2006 International CES:ソニーが描くエンタテインメント・エレクトロニクスの将来像(Sony Japanのプレスリリース)
米ソニーは、米国時間の2006年1月5日にラスベガス開催される「2006 International CES」の同社ブース出展内容を明らかにしました。エレクトロニクス製品・技術に加えて、音楽、映画、TVショー、ゲームに至るグループ内の総力を結集、エンタテインメント・エレクトロニクスの新しい世界を提案するとして、新製品・新技術に関する広範なデモンストレーションを行うようです。
展示のハイライトは、HD関連では、民生・業務用で、ディスプレイから撮影、編集、パッケージコンテンツまで幅広いHD体験の場を提供するとして、フルHD1080に対応した動画色空間規格“xvYCC”対応の82型液晶テレビを含むフルHDテレビ3機種を始め、ブルーレイディスク関連機器、ホームシアターシステムを展示。デジタルシネマ関連では、テレビ番組や映画の収録・編集・送出を変える「HD24P」フォーマットによるデジタル制作、フルHDの4倍を超える885万画素の「4K-SXRD」デジタルシネマ・プロジェクターを展示。このほか、PSPとロケフリの組み合わせやPSP向けの新ソフトウエア「PSPメディアマネージャ」。さらに、e-エンタテインメントのコンセプトのもと、以下のようなモバイル機器を中心とする様々な新製品、新サービスを紹介するとしています。
・米Cingularのエッジ・ネットワークサービスと同期し、WWANでWi-Fiアクセスが可能なバイオノートSZシリーズ(今春米国発売予定)。
・薄型軽量のe-Book端末「ソニーリーダー」(今春米国発売予定・右画像)と、数千の作品をオンラインで販売予定の「コネクト リーダーサービス」。
・3.5型タッチスクリーン及び1GBのフラッシュメモリー搭載GPS・カーナビゲーション「nav-u」。
・ソニエリのウォークマン携帯の新機種「W810」。
・ドルビーデジタル5.1chサラウンド・Bluetooth対応のDVDハンディカム「DCR-DVD505」、耐衝撃の30GBHDDを搭載した「DCR-SR100」。
・動画・静止画のハイブリッド機サイバーショット「DSC-M2」、低価格ながら600万画素で機能も充実した「DSC-S600」と、これらの新製品に対応するUSBストレージメディア「Micro Vault」。
モバイル系の新しい商品に注目したところですが、米ソニーの発表ということで日本で発売されるとは限らないんですよね…。個人的には、バイオ新製品やHDD搭載ハンディカム、ソニーリーダーあたりが気になりますが、日本に投入されるかどうかは全く不明です。
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