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PDA工房、『Psion NETBOOK PRO(日本語版)』を34,800円で販売

PDA工房が、発売当初は17万円前後で販売されていた『Psion NETBOOK PRO(日本語版)』を在庫限りで税込34,800円の特別価格で販売しています。ちなみにお馴染みの特典付きも無しも同価格で、納期は受注後1週間~10日程度。

『Psion NETBOOK PRO』はハンドヘルドのモバイル性とノートPCの使いやすさを兼ね備えたWindows CE搭載モバイルコンピュータ。最新のモバイル機器と比較すると少々設計の古い部分があるものの、8.5インチ(800×600)の大画面や、長文の入力も楽なフルキーボード、拡張性の高さなど、優れている点も多いとか。

PDA工房のおすすめポイント
・新品未開封のまま保管されていた商品です(1年間のメーカー保証付き)
・8.5インチ 800×600 TFT SVGAタッチスクリーンディスプレイ
・フルキーボード
・Compact Flash、SDIO、PCMCIAスロットを装備
・235×184×35ミリと、モバイルコンピューティング対応のコンパクトサイズ
・Windows CE .NETでオフィスのデスクトップPCとの連携が可能
・2200mA/hの大容量バッテリーで長時間の使用が可能

これ、小寺さんが原稿書きに使っている(た?)というヤツですよね。ポータビリティに少々難ありかもしれませんが、シグマリオンを使いこなしていた人にはぐっとくるものがあるのでは?というか、これってUMPCを先取りしていたものともとれますね。Palmの「Foleo」も日本じゃ使えなさそうだし。ということで、かなーり興味が沸いてきたぞ…とか言っているうちに売り切れちゃうんですよね~。

WinCEといえば、日本ではこんな端末が登場するようです。W-SIMとWi-Fi対応ということで、ネットワーク系はお手の物っぽいですが、気になるのはその価格。現在のところは未定みたいです~>ソフィア、ワンセグ内蔵/WVGA液晶搭載モバイル端末

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次世代PSPはスマホ?

ウィルコムが発表した“Advanced/W-ZERO3[es]”が各所で話題になってますが、ソニーファンならこちらのニュースに注目!

今度はPSPフォン?–ソニーの特許申請から次期携帯ゲームの噂が再燃

ソニーが2006年11月に申請したとする特許の内容から次世代PSPの噂が再熱しているとか。ゲームから電話へと機能(モード)を切り替えるのにディスプレイ側と背面側を90度回転、スクリーンの位置を検出するセンサーによって映像出力を決定するというのが特許のおおまかな内容。特許に添付されている図にスピーカーらしきものがあること、先日発表された英BT社との提携(PSPを利用した通話サービス)などから、この技術を採用した次世代PSP登場か?ってことに繋がっているんですね。

画像自体はPSPというよりもPDAのそれに近いイメージですね。回転機構を採用するだけでも故障やそれにともなうクレームへと繋がるリスクも増えるのではないかとも思えたり…。って、エイプリールフールでこんな端末を欲しいという自分が言えることじゃないですけど。あと、通話機能が追加されるとしても、ゲームしながら出来るようにならないとあまり意味がないようにも思います。

ちなみに、英SCEのディレクター曰く、次世代PSPはより小さく軽くるけどスクリーンは変わらないのだとか。スクリーンとUMDスロットの物理的サイズを考えると劇的な小型化は望めないのかな…。とにもかくにも、色々な意味で次世代PSPにはたくさんの注目が集まることは間違いなさそうですね。正式発表が楽しみです。って、いつになるのかわかりませんが…。

【追記】こちらのニュースに出てくるUMPCのコンセプトモデルは液晶ディスプレイを回転させるとキーボードが使えるようになるみたいです>COMPUTEX TAIPEI 2007:インテルブースでUMPCコンセプトモデル“2007年バージョン”をプチプチした

ってなことを書いている最中にこんなニュースが飛び込んできました。米国だけでなく日本でも事業合理化を考えているとのこと…>ソニー、米国ゲーム部門で人員削減へ

一方ではあの新さんがPS3を褒めてます…>PS3の潜在能力が発揮された「1.80」バージョンアップ

スマホといえば、「ヒツジの皮を被ったオオカミ携帯」で大いに笑わせてくださったKOMさんからこんなお便りが。(感謝です!)

