「ラジオ」タグアーカイブ

ネットラジオプレイヤーや電子書籍機能がWMやmyloに入ったらいいのにな

「オフラインでも使える」携帯ネットラジオプレーヤーが登場
アマゾン、電子ブックリーダ「Kindle」をまもなく発表か

前者は年間購読方式(月額利用料は7.50ドル)のWi-Fi対応ネットラジオプレイヤー。100局以上のラジオ局から選択視聴できるほか、曲を飛ばしたり、曲の保存などもできるそうです。後者は、噂ですけど、Wi-Fi搭載の電子メールも使える電子書籍リーダーで、オーディオブック用のヘッドホンジャックがあるとか。いずれもWi-Fi対応なのがミソでしょうか。ベンダー側が直接コンテンツをプッシュできますし、プロモにも使えそうですよね。>「モノ」がつながるネットワークは、世の中をどう変えるのか

iconiconウォークマンA910シリーズiconがワンセグ字幕のログ表示に対応しましたけど、お気に入りの音楽やラジオを聴きながら読書ってのも十分ありですよね。ウォークマンもワンセグ対応でコンバージェンス戦略に力を入れ始めたように見えるので、上記の2つのデジタルガジェットはひとつの方向性として参考になるのではないでしょうか。

あと忘れちゃいけないのがmylo。ウォークマンでできないことはオレがやるぐらいの勢いで、Wi-Fi搭載のメリットを活かした機能強化やサービス提供して欲しいのですが、放置プレイですからね。ソニーが全く売る気がないのか、それとも次世代機発表が控えてるのか、果たして・・・?

【追記1】その後、こんな製品のニュースが飛び込んできました。無線LANを利用したポータブルインターネットラジオ端末を開発するためのリファレンスデザインだそうです。Bluetooth内蔵のオーディオプレーヤーを開発するためのリファレンスデザインも出荷されているとか。>CSR、無線インターネットラジオ端末用ソリューション-MP3プレーヤー用ソリューションも提供開始

myloといえば、野原さんからこんなお便りいただきました。(感謝です!)

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ウォークマンのCMがすごい~欧州は単音オーケストラ、日本は前衛音楽?

「単音」オーケストラが楽しい、『ウォークマン』コマーシャル

いつの間にやらリニューアルしていた「WIRED VISION」がソニーヨーロッパ制作のウォークマンのテレビCMを絶賛していました。オーケストラのメンバーひとりひとりが単音を順番に演奏して音楽を作り出しているというもの。エントリーには動画へのリンクがあり、即視聴できます。また、オリジナルはソニーヨーロッパの「http://www.walkmanproject.com/」というサイトで見ることができます。

これすごいです。日本でもギターのみだけで似たような演奏するCMがあったような気がしますが、オーケストラになると迫力も格段。最後の歓声からして本当に演奏しているんだろうと思いますが、小節の頭や拍の頭に来る人はラッキーだけど、それ以外は大変ですよね。自分の番が回ってくるまでの緊張感ったらすさまじいものがあったんじゃないかと。こんな面倒なことに正面から取り組んでくれたオーケストラのメンバーに拍手。

最後に出てくるテロップが「Music」ひとつだけ。いやー、音楽って素晴らしいですね。それでは、さよなら、さよなら、さよなら・・・(<って、終わるな!)。こんな素晴らしい音楽を是非ウォークマンでってなメッセージなんでしょうかね。

iconiconちなみに、日本のウォークマンオフィシャルサイトにはラジオCM映像の新作が公開されています。蛍光灯を使用した自作音具「オプトロン」を操る伊東篤宏さん、骨伝導マイクロフォンを演奏に使う山川冬樹さん、映像、照明を用いた広告のためのインタラクティブシステムのデザインを手がける澤井妙治さんらの単独演奏とコラボの模様が動画で確認できます。もちろん、動画対応ウォークマンにダウンロード可です。

音楽の表現手段も様々ですが、ウォークマンCM作りも実に様々で、なんか面白いですね。

また、WIREDにはiPodファンの自作CMをアップルが買い取ってオンエアしたという話題も取り上げられています。こちらは素人が作ったとは到底思えない出来映え。負けるな、ウォークマンファン!(<オマエもだ)>『iPod』ファンの自作CM、ゴールデン・タイムでテレビ放映へ

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ワンセグとノイキャンの融合が魅力のウォークマンA910シリーズ

