CEATEC JAPAN 2008の「モバイルコンピューティングPLAZA」ブース内でAtom搭載のUMPC(ネットブック)やMID、Centrino2搭載のノートPCなどが展示され、話題になってますね。
【モバイル/ネットブック編】 BenQ/Lenovo/aigo製MIDや、発売前のネットブックが展示
【CEATEC】Atomケータイの世界もかいま見られる――最新モバイルPC体験コーナー MID向けソフトの参考出品がズラリ
自分も昨日覗いてきましたが、MIDよりもネットブックを触る人が多かったような気が…。自分も不思議とMIDに関しては全く物欲は刺激されませんでした。コンテンツブラウザーとしてのiPhone 3Gに満足しちゃっているからかも。入力に関しては、特に日本だとタッチパネルとかミニキーボードでちまちまなんてやってられませんから、やっぱある程度のキーピッチを持つネットブックが主力になるんじゃないかと思いました。相変わらずへたくそな写真ですが、何機種かは撮影してきましたのでよかったらどうぞ。
でもって、注目したいのはこうした現実>低価格ミニノート PC、購入者は「買い増し」が8割以上――GfK Japan 調べ。元麻布さんも「PCメーカーとして生きる覚悟を示した 東芝のネットブック参入」というコラムの中でこうおっしゃられています。
付加価値をそぎ落として低価格を実現したのがネットブックだとしたら、そこに付加価値を加えては本末転倒になってしまう。付加価値による差異化で高価格路線を維持したいと考える多くの国内PCベンダの目に、ネットブックは決して魅力的なジャンルには映らない。だが、それでもやらなければ生き残れないのがネットブックであり、PC事業ではないかと思う
とのこと。買い増しが多いという現実から考えても、このセグメントの市場を取りこぼすのは、まさに「もったいない」ですねー。ソニーはどうするつもりなんでしょうかね。type Uは作り方一つでMIDにもネットブックにもなるし…。盛り上がらないmyloの行く末とともに、期待と不安が交錯する2008年の秋です。