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Bluetooth&ノイキャン対応のオーディオプレイヤーが・・・松下から

松下、Bluetooth機能内蔵の「D-snap Audio」上位モデル-D-dockとワイヤレス連携。ノイズキャンセル機能も内蔵

東芝、クリエイティブに引き続き、松下がBluetooth機能とノイキャン機能を内蔵した「D-snap Audio」の上位モデル「SV-SD950N」を9/21に発売すると発表。同時に発表された「D-dock」の新製品がBluetoothレシーバー機能を内蔵しており、「SV-SD950N」の再生音をワイヤレスでD-Dockから再生できるとか。BluetoothはVer.2.0でプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP。Bluetooth対応のカーオーディオなどと連携できるほか、D-snap AudioをBluetooth機器のレシーバとして使用することも可能とか。驚くべきは、Bluetoothだけでなく、本体にノイズキャンセル機能を内蔵していること。動画こそ見られませんが、91.3×35×12.3mm、約38gの本体にそれだけの機能を詰め込んだ松下の技術力、恐るべし。ちなみに予想価格は1GBのSDカード付きで25,000円前後。

ついに来たかと思ったら松下ですか~。できればソニーに先に出して欲しかったなあ…。それはともかく、東芝の無線LAN、クリエイティブの16GBフラッシュメモリー、そして、松下のBluetooth&ノイキャンと、各社それぞれ新機軸を打ち出してきましたね。さらに、9/5発表予定のiPodにはカバーフローと、もしかしたら無線LAN搭載なんて噂も飛び出しております。

残るは我らがソニーのウォークマン。一大センセーションを巻き起こすような新製品の登場、期待してます!

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携帯ゲーム機やBluetooth対応電子機器が航空機内での利用制限対象に

ニンテンドーDSなど無線機能搭載ゲーム機が航空機内での利用制限対象に

syougaikiki.jpg国土交通省が、「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器等を定める告示」の一部改正を実施し、10/1より施行すると発表。常時動作させてはならない機器に、無線通信機能搭載の携帯ゲーム機、ヘッドホン、マウス、腕時計などの電子機器が追加されました。また、離着陸時に動作させてはならない機器に、ノイズキャンセリングホン、充電器、GPS受信機などが追加されました。

これを受け、SCEは「航空機内でPSP®(PlayStation®Portable)を使用する場合のご注意」というお知らせをWebに掲載。離着陸時はPSPの電源を切り、飛行中は常にワイヤレスLANスイッチをオフにするよう呼びかけていました。

PC、PDA、デジカメなどのWi-Fi機能ももちろんNGってことですね。ゲームはいたしかたないとして、Bluetooth系がNGなのはイタイっす。ノイキャンヘッドホンは離着陸時のみ機能をオフれば良いのでしょうね。ちなみに、常時使用が許可されている電子機器としてポータブルカセットプレイヤーや電卓があげられていました。あれれ、MDプレイヤーは?

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小型軽量ヘッドバンドタイプのBluetoothヘッドセット新製品「DR-BT22」

ソニスタに、小型軽量ヘッドバンドタイプのBluetoothヘッドセット新製品「DR-BT22icon」の情報が掲載されていました。価格は9,980円で9月上旬に販売開始予定とか。対応しているBluetoothプロファイルは、A2DP、AVRCP、HFP、HSP。主な特長は以下の通り。iconicon

  • ポータブルオーディオプレーヤーや携帯電話をバックなどに入れたまま、ワイヤレスで音楽をヘッドセットから再生
  • 音楽の再生・停止などの基本操作はヘッドセットのジョグスイッチから可能
  • 携帯電話のハンズフリー通話に対応
  • 携帯に便利な「折りたたみ式」
  • 付属のACパワーアダプターと接続して「簡単充電」

iconicon型番と価格からして「DR-BT21Gicon」相当の性能を持つヘッドセットといえそうです。デザインも落ち着いており、ネックバンドタイプが苦手という人にはうってつけですね。なお、SCMS-T方式に対応しているかどうかは、今のところ不明。BT21Gと同等ということであれば間違いなく対応していると思うのですが…。

ちなみに、同カテゴリーのワイヤレスステレオヘッドセット「DR-BT30Q」と「DR-BT20NX」がソニスタで販売終了とか。思えばこれらの商品は昨年のSDCで初めて公開され、それからもう1年経過しようとしているんですね。BT22以外にも何やら新製品がスタンバっている予感がヒシヒシと伝わってくる今日この頃。

iconiconあと、携帯電話平型ジャック専用のステレオイヤーセット新製品「DR-EX32SFicon」もBT22と同時期に販売開始予定とか。存在を感じさせない小型軽量イヤホンマイクと着信スイッチが特長のようです。

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Rollyは皆で音楽を共有できる球体スピーカーオーディオ?