ワンセグとノイズキャンセルの融合が魅力 機能充実の最上位ウォークマン ソニー「NW-A916」

AV Watchの新製品レビューに満を持してウォークマンA910シリーズiconが登場。タイトル通り、ワンセグとノイキャンの融合が魅力とのことで、ワンセグの視聴・録画機能や感度、ノイキャン効果などについて詳細に解説してくれています。

使う前は、このサイズのウォークマンにワンセグは不要では? と感じていたが、大型化をおさえながら、オーディオプレーヤーとしての使い勝手を崩さずに、「ウォークマンならではのワンセグ」が実現できている。微妙なさじ加減で、バランスの良い、オーディオプレーヤー兼ワンセグテレビに仕上がっている

iconiconという総論的なコメントがA910シリーズの本質を言い当てているように思います。また、購入時のポイントもワンセグ機能にいくら払えるかどうかにかかっているとか。「もっと、音楽と一緒に。」だけで収まらないのがワンセグウォークマン。「もっと、音楽と、そして映像も一緒に。」と思っている人には買いの一台なんでしょうね。

あと、本日(10/20)はS710F/S610Fシリーズiconの発売日ですよね。とりあえず、祝発売!

ウォークマンといえば、ソニーのデジカメに付属する画像管理ソフト「Picture Motion Browser」からのドラッグ&ドロップで好きな写真をウォークマンへ転送できるソフト「PMB Exporter for WALKMAN」が公開されましたね。

“ウォークマン”への静止画転送ソフトウェア「PMB Exporter for WALKMAN」サイト

対象のウォークマンは、写真再生に対応したNW-A910/A800/S710F/S610Fシリーズで、同ソフトの利用には「Picture Motion Browser」がインストールされている必要があるそうです。早速使ってみましたが、イメコン3より断然使いやすいですね、コレ。「Picture Motion Browser」自体が優秀だからなんでしょうけど。

また、ウォークマンオフィシャルサイトでは10/19付けで、上記ソフトの公開以外に、ウォークマンとネットジュークのお買い物相談デスクを開設したり、「REC YOU」なる特設サイトを公開したり、コンテンツギャラリーにラジオCM・動画をアップしたりと、にわかに慌ただしい動きを見せています。中でも、投稿した自分の顔写真が映像になってネットやテレビで流れる参加型キャンペーン「REC YOU」には色々な意味で注目。ソニーCSLからスピンアウトしたモーションポートレート社の「モーションポートレート技術」が使われているんですね。ソニーファンがテレビ(ローカルだけど)に映るチャンス到来?>ソニー、投稿した顔写真がウォークマンで歌う「REC YOU」

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ワンセグウォークマンA910シリーズ vs iPod nano 3rd generation

高橋敦が徹底テスト! 「iPod nano」と「ワンセグウォークマン」の実力を比較する

AV&ホームシアターNews、高橋敦氏によるウォークマンA910シリーズiconiPod nano (3rd generation)の比較レビュー。A910はソニスタ限定モデル「NW-A919/BI」が使われています。iPod nanoはスルーして、A910に関する評価で個人的に注目した箇所を以下にピックアップ。

・インターフェースはトップメニューがアイコン、それ以降がリスト形式となっており、携帯電話のそれに近い印象。誰にとってもなじみ深い構造であり、とまどいなく使えるだろう
・液晶を縦に配置するか横に配置するかは、本体全体のスタイル、持ち心地にも影響する。一般的には縦型の方が持ちやすいだろう。実際、A919は縦で持つ限り持ちやすく使いやすい
・A919とSonicStageのコンビネーションが圧倒的に優れている点が「ATRAC Advanced Lossless」の存在。PC側ではCD品質でライブラリを構築しつつ、携帯プレーヤーには大量の曲を転送できる
・機能は他のワンセグ機器と比べても、非常に充実していると言えるレベル。ワンセグは日本ローカル規格なのでiPodシリーズに搭載される可能性は皆無と思われ、この点は今後ともウォークマンシリーズの強みであり続ける
・ワンセグ機能が必要かどうかが全てであり、不要ならこのシリーズである必要はない。ワンセグケータイ以上の性能がほしいなら、A910シリーズを選ぶ価値は十分にある

iconicon本来ならiPod nano対抗はコスト的な面でもS710であるべきだと思うのですが、あえてA910を比較対象としたのはワンセグという日本独自の規格を採用した点がiPodに対しての大きな差別化要素になると判断してのことなのかもしれません。ぶっちゃけワンセグ以外はS710シリーズiconと大差ないですもんね。

録画可能なワンセグケータイは多いですが、録画番組の早見再生までできるのは無いですし、PSPは今現在録画不可。スケジュール録画もニュースや語学番組で威力を発揮するとのことで、ワンセグをバリバリ楽しみたい人にはうってつけの一台になりそう。ワンセグ中心の利用なら容量の少ない安価なモデルを選択する手もありですもんね。

ウォークマンとiPodの比較という意味で非常にタイムリーなお便りをSSDさんからいただいています。(感謝です!)

