「UMPC」タグアーカイブ

家ではeHome、外ではOrigami?(MCE搭載バイオがあるってご存じでしたか?)

マイクロソフト、eHOME戦略を加速 - 「Windows XP Media Center Edition」に新サービス
「メディアセンターPCは日本でも成功する」米マイクロソフト担当副社長

Microsoftが「eHOME戦略」に関する説明会を開催。昨年末に始まったWindows XP Media Center Edition(MCE)向けサービス「メディアオンライン」の新コンテンツを発表したそうです。MCEとの連携を強化した東芝の「gigabeat S」シリーズやオンキヨーの同OS搭載コンピュータを引き合いに出し、PCとAVのハイブリッド機は今後確実に増えていくとしたそうです。後者のニュースでは、MCEは「家の中心」を狙うというよりも、“ひとつの部屋に置き、テレビなどを通して操作できる「エクステンダー」と呼ばれる機器を使うことを提案している”、“「Xbox360」もエクステンダーになりえる”としています。

で、ソニーなんですけど、米国ではMCEを搭載しているバイオがあるんですね~。「XL1」っていう製品です。国内の「type X」の様な母艦とCD/DVDが200枚も収納可能なディスクチェンジャーとの組み合わせでリビングにおいて使うというものらしいです。価格はおよそ2000ドル。日本ではMCE搭載バイオは皆無ですが、これも市場の違いなんですかね…。(御礼が遅れましたけどお知らせ感謝でした!>YGさん)

独自機能を搭載したUMPC「SENS Q1」 – Samsung電子が韓国の展示会で発表

Microsoftといえば、Origami(UMPC)も忘れちゃいけませんね。Samsungの「SENS Q1」が韓国で初めてお披露目されたようです。独自機能としてモバイル用地上波デジタル放送と、ナビゲーション機能があるそうです。韓国で5月中に販売が開始される予定で価格は日本円で約147,000円の予定…って、500ドルって話はどこへ行ってしまったのでしょう。

【日経パソコン編集部座談会】Origamiにまつわる7つの疑問

こちらは日経パソコン編集部のOrigami座談会。現在発表されている製品だけ見ると、あえて普通のパソコンの代わりに買う理由はあまりないとしていました。ただ、市場の違いから日本ではダメっぽいが米国では受けるかもとのコメントも。

ちなみに、UMPCについてはソニーは沈黙を保ったままですが、裏で何か動きがあるのでしょうかね…。MCE搭載バイオのように米国だけで発売するって事もあり得るのかもしれませんね~。

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企業人対象のスマートフォンに関するアンケート調査結果

「W-ZERO3」が認知度トップ 回答者の半数が「自社業務に役立つ」

W-ZERO3の認知度がトップとのことですが、実際に使っている人は5%なんですね…。それでも、個人でスマートフォンを使いたいという人は半数以上いて、理由のトップがは「パソコンやサーバーとの高度な連携」だとか。反対に使いたくない人の理由で最も多かった回答が「一般の携帯電話/PHSで機能的に十分」だそうです。

回答の選択肢に問題があるのかもしれませんが、やっぱりデータ通信ができるということが一番のメリットと考えて良いのでしょうかね。ちなみに、米国では国税調査員50万人にWindows Mobile搭載ケータイを支給するなんて話も。桁が違いますね~>米政府、50万人の国勢調査員にWindows Mobile携帯支給へ

Origamiが広げる大風呂敷(山田祥平のRe:config.sys)
SmartCaddieファーストインプレッション(Origamiブログ・ITmedia +D Blog)

WindowsPCとWindows MobileというかPocket PCの間を埋めるというUMPCですが、各所で様々な反応が起こってますね。スペックで一番話題になるのがバッテリの保ち。PBJのSmartCaddie1台でUMPCを語ってはいけないのでしょうが、今のご時世で2.5時間しか動かないのはどうなのよって話が多いですね。そもそも、どのOSでもWeb、メール、AV機能にしても基本的な機能だけならさほど能力に差はないような気もします。何を持ってウルトラなのか自分にもよくわからないんですよね…。

ふと思ったんですが、ロケフリTV(モニター込みの方です)もある種UMPC的なエッセンスを持っているような気が…。ペン操作主体だし、拡張性こそありませんし機能も制限されますがWebもメールもできます。バイオUシリーズにしてもロケフリTVにしても、MS社のタブレットPCやUMPCのコンセプトが世に出る前に独自で開発してましたから…。これこそソニーユニークと呼べるものなのかもしれませんね~。

色々言われているけど、やっぱソニーって凄い!(と、思いたい…)

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Microsoft、UMPC発表会でバイオ「type U」は高すぎたとコメント

マイクロソフト、Ultra-Mobile PC発表会開催~VAIO type Uは高すぎた

日本では、ソニーが2004年に小型のキーボードレスWindows XP機「VAIO type U」を発売。先進的なユーザーには好評だったが、大きく普及するまでには至らなかった。この点について、ミッチェル氏は、「価格が高すぎた」とコメント。「小型化、バッテリ駆動時間の延長、そして低価格化すべてを満たすのは大きなチャレンジだが、我々はリファレンスデザインを策定することで、低価格化を実現できた」とし、UMPCという新市場の開拓に自信の一端を覗かせた。

「(UMPCは)真のパーソナルであるPCに向けた、初めの一歩」というコメントもありますね。type Uファンというかバイオファンというか、ソニー関係者もひっくるめてソニーファン全体を敵に回しましたね、MS社…。

「オリガミ」の万能さにはまだ遠い?――マイクロソフトの新端末【写真特集】

「ウルトラモバイルPC」は小型軽量ながらウィンドウズの全機能を利用できることを優位点と謳っているが、キーボードが付属せず、パソコンの全機能を7インチ液晶に詰め込んでいることにため、結果的にパソコンとPDAの短所の部分も受け継いでしまっているようにも感じる。

