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ソニー、Vista搭載バイオ春モデル12シリーズ65モデルを発表~丸形バイオのコンセプトは“テレビサイドPC”

MS社のVista発表会&各社の同OS搭載新製品発表から遅れること1日。ソニーがVista搭載のバイオ全12シリーズ65モデルと、テレビと接続する新感覚のパソコン“テレビサイドPC”を正式発表しました。

パーソナルコンピューター“VAIO”全12シリーズ65モデル 発売 ~新シリーズ「type C」「type N」を追加した商品構成で、一人一台時代へ向けた様々なニーズに対応~(ソニードライブ)
テレビと接続、楽しみ方もカタチも新感覚のパソコン“テレビサイドPC”発売~併せてパソコンに貯えた音楽をワイヤレスで自由に楽しむ“Wi-Fiオーディオ”などコンテンツの楽しみ方を広げる新商品5機種「Extension Line by VAIO」を新展開~(ソニードライブ)

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バイオ2007年春モデルiconは合計12シリーズ65モデル。ノートPCの新シリーズ「type C」と「type N」はひとりにつき一台」普及することを見込み、導入されるとか。主な新製品の概要は以下の通り。なお、テレビサイドPC「TP1icon」や同PC用デジタルチューナー「DT1icon」、Wi-Fiオーディオ「WA1icon」といった新製品は、ITとAVをより高度に融合し、従来の枠にとらわれない楽しみ方を提案する新しいコンセプトの製品群向けの新カテゴリー「エクステンションライン」として訴求するようです。

typeCicon
13.3型液晶を搭載した小さく持ち運びやすいコンパクトサイズ。筐体にディンプル加工を一部採用。衝撃からPC本体を保護する機能を有したオリジナルのキャリングケースをパッケージにしたラインアップ。本体色は5色から選択可能。オーナーメードモデルでは、限定カラー「エスプレッソブラック」だけでなく、ポーチやキーボードとさらなるカラーコーディネートが可能。

typeNicon
家での使用をメインとしたニーズに対応するプライベートPC。よりシンプルに基本機能のみを利用したいというニーズに応えたモデル。15.4型ワイド液晶に、あえて余分な機能や装飾を廃し、基本機能の使いやすさを重視。インテリアに溶けこむホワイトを基調とした飽きのこないデザイン。

テレビサイド PC「TP1icon
HDMI端子を装備するテレビとケーブル一本で手軽に接続、最大1080iまでの高精細画像で出力が可能。本体直径約27cmの円形デザイン。付属のリモコンでも手軽な操作感を実現(付属のワイヤレスキーボードでも操作可能)。

Wi-Fi オーディオ「WA1icon
ワイヤレスLAN機能搭載、PCに取りためた音楽をPCなしで操作可能。液晶パネルに音楽ファイルに付随するアーティスト名、アルバム名、楽曲名などのテキスト情報を本体の液晶パネルに表示。ATRAC、MP3、AAC、WMAなどさまざまな音楽ファイルに対応。

このほか、モバイル系の従来ラインナップもVista搭載でマイナーチェンジ。主な特徴は以下の通りです。

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・全モデルにCore 2 Duoプロセッサー、メモリー1GB搭載
・Vista Home Premiumをプリインストール
・Office 2007をプリインストール
・オーナーメードモデルならHDD最大200GB、スティックACアダプター、Vista Business/Home Premium/Home Basic, Office Professional 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007を選択可能

typeTicon
・オーナーメードでは、「本物志向」「上質感」「艶」を追求し、深みのある「グリーン」、艶やかな「ボルドー」、品のある「ロゼ」のプレミアムカラー3色を追加し、計6色から選択が可能
・CPU Celeron M超低電圧版443(1.20 GHz)搭載
・メモリー合計1GB(512MB×2)にアップグレード
・Vista Home Premiumを搭載
・「VAIOモバイルTV」がVer3.0に進化し、ワンセグがより使いやすく

typeUicon
・CPU Core Solo U1400(1.20 GHz)、メモリー1GB(オンボード)搭載
・メモリー1GB(オンボード)にアップグレード
・Vista Home Premium搭載
・「VAIOモバイルTV」がVer3.0に進化し、ワンセグがより使いやすく
・HDDリカバリーに対応
・オーナーメードモデルのフラッシュメモリー搭載モデルでブルーの選択が可能
・オーナーメードにて、大容量バッテリーの選択が可能に

typeGicon
・CPU「Core Solo U1400(1.20 GHz)」、メモリー1GBにアップグレード
・Vista Business搭載
・スタイリッシュなビジネスモバイルを追求し、従来の「シルバー」に加え「ブラック」「プレミアムブラウン(限定販売予定数1,200台)」の新色を追加し、計3色から選択可能

