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新型PSP「PSP-2000」ゆるゆる真面目レビュー

ドタバタも一段落ということで、うっぷんを晴らすが如く、新型PSPでCCFF7をやりまくっていたSPAでございます。前回のふざけた妄想レビューは、つぶやき扱いのご愛敬ということで、今回は少し真面目に、そして、肩肘張らずに新型PSP「PSP-2000」をレビューしてみたいと思います。

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お約束の初代PSP「PSP-1000」との比較。手持ちのPSPは2台ありますが、MHP2用に購入したサテンシルバーがお気に入りだったので、新型も同系のアイスシルバーにしました。ということで、本レビューは新旧シルバーモデルの比較ということになります。

言い尽くされた感がありますが、新型の最大の売りはその薄さであり軽さであります。写真で見ると、パッと見、変化がないように思えますが、実際に手にした瞬間にそれを実感できます。ま、これが初めてのPSPという人にはなんのこっちゃかもしれませんが、旧型を常日頃愛用している人ほど感動するでしょうねー。初代で定着したPSPとしてのイコンを崩すことなく、軽量化と薄型化を果たした設計陣、技術陣の手腕にはひとまず拍手を送りたいです。

新型のスピーカー位置は、正面の液晶面上方の左右に変わりました。旧型は底面でしたね。旧型は持ち方によって手のひらが干渉することもあったのですが、個人的にはどっちでも良いという感じです。液晶面にあるボタン類は配置こそ変化はありませんが、上下左右キーと○×△□キーにクリアパーツが採用されたのは良いと思いました。あくまでデザイン的にということですが。裏面もふくらみがとれてすっきり。電池蓋やメモステの蓋へのアクセスが側面に移動したこともあり、見た目が大変すっきりしました。

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HOLDスイッチ付きの電源の位置は以前と変わらず。電池蓋の取り外しも側面に移動。個人的には前より取り外しやすくなり、好感触。初代では左側面にあったWi-Fiスイッチは上面に移動。初代は手のひらが干渉することもなきにしもあらずでしたが、新型の位置ではそんなことはまず起こらないでしょうね。

また、新型では赤外線ポートが無くなってしまいましたが、ゲームシェアリングはWi-Fiでもできるし、実際に使っている人もいなかったんでしょうね。使ってもらえそうな提案が無かったとも言えますが、使われない=必要ないものはカットしてコストを下げるとそういうことなんでしょう。

表面の塗装については、いずれもシルバー系なんですが、新型の方が目が粗いというか、旧型と比べてラメラメ感が強く、最終的なクリア塗装(?)の違いもあるようです。その辺については右上の画像や下の画像で確認できるかと。

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また、底面のヘッドホン端子のDC IN端子は仕様と位置が変わりました。前者はAVアウトに対応し、後者は接触式の端子が削られました。DC IN端子の位置は初代とさほど変化がありませんが、ヘッドホン端子は本体が薄くなった関係もあるのか、以前よりも内側に配置されました。ちなみに、「PLAYSTATION Signature」ブランドのスタンドだと、この端子が干渉します。新型対応版でるんですかね・・・。

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細かいところで、UMDスロットも仕様変更があって手動式になったとか、メモステスロットの蓋も変わってますよね。作り的には安っぽくも見えるのですが、いずれも改悪でなく、むしろ使いやすくなったので個人的には非常に好感触。本体の薄型化にあわせて、バッテリーのサイズも変わりましたが、底面にある突起のせいで、初代用の充電器で充電できなくなったのは残念でした。メディアのレビューで書かれていましたが、新型では初代のバッテリーも問題なく使えるので、早く専用の電池蓋を出してください>SCEさん。

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また、初代用に発売されているGPSレシーバーやちょっとショットに付属するカメラなどは新型で使えました。当然といえば当然ですね。ただ、GPSレシーバーは、初代にあわせて設計されていてるので、新型で使うと折りたたんだ状態の時にちょっと余白というか、余分な空間ができちゃいます。この状態だと、場合によってはレシーバーのミニUSB端子に不要な力が加わる可能性があり、少々心配かもしれません。

画像のレビューはこんなもんで終わりますが、新型の魅力はとにかくその軽さですね。入れて歩くかどうかは別にして、スーツのポケットに入れられるぐらいの重量にはなったんじゃないでしょうか。コレぐらいならモバイルしても良いと思わせるモノがあるのが新型です。CMでは薄さよりも軽さを強調してますもんね。

