「PlaceEngine」タグアーカイブ

みん地図2地域版の発売スタート

ソニスタで、「みんなの地図2 地域版icon(東日本編/中日本編/西日本編)」の発売がスタート。価格はそれぞれ税込4,284円。最寄検索機能も約10万件を追加収録し、旅先や出張に便利なコンテンツを厳選しているとのこと。

●収録エリア
東日本編
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県・静岡県
中日本編
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
西日本編
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

iconicon「みんなの地図2」発売時にもついてきた、GPSレシーバーをPSPに装着したまま収納できるオリジナルPSPケースがついてきます。9月の新型PSPを購入予定ならもうひとつあっても良いかもですね~。

ちなみに、本日現在の最新のPlaceEngineマッピングデータは2007/7/16更新分(19.4MB)となっています。このデータは毎週月曜AM6に更新予定なので、みん地図2ユーザーは「PetaMap」の定期的なチェックをお忘れ無く!(同データのダウンロードにはPetaMapへのユーザー登録が必要です。念のため…)

バーチャルとリアル、架“空”と現“実”、それらをつなぐ「クウジット」

So-net、PlaceEngineなどソニーの要素技術を用いた新会社の説明会

So-netが新会社「クウジット」と「モーションポートレート」に関する事業説明会を開催。クウジットはソニーCSLの「PlaceEngine」技術を、モーションポートレートは静止画からアニメーションを作成できる「MotionPortrait」技術を活用したビジネスを展開するということは周知の通り。

モバイル好きとしてはやはり注目したいのはクウジット。特別顧問に就任した暦本純一氏がクウジットの中心技術であるPlaceEngineの技術概要を説明したそうで、すでに製品化されているPSPの「みん地図2」以外に、先日のオープンハウスでも公開していた、サイバーショット「DSC-G1」で撮影した画像に位置情報を埋め込む実験についても言及。また、代表取締役に就任した末吉氏は、同社のビジネス展開について説明。ゲームやモバイル機器、Wi-Fi搭載機器などソニー製品以外のデバイスを含め、ビジネスを展開していくことを明らかにしています。暦本氏も会社設立意図を、「ソニー以外の製品でもPEを搭載するためのスピンアウト」と説明。ちなみに、ニンテンドーDSでも動作確認したとのこと。

ふと思ったんですが、myloに「PlaceEngine」が入ったら面白いんじゃないですかね。音楽を聴きながら徒歩ナビなんてどうでしょう。もちろん、Wi-Fi搭載のウォークマンやソニエリケータイでも良いのですが…。(追記:いわんやクリエも!)

ちなみに、こちらのニュースでは「MotionPortrait」技術を動画で確認できますよ…>PSP版「ハルヒ」にも 顔写真を“3D顔アニメ”にするソニー発の技術

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ソニーのPlaceEngineからみんなのPlaceEngineへ

Wi-Fi電波情報で現在位置を推定する技術「PlaceEngine」新規採用決定 第2弾はPSP(R)用専用ナビゲーションソフト「プロアトラス トラベルガイド」icon(ソニスタ)
PSP®「プレイステーション・ポータブル」専用ナビゲーションソフト『プロアトラス トラベルガイド』を2007年8月9日に発売(エディア・PDF)

ソニスタは、2007/8/9発売予定のPSP専用ナビゲーションソフト「プロアトラス トラベルガイド」に、ソニーCSLが開発した現在位置推定技術「PlaceEngine」を搭載することで、エディアと合意したと発表。「PlaceEngine」は、ゼンリンのPSPソフト「みんなの地図2」に初採用されており、今夏発売予定の「みんなの地図2地域版」に次ぐ実商用化とのこと。

エディアの「プロアトラス トラベルガイド」は、アルプス社のラスター地図を収録したナビゲーションソフトで、PlaceEngineに加え、GPSレシーバにも対応しており、GPSと無線LANを利用して位置情報が取得できます。また、最新地図データや主要観光地情報の追加ダウンロード提供や他ユーザーとのスポット情報交換機能を専用サイト「MAPLUS」を通じて実施するそうです。なお、既発売の「MAPLUSポータブルナビ」で保存したセーブデータについても、本ソフトで利用が可能とか。