昨日、電撃的に発表されたソニーの新提案オーディオ商品「Rolly」に関して、JJさんから以下のようなお便りを頂戴しました。(お知らせ感謝です!)

Rollyに関する記事が10日前ぐらいにGizmodoに載ってました。他にもグーグルあたりでRolly Sonyと検索するとRollyに関する記事が出てきます。某所ではこんな書き込みも

・Bluetooth
・ケーブルレス(BTだから)
・フラッシュメモリ
・有機ELというより複数LEDによる光る演出効果(携帯みたいなもんか)
・回転するスピーカー
・連続再生時間50時間以上
・6畳間程度のスペースの真ん中に置けば、音楽再生が可能
・その場に居る皆で音楽を共有して楽しめる
・形は球
・球が半分で割れていて、それぞれが独立に稼動
・よって移動、回転、などによるRollyダンスが可能
・BTによる複数Rollyのシンクロダンス

記事と同じような事書いてるので本当っぽいですね。

なるほど。ウォークマンのように音楽をひとりで楽しむのではなく、皆で共有するというコンセプトのオーディオガジェットなんですかね…。「音のオブジェ」や「音のおもちゃ」と言っても良いのかもしれません。確かにソニーのリリースにはオーディオ商品としか書かれていないし、ポータビリティについての記述もありません。名前のRollyも球体が回転することからきているのかもしれませんね。

ウォークマンがパーソナルならRollyはパブリック。ソニーによる、音楽の新たな共有スタイルの提案とも言えそうです。いずれにしても、この噂が真実であれば自分の予想は全くの大はずれ。自分の発想の貧困さがうらめしい…。とにもかくにも、謎が多いRolly。9/10のイベントで詳細が明らかになると思われますが、それまでは悶々とした日が続きそうです。

(まあ、こんなん(→)じゃないことだけは確かでしょうね…。あと、あまりもったいぶったやり方を続けると、実体が判明したときに一気に興ざめなんてことにもなりかねないので、くれぐれもうまくやってくださいませ~。)

「ソニー創業者」盛田昭夫が考えたこと 第2回

井深氏の「歩きながら聞けるステレオのプレーヤーがあればいいと思うんだが」という一言がウォークマンを生み出したわけですが、Rollyはどんな一言もしくはアイデアから生まれたんでしょうね~。

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Bluetooth搭載機器は価格がネック

BluetoothヘッドセットをPS3やPSPに使う! ブルーテークのヘッドフォンやPSP用送信ユニットを試す

ゲームグッズ研究所の第124回。タイトルまんまですが、PS3やPSPで使えるBluetoothヘッドセットとBluetooth送信ユニットの検証記事。検証に使われたのはいずれもブルーテークのi-PHONO miniシリーズで、前者が「BT450Rx-L」、後者が「BT450PX」。

個人的には、汎用性とコストパフォーマンスを考えて、ヘッドセットは先日レビューしたソフトバンクの純正品をオススメしたいです。トランスミッターは新型PSP向けの新製品(できれば純正)に期待したいです。

【追記】その後、タイミング良くケータイWatchの本日の一品にソフトバンクのヘッドセットが取り上げられました>ワンセグをワイヤレスで楽しもう

スタイルにこだわるBluetoothワイヤレスキーボード「Bluetooth Elysium」

こちらはシグマA・P・Oシステム販売のBluetoothワイヤレスキーボード「Bluetooth Elysium」のレビュー。ノートPCと同じパンタグラフ式なので、あえてノートPCと組み合わせて使うのもありみたいです。機能的にも配慮されたキーボードで、身の回りのデザインにこだわる人にはお買い得と言えるかもしれないとのこと。

ヘッドセットのレビューもそうなんですが、Bluetooth製品は価格がネックって書かれることが多いですよね。PSPやケータイにBluetoothが当たり前に搭載されるようになれば、もう少し安くなるのかな…。

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ケータイキャリア純正のBluetoothレシーバーを試す