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シンセチューナータイプの手のひらサイズラジオ

ソニスタで、カンタン操作で正確な選局ができるシンセチューナータイプのプリセット機能付きの手のひらサイズラジオ「ICF-M55icon」の販売が開始されています。サイズは幅100.7×高さ66.4×奥行33.9mm。質量は電池込みで約120g。価格は3,980円。以下は主な特長。

iconicon・周波数/時刻をデジタル表示
・自動で放送局を選局するオートスキャン選局
・25局(AM10局/FM15局)のラジオプリセット機能
・電池残量表示
・手のひらサイズでシンプルなデザイン
・吊り下げパッケージ入り

電池持続時間は、マンガン単4形乾電池使用時でFMが約8時間、AMで約10.5時間、アルカリ単4形乾電池使用時でFMが約21時間、AMが約28時間だそうです。

Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(13)~その他もろもろ編

今までは、SDC2007の視察を実際にSPAがとった行動に則してご紹介してきたわけですが、今回は少々おもむきを変えて、ウォークマンS710シリーズiconに対しての個人的な感想とSDCのセミナー終了後に担当さんをとっつかまえて聞き出したヘッドホン新製品についてご報告します。「その他もろもろ」というタイトルが象徴しておりますが、いいかげん記憶も薄れてきたので、かなーり手抜きです。すいません!

なお、このレポートの最後に、今回の日本でのSシリーズ発表後にいただいた読者の方からのご意見を載せています。ソニーの関係者におかれましては、是非、そちらにも目を通してくださいと、ここでお願いしておきます。

ウォークマンSシリーズ新製品について

まずはウォークマンSですが、パーソナルオーディオ編で書いたとおり、コンベンション会場では撮影するだけでもう一杯一杯でしたので、今週頭の連休最終日に銀座ソニービルで改めて実機に触ってきました。なので写真が入り乱れてしまいますが、その点はご了承を。

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欧米での先行発表でのATRAC非対応宣言(?)は衝撃でしたが、SDC開催直前に日本で正式発表された新Sシリーズは、ATRACを捨てず、しかも付加価値としてノイキャン搭載やPCM対応してきたことは、当サイトをご覧の皆様であれば周知の事実でございます。本来ならば、Sシリーズの詳細よりも前に、なぜ、今回ソニーが日本市場向けの製品に限って、従来通りATRACを採用したのかを突っ込まなくてはならないところなのではありますが、何分にも時間が無く、その場では確認できませんでした。

ただ、人づてで聞いた話ですと、「ウォークマンは日本生まれの日本育ち。日本のユーザーを苦しめるようなことはできない」というようなことみたいです。いずれそのうち、大手メディアがSシリーズのレビューと絡めて開発者インタビューを載せるものと勝手に思ってますので、その段階で公式な見解が明らかになるのではないか思います(他力本願モード再び)。

ということで、まずは個人的な新Sシリーズの実物を見た&触った感想。先行発表されていましたし、欧米のオフィシャルサイトで外観や作りはすでに確認できていたわけですが、実際に手にしてみるとこれがまた随分と違いました。「小振りで意外に軽い」というのが第一印象。実際の重さはA800とあまりかわらないし、厚みはA800よりもあるんですが、縦が短いのと、Rがかったボディのせいなんでしょうね。持った感じもとてもしっくり来ました。

欧米モデルとの外観の違いは、ノイキャン搭載による本体のヘッドホンコネクタ部分。S710はA800よりも筐体に厚みがあるので、ノイキャンもなんなく収まったんだろうなあと思っていたのですが、実際はコネクタの部分が少し盛り上がっており、すんなりと収まったわけではないんだなと推測されます。とはいえ、ノイキャンのON/OFFスイッチが設けられただけでなく、5極対応の専用ヘッドホンのコネクタ部分が短くなったり、ヘッドホンコードのバランスが調整されたりと、旧Sシリーズでユーザーから指摘されていた点などが改善されているのには驚きました。(コードについてお知らせ感謝でした!>現さん)