「MAPLUSポータブルナビ」はPSPのGPSレシーバに本格対応した初めてのソフトで、出た当時はレシーバ同梱版が結構売れてましたよね。PlaceEingine対応の「みん地図2」が出てからは存在感が薄れてしまいましたが、今回の提携により、インフラ的には対等になりますね。ソニスタとソニーCSLの関係を考えるとエディア社は不利な側面もありそうですが、ソニーグループ内だけで技術を独占しない姿勢は評価したいです。ライバルとして互いに切磋琢磨して良いソフト、サービスを“安価に”提供してくれるようになると良いですね。8/9って『みんなの地図2 地域版 中日本編』と『みんなの地図2 地域版 西日本編』の発売日でもあるんですよね。この辺からしてすでに激しい火花が…。

にしても、PlaceEngineの勢いはすごいですよね~。新会社「クウジット」も設立されますし、今後もソニーグループ以外の企業とも提携話が加速しそうですね。

ソニーCSlとえば、デジタルARENAに「オープンハウス2007」レポートの後編が掲載されています。なお、PlaceEngine絡みの話題は前編をご参照ください>ガン発生メカニズムまで研究…ソニーCSLの「オープンハウス2007」に行ってきました!【後編】

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So-net、PlaceEngine技術で新事業を目指す「クウジット」などを設立

So-net、ソニー技術を活用する2社設立

So-netがソニーグループが開発した技術を活用する新会社2社を設立すると発表。「モーションポートレート」は、顔アニメ生成技術「MotionPortrait」を活用。1枚の顔写真から高品質な顔のアニメーションを生成でき、眼鏡店や美容業界、写真スタジオなどへの提供や、PCや携帯端末向けアプリを展開する計画とか。「クウジット」は、ソニーCSLの「PlaceEngine」技術による新事業の展開を目指す会社で、試験公開中のサービスの運営や、無線LAN搭載機器などへのライセンス事業、広告配信事業などを進めるそうです。いずれも7/3設立予定とのこと。

「PlaceEngine」という技術でひとつの会社が生まれちゃうんですからスゴイですよね~。

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ソニーCSL オープンハウス2007 一般公開日のプチレポ

sonycsl_oh07.jpg昨日、ソニーCSLで開催されたオープンハウス2007のデモンストレーションに足を運んできました。自分は15:00からの部に参加したのですが、30分遅れで会場入りしたらすでに大勢の人でにぎわっていました。ちなみに、プレス関係者以外は撮影禁止ということで、研究所の入口の写真ぐらいしか撮影できませんでした。すいません…。(プレスとして登録してもらえば良かったのかなあ…)

同研究所の2フロアが会場として使用されていました。研究テーマごとにブースが設けられ、その研究に携わった研究員の方々が直接ブースに常駐するスタイル。3Fでは基礎研究室の展示が、2Fではインタラクションラボラトリーとパリの同研究所ラボの展示が行われました。

3Fは基礎研究ということでソニープロダクツにすぐに結びつくような内容では無いので個人的にはスルーしてしまいました。ちなみに、あの茂木健一郎さんのブースはものすごい人だかりでした。先のシンポでも熱弁していましたが、氏の語る「偶有性」(英語でContingencyって言うそうです)という考え方(定義・概念?)はとても面白いので興味がある人は同氏の著作をお読みください。<…ってそれだけか!

