減の両立を図ったものなんですよね。あと、レビューでは「色域はかなりズレているので、カラーマネジメント的な用途には向かない」とありますが、自分も見慣れたWebサイトを表示させて見て違和感を感じました。てことで、色の再現性という点ではVAIO Xの液晶は少々微妙みたいです。
というようなことで、「OverLay Brilliant」と「OverLay Plus」、どちらを使うべきか少々悩むことになりました。イメージ的には、ハーフグレア+ノングレアだと映り込み低減度がさらにアップするものの発色が悪くなる、反対にハーフグレア+高光沢だと映り込みやすくなるけど発色は良くなる、みたいなことなのかなあってことで、よくわかりませんがなんとなーく後者の方がよさそうな気がして高光沢タイプの「OverLay Brilliant」を貼ってみることにしました。
自分のVAIO Xはカーボンブラックなので液晶に限らず汚れやホコリが目立つんですよね。てことで、クリーナーやカメラレンズ用のブロアーでホコリを飛ばしてから作業開始。静電気も気になる季節ですし、ホントは風呂場のようなホコリが出ない場所で作業するのがいいんですけど、面倒なので自分のデスクの上でやっちまいました。
セーター着ていたのでやばいかなあと思ったんですが、気泡もきれいに追い出せて、結果的にホコリ一つ入らず、うまくいきました。作りはさすがミヤビックス。M谷店長のサディスティックなまでのサイズ感で、上下左右ともにバッファはコンマ数ミリの世界。まさにピッチピチやぞってな具合です。
ちなみに、上の画像は左が貼る前で右が貼った後です。それなりに映り込みを防いでいたハーフグレアが高光沢タイプの「OverLay Brilliant」により相殺されてしまった感じに。反対に違和感のあった色の再現性が少し緩和されるように思えました。ま、気のせいかもしれませんが…。
どんなシチュエーションでVAIO Xを使うかによって、保護シートも使い分ける必要が出てきますよね。てことで、明日以降は蛍光灯がビシバシの仕事場で使ってみてどうかを検証してみようと思います。てことで、ノングレアの「OverLay Plus」の検証は後日時間が取れたときにでも。
にしてもVAIO Xのバックライト、輝度最大だと眩しいぐらいの明るさですね~。夜に自宅で使うときは輝度最低でも全然OKです。