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また、FMチューナー搭載や専用ケーブルによるダイレクト録音への対応などもあり、A800と比べてホームのメニュー構造にも変更が加えられています。画像をご覧いただければおわかりの通り、ホームに「FM」と「録音」メニューが追加されています。録音は、ATRACのビットレートを変更できるんですね。また、ノイキャンも効きを調整できる設定項目が追加されるなど、旧SシリーズのみならずA800をも超える使い勝手の良さを実現しているように思えます。細かいところですが、ホールドスイッチもA800より使いやすくなっていたような気がします。

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旧Sシリーズと比べて非常にレスポンスが良いです。チップ構成がA800と同じなんでしょうから当たり前ですね。十字キーや再生、オプション、バックなどのボタンのサイズや配置がA800とは違いますし、クリック感も異なるので最初は少々とまどいましたが、これも慣れが解決してくれるんでしょうね。同時発表の周辺グッズもバリエーション豊かですし、デザインにさえこだわらなければ、出先で使うには現段階で最強のウォークマンかもしれません。

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iconicon最初は自分もスルー気味だったのですが、実物を見てグラグラ来ています。ソニービルで実物を見た日の夜にメール登録までしちゃいました。でも、旧Sはグループ送りができたりと、新Sに無いメリットもあるんですよね。それ以前に他に欲しいものもたくさんあるしー、ということで実際に買うかどうかはわかりませんが、これからウォークマンを買おうという人にはコストパフォーマンスの面でも自信を持ってオススメできそうです。

(蛇足ですが、今回のS710Fシリーズは初期ロットオススメみたいな話を聞いています。理由はよくわかりません。またたくさんあるカラバリの中では特に赤いのが良いらしいです。3倍速くはないけど塗装はかなりこだわってるみたいです。)

Bluetoothヘッドホンの新製品について

パーソナルオーディオコーナーで完全スルーしてしまった、EX700を除くヘッドホンの新製品ですが、セミナー終了後にAVペリフェラルコーナーの前で担当者を捕まえるというゲリラ行為でお話を聞くことができました。コンベンション本会場の再入場はできませんが、こちらのコーナーはホテルのロビーと隣接していて部屋の前を自由に行き来できたのです。差し障りがあるといけないので、担当さんの名前は伏せますが、以前D777の開発者インタビューでお世話になった方ということだけ言っておきます(って、バレバレか)。

ゲームモードが用意されたWi-Fiヘッドホンや有線タイプのヘッドホン新製品についても説明していただいたのですが、モバイル向きではなかったので軽くスルーして、期待のBluetoothヘッドホンラインナップについて聞いてみたところ、少し前にネタとして取り上げたディスコンになったヘッドホンと据え置き型のアダプターが、SCMS-Tに対応して10月にリニューアル発売されるということでした。これにより、既発売のBT22を含め、ソニーのBluetoothヘッドホンは全てワンセグ音声に対応すると、そういうことでした。

また、これ以外にも、携帯電話の平型プラグに対応した新しいノイキャンヘッドホンが発売されるとのこと。ちなみに、先述のウォークマン同様、従来品で不満が多かったケーブルの長さなどが改善されているようです。てことは従来品のケーブルの長さも今は変わってるんですかね・・・確認し忘れましたのでわからないんですけど。さらに、新しいHDMIケーブルについても説明してくれそうになったのですが、正直興味がなかったので、丁寧にお断りしました。

話をお聞きした範囲だと、真の意味でのBluetooth対応新製品は無かったようですが、今後についてどうなんですか?とお尋ねしたところ、一言、「期待していてください!」と言われました。何やら意味深な発言ですが、それ以上のことは教えてもらえませんでした。気になるけど、こればかりは正式発表待つしかありません。とはいえ、AVペリフェラルではEX700のようなプレスリリースが出る商品は比較的まれなようなので、気がつくとe-Catalogだけに載ってる可能性もありますから、今後はそちらも注意深く見ていく必要がありそうですね。

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個人的にはBluetooth内蔵のウォークマンとそれに対応したノイキャンにも対応したBluetoothヘッドホン。そんな組み合わせに期待したいところなんですが、やっぱ一般受けしないんですかね。

ということで、ここまでがウォークマンSとヘッドホンに関する手抜きなレポートです。ひっぱった割に期待はずれでごめんなさい!。

それでは最後に、今回のウォークマン新Sシリーズの日本正式発表があった後に、とらいでんと+さんとSSDさんからいただいたソニーのオーディオ戦略に対するご意見を載せておきます。(ソニー関係者必読です!)

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