個人的にはやはり2Fのインタラクションラボラトリーの展示の方が断然面白かったっす。2Fの展示はハード、ソフト問わず、カタチになっているものが多いので自分のようなパンピーでもわかりやすいということもあるんでしょうね。具体的な展示内容については、自分がくどくど説明するよりも以下のメディアのレビューなどをご覧いただくほうが早いかと。(週末開催で記事の編集が間に合わないところもあるはずなんで、来週早々にレポートを公開してくるメディアもあると思われます。)

最新テクノロジーが応用されたゲームも登場 Sony CSL“オープンハウス2007”会場レポート
【ソニーCSL公開】ネットワーク家電でコンテンツを直感的に操作する新UI「Triplet UI」を披露
【ソニーCSL公開】楽曲のリミックスを容易にする技術を開発,コード進行やテンポなど時系列のメタデータを基に
【ソニーCSL公開】ブログの文章から漫画を自動生成,絵文字や登録キーワードを基に
ソニーコンピュータサイエンス研究所公開:“漫画ブログ”から“未来のXMB”まで――今回も色々ありました
フォトレポート:ソニー研究開発の最先端、ソニーCSLが活動成果を一挙公開
<岩井喬のSony CSLレポート>未来のAV機器にも活かされる!? 幅広い技術研究を体験
ソニーコンピュータサイエンス研究所オープンハウスレポート

上記レポートをお読みいただければおわかりの通り、2Fだけとっても実に様々な研究成果がデモンストレーションされてまして、2~3時間ではとても全てのブースを回りきれないという感じでした。そんなこんなで、自分の興味がある研究だけに的を絞ってデモを見てきたので、こぼれ話的なことだけ書きますね。

pe_sticker.jpgまずはなにはなくとも「PlaceEngine」。先日のシンポジウムで暦本氏が取り上げていた「PlaceEngineユニット」も展示されてましたが、それよりも驚いたのがサイバーショットG1へのPlaceEngine搭載デモ。撮影時にPlaceEngine(位置)データを記録するだけなんですが、すでに先行して発売しているGPSユニットが屋外でしか使えないのに対してこちらだと屋内でも使えることになりますよね。G1のファームアップデートの予定があるか聞いてみましたが、そちらについてはソニーのサイバーショット開発チームの動向いかんとのこと。他のWi-Fiを搭載機器でも応用可能みたいですので今後の展開に大いに期待したいです。以上のことは、ITmediaのソニーCSLインタビューに登場した末吉さんから直にうかがったものです。また、おみやげとしてPlaceEngineのステッカーを頂戴しました。この場を借りまして、末吉さんに感謝!

2次元フラクタルコードを応用したPS3のゲームソフト「The Eye of Judgment」のデモもなかなか見応えがありましたです。カードをマットの上に置くだけでキャラクター(モンスター?)が出現、カードを動かしてもキャラがちゃんとそれに追従するんです。キャラに手でちょっかいだすと反応したりします。リアルとバーチャルの融合とでも言いましょうか。なんとも不思議な感覚でした。ただ、専用カメラの解像度がVGAらしく、キャラと背景のクオリティのギャップに少々違和感がありますね。ちなみに、製品版はゲームを開始後はコントローラーを一切使わずにゲームをすすめられるんだそうです。カードを集める楽しみを含め、非常に新しい感覚のゲームになりそうです。

今回のオープンハウスにお招きくださった宮島さんの音楽リミックスソフトのデモもとても楽しかったっす。市販の楽曲に独自のメタデータを付加。そのデータからコード進行が似ている箇所(フレーズや小節)をコンピュータが解析してリミックスの対象となる楽曲を選んでくれるみたいな感じのシステム。Acidのような楽器ごとのサンプリングデータを組み合わせて作曲していくようなものではなく、普段聞き慣れている楽曲をベースにリミックスを楽しめるところがポイントです。これが結構意外な発見に繋がるようで、リミックスを実際に聞かされて驚いた組み合わせが、マイケル・ジャクソンの「ビリージーン」と吉田兄弟の「じょんがら節」のリミックス。ジャンルの全く異なる2曲のコード進行が似ているなんて誰が気がつくでしょう(宮島さんはリミックスされた曲をして、「ビリーじょんがら」って言ってたような…うろ覚えです。【追記】その後宮島さんご自身からツッコミをいただきました。「じょんがら・ジーン(Jongara Jean)」、通称JJだそうです…笑)。著作権的な問題についても質問が飛び交っていましたが、原曲データをシェアするのでなくリミックスデータのみ配布可能にすることで回避できるそうです。つまりはリミックス用のデータだけあっても再生できないので、原曲(データ)は自分で用意しないといけないということです。これって実はとても健全でかつCD販売の促進にも繋がることにもなりますね。Acidのようなソフトも音楽制作に革命を起こしましたが、本格的な作曲をするには多少なりとも音楽的な知識や素養が必要です。今回のシステムはそういった知識を一切必要としない点が素晴らしいと思いましたです。たぶん一番大変なのはメタデータそのものの制作でしょうね。先述のAcidも数年前にソニーが買収して自社製品化していますし、もしかしたらソニーの次期オーディオソフトに宮島さんの提案するシステムが取り込まれる可能性も考えられますね。音楽好きの人は色々な意味で注目ですよ。