< にしおかすみこ >
あーーー!ゴテゴテーキングだよー。
GSMのTreoを日本で使いたい奴はどこのどいつだーい?、、、アタシだよ!

お前もクリエの携帯電話が欲しかったんだろ?欲しがり屋さんだね。


< /にしおかすみこ >

是非是非、リンク先をご覧になってください。「The Smart ポン」のすごさをその目で!

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買いか待ちか

iconicon標準型のデスクトップPCからの撤退完了を明らかにした決算発表会から一日空けた昨日、10周年を高らかに宣言し、その記念モデルとして「type Ticon (TZ)」を発表したソニー。何かが終われば何かが始まり、どこぞの事業が落ち目なら他の事業で盛り返す。これもある意味「ソニーらしい」動きでございます。

ソニーを含む大手家電メーカー各社が決算を発表した一昨日といえば、富士通が重さ約580gの超小型PC「LIFEBOOK U」を発表した日でもあります。テレビのニュースでも取り上げられ、この手の製品では先行していたソニー製品と競合するみたいな切り口で紹介されていました。ネタに取り上げようと思っていたところにTZシリーズの発表が来たもんでその気もすっかり失せてしまいましたが…。

iconiconでもって、一昨年の今頃を思い出してみると、MSが提唱するUMPCが形になり、巷を賑わせ始めた時期なんですよね。06年4月にMS社はUMPC発表会でソニーのtype Uは高すぎたとコメント。その一ヶ月後にアレです。そう、新type Uのティーザー広告がアップされはじめ、連日のように一人勝手に盛り上がっていたのがちょうど一年前ってことになります。その後のUMPCとtype Uの成り行きについては当サイトをご覧の皆様には説明する必要もないですよね。

とりとめもないことを書いておりますが、表題の「買いか待ちか」はもちろんTZシリーズの事をさすわけでありまして、まあ人並みに(?)どうしようかと悩んでいるわけです。今自分がメインで使っている「type T(TX90PS)」を買ったのが05年9月。まだ丸2年もたってまへん。昨年は「type U」を2台立て続けで購入するという暴挙に出てしまいましたが、あれはアクシデントというか精神的に不安定だったというか…(<言い訳になっていない)。

iconiconその「type U」の国内発表が行われたのが06/05/16。密かに期待していたのですが、発表されたのはTZ。10周年ってことで、インパクトを考えればそっちですよね…。でも、もしかしたら夏モデル第3弾があって、そこで新「type U」が発表されるのではないか、などという淡い幻想を抱いてしまうわけです。だもんで、意図的に銀座やお台場には足を向けないようにしております。だって、実物見ちゃったらねえ…。

とか言いつつ、現物を見なくともオーナーメードのシミュレーションiconでああでもないこうでもないと頭を悩ませている自分がここに。ワインにするかシャンパンにするか、もとい、ボルドーかゴールドか。うーん…。

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サイバーショットG1はコンセプトに惚れて購入する機種

【新製品レビュー】ソニー サイバーショット DSC-G1

デジカメWatchに満を持してサイバーショット「DSC-G1icon」のレビューが登場。レポーターはあの本田雅一さんで、普通のデジカメとの違いを中心にレビューしています。手堅く完成度が高いT9世代のプラットフォーム上に、新しいアイディアを詰め込んだソフトとそれに対応するハードを載せたのがサイバーショットG1なのだとか。また、無線LAN絡みの機能について、自分のような人間が思いつく便利そうな機能はあえて備えず、純粋にエンターテイメント性を高めるツールとして無線LANを利用しているとしていました。

iconiconG1はカメラの機能よりもカメラを使って画像を楽しむことが重要と考える人には面白い選択肢であり、コンセプトに惚れて購入する機種とか。ただし、アルバムを携帯できるスタイリッシュなデジカメが趣旨なのであれば、「常に携帯したくなるサイズで同様の機能を実現してくれること」が次の目標だろうと締めくくっています。