値段が初代よりも少しだけ安いというのも絶妙。周辺機器を揃えれば、ゲームのみならず、AV機能も充実するのは初代と同じですが、ワンセグチューナーや映像出力ケーブル対応と、初代には無い新しい映像体験をもたらしてくれたことも注目ですよね。特に、映像出力については、実際に使ってみて、ハッと気づかされることがたくさんありました。その辺については、また次の機会にレポートしたいと思います。

大いなる進化とは言えないかもしれないけど、PSPは確実に進化しています。ゲームソフトのラインナップも充実してきたし、出始めの頃には考えられないくらいソニー製品との連携も増えてます。もちろん、PS3との連携もさらに深まることでしょう。ソニーファンな方なら、初代も新型も持ってる人が多いかもしれませんが、そうじゃないフツーの人たちにも今なら自信を持ってすすめられそうです。

個人的にも新型にひとまず満足。今後はさらなる小型化はもちろん、周辺機器的機能全部入り+アルファ(Bluetoothとか)的な大人のPSPの登場も期待してまーす。

【追記】書き忘れていたのですが、新型PSPのシステムソフトのバージョンは3.60でした。ささっと3.71にアップデートしてしまいましたので違いを把握してないのですが…。

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Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(13)~その他もろもろ編

今までは、SDC2007の視察を実際にSPAがとった行動に則してご紹介してきたわけですが、今回は少々おもむきを変えて、ウォークマンS710シリーズiconに対しての個人的な感想とSDCのセミナー終了後に担当さんをとっつかまえて聞き出したヘッドホン新製品についてご報告します。「その他もろもろ」というタイトルが象徴しておりますが、いいかげん記憶も薄れてきたので、かなーり手抜きです。すいません!

なお、このレポートの最後に、今回の日本でのSシリーズ発表後にいただいた読者の方からのご意見を載せています。ソニーの関係者におかれましては、是非、そちらにも目を通してくださいと、ここでお願いしておきます。

ウォークマンSシリーズ新製品について

まずはウォークマンSですが、パーソナルオーディオ編で書いたとおり、コンベンション会場では撮影するだけでもう一杯一杯でしたので、今週頭の連休最終日に銀座ソニービルで改めて実機に触ってきました。なので写真が入り乱れてしまいますが、その点はご了承を。

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欧米での先行発表でのATRAC非対応宣言(?)は衝撃でしたが、SDC開催直前に日本で正式発表された新Sシリーズは、ATRACを捨てず、しかも付加価値としてノイキャン搭載やPCM対応してきたことは、当サイトをご覧の皆様であれば周知の事実でございます。本来ならば、Sシリーズの詳細よりも前に、なぜ、今回ソニーが日本市場向けの製品に限って、従来通りATRACを採用したのかを突っ込まなくてはならないところなのではありますが、何分にも時間が無く、その場では確認できませんでした。

ただ、人づてで聞いた話ですと、「ウォークマンは日本生まれの日本育ち。日本のユーザーを苦しめるようなことはできない」というようなことみたいです。いずれそのうち、大手メディアがSシリーズのレビューと絡めて開発者インタビューを載せるものと勝手に思ってますので、その段階で公式な見解が明らかになるのではないか思います(他力本願モード再び)。

ということで、まずは個人的な新Sシリーズの実物を見た&触った感想。先行発表されていましたし、欧米のオフィシャルサイトで外観や作りはすでに確認できていたわけですが、実際に手にしてみるとこれがまた随分と違いました。「小振りで意外に軽い」というのが第一印象。実際の重さはA800とあまりかわらないし、厚みはA800よりもあるんですが、縦が短いのと、Rがかったボディのせいなんでしょうね。持った感じもとてもしっくり来ました。

欧米モデルとの外観の違いは、ノイキャン搭載による本体のヘッドホンコネクタ部分。S710はA800よりも筐体に厚みがあるので、ノイキャンもなんなく収まったんだろうなあと思っていたのですが、実際はコネクタの部分が少し盛り上がっており、すんなりと収まったわけではないんだなと推測されます。とはいえ、ノイキャンのON/OFFスイッチが設けられただけでなく、5極対応の専用ヘッドホンのコネクタ部分が短くなったり、ヘッドホンコードのバランスが調整されたりと、旧Sシリーズでユーザーから指摘されていた点などが改善されているのには驚きました。(コードについてお知らせ感謝でした!>現さん)

