「Bluetooth」タグアーカイブ

アームバンドでウォークマンA800を使うとこんなに便利

本日のひとつ前のエントリーにちょっぴり関連することになりそうですが、4/14のエントリーで取り上げたNike+iPod sensor対応のアームバンド「Sportsuit Relay」を使っていて感じたことを書きたいと思います。

先日、ウォークマンA808+WLA-NWB1iconをこのケースに入れ、ヘッドホンはMDR-NC32NXiconVGP-BRM1Diconといういつもの組み合わせで、ウォーキング、じゃなくて外出したのですが、これがことのほか便利だったんです。

アームバンドを左手上腕に取り付け、腕時計のように使うスタイルを試したのですが、これが動画鑑賞にうってつけ。電車内では、座っている時は手持ちのカバンの上に手を置き横向きに、立っている時はつり革をつかむと縦向きに画面方向を変えることでハンズフリーで動画を楽しめました。

a800_w_armband.jpg

実は昨日、外出してから気がついたのですが、手持ちの腕時計の電池が切れるという事態に陥ったのですが、A808のスクリーンセーバー機能のおかげで時間を把握することもできました(まあ、ケータイ見ればわかるんですけどね…)。しかも、音声はBluetoothなので邪魔なコードも無し。

また、A800で動画は見ないという場合は、今ぐらいの季節ならこの上にジャケットなどを羽織ってしまえばすっぽりと隠れちゃいます。少々コントロールしにくくなりますが、袖をめくるなりすればもう一方の手で細かい操作も可能かと。

ちなみに、「Sportsuit Relay」が無くてもA800専用クリップと他のアームバンドとの組み合わせでもそれっぽく使うことはできました。下の画像はスティックタイプのウォークマン用アームバンドとの組み合わせです。バンドの幅が無いため少々不安定になりますが、使えないことはないといったレベル。ただ、筐体とトランスミッターがもろに露出するし、腕から浮き上がっている様は端から見ていても違和感があるでしょう。

a800_w_armband_1.jpg

アサヒビールの腕時計タイプのワンセグテレビじゃないですけど、自分のようなウルトラセブン世代はこういう使い方にひとつのあこがれのようなものを持っているわけで、実際に使ってみると意外にアリなんじゃないかと思えてきたわけです。時計というには少々仰々しいのですが、iPod shuffleのような製品もあることですし、ソニーの小型化技術をもってすれば、腕時計タイプ“にもなる”(<ココがミソ)、液晶付きのウォークマンを作ることなどワケないと思うんですよね。

ということで、ウォークマンがさらに小型化され、Bluetoothトランスミッター機能が内蔵されるようなことになれば、十分こういう展開もありなんじゃないかということを言いたかっただけです。最近の若い人は腕時計を買わずに、ケータイを時計代わりに使ってるなんて話を聞くようになって久しいですが、逆に考えれば若者の腕が空いているってことですよね。こういうグッズをファッションアイテムとして使ってもらえれば、そこそこ面白いことになるんじゃないですかね・・・・・なんてのはやはりオヤジの発想ですかね…。

続きを読む アームバンドでウォークマンA800を使うとこんなに便利

BRAVIAケータイは忘れた頃にやってくる~日米欧のケータイBluetooth搭載率にも注目

「N904i」「SO903iTV」がJATE通過

ドコモの夏商戦向けモデルと思われる、ソニエリ製の「SO903iTV」などがJATEを通過したそうです。「SO903iTV」はBRAVIAケータイと言われるワンセグ搭載携帯で発売予定は6月と告知されています。

Sony Ericsson、北京で音楽戦略プロモーション – TD-SCDMAには静観の構え

こちらは、ソニエリが北京で新ウォークマン携帯5機種を公開したというニュース。ちなみに、5機種中2機種が国際的にも影響力の大きいキャリア、中国移動の特注品とか。

携帯電話Bluetooth搭載率、日米欧比較

[ITmedia オルタナティブ・ブログ、米国シアトルにあるソフトウェア開発会社にお勤めの佐川明美さんの「シアトルより愛を込めて」に、日米欧でのケータイのBluetooth搭載率比較のエントリーがあがっていました。搭載率は日米欧で、32%、68%、70%。ちなみに、日本はその大半がソフトバンクの端末が占めています。