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ソフトの使い勝手(UI)の優劣が製品の優劣を決める

どこよりも「家電メーカー」として面白かったApple--CES&Macworld総括

ITpro、中田敦氏のCES&Macworld総括コラム。iPhoneは、ソフトの使い勝手、とりわけUI(ユーザー・インターフェース)の優劣がそのまま製品の優劣を決めることを痛感させるという点で、CESで発表された他社製品とは世代がまるで違って見えたとか。なお、ソフトが家電の優劣を決めると主張していたのはアップルだけではないとして、マイクロソフトのWindows VistsやソニーのXMBを引き合いに出していました。それらがわかりやすく消費者に伝わっているかは別の話ってことのようですが…。

また、アップルが「総合デジタル家電メーカー」へと変貌を遂げ、同社と競合することになった家電メーカーについても非常に印象的なコメントがあります。

動画コンテンツのダウンロード販売が主流になった時に,AV分野の覇権を握るのはApple TVのような「ホーム・ネットワーク製品」になるだろう。そして現在,ホーム・ネットワーク製品向けのミドルウエアやアプリケーションを全て自前で作っている家電メーカーは,世界に3社しか見当たらない。Apple,Microsoft,ソニーだ。それ以外のメーカーは,例えばデジオンのようなサード・パーティからミドルウエアを購入しているのが実情である。筆者はサンフランシスコからラスベガスのCES会場に戻って,なんともいえない寂しい気持ちになった。

日本で動画コンテンツのダウンロード販売が主流になるのかどうかはわかりませんけど、ホーム・ネットワーク分野でイニシアチブをとれる企業として、アップル、マイクロソフト、ソニーの3社の名前があがっていることがとても印象的ですね。ソニーのソフト開発力向上にさらなる期待がかかります。

家電にいちばん近いPC

こちらは山田祥平さんのRe:config.sys。今年のCESは今までとちょっと違うみたいで、PC関連ベンダーに人が集中していたとか。家電はHD薄型ディスプレイ一色であるのに対して、少なくともPC陣営は将来へのビジョンを見せていたとか。理想的なPCと家電の関係についての考察も大変興味深いです。

ネットワークにぶらさがった家電へのデータデリバリーサービス、どんどん生み出される膨大な量のデータの蓄積とバックアップなどは、個々の家電が持つべき機能ではない。これからの10年は、スタンドアロンだった家電がネットワークにぶら下がり、PCへの依存度を高める10年になることは間違いないし、それは、PCがこの10年で経験してきたことでもある。無線、有線を問わず、ネットワークにつながり、PCと連携することで、家電が自分自身の付加価値を高め、暮らしを豊かなものにしていくわけだ

HDDレコーダーやゲーム機の高機能化で家電とPCの垣根が無くなりつつあるけど、ネットワークが前提になるとPCへの依存(連携・手助け)が欠かせないってことなんですね。PS3だけじゃなくてバイオをリビングへ進出させるicon意味もこういうことなのかな…。

テレビのHDMIの奪い合いが現実問題として出てきそうですが、端子の数も徐々に増えてくるのでしょう。そういう拡張性を含め、今後のテレビはマルチモニターとしての能力が問われそうですね。

【参考】BRAVIA搭載のXMB
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CES2007ソニーブース関連ニュースラウンドアップ【追記あり】

サンフランシスコではiPhoneが熱いですが、ラスベガスも負けちゃいません。CES2007のソニーブースも有機ELと丸形バイオで大盛り上がりだあ~っ。ということで、ソニー絡みで新しいor取り上げていなかったニューストピックをまとめてご紹介。

【CES2007】ソニーの有機ELディスプレイに黒山の人だかり,PS3は100万台突破
【CES2007】ソニーがネット新戦略,液晶テレビを動画投稿サイト対応に
【ソニー/パイオニア】70型「ブラビア」やAVアンプなど-パイオニアは新PDPでデモ再生
進化するフラットテレビ 改良型有機ELに第8世代プラズマ(西川善司の大画面☆マニア)
CESで最も小さく、最も輝いていた薄型ディスプレイ(山之内正の週刊AVラボ)
ソニーの丸いパソコンの正体は?【CESリポート】
ソニー「タイプUX」にOQO、小型携帯PCもビスタに対応【CESリポート】
<CES2007>ソニー、オンキヨーがHDMI 1.3対応AVアンプを参考展示
<会田肇のCES2007レポート>ソニーはHDモデルも含め、一挙に16モデルのニューモデルを発表!
【CESプレビュー】レーザー光源を使った画素型リアプロ・テレビ,ソニーが披露
【麻倉怜士CES報告10】ソニーの「BRAVIA」,ナンバーワンシェアの秘密
あの丸い新型VAIOが間近で見られる! 銀座ソニーショールームで展示開始