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また、FMチューナー搭載や専用ケーブルによるダイレクト録音への対応などもあり、A800と比べてホームのメニュー構造にも変更が加えられています。画像をご覧いただければおわかりの通り、ホームに「FM」と「録音」メニューが追加されています。録音は、ATRACのビットレートを変更できるんですね。また、ノイキャンも効きを調整できる設定項目が追加されるなど、旧SシリーズのみならずA800をも超える使い勝手の良さを実現しているように思えます。細かいところですが、ホールドスイッチもA800より使いやすくなっていたような気がします。

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旧Sシリーズと比べて非常にレスポンスが良いです。チップ構成がA800と同じなんでしょうから当たり前ですね。十字キーや再生、オプション、バックなどのボタンのサイズや配置がA800とは違いますし、クリック感も異なるので最初は少々とまどいましたが、これも慣れが解決してくれるんでしょうね。同時発表の周辺グッズもバリエーション豊かですし、デザインにさえこだわらなければ、出先で使うには現段階で最強のウォークマンかもしれません。

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iconicon最初は自分もスルー気味だったのですが、実物を見てグラグラ来ています。ソニービルで実物を見た日の夜にメール登録までしちゃいました。でも、旧Sはグループ送りができたりと、新Sに無いメリットもあるんですよね。それ以前に他に欲しいものもたくさんあるしー、ということで実際に買うかどうかはわかりませんが、これからウォークマンを買おうという人にはコストパフォーマンスの面でも自信を持ってオススメできそうです。

(蛇足ですが、今回のS710Fシリーズは初期ロットオススメみたいな話を聞いています。理由はよくわかりません。またたくさんあるカラバリの中では特に赤いのが良いらしいです。3倍速くはないけど塗装はかなりこだわってるみたいです。)

Bluetoothヘッドホンの新製品について

パーソナルオーディオコーナーで完全スルーしてしまった、EX700を除くヘッドホンの新製品ですが、セミナー終了後にAVペリフェラルコーナーの前で担当者を捕まえるというゲリラ行為でお話を聞くことができました。コンベンション本会場の再入場はできませんが、こちらのコーナーはホテルのロビーと隣接していて部屋の前を自由に行き来できたのです。差し障りがあるといけないので、担当さんの名前は伏せますが、以前D777の開発者インタビューでお世話になった方ということだけ言っておきます(って、バレバレか)。

ゲームモードが用意されたWi-Fiヘッドホンや有線タイプのヘッドホン新製品についても説明していただいたのですが、モバイル向きではなかったので軽くスルーして、期待のBluetoothヘッドホンラインナップについて聞いてみたところ、少し前にネタとして取り上げたディスコンになったヘッドホンと据え置き型のアダプターが、SCMS-Tに対応して10月にリニューアル発売されるということでした。これにより、既発売のBT22を含め、ソニーのBluetoothヘッドホンは全てワンセグ音声に対応すると、そういうことでした。

また、これ以外にも、携帯電話の平型プラグに対応した新しいノイキャンヘッドホンが発売されるとのこと。ちなみに、先述のウォークマン同様、従来品で不満が多かったケーブルの長さなどが改善されているようです。てことは従来品のケーブルの長さも今は変わってるんですかね・・・確認し忘れましたのでわからないんですけど。さらに、新しいHDMIケーブルについても説明してくれそうになったのですが、正直興味がなかったので、丁寧にお断りしました。

話をお聞きした範囲だと、真の意味でのBluetooth対応新製品は無かったようですが、今後についてどうなんですか?とお尋ねしたところ、一言、「期待していてください!」と言われました。何やら意味深な発言ですが、それ以上のことは教えてもらえませんでした。気になるけど、こればかりは正式発表待つしかありません。とはいえ、AVペリフェラルではEX700のようなプレスリリースが出る商品は比較的まれなようなので、気がつくとe-Catalogだけに載ってる可能性もありますから、今後はそちらも注意深く見ていく必要がありそうですね。

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個人的にはBluetooth内蔵のウォークマンとそれに対応したノイキャンにも対応したBluetoothヘッドホン。そんな組み合わせに期待したいところなんですが、やっぱ一般受けしないんですかね。

ということで、ここまでがウォークマンSとヘッドホンに関する手抜きなレポートです。ひっぱった割に期待はずれでごめんなさい!。

それでは最後に、今回のウォークマン新Sシリーズの日本正式発表があった後に、とらいでんと+さんとSSDさんからいただいたソニーのオーディオ戦略に対するご意見を載せておきます。(ソニー関係者必読です!)