あと、大量のデジカメデータを分類できてネットワーク経由でシェアができるみたいなシステムのデモも非常に良かったです。似たような写真をひとまとめにしてくれたり、特定のグループの写真をソフトウェアからWeb上にダイレクトにアップロードしたり、メールで人に送ったりもできるようです。GUIも現行のPicture Motion Browserライクで、すぐにでも実現できそうなクオリティでした。ちなみに、ファイルのやりとりに関しては専用のプロトコルを使うのがポイントみたいでした。

他にも色々あったんですけど、時間が無くてじっくりと説明を聞くことが出来ませんでした。他力本願ですが、その辺はメディアのレポートに期待したいです。もしも機会があるならまたソニーのショールームなどで公開して欲しいと思いましたです。あと、こういうイベントって本当にワクワクするんですよね。子供のように目がきらきらしているひとの多かったこと。茂木さんじゃないですけど、思いもよらない体験がきっと脳を刺激するんでしょうね。次回もまた行きたいな…。ということで、非日常的な空間に数時間ながら浸ることができて大満足なSPAでございました。今回、招待してくださった宮島さんにこの場を借りて改めまして御礼申し上げます!

ソニーCSL オープンハウス2007 にご招待いただきました

sonycsl_sinpo_07_2.jpg

昨日、午後から半日かけて参加したイベントの件ですが、ソニーCSLのオープンハウス2007の一環で開催されたシンポジウムです。会場はソニー新本社の大会議場ということで、初めての訪問でしたけどキレイでしたよ新本社ビル。あんな環境で仕事が出来るソニーの社員がうらやましいっす。

とそれはさておき、ソニーCSL オープンハウス2007ですが、同研究所研究員の宮島さんが当サイトでみん地図2絡みでたびたびPlaceEngineについて取り上げていたのをご覧いただいたようで、投稿フォーム経由で直接コンタクトいただきました。今回のオープンハウス2007ではそのPlaceEngineの応用などがデモンストレーションされるとのことでご招待いただいた次第です。(ホントにサイトやってて良かったと思いましたです…)

ちなみに、昨日開催のシンポのプログラムはこんな感じです。(敬称略)

13:00-13:15 開会の言葉:所 眞理雄 (ソニーCSL 代表取締役社長)
13:15-14:15【招待講演】2012年に向けてINRIAの戦略:ミッシェル コスナー教授(フランス国立コンピュータ科学・制御研究所長)
14:15-14:40Computing and Reality:アルゴリズムの限界を求めて:フランク ニールセン(ソニーCSL シニアリサーチャー)
14:40-15:05Next Reality:人間はいくつの現実を把握できるか?:暦本 純一(ソニーCSL IL室長)
15:25-15:50複雑進化系の制御と設計のパラダイムシフト:システムバイオロジーの視点から:北野 宏明(ソニーCSL取締役副所長)
15:50-16:15エコノフィジックス:人間の行動科学としての動的統計力学:高安 秀樹(ソニーCSL シニアリサーチャー)
16:15-17:00科学の発展と人類の未来-脳科学者の観点から:茂木 健一郎(ソニーCSL シニアリサーチャー)
17:15-18:15パネルディスカッション サイバネティックアース:人間と地球の未来に向けて
モデレータ:北野 宏明 (ソニーCSL取締役副所長)
パネリスト: 暦本 純一 (ソニーCSL IL室長)、高安 秀樹 (ソニーCSL シニアリサーチャー)、茂木 健一郎 (ソニーCSL シニアリサーチャー)、吉田 かおる (ソニーCSL ポストドクトラルフェロー)