捜せばもっとたくさんあるのでしょうけど、iPhoneというかアップル絡みのニュースの多いことってば…。

蛇足ですが、出井さんの「迷いと決断」の第4章にある「ブランド力をどう維持するか」という節で、ソニーが、というか出井さんが抱いていたアップル買収構想について書かれています。買収後はソニーの情報機器全てをアップルブランドにしようとまで考えていたようです。なお、真剣に買収を考えていたのはバイオ開発前とのこと。今のアップルの好調を目の当たりにすると、ソニーがアップルを買収していれば良かったのにとも思わないこともないのですが、90年代の特に中期のアップルははっきり言ってズタボロでしたからね…。なにより、ソニーが買収していたら「iPod」も「iPhone」も出てこなかったかもしれません。出井さんは90年代初頭の調査でソニーが好きな人とアップルが好きな人が重なっていたと書いていらっしゃいますが、21世紀の今でもそういう人は結構多いと思うんですよね。今から両社が手を組むようなビジネスはごく一部を除いてあり得ないでしょうが、良い意味でライバル関係は維持し続けていって欲しいなあと思います。当のアップルはすでにソニーをライバルと感じていないかもしれませんが…。

【追記】アラゴロクさんからCESのソニーブースについて以下のような情報いただきました。

古川さんのブログをご覧になっていますか。CESソニーブースの詳細なレポートが掲載されています。Navin’Youみたいな名前の謎の端末、007モデルのサイバーショットとVAIOなど、気になるもの多数。myloや読書端末も展示されていたようですね。

お知らせ大感謝です!古川さんのブログ、恥ずかしながら初めて拝見しました。有機ELや丸形バイオ以外にも、怪しげな(?)製品がちょこちょこ展示されているんですね~。モバイル好きには「Hear, There Everywhere」ブースが特に気になります。日本では撤退してしまったカーオーディオもあちらでは元気なようで。サイバーショットフォンも現物を拝んでみたいなあ…。パーソナルナビ「nav-u」についてはこんなニュースも>【CES 2007(Vol.16)】ソニーの交通情報対応のパーソナルナビ

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真のウォークマンケータイはiPhone?【諸々追記あり】

Apple – iPhone(米アップル)

iphone.jpgかねてから噂になっていたアップルのiPodケータイですが、開催中のMac World SFで「iPhone」として正式に発表されました。機能の詳細については、米アップルのサイトやメディアの報道などで確認できますが、「iPhone」で何ができるのかを一番わかりやすく解説してくれているのはJobs氏の基調講演でのデモ。1時間以上ありますけど必見です。

ポータブルオーディオ市場で頂点を極めたアップルが次に狙うのは携帯電話市場。満を持してという表現が的確な実に革新的な製品だと感じました。ソフトであらゆるコンテンツを同列に扱え、操作性を極限まで高められるからハードをあそこまでシンプルにできるのでしょうね。なにより、iTunesの存在が大きい。そして、それらのソフトの全てを自社で開発できるところが同社の強みでもありますね。

日本での発売にも期待したいですが、どうなることやら…。ちなみに、ソフトバンクの孫さんが会場にいたらしいですね。iPhoneについては、takeoneさんから

私にとってはまさに「クリエの理想型」のような製品であり、激しく興奮いたしました。こういう製品はぜひソニーにやって欲しかった!!

という感想をいただきました。自分も同感です。たらればの話になりますが、クリエビジネスが今も継続されていたとすれば、iPhoneのような製品がひとつの到達点だったのかもしれませんよね。(公にはなっていませんが、04年頃にすでにクリエフォンの話もあったようなんですよね。製品化まではこぎ着けていたのに、キャリアとの折り合いが付かなかったようなことを聞いております。当時、もしもそれが実現していたらと思うと…)

また、現行のソニー製品ではmyloやPSPと競合しそうですね。両方ともソニーオリジナルのOSで動く製品ですが、iPhoneでできることを目の当たりにしてしまうと、ソフト開発力の差を感じざるを得ません。元アップルのエンジニアをヘッドハントするなど、ソニーもソフト重視の戦略を打ち出していますが、その成果が実るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