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Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(12)~Rollyセミナー編

いよいよSDC2007でのセミナーレポートも最終回(やっと)。何かと話題の「Rollyicon」に関するセミナーで、しかも1回のみの開催ということで、過去の2つのセミナーと比べてもたくさんの人が参加してました。とにもかくにもまずは実際のRollyiconを見てもらいましょうということで、セミナーの前半は、先述のパーティーなどで行われたものとほぼ同じと思われる、デモンストレーションが行われました。

ティーザーやブログによる事前のプロモ、SDC開催直前の正式発表やパーティーなどでRollyiconがどんな商品であるかはある程度把握している人が参加しているようでしたし、コンベンション会場で実機のデモをご覧になっている人も多かったのでしょうね。あまり驚きの声はありませんでしたが、デモの間、写真を撮る人、動画を押さえる人、静かに見つめる人、など、この新しい提案型の商品に真剣に向き合っているようにも見えました。

かくいう自分も、パーティーとコンベンション会場で実機の動きは確認済みですし、詳細についてもWebにある程度の情報が掲載されていましたので、冒頭のデモに関してはスルー気味。ここでのデモに限らず、パーティーやショールームでの実機デモの様子が動画であちこちであがっているのでレポートとしても必要ないだろうと思いますので勝手ながら割愛されていただきます。

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ということで、以降は、個人的に最も興味深かった、開発者でオーディオ事業本部の大口伸彦氏ご本人によるプレゼンの様子をお届けします。で、そのプレゼンなんですが、スライドの出来がすさまじく良くてですね、ほとんどが説明してくださったこととイコールなんです。まさに、見るだけでRollyiconの設計思想やそこに詰め込まれた技術の数々がおわかりいただけると思います。なので、是非スライド1枚1枚をじっくり読み込んでみてください。(画像をクリックするとポップアップでVGAサイズの画像が表示されます)

また、後半に簡単な補足とパッケージへのこだわりについて少しだけ解説させていただいてますので、そちらもあわせてご覧ください。まあ、手抜きと取られてもいっこうに構いません。なお、Rollyの正式発表時に、IT ProのRolly開発者インタビューを紹介していますが、大口氏はそちらにも登場していますので後からでも良いので読んでみてください。

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エネルギッシュや力強さがEX700のキャラ~アイデアと構造が高評価のPFR-V1

【レビュー】 3万円のイヤホン、ソニー「MDR-EX700」を聴く

昨日、SDC2007でのセミナーレポートをお届けした密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-EX700SLicon」のレビューがASCII.jpに掲載されました。自分がレポートで割愛してしまったイヤーピースに関する記述もありますので、購入を検討している方は参考にしてください。また、音質や装着感に関する感想も大変参考になると思います。

iconiconボキャブラリーのない自分とはうんでいの差ですが、「エネルギッシュ」、「明瞭」、「艶やかで伸びやか」、「力強く」、といったキーワードからも、自分がこのヘッドホンに感じたキャラクターはあながちはずれてはいないということですかね。また、遮音性についての記述もありますね。

そういえば、セミナーで自分が質問したのは音漏れに関してだったのですが、なぜか遮音性の話になってしまってましたね~。セミナー会場で他の人が聴いていた時にうっすらと音漏れしていたと思うのですが、CDプレイヤーの音量もそれなりにすごかったのではっきりとは断言できないのですが、出てくる音や構造を考えるとEX90よりは確実に少ないと言えそうです。

「パーソナルフィールドスピーカー」という新しい挑戦 新感覚の装着感と音場。ソニー「PFR-V1」

また、AV WatchにはEX700のレビューに続いて、パーソナルフィールドスピーカー「PFR-V1icon」のレビューが掲載されています。この商品が持つユニークな特徴をそつなく解説しつつも、辛口なエッセンスがちりばめられている実にAV Wacthらしいレビューだなあと思いました。

iconicon音質評価は、パンピーな自分には専門用語が多くてわからないことも多いですが、マニアな人にはこういう評価の方がきっとわかりやすいのでしょうね。「製品としてはターゲット層が見えにくいモデル」だけど、アイデアとそのアイデアを実現した機構はお見事といった評価のようです。あのストローの威力は本当にすごいんですね~。