メディアの露出度の高い茂木健一郎氏を始め、そうそうたる方々の講演が目白押し。しかしながら、内容的にはかなり学術的でステゴザウルス並かそれ以下の脳みそしか持ち合わせていない自分にはほとんどがちんぷんかんぷんだったというのが正直なところ。

そんな中、あのPlaceEngineプロジェクトのリーダーを務める暦本さんの講演は、実際に製品化されたみん地図2を使っていることもあって、かなりわかりやすかったです。メモすらとっていなかったのでうろ覚えで恐縮ですが、PlaceEngineのログデータで個人の行動をトレース、複数名のデータから個々人の関係性を導き出したりみたいなことだったような…。また、そのトレース作業には小型のPlaceEngine専用ユニットを試作して使っているようでした。まさにGPSユニットのようなもんですね。一定の間隔で、その人の最寄りのWi-Fiアクセスポイントを探して記録していくだけの単純なユニットなんですが、このユニットのログデータを解析することでその人の行動パターンを様々な角度から分析できるということらしいです。GPSと違い、屋内でも場所が特定できるのがこのシステムの良いところですよね。もちろん、使い方もよく考えないとまずいみたいですが。

ちなみに、暦本氏以外の方々の講演も大変興味深い内容でした。大半は?でしたけど、要所要所では理解できるところもあったりしたのが救いでした。にしても、茂木さんってすごい人ですね。まさにマシンガントーク。脳内にある考えを次から次へと言葉にして紡ぎ出すというかなんというか。ある概念について「語ろうと思ったら本を何冊も書ける」とか「説明するには何時間あっても足りない」と言いつつ、ある概念については「一言で言えば…」みたいな感じ片付けちゃうのがとても印象的でした。それと全体的に横文字(専門用語)が多かったっすね。英語が公用語みたいな組織だからしょうがないんでしょうけど、見に来ていたソニー社員全員が理解できているとも思えなかったっす…。

でですね、オープンハウス2007はこのシンポで終わりではありません。明日と明後日の2日間に渡り、ソニーCSLのオフィスでは実際に研究成果を披露するそうです。初日はソニー関係者の内覧会で、二日目が招待者への一般公開になります。もちろんそちらにも参加予定で、個人的には以下のデモに注目してます。

・WiFi位置情報基盤 PlaceEngine とその応用
・Triplet UI: 新しい家電機器間インタラクションの提案
・User-Created Content On Mobile Phones: Making, Sharing And Exchanging Drawings

なんだかんだと暦本さんチームの研究が多いですね。一番製品(サービス)になるイメージがしやすいからなんだと思いますけど。

ちなみに、今回ご招待くださった宮島さんは「音楽とユーザーのインタラクションに興味があり、音楽に能動的に関わることによって自分の気分に変化が現れるような相互作用を引き起こすシステム(CSLのパンフから引用)」を研究なさっているとかで、その研究成果のデモンストレーションも見られるとのことで、以下の内容を予定しているとか。音楽好きなんでこちらもとても楽しみです。

・高精度音楽時系列メタデータを利用したリミックスエンジン
・音楽に同期した磁性流体アート表現

なお、当日は写真撮影が許されないかもしれませんが、デモについてはできるだけ詳細にレポートできるようがんばります!また、いまだにお会いできていない宮島さんと末吉さんにもリアルでちゃんとご挨拶してお礼しなくちゃ…。