ソニーのBluetoothヘッドホン「DR-BT50」のレビューを2回(WM編W54T編)に渡ってお届けしましたが、今回はそのおまけ編と言うことで、auがBluetooth搭載携帯電話のオプションとして販売しているBluetoothレシーバー01(01TSQRA)と、ソフトバンクが同社のBluetooth搭載ケータイ用に販売しているステレオBluetoothヘッドセット(ZTBAC1)について、ソニーのBluetoothヘッドホンとの比較を交えながら紹介したいと思います。

■Bluetoothレシーバー01(01TSQRA)

先日、自分が機種変した東芝製au「W54T」のオプション品で、地元のauショップの店頭で取り寄せてもらいました。取説に2006年5月現在との記載があったので、2006年6月28日発売の東芝製au「W44T」に標準で付属したBluetoothオーディオレシーバーと全く同じものと考えて良さそうです。正確な価格はレシートが見あたらず失念してしまいましたが、税込で7,000円弱だったはず。

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味も素っ気もないオプションらしいパッケージで、中身はレシーバー本体と単4乾電池1本と取説のみでイヤホンは付属しません。本体重量は16gなんですが、乾電池を入れると約30gとそこそこの重さになります。なんのひねりもない本体デザイン、バランスを考えてないクリップ位置、ストラップが取り付けにくいストラップホールは所有欲のかけらも感じさせてくれません。とってつけたような東芝のロゴもねえ…。せめてBluetoothマークにして欲しかった。

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自分は良く下調べもしないで注文してしまったのですが、こいつはHSP/HFPプロファイルを持たないためハンズフリー通話ができません。A2DP/AVRCPプロファイルのみに対応しており、W54Tの音楽プレイヤー、ワンセグ、デジラジ、FMラジオのステレオ音声出力と、再生・停止、曲送り・曲戻しが可能です。

ボタン・スイッチ類はセンターの再生・一時停止ボタン、一体化した正方形の4方向キー、ホールドスイッチのみのシンプルなもので、音楽プレイヤーやワンセグなどで再生や停止、送りや戻しといったごくごく当たり前の操作が可能です。なお、音楽再生時のグループ送り・戻しはキーがないためできません。

W54Tとのペアリングは、電源オフ状態から、送りまたは戻しと再生ボタンを同時押しして、LEDが速く点滅した状態にして行います。その状態からW54T側で初期登録を開始し、表示される「receiver01」を選択。パスキー「1234」を入力するとペアリングが完了。とは、W54Tのワイヤレス機器選択から「receiver01」を選択すれば、先述のAV機能の音声がレシーバーから出力されます。

W54T以外の機器との接続ですが、ウォークマン+NWB1は無理でした。そりゃそうですよね、パスキーが「1234」なんですもん…。Bluetooth搭載のPCとのペアリングならパスキー入力でいけるのかもしれませんが、PCと組み合わせて使う気もないので検証はしてません。

■ステレオBluetoothヘッドセット(ZTBAC1)

大半がBluetoothを搭載しているソフトバンクのケータイ用純正オプションで、楽天のエスディーショップから通販で購入(自分は楽天に口座がないので同居人に代理購入してもらいました)。価格は税込6,426円で送料無料でした。W54TのWikiでW54Tで使えると知り、ネットで色々調べてみたらデザインも悪くないし、Bluetooth v.2.0にも対応していることからウォークマン+NWB1との組み合わせでも使えるのではと思い、ソニーのBT50と東芝のレシーバーを持っていたにもかかわらず、速攻でゲットしてしまいました。

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パッケージは上の東芝製とは雲泥の差。中身は本体、本体内蔵電池専用の充電器、イヤホン、取説。本体の重量は内蔵電池込みで約18gと非常に軽量。実物はネット上の画像で見るよりもプラスチッキーでしたが、マットな質感は手持ちのウォークマンA808ブラックモデルとの相性は良さそう。ストラップホールことありませんが、背面の全面がクリップなので使い勝手は決して悪くありません。ボタン・スイッチ類は、前面に再生・一時停止のセンターボタンと4方向キーが一体になったものと、その下にある通話ボタンに加え、側面にホールドスイッチというこちらもシンプルなもの。

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SoftBankのロゴマークがLEDになっており、Bluetooth接続時に点滅するんですが、まあ、別にそこまで凝らなくてもといった印象。まさかauケータイで使われるとは思っていないでしょうから文句は言えませんが、関係ないロゴは正直うざったいもんですね。また、パッと見ではわからないのですが、クリップの内部にBluetoothマークが付いてました。