それはそうと、先週のAV Watchアクセスランキングがすごいことになってますね。15記事中、9個がソニーの記事ですよー!>AV Watchアクセスランキング【2007年9月10日~2007年9月16日】

突然のウォークマンE010シリーズレビュー

突然ですが、スティックタイプのウォークマンEシリーズiconを試用する機会に恵まれたので、簡単ではありますがレビューをお届けします。

minpos_logo.jpgと、その前に唐突ではございますが、そんな機会に恵まれた理由をまずは説明しておきます。今回試用したウォークマンは「みんぽす」という口コミレビューのポータルサイトから期間限定でお借りしたものです。「みんぽす」って何?という人はこちらのページを見ていただければ一番早いのですが、巷に数多あるサイトやブログで発信される家電製品のレビューを製品やブランド別にまとめて紹介してくれるサイトで、ユーザーの本音で書かれたレビューに手軽にアクセスできるというサービスを提供しています。(まだ、ベータ版みたいですけど・・・)

業界著名人や職業ライターさんが手がける大手メディアや専門誌などのレビューを見る機会は多いですが、ユーザー目線のレビューはググっただけではなかなか見つからないことも多く、探そうにも苦労することが多いのですが、「みんぽす」は投稿型のサイトなのでユーザーの口コミ情報が自ずと多くなるということみたいです。だからといって、ユーザーレビューしかないのかというと、そうではなく、大手メディアのレビューもしっかりとリンクされています(リンクしてくれる人がいる)ので、まとめて一覧できるのがミソです。しかも、製品別やメーカー別で整理してくれているので目的の商品レビューにもたどりやすいみたいなんです。

なお、レビューの投稿はみんぽすにユーザー登録しさえすれば誰でもできます。投稿できるのは自分が書いたレビューでも誰かが書いたレビューでもかまわないそうです。ニュアンス的にはいわゆるブックマークの共有ですね。みんぽすの面白いところは、投稿されたレビュー(ブックマーク)そのものを評価する仕組みを持つこと。これにより、大手メディアよりも個人のレビューの方が評価が高くなることもあるのが面白いです。さらに面白いのは、同サイトが自社製品の貸し出しを希望する家電メーカーとユーザーの間に入って貸出業務の代行も手がけていることです。製品を使ってみたいけど家計的にゆとりがなくて買えない自分のようなパンピーには願ってもないサービスであります。貸し出しを受けるには、現段階では、個人でサイトやブログを運営している、つまりはレビューを掲載できる場を持っている必要があり、かつ簡単な審査もあるそうです。

ちなみに、レビューは嘘さえつかなければ何を書いても良いそうです。文章量も問われていません。基本的には言いたいことはズバッと言ってくれてかまわんということです。嘘を書くとツッコミが入り、それだけは訂正しないといけません。そして、修正したという事実を記載する必要があります。もちろん、大人ですから機材を返却しなかったり、壊してしまうような使い方はNG。不慮の事故を除いて、借りたものはしっかり返すということです。当然原稿料もでません。あ、あと該当レビュー記事へのアクセス数も連絡する義務があるようです。

前置きが長くなりましたが、幸いにもその第一弾として当サイトがレビュー用にウォークマンE010シリーズの貸し出しを受けたということです。サイト運営期間が長いことと、つたないながらもソニー製品のレビューをいくつかご紹介してきたことなどを、評価いただけたのでしょうかね。なんにしてもありがたいお話しです。こちらのプレスリリースにあるように、他社製品の貸し出しもあったんですけど、リストアップされた商品で正直興味を持てそうなものが無かったので、もしも希望が他になかったらという条件でウォークマンEシリーズをお願いしていたのですが、結果的に誰も立候補しなかったということなんでしょう。おはちが回ってきてしまいました。ということで、ここからが本題のレビューなんですが、結論から言うと予想どおり短くなりました。しかもほとんど箇条書きです。あ、あと画像にちょっとコメント入れました。

ウォークマンE013(1GB)レビュー by SPA

パッケージ内容
・パッケージは紙製のシンプルなもの。中身は本体と延長コード付きヘッドホン、CD-ROM、クイックスタートガイドのみ。
・ヘッドホンはすっかりお馴染みのEX85相当のもので、ひとまず音質も折り紙付き?