続きを読む BRAVIAケータイは忘れた頃にやってくる~日米欧のケータイBluetooth搭載率にも注目

iPod nano用のアームバンドをウォークマンA800で使ってみた

暖冬と言われたとはいえ、冬は冬。寒さでモチベーションが下がり、数ヶ月もさぼってしまったウォーキングをそろそろ再開しなくてはということで、こんなものを買ってみました。Nike+iPod sensor対応のアームバンド「Sportsuit Relay」です。前から買おう買おうと思っていたのですが、人気が続きなかなか入手できなかったのですが、ほどなく流通したのか、アマゾンでかなり安く売られていたので衝動的にポチっとなしてしまいました。(同居人から、「アンタはカタチからしから入れないのかい」と言われ、何も言い返せなかったのはご愛敬…)

sportssuit_relay.jpg

Nike + iPod Sport Kitについては以前書いたレビューをご覧いただくとして、このケースはiPod nanoにくだんのアタッチメントをつけたまま使えて、なおかつトランスミッター用の汎用ケースが付属するのがミソなわけです。この汎用ケースがあれば、対応のNikeシューズが無くても使えるってなことが売りなわけですが、そんなことは二の次で試してみたのがウォークマンA800シリーズiconの収納。

右上の画像をご覧いただければおわかりの通り、問題なく使えちゃいました。nanoよりも若干幅広で厚みがありますが、見事に収まってくれました。液晶はフルで見えますし、ボタン類は若干隠れますが操作は可能で、透明エンビで表面も保護してくれます。ヘッドホンプラグの位置もほとんど同じで、まるで違和感無し。

と良いこと尽くめなのですが、いかんせんそうなると不格好なのがトランスミッター部分のブカブカ。そこに登場するのがウォークマン専用のBluetoothトランスミッター「WLA-NWB1icon」。

sportssuit_relay_wm.jpg

これがもう見事なぐらいに完璧な仕上がり、というか収まり。A800をウォーキングやランニングのお伴にするのは少々気が引けますが、単純にこのケースを外出のお伴にしても良いわけですしね。ということで、またひとつA800用のケースが仲間入りっす。

iconiconところで、ソニスタでA800シリーズを購入した方向けにオリジナルケース販売のご案内が届きましたね。自分は勢いで注文してしまったのですが、ギャラリー画像をじっくり見てみたらイマイチな感じがしてきました。まあ、値段が値段なので文句は言えないかな…。何はともあれ、届いたら軽くレビューしたいと思います。

(ネットワーク)ウォークマンがネットワークに繋がる日は来るのか

「Wi-Fiで取り放題」できる音楽プレーヤー、SanDiskから

米国ではかなり支持されていると聞くSanDiskのポータブルオーディオ製品ですが、MicrosoftのZuneに引き続き同社のプレイヤー「Sansa Connect」もW-Fiを搭載してきました。Wi-Fiでサブスクリプション型音楽サービスに接続し、音楽をデバイスに直接ダウンロードできるほか、ストリーミングラジオや写真共有にも対応。ビデオ再生機能こそありませんが、内蔵の4GBメモリ以外にmicroSDカードスロットも搭載。このサイズでスピーカー内蔵というのも面白いです。ちなみに価格は249.99ドル。

iconiconWi-Fi搭載で音楽サービスへダイレクトアクセスなんて単純な構図はつまらないです。同じくWi-Fi搭載プレーヤーを開発している米Slacker社は、パーソナライズされた音楽セレクションを再生できるラジオサービスを提供しようとしています。myloもWi-Fi搭載してますが音楽絡みでできることはPLAYLOGとの連携程度。ネットラジオが使えたら印象も違ったかもしれないのですが…。

ウォークマンはあくまでミュージックプレイヤーなのかもしれませんが、ネットワーク対応は必ずしも多機能化とは言えないはず。ネットワーク経由でどんな音楽体験を提供できるかということの方が重要かと。かつてはソニーのシリコンオーディオ製品はネットワークウォークマンと呼ばれていました。今はネットワークがとれてしまったけど、ウォークマンがネットワークに載っかる可能性はまだまだ残っていると思いたいです。

(個人的にはWi-FiよりもまずはBluetoothを内蔵してくれた方がうれしいかなあ。トランスミッターだけじゃなくてレシーバー機能も欲しいかも…)