アップル – Apple TV(アップルジャパン)

iPhoneの反響が大きすぎて、目立たなくなってしまいましたが、iTVもApple TVと名前を変えて正式発表されました。こちらは日本でも来月(2月)に発売されます。iTunesありきの製品ですが、40GBのHDD搭載には驚きました。価格も36,800円とそこそこリーズナブル。HDMIにも対応していますが、解像度が640×480ではHDTVとの組み合わせはちょっと厳しいかも…。また、Apple TV発表に合わせ、AirMac Extremeも一新されましたね。次世代ワイヤレス技術「802.11n」搭載と、これまた新しい技術を積極的に取り入れるアップルらしい仕様です。

なんというか今後はITと家電の境目がますます曖昧になりそうですね。アップルはiPodやiPhoneで、マイクロソフトはZuneやXboxでコンバージョンス戦略を推し進める中、我らがソニーはどう動くのか。楽しみでもあり、不安でもある2007年の幕開けです。

【追記】iPhoneのライバルと言うことで無理矢理ですが、ビサビでTreo 680が全色入荷しているそうです。今回の入荷分には、Palm純正1GB SDメモリ、ステレオヘッドセットのほか、pocketTunesなどのソフトウェアが含まれるCD豪華特典付きとか。価格は税込65,800円。

【再追記】iPhone発表を受け、PalmとBlackBerryの株価が急落したようです。お知らせ感謝です!>匿名さん>激震(Engadget Japanese)

【再々追記】ソニエリがメモステMICRO採用のウォークマンケータイを発表したそうです。デザインは見慣れたストレートタイプ。音楽再生機能つき携帯の入門用(?)の低価格モデルとのことですが、iPhoneを見てしまうとさすがにインパクトが薄いっすね…>ソニエリ、「入門編」ウォークマン携帯を発表

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リビングでバイオとPS3が競合?

ソニーが米国向けVAIO新製品を展示~丸い筐体のリビング用VAIOが登場
今年も出ましたっ!「こっ、これは?」なVAIO
インターネット「ブラビア」も登場・ソニーブース【CESリポート】
<CES2007:ソニー>x.v.Color対応のHDビデオカメラなどが続々登場
ソニー、BRAVIAのネット動画対応アダプタやワイヤレスオーディオなど

CES開催前に行われたソニーのプレスカンファレンスでおひつのような丸形の新しいバイオ「VGX-TP1」の参考展示が行われ、各所で話題になっています。HDMI端子によるHDTV接続が前提で、ワイヤレスキーボードとリモコンで操作するリビング用PCという位置づけみたいです。価格は1,600ドルで米国では3月発売予定とか。なお、同PCはゲイツ氏の基調講演でも取り上げられています>2007 International CES ビル・ゲイツ氏基調講演レポート

また、バイオ本体ではBlu-rayドライブ搭載の新Type X Living、Windows Vista Business搭載版のtype U(米国ではUX)、日本未発表の「VAIO N notebook」のほか、PC内の音楽ファイルを無線LAN経由で再生するWi-Fiオーディオプレーヤー「VGF-WA1」が周辺機器として発表されたそうです。

2007 International CESについて(Sony Japan|プレスリリース)
2007 International CES(米国)で発表のVAIO新製品について(バイオホームページ)

日本でもSony Japanやバイオのオフィシャルサイトで今回の新製品の発売について正式なアナウンスが行われています。リビングルームコンピューター「TP1」とワイヤレスデジタルミュージックストリーマー「WA1」の2つで、1月中にホームページで正式に案内予定とか。また、東京や大阪のソニーショールームでの先行展示も予定されているそうです。なお、米国モデルはあくまで米国仕様であり、日本で発売する製品とは細部が異なる場合があるそうです。

ユニークな形のバイオといえば、2002年に横浜で開催された「Sony Dream World」で展示された卵形や六角形のコンセプトモデルを思い出します。今回のおひつ型は形こそユニークですが、コンセプト的にはtype X Living同様のホームサーバー的な用途に使うPCのようです。アップルのMac+iTVと真っ向勝負って感じになりそうですが、PS3の進化のベクトルともダブってくるのでどう棲み分けていくのかが気になるところです。

それにしても、バイオは昨年からホントに元気いっぱい。今年はVista登場でさらに勢いが加速しそうですよね。

【追記】
・OQOがUMPCを発表。type U最大のライバル登場か…>OQO、Vistaにも対応したUMPC“model02”を発表~CrusoeからVIAのC7M ULVに変更
・こちらは小寺さんの新ハンディカムレポート。なんと16モデル同時発表!>ソニー、米国向けビデオカメラの新製品を一気に16機種~「x.v.Color」対応のAVCHD/HDVカムなど~
・いったぜ、100万台!>SCEA、「プレイステーション 3」北米で100万台出荷

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やっとエンジンがかかってきたPS3

11/11のPS3発売からおよそ50日。PS.comでは26日に2回目のプレ予約販売が行われましたが、そこでやっと購入できたという方も多いのではないでしょうか。量販店へのミソギも済んだのか、オンラインショップへの供給も落ち着いてきたようで、アマゾンでは昨晩ぐらいから3日間以内に発送のステイタスになっています。お金に余裕のあるAVマニアな人なら、オーディオ専用機器として20GBモデルを買い足すのもあり?