こちらは国内発売されるPBJの「スマートキャディ」の外観写真やファーストインプレッション。type Uとの比較画像もあります。type Uが高すぎたとかいう前にやることがまだまだあるんじゃないのか、MS社。

UMPC、個人的にちょっと興味がありましたがMS社の発言で方針変更。というか、久々にすんごい情報が飛び込んできて正直UMPCなんてどうでも良くなってしまったのです。

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PSPのライバル達の動向

Microsoftのポータブル版Xbox計画浮上

後藤弘茂さんのWeekly海外ニュース。ポータブル版Xboxの計画が浮上しているとか。UMPCとは全く別のプロジェクトになるとのことですが、MS社がしかけるだけに、XboxだけでなくPCを母艦にできる可能性が高いですね。

ニンテンドーDSのWi-Fiコネクションは、軽々と障壁を飛び越える

任天堂とアップルのものづくり(ハードもソフトも)の考え方ってホントよく似てると思います。ソニーはユーザーを平気で突き放すイメージの方が強いからなあ…。

30周年を迎えるアップル社、「iPod携帯」発表の可能性は?

4月1日に創立30周年を迎えるアップル社の動向も見逃せません。ワイド液晶搭載iPodは登場するのでしょうか…。

ゲーム開発者会議:ソニーの基調講演をレポート

こちらはライバルじゃなくてSCE自体のことですが、基調講演で紹介された2Dの横スクロールゲーム『ロコロコ』を引き合いに出し今後のPSPの方向を、「大作ではなく、より規模の小さい、低予算ゲームに進む」としていました。ちなみに、このコラムを書いたライターさんはPalm社のTreoを使ってブログを更新なさっていたようです。

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通信、PIMを取り込み多機能化するメディアプレイヤー

CeBIT 2006【メディアプレーヤー編】iriverがH.264対応の薄型プレーヤーなど-欧州にもモバイルテレビの波

iriverがCeBITで新機軸のメディアプレイヤー2機種を発表したそうです。「V10」は4/6GBのフラッシュメモリを内蔵で、3型480×272ドット液晶を搭載。MPEG-4やH.264、WMV9、DivXや、MP3/WMA/OGGなどの再生に対応するほかテキストビューワやFMラジオ、ビデオ録画機能なども搭載。スピーカー、アンテナも内蔵しておりモバイル向けテレビ放送にも対応。「G20」は6GBのフラッシュメモリを内蔵で、4型800×480ドット液晶とキーボードを搭載。V10同様のファイルフォーマットを再生可能なオーディオ/ビデオプレーヤーのほか、PDAやコミュニケーション機能も内蔵。IEEE 802.11e、Bluetooth、Mobile WiMAX(WiBro)にも対応し、同社提供のVODサービスなどとも連携す。また、メディア機能やコミュニケーションに特化したWindows XPベースモバイルPCも9月を目処に開発中とか。

ついにここまできましたか…。OSにWindows CEを採用しているとかで、UMPCとも非常に近いものを感じます。ビジネス寄りかエンタメ寄りかという方向性含め、モバイルガジェット市場はますます面白くなりそうですね。こういった流れに対してソニーがどう動くのかにも注目したいです…>“Origami”命名者らが明かすUltra-Mobile PC構想

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OrigamiはUltra Mobile PC(UMPC)

Ultra-Mobile PC – Go Everywhere. Do Everything.

MicrosoftのOrigamiプロジェクトの正体は、インテルがIDFで披露した「Ultra Mobile PC(UMPC)」だったようです。PC Watchのニュース「Microsoft、超小型PC“Origami”プロジェクト公開」を元に製品の主な特徴を箇条書きにしてみます。

umpc.gif・Windows XP Tablet PC Edition 2005をOSに採用
・CPUはPentium M/Celeron M、またはVIA C7-M
・30~60GB HDD
・最大7型のタッチパネル内蔵液晶(解像度:800×480ドット以上)
・Ethernet、無線LAN、Bluetooth搭載
・重さは2ポンド(約900g)以下
・大型アイコンを採用し、タッチスクリーンでの操作に配慮したインターフェイス「Touch Pack」を新搭載
・文字入力はQWERTY配列のソフトウェアキーボードまたは手書き入力
・製品によっては、GPS、Webカメラ、指紋認証、デジタルTVチューナ、CF/SDスロットを搭載
・2006年中に発売予定で、価格は599~999ドル
・Intel CPU搭載モデルは2006年第2四半期にSamsungとASUSTeKから、VIA CPU搭載モデルも同時期にTabletKioskとPaceBlade Japanから発売される予定

製品の位置づけとしてはPCとケータイ/PDA(PocketPC)の間になるようで、TabletPCをダウンサイズしたかのような印象を受けます。サイズも思っていたよりも大きく感じました。一番のネックはバッテリの保ちでしょうか。なお、VIA搭載モデルが国内で発売予定とのことですが、大手PCメーカーの開発表明は無かったようで…。ソニーブランドのUMPCは出るのでしょうか?

個人的には、UMPC詳細を知り今更ながらにバイオ「type U」の先進性を実感しています。
(やっぱ買っておくべきだったかなあ…。後継機でないのかなあ…。)

【追記】PC WatchのCeBIT 2006レポートに、“見た目は、以前ソニーが日本でリリースしていた「VAIO type U」にそっくりで、その液晶をやや大きくしたものがUMPCだと言ってもいいぐらいだ”との記述が。また日本の大手OEMベンダについては「実現に向けて話をしており、すでにプロジェクトが走っているベンダもある」とのコメントも…>スケールメリットによる低価格でUMPCの弱点を克服するMicrosoftの“Origami”

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