続きを読む (ネットワーク)ウォークマンがネットワークに繋がる日は来るのか

ノイキャンヘッドホンの最高峰「MDR-NC60」を使ってみたけど…

少々時間がかかってしまいましたが、ソニーのノイキャンヘッドホンの最高峰といわれる「MDR-NC60icon」のインプレをお届けします。昨年度の下半期分で最後まで残っていたソニスタのAV商品15%オフクーポンとA800購入で獲得したソニーポイントなどを使ったので、定価のほぼ半額の12,000円強で購入できました。

nc60_1.jpg

パッケージには、ヘッドホン本体以外に、取り外し可能なステレオミニタイプの接続コードの1.5mと0.5mが一本ずつ、ステレオ標準プラグアダプター、航空機用プラグアダプター、そしてそれらをひとまとめに収納できるキャリングケースと動作確認用の単4乾電池が1本付属します。

nc60_2.jpg

付属のキャリングケースは結構良くできていて、本体以外に付属品一式を収納できるポケットがついてます。本体のハウジング部が90度反転するスイーベル式なのは、このケースや航空機の座席ポケットなどへの収納を考慮してのことらしいです。

nc60_3.jpg

ノイキャン機能を使うためにはバッテリーが必須ということで、NC60は右ハウジングに乾電池を収納するような設計になっています。ハウジングの下にある円いボタンを押してカバーを開いて乾電池を入れるだけ。ノイキャン機能を有効にするにはは、右ハウジングにあるPOWERスイッチをONにします。ノイキャンが有効な状態ではスイッチ上部のPOWERランプが赤く点灯します。ちなみに、乾電池の持続時間はソニーのアルカリで約30時間、マンガンで約15時間だそうです。なお、電池が消耗してくると同じく右ハウジングにあるPOWERランプが暗くなります。

nc60_4.jpg

ヘッドホン本体の作りは非常に丁寧で、メディアのレビューにも書かれていましたが質感はそこそこ高いです。イヤーパッドもD777SL同様にソフトでしっとりしており、装着感も非常に良いです。長さ調節の金具は平板タイプでメモリ入り。ヘッドバンドも非常に柔らかく頭が締め付けられる感覚はありません。この辺は金具の曲げが絶妙なんでしょうね。これもひとつの職人芸なのかもしれません。

nc60_5.jpg

一応、手元にある「MDR-D777SLicon」と比較してみました。サイズ的にはNC60の方がひとまわり大ぶりですが、パーツの構成が似ているため、設計思想そのものは非常に近いと感じました。SONYロゴが入っている部分も色こそ違いますが、3次曲面のヘアライン仕上げになってます。曲面はD777SLよりは緩やかで平面に近いですが…。

デザイン的には、非常にオーソドックスというかおとなしめ。カラーリングも、ハウジングのヘアラインパーツの円周部分とヘッドバンドの金属の平板を除き、大半がブラックなんです。出張が多いスーツ姿のビジネスマンが使っても違和感がないというところを狙ったのでしょうかね。個人的には好きなデザインですが、荒川静香さんは使ってくれなさそうな、ある種男性的なヘッドホンといえそうです。もちろん自分個人の先入観ですが…。

で、肝心要のノイキャン性能と音質についてなんですけど、正直、え~こんなもんなのという感じです。ノイキャンオフの状態では、音圧もなくフィルターがかかったような、音が奥に引っ込んでしまっているような印象です。ノイキャンオンでは、音質が一転。全体がブーストされたかのように定位や音像がくっきりするのですが、高域~中域が強調され、反対に低域が引っ込み気味なるのが気になりました。ちなみに、インピーダンス値がノイキャンオン時に40Ω、オフ時に100Ωだそうですが、これが何か関係しているのでしょうか。知識がないのでよくわからないのですが…。

D777SLと聞き比べてみましたが、NC60のノイキャンオン時に音量的にほぼ同等という印象。メディアのレビューにもあったとおり、NC60の場合はノイキャンオン状態で使用することをすすめていたのもうなずけました。ちなみに、以前購入した「MDR-NC32NXicon」はインナーイヤータイプということもあるのか、ノイキャンがオンでもオフでもさほど音量に変化は無いです。NC60の場合はノイキャンオンとオフであからさまに音量が変わるので少々とまどいましたです。NC32Xで感じた音質の変化は、「あれ、変わったかな?」というレベルなんですが、NC60の場合ははっきりと変化します。