PLAYSTATION 3(60GB) :税込62,980円
PLAYSTATION 3(20GB) :税込49,980円
ワイヤレスコントローラ(SIXAXIS) :税込4,750円
BDリモートコントローラ :税込3,600円

さておき、昨日(2006/12/27)からナムコの鉄拳5のダウンロード販売が始まりましたね。自分も深夜になってから購入して少しプレイしてみましたけど、いや~スゴイ迫力ですね。鉄拳自体、プレイするのがすごく久しぶりで操作にとまどいましたけど、中身は紛れもなくあの鉄拳でした。これでコントローラがDual Shock対応ならもっと臨場感あるのに…。HDDへのインストールなのでロード時間も少ないし、この内容で2,000円はかなりお得だと思いましたです>バンダイナムコゲームス、PS3「鉄拳5 DARK RESURRECTION」ダウンロード販売開始。価格は2,000円

ゲームタイトルの不足を補ってくれると思っていたBlu-rayの映画ソフトももう少し勢いが欲しいですね。SPE的には元旦発売の「ウルトラバイオレット」に期待なんでしょう。ところで「ダ・ヴィンチ・コード」はどうなったの?>消費者不在の争いのツケ 次世代DVD、ソフト発売の延期相次ぐ

PS3といえば、たこやきさんから以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

今月ソニー製品と出会う機会が多く、SO903i、PS3(60GB)と立て続けに購入してしまいました。どれも量販店で「安いから」とか「あと1台」と声を掛けられて…(^-^;
PS3は残念ながら普通のブラウン管テレビにつないでる訳ですが、オーディオは以前発売されていた、ソニーのミニコンポ「Listen(CMT-SE9)」を使っています。ご存知かもしれませんが、単体でDVDやSACDが再生でき、特にこのモデルは、ソニーコンポでは珍しく?5.1chスピーカー搭載で、一目惚れで買った奴です。残念ながらこのシリーズは一世代で終わってしまった(HDDサウンドゲートに戦略転換…)ので、ちょっと残念に思ってたのですが。
そんな中、先日買ったCD(寺尾聰/Re-cool Reflections)が、偶然ハイブリッド版のSACDだったので、このListenで楽しんでます。PS3で再生してみようとしたところ、SACD再生の光出力は許可しない(SACDの規格上?)ので、PS3を買っても、SACDの恩恵を受けられる人は少ないのかぁ、と少し微妙に感じてしまいました。でも、PS3がきっかけでSACDソフトが増えてくれればいいなと個人的に思っています。

おお~、「Listen」ですか。2001年2003年発売でこのスペックは早すぎたというかなんというか…。それはそうと、SACDのHybridって結構出てますよね。自分も手持ちのCDを調べてみたらいくつかありました。寺尾さんの話題のニューアルバムですが、自分は店頭で視聴してちょっと購入は見合わせました。ノーマルのCDでも音はむちゃくちゃ良かったのですが、昔のアルバムのアレンジがカラダというか耳にすり込まれていて、どうしても違和感を感じてしまうんですよね…。さておき、PS3のSACD再生ですがAV MULTIで音声のみアナログで出力すればいけるのですが、それじゃあSACDの威力は実感できませんものね。一番良いのはHDMI対応のAVアンプ購入なのですが、Dolby True HD対応まで待ち、みたいなご意見も多いようですよ。ともあれ、ポータブルオーディオ製品から始まった高音質な音楽への回帰はPS3でさらに高まりそうですね。

【追記】その後、Listenの発売年へのツッコミ&ご感想をたこやきさんからいただきました。再び感謝!

細かいツッコミですが、Listenは2003年11月発売です。私は当初から欲しかったんですが、買ったのはずーっと後の、2004年の秋だった思います(笑) SACD以外に、USB Audio(Net MD)や、MP3 CDなどに対応するなど、当時からすればニッチな市場だったことは間違いないですね(笑)でもこのようなスペックの製品は他社を含め、今でも不思議にないんですよね、、、なのでお気に入りのソニー製品の一つです。

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