ペアリングは、電源オフの状態で通話ボタンを5秒以上長押しして行います。W54T側で初期登録を開始し、表示される「SBM Headset」を選択。パスキー「0000」を入力するとペアリングが完了。他の機器同様、W54Tのワイヤレス機器選択から「SBM Headset」を選択すれば、先述のAV機能の音声がレシーバーから出力されます。なお、東芝のそれとは違い、こちらはA2DP/AVRCPだけでなくHFPにも対応しているのでハンズフリーによる通話が可能です。なお、コイツも音楽再生時のグループ送り・戻しはハード的にキーがないためできません。

また、購入動機のひとつでもあったウォークマン+NWB1との組み合わせでもなんの問題もなく使えてしまいました。ペアリングの手順はBRM1やBT50と全く同じです。レシーバーのBluetoothのバージョンが2.0ということもあって、相性も良いのでしょうね。心なしか音も良いように感じました。BRM1と比べても遜色ありません。ただ、これはあくまでソニーのヘッドホンでの感想。付属のイヤホンは、おまけなんでしょうがないですが、音楽向きではありませんので、音にこだわるなら別のイヤホンを用意したいです。

やはりこのレシーバーで特筆すべきはやはり本体の軽さですね。BRM1とは10g程しか変わらないのですが、手に持ってみると全然違うんですよ。ストラップホールが無いので使いにくいかなあと思ったのですが、クリップのヒンジ部分を使えばネックストラップっぽく使うこともできます。それと、このクリップが意外に強力で、ポケットのないTシャツにラフにガバッと付けられるし、本体が軽いのではずれにくかったりします。あと、4方向キーが周りのボディーに対してフラットにはめ込まれているせいか、まれに誤操作してしまうことがありますが、それほど気になるものではありません。

ただ、BT50のレビューでも書いたとおり、オーディオはウォークマン+NWB1でハンズフリーのみW54Tという接続は残念ながらできませんでした。これができたらBRM1から完全の乗り換えられるのにと思ったのですが…。できたよと言う人がいたら、是非その手順を教えてください。PCとの接続もたぶんOKなんでしょう。SonicStageの音楽を再生しながらSkypeチャットしたりみたいなことは、たぶんいけるのではないかと思われますが、具体的な検証は一切してません。

参考までに、このレシーバーの製造元はBluetoothシリアルポートアダプタなどを手がけるSMKでした。

■ソニー製品との比較

最後はソニーのBluetoothヘッドホンを交えて、スペックやそれぞれでできることとできないことをまとめてみました。

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表にしてみると、ソニーのBluetoothヘッドホンのスタミナ性能が目立ちますね~。ソフトバンクのレシーバーは、再生時間こそ短いですがトータルではコストパフォーマンスも高く、軽さの点でもBRM1と十分競合できるのではないかと思いました。音楽もワンセグもW54Tだけで十分ということであれば、コスト的にも内容的にもソフトバンクのレシーバーがベストでしょうね。ロゴも気に入らなければ削るなりシール貼るなりしちゃえば良いですから。東芝のレシーバーは、正直金の無駄遣いですね。自分も今後メインで使うことは無いでしょう。自宅でワンセグを楽しむときに外部スピーカーなどと組み合わせて使うことにします。あと、表では触れなかった感度についてですが、レシーバータイプのものは、トランスミッターとの位置関係にもよりますが、ソニーのBRM1含めどれも似たり寄ったりといった印象です。

■多くのBlueotoothレシーバーとヘッドホンに触れてみて

bt_recievers.jpgとまあ個人的にはめずらしく時間をかけて色々と検証してきたわけですが、自分のメインの使い方としては、W54Tはハンズフリー通話のみで、オーディオ(ウォークマン+NWB1)をBRM1で使うパターンが一番多くなりそうなんですよね。ということは、BT50もキャリアの純正オプションも必要なかったということになります。どぶに捨てたとまではいいませんが、かなり無駄遣いしてしまったことには変わりなさそうです。機種変費用の2倍も金使っちまいましたもの…。結局、BRM1がSCMS-T方式に対応してくれると個人的には一番ベストってことになるのかな…。次世代機に期待してます>ソニーさん。にしても、塩田さんもおっしゃるように、Bluetoothヘッドホンって実際に使ってみないとわからないことが多いですよね…。

そんなこんなで、ニッチではありますが、このような情報がBluetoothヘッドホンに興味を持っている皆さんにとって少しでも役立つのなら幸いでございます。ということで、長々と続けてきたBluetooth絡みのレビューを終わりたいと思いまーす。

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