必ずしも音が悪いとか聞きにくいというわけではないのですが、ハウジングにノイキャン回路が入るだけでこんなに音って変わるんだということを認識させてくれるのがNC60です。アナログの権化のようなD777SLと比べること自体間違っているのかもしれませんが、あまりの違いに少々驚きました。

また肝心のノイキャン機能ですが、先週末にウォークマンA808とNC60とNC32NXをもって渋谷までお出かけして検証してきました。NC60は1/6、NC32NXは1/4のノイズ低減効果があるようですが、移動中の地下鉄車内でも街中でも、ぶっちゃけ性能の違いを体感できませんでした。NC60は密閉イヤーパッドを採用しているのでその分ノイキャン効果も高いのかなあと思っていたのですが、必ずしもそうではなかったです。

あと歩行時に足から伝わってくる振動音がかなり気になりました。NC60は正直街歩きには向かないですね。もちろん、履いている靴によっても違うでしょうし、ノイキャンヘッドホンをしたままの歩行自体がある意味危険行為なのであまりやる人もいないとも思うのですが…。それと、これはノイキャンの宿命だと思うのですが、機能オン時はやはりそれなりにホワイトノイズが出ます。このヘッドホンが使われる環境を考えれば個人的には十分許容範囲です。

iconicon以上が購入後数日間使ってみた感じたNC60の印象です。ほんの数日間しか使っていなくて結論を出すのもどうかとも思いますが、正直なところ自分にはこのノイキャン最高峰と言われるヘッドホンの良さが理解できませんでした。好みの問題はありますが、ぶっちゃけNC32NXの方が自分には合っているというか、良いじゃんぐらいの勢いです。半額で買えたから良かったようなものの、もしも定価で買っていたらかなりがっくりきたかもしれません。当初は「DR-BT50icon」を買うつもりだったんです。ただ、そうすると使える機器が限られちゃうし、なによりデザインがD777SLとそっくりだったこともあって、汎用性を重視してNC60に決めたのですが、正直自分には必要なかったかもしれません。

ということで、少々厳しい評価になりましたが、これはあくまでSPA個人の感じた印象です。人によっては全く印象も異なります。なので、購入を検討しているという方は、絶対に視聴した方が良いと思います。高い買い物ですから、ポータビリティ性能についても見定めないとですね。

(やっぱり、ヘッドホンにも相性ってあるんですよ、きっと…。)

続きを読む ノイキャンヘッドホンの最高峰「MDR-NC60」を使ってみたけど…

吉岡氏のクールな判断力が、ウォークマンA800シリーズを完成度の高い製品へと導いた

新ウォークマンA誕生秘話・インタビュー<後編> - A800シリーズの成功がソニーのオーディオ戦略にもたらすもの

AV&ホームシアターNews、前編中編に続き、ウォークマンA800シリーズiconの誕生秘話の後編が公開されました。ウォークマンA800シリーズの動画再生対応が次のネットジュークにどんな影響を及ぼすのか、マイクロソフトのDRM10への対応などについて聞き出しています。

・ネットジュークへの動画再生機能の搭載は技術的に難しいことではない。ユーザーからの声が高まってきたら検討する価値はある
・ネットジュークの販売は着実に伸びており、現行モデルで終わることはなり。次期モデルも開発を進めている
・DRM10には独自のメタリングやリスト機能のルールがあり、それがSonic Stageと干渉するので今後の対応は難しいと考えている
・(ウォークマンがMacOSに対応する可能性について)市場の大きさを考えればWindowsが中心。現時点でMacintosh対応は考えていない

といったところがポイントでしょうか。また、「吉岡氏のクールな判断力が、ウォークマンA800シリーズを完成度の高い製品へと導いたのだろう」とケースイさんはまとめておられました。

ネットジュークで動画を鑑賞するかどうかは、置き場所の問題もあって、さほど必要性は感じませんが、単純に管理はできた方がうれしいかもですね。ネットジュークの可能性はまだまだ未知数。最強のAVサーバーになってくれるとうれしいです。

そういえば、松下がD-snap AudioとD-Dockの新製品を発表しましたね。D-dockとBluetooth対応機器を連携させるためのレシーバユニットも同時に発表されています。>松下、D-snapやBluetooth機器と連携する「D-dock」