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ソニー、典型的なデスクトップ型PCの開発打ち切り~一体型ボードPCにシフト

デスクトップ型PC ソニー、開発打ち切り 一体型に完全シフト

ソニーが、本体、モニター、キーボードの3点で構成する典型的なデスクトップPCの開発をやめ、モニター一体型のボードPCにシフトするとの報道。(お知らせ感謝です>Fighter-KOUさん)

iconicontype Riconもついに一体型ですもんね。そういえばPC用モニターの製造もやめるみたいな話があったような無かったような…(どっちだ)。チューナーユニット分離がトレンドになりつつあるBRAVIAというか薄型液晶テレビと対称的で面白いです。

記事とは関係ないですが、元麻布さんがPCビジネスをグローバル展開している企業が「ミニノートPCを手がけなければ、確実に市場シェアを失う」として、「ソニーや東芝も何かアクションを起こす必要があるのではなかろうか」とコメントなさってます>急拡大するミニノートPC市場に足りないモノ

SDCでは完全にVAIOをスルーしてしまいましたが、それもこれもモバイル系が無かったから。これからに期待してます。

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中国メーカーが98ドルのノートPCを発売予定

98ドルのLinux搭載ノートPC、中国メーカーが披露

CNETが中国のHiVisionなるメーカーが、LinuxベースのノートPCを98ドルで発売する予定であると報じています。メーカー担当者へのインタビュー動画へのリンクもあります。見た目はPCですが、フルキーボード付きのPDA的な印象。Windows CEも動くようです。

メーカー名が恐ろしく怪しい…。にしても、98ドルはすごいですね。安すぎてむしろ怖い。日本にも入ってくるのだろうか…。

世界のPC出荷台数、超小型軽量ノートPCのヒットで大幅上方修正

同じくCNET。世界のPC出荷台数予測をIDCが発表。2008年は15.7%増で3億1100万台、2012年には4億8200万台を突破。その成長要因がAtomプロセッサで稼動する小型Netbookだそうです。ちなみに、Gartnerは、Netbookカテゴリーの出荷台数を2008年に520万台、2012年に5000万台に達すると予測しているとか。

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5万で買えるPCを使いこなす楽しみ

5万円以下も登場でミニノートブーム拡大、国内大手はいつ動く?

ソニーも、「2009年度には、安価な小型ノートPCの投入は避けては通れない」と、参入の姿勢を見せる

大河原克行さんのコラム。PC Watchのインタビューで石田本部長が語ったことがそのままこちらにも。最近のライターさんは似た内容のコラムをあちこち書いてお金稼いでいるんですね。効率良いなあ…。

ちなみに、PC Watchの「買い物山脈」でVAIOモバイルのフラッグシップ「type Z」が取り上げられ絶賛の評価を得ていますが、総合的な結論にさりげに

今、国産ノートPCは、海外のネットブックにやや押され気味の状況にある。多少の性能/機能の犠牲があるとはいえ、やはり5万円でPCが買えるというのは魅力的

との記述もあったりします。5万で買えるPCを使いこなす楽しみはPDAを愛でる楽しみにも似ているのでしょうか。

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VAIO type T (TZ) 67,000台に発熱・変形の恐れ~VCLが無償点検・修理を実施【追記あり】

VAIO パーソナルコンピューター type T TZシリーズ 無償点検・修理のお知らせとお詫び(VCL)

ソニーは、2007年5月から2008年7月に製造されたVAIO TZシリーズの下記対象製品において、製造上の不備および、一部の部品の不具合が原因で、まれに本体の電源差込口(DCジャック)周辺、または液晶画面の枠部分が異常発熱し、外装が変形する恐れのあることが判明したとして、無償点検・修理をアナウンス。当該機種ユーザーは「VAIOカスタマーリンク VAIO TZ 特設窓口(0120-899-773)」まで連絡するよう呼びかけています。

対象製品】*印は一部が対象
・2007年 5月発売モデル: TZ90HS、TZ90NS、TZ90S、TZ50B
・2007年 9、10月発売モデル: TZ91HS、TZ91NS、TZ91S、TZ71B
・2008年 2月発売モデル: TZ92HS、TZ92NS、TZ92S、TZ72B
・2008年 5月発売モデル: TZ93NS*、TZ93S*、TZ93US*、TZ73B*
・オーバーシーズモデル:TZ37GN/B*、TZ27GN/B、TZ17GN/B

もしかして、10周年記念モデルもビンゴですか。部品あるのかな。それはともかく、この時期にモバイルVAIOフラッグシップ機の不具合はイタイ。1兆円が少し遠のいた気がします。

【追記】Sony Japanでも公式にアナウンスしてたんですね。事の重大さが伝わってきます…>VAIO パーソナルコンピューター type T TZシリーズ 無償点検・修理について(Sony Japan)

【再追記】こんな報道まで飛び出しました。軽いやけどを負った人がいたんですね。ソニー広報も「結果的に対応が不十分」と認めたとのこと>事件発生から1年たって公表…ソニーPC回収の不手際 VAIO44万台、異常発熱の恐れ

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低価格ノートPCで一人一台時代に~高性能ノートPC市場は縮小

低価格ノートPCと一人一台時代

塩田紳二さんが低価格ノートPCに人気が集まっている理由や今後について考察。低価格ノートPCが世界的に大きなシェアを占めると考えており、PCの一人一台時代が来ると予測なさってます。無線サービスのブロードバンド化やクラウドコンピューティングもそれらを後押しするカタチに。現在主流の高性能なノートPC市場は縮小することになり、PDAやスマートフォンなどのモバイル機器にも影響を与える…そうですよ、石田本部長

みたいなことを書いていたらPC Watchにこんな記事が…>ネットブックの販売が好調。ノートPC市場の5分の1を占有

なんと、Eee PCとAspire oneなどのネットブックがノートPC市場の5分の1を占有している…そうですよ、石田本部長

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2012年のミニノートブック出荷は2,600万台に~2008年は520万台

ガートナー、今年のミニノート出荷は520万台と予想~2012年には2,600万台の可能性も

ミニノートの世界全体出荷実績が2008年中に520万台、2009年に800万台、2012年に2,600万台に達する見通しだとガートナーが発表。2010年以降はミニノートが一部のローエンドモバイルパソコンの市場を侵食する可能性もあるとか。なお、同社のミニノートの定義は5~10型の画面を持つモバイルコンピューティングデバイスで、Netbook、UMPCと呼ばれるジャンルを指す(MIDは含まれない)とのこと。

ガートナー、2008年ミニノートブックに関する2つの見解を発表
(ガートナー ジャパン)

ちなみに、こちらは本家のプレスリリース。ガートナーではミニノートの最も大きな成長の可能性があるセグメントは一般消費者分野と考えており、将来的に全ミニノートのおよそ70%を占めると予測。デザインと使いやすさが極めて重要な2つの要素とか。

2010年の1兆円売上達成時には約1,000万台の出荷規模が想定され、これがバイオ事業を維持するための最低限の領域」と語ったのはソニーでVAIOビジネスの指揮を執る石田佳久本部長。ガートナーの見通しから考えると2010年頃はミニノートの出荷が確実に1,000万台を超えていると思われます。そのうちの何%がVAIOになるのでしょうかね。今年はともかく、「2009年度はAtom活用製品は避けては通れない」とのことですので、800万台の市場規模を奪い合える立場にはなるようです。

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