ちなみに、記事初出時にサイバーショットを「サーバーショット」と書かれていたことに対するお詫び、訂正がありますが、あながち間違ってないと思ったのは自分だけじゃないはず…。

また、本田さんといえばこちらのUMPC絡みのコラムも必読ですね。iPhoneがひとつの試金石なるようですよ…>小型化への道筋が見えたUMPC

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リビングでバイオとPS3が競合?

ソニーが米国向けVAIO新製品を展示~丸い筐体のリビング用VAIOが登場
今年も出ましたっ!「こっ、これは?」なVAIO
インターネット「ブラビア」も登場・ソニーブース【CESリポート】
<CES2007:ソニー>x.v.Color対応のHDビデオカメラなどが続々登場
ソニー、BRAVIAのネット動画対応アダプタやワイヤレスオーディオなど

CES開催前に行われたソニーのプレスカンファレンスでおひつのような丸形の新しいバイオ「VGX-TP1」の参考展示が行われ、各所で話題になっています。HDMI端子によるHDTV接続が前提で、ワイヤレスキーボードとリモコンで操作するリビング用PCという位置づけみたいです。価格は1,600ドルで米国では3月発売予定とか。なお、同PCはゲイツ氏の基調講演でも取り上げられています>2007 International CES ビル・ゲイツ氏基調講演レポート

また、バイオ本体ではBlu-rayドライブ搭載の新Type X Living、Windows Vista Business搭載版のtype U(米国ではUX)、日本未発表の「VAIO N notebook」のほか、PC内の音楽ファイルを無線LAN経由で再生するWi-Fiオーディオプレーヤー「VGF-WA1」が周辺機器として発表されたそうです。

2007 International CESについて(Sony Japan|プレスリリース)
2007 International CES(米国)で発表のVAIO新製品について(バイオホームページ)

日本でもSony Japanやバイオのオフィシャルサイトで今回の新製品の発売について正式なアナウンスが行われています。リビングルームコンピューター「TP1」とワイヤレスデジタルミュージックストリーマー「WA1」の2つで、1月中にホームページで正式に案内予定とか。また、東京や大阪のソニーショールームでの先行展示も予定されているそうです。なお、米国モデルはあくまで米国仕様であり、日本で発売する製品とは細部が異なる場合があるそうです。

ユニークな形のバイオといえば、2002年に横浜で開催された「Sony Dream World」で展示された卵形や六角形のコンセプトモデルを思い出します。今回のおひつ型は形こそユニークですが、コンセプト的にはtype X Living同様のホームサーバー的な用途に使うPCのようです。アップルのMac+iTVと真っ向勝負って感じになりそうですが、PS3の進化のベクトルともダブってくるのでどう棲み分けていくのかが気になるところです。

それにしても、バイオは昨年からホントに元気いっぱい。今年はVista登場でさらに勢いが加速しそうですよね。

【追記】
・OQOがUMPCを発表。type U最大のライバル登場か…>OQO、Vistaにも対応したUMPC“model02”を発表~CrusoeからVIAのC7M ULVに変更
・こちらは小寺さんの新ハンディカムレポート。なんと16モデル同時発表!>ソニー、米国向けビデオカメラの新製品を一気に16機種~「x.v.Color」対応のAVCHD/HDVカムなど~
・いったぜ、100万台!>SCEA、「プレイステーション 3」北米で100万台出荷

