2012年のミニノートブック出荷は2,600万台に~2008年は520万台

ガートナー、今年のミニノート出荷は520万台と予想~2012年には2,600万台の可能性も

ミニノートの世界全体出荷実績が2008年中に520万台、2009年に800万台、2012年に2,600万台に達する見通しだとガートナーが発表。2010年以降はミニノートが一部のローエンドモバイルパソコンの市場を侵食する可能性もあるとか。なお、同社のミニノートの定義は5~10型の画面を持つモバイルコンピューティングデバイスで、Netbook、UMPCと呼ばれるジャンルを指す(MIDは含まれない)とのこと。

ガートナー、2008年ミニノートブックに関する2つの見解を発表
(ガートナー ジャパン)

ちなみに、こちらは本家のプレスリリース。ガートナーではミニノートの最も大きな成長の可能性があるセグメントは一般消費者分野と考えており、将来的に全ミニノートのおよそ70%を占めると予測。デザインと使いやすさが極めて重要な2つの要素とか。

2010年の1兆円売上達成時には約1,000万台の出荷規模が想定され、これがバイオ事業を維持するための最低限の領域」と語ったのはソニーでVAIOビジネスの指揮を執る石田佳久本部長。ガートナーの見通しから考えると2010年頃はミニノートの出荷が確実に1,000万台を超えていると思われます。そのうちの何%がVAIOになるのでしょうかね。今年はともかく、「2009年度はAtom活用製品は避けては通れない」とのことですので、800万台の市場規模を奪い合える立場にはなるようです。

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