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2006年を振り返って

にしても、ソニーの創業60周年目は昨年にも増して激動でしたね。前半までは悪くなかったように思うのですが、夏のバッテリーリコール問題から雲行きがあやしくなり、後半ではプレステビジネスの迷走が大きくクローズアップされ、近年まれに見るソニーバッシングが横行した一年だったという印象です。

でもまあ、ヒット商品はそれなりにありましたよね。個人的な盛り上がりで言うと、前半戦はなんと言っても「EX90SL」。購入した方々からの投稿の多くいただきました。日経BPかどこかのヒット商品番付でソニー製品で唯一ランクインしたのが「EX90SL」だったような…。このヒットに気をよくしたのか、ヘッドホン新製品を続々リリース。高音質、ノイキャン、Bluetoothと一挙にラインナップを充実させてきたのも記憶に新しいです。

5月から夏までは、華麗に復活したバイオ「type U」の話題で持ちきり。海外のティーザー広告に踊らされ、勝手に盛り上がっていた日々が懐かしいです。とりわけ、ゼロスピンドルのインパクトは強烈でした。これがとどめでMSのUMPCはどこへやら状態。個人的にも短期間のうちにHDDモデルとゼロスピ2台を購入するという暴挙に。

デジ一眼参入第一弾「α100」も予想以上に大ヒット。カメラにほとんど興味がなかった自分がまさかデジ一眼デビューを果たすとは…。反対にサイバーショットはちょっと元気がなかったですね。来年こそは広角ズーム対応の新製品に期待したいです。ハイビジョンハンディカムはもう鉄板。来年は小型・縦型でさらなるヒットに期待ですね。

ウォークマンは、最初に盛り上がったのがS2シリーズ。発売までは良い感じだったのですが、アームバンドの不具合で出鼻をくじかれ、そうこうしているうちにノイキャンと高音質が売りのS7/S6シリーズが発表され尻つぼみになってしまったような。S7もかなり売れたようですが、それでもiPodの勢いは止められなかったですね…。

テレビはBRAVIAが世界的にヒット。認知度も高まり、ブランド変更の成果が現れた年だったのではないでしょうか。低価格化の波は激しいですが、ソニーならではの差別化要素を追求していって欲しいものです。ロケフリ新製品は昨年のPK1ほどのインパクトはありませんでしたが、ベースステーションは着実に進化していますし、TVボックスの使い勝手は特筆もの。MacやWindows Mobileへの対応を含め、オープンな製品戦略も花開いた一年でした。

ソニエリは、ドコモのFOMAがようやっと発売され、auからは国内初のウォークマンケータイが登場しましたが、どちらもロングヒットにはいたらなかったような…。不具合や誤課金の件を含め、ソニエリの端末はとにかく賛否両論でしたね。

PS3は前評判は良かったけど、発売延期の発表があった頃から徐々に変化が。エンタメコンピュータからゲーム機への路線変更と価格変更。色々な意味で見切り発車になってしまった感はぬぐえません。とはいえ、時代を先取りしたスペックと潜在能力の高さは誰しも認めるところ。来年以降に真の実力を発揮するのかもしれませんね。

そんな、2006年も明日で終わり。今年もたくさんのソニーファンの皆さんに支えられ、無事1年を終えることができます。この場をお借りして御礼申し上げます。また、来年こそはソニーにとって良い年になるようお祈りしております。

例年なら大晦日の更新で終了でしたが、正月をのんびり過ごしたいので今年は本エントリーをもって終了とさせていただきます。それでは、皆様よいお年をお迎えください。(なお、喪中のためサイト上での新年のご挨拶は控えさせていただきます。)

今年SPA個人が購入(モニター)したのソニー製品のベスト5を最後に。

1位:バイオ「type U」
2位:ハイエンドヘッドホン(EX90SL/D777SL)
3位:α100
4位:液晶ベガ(Rec-POT購入で実用度がアップしたので)
5位:LF-PK20とLF-BOX1の組み合わせ

※ちなみに、ソニー製品以外では、「GR Digital」と「Wii」のインパクトは大きかったです。