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本体のデザイン、操作性についての感想
・3分充電3時間再生のスタミナ性能は大きな売り。素直に良いと思う。
・液晶表示のズレが少々気になる。POWERオフまでの時間が早すぎるか?
・片手持ちの場合は左右どっちで持っても操作しにくいかも。送りや戻しのキーにアクセスする際、液晶に指がかぶることが多い。
・シリアルタグのシールがちょっとダサイ。はがしても良いだろうがシールのスペースがくぼんでいるので考え物。
・良くも悪くもプラスチッキー。特に裏側。
・スリープ状態(電源オフ)からの復帰は速いけど、再生(音が聞こえるまで)は必ずしも速いとは言えないかも。体感で1~2秒程度で、S700/600シリーズよりは速いと考えてよさそう。(A808はたぶん0コンマの世界。A800のパワーに今さらながら驚きます)
・再生ボタンは大きくわかりやすいものにして欲しかったかも。

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機器連携について
・PCでもNetJukeでもケーブルいらずはやはり便利。
・USB端子に繋ぎにくい場合は、巷で売ってるUSBショートケーブルを活用すると便利かも。
・我が家のNetJukeは旧型なのでPCMでリッピングしても転送できなかった。ファームアップデートで対応して欲しい。

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PCMの音質について
・楽曲にもよるが、リバーブの効果、ドラムスのスネアやシンバル、ベル系のシンセなど、良く聞けば全然響きが違う。
・PCM対応は素直に良いと思うが、AALでも使えたらなお良かった。ただ、外で聞く分にはATRACの256以下でも十分かもしれない。

いいかげんなまとめ
・PCM再生対応という意味で、安価で音が良いのが最大のポイントか。
・1GBでCD1~2枚のPCM転送が可能。CDクオリティそのままの高音質で持ち歩けるので、比較的長期間同じアルバムを聞くという人には良いかも。総合的には2GBモデルのコストパフォーマンスが高いか?
・大容量タイプならUSBメモリーとしても使える。ケーブルレスによる運用のしやすさもひとつのメリット。
・ヘッドホン目当てで買うのもありか・・・。(EX85同等[約5000円]と考えれば本体が1GBで約6000円、2GBで約9000円、4Gで15,000円)

iconicon以上(<もう終わりかい!)。これが、初めてのウォークマンなら話は違ったんでしょうけど、A800シリーズをメインに使っている人がEシリーズのことを書いちゃダメだなあと思いました。SDCレポートも終わってないし、新しいSシリーズのことも気になってしまい、なんだかとってもざっくりした感想になってしまいました。疑問符の多い手抜きレビューでホントすいません!こんなんじゃもうみんぽすさんからデジタルガジェット借りられないかもしれませんが、まあ、その時はその時でってことで。

ちなみに、自分と同様に今回の貸し出しレビュー第1弾に参加している方がソネブロにも複数名いらしゃいますので、みんぽす経由でそちらも是非ご覧になってみてくださいませ。(かつぽんさんとかVirgoさんとか。今後はもっと増えると思います)

また、自分のサイトはレビュー専門のサイトだという認識がないので、自分から積極的にみんぽすさんに投稿するつもりは無いのですが、テストしたいこともあったので、このエントリーやロケフリ体験レポートのURLをいくつか登録させていただいてます。機器名やソニーで検索してもらえば出てくると思いますけど、こんな感じで自分で自分の書いたレビューをブックマークしてしまうのも良し、人様の書いたレビューを勝手にブックマークするも良し、ということらしいです。

ブログやサイトを持って無くても参加できるのも良いですね。MK的に口コミがどうとかこうとか難しい話は抜きにして、いろんな人のいろんな評価が読めることが、とにかくありがたいです。自分は間違いなく他力本願になってしまいますが、どんどん投稿が増えてソニー製品のレビューがたくさん読めるようになるとうれしいなと思います。

蛇足ですが、プレスリリースにあるとおり、みんぽすはWillViiという会社が母体になっていて、社長の塚崎さんはソニーに在籍したことがある人です。氏がソニー在籍中は自分はイベントなどを通じても全くお会いする機会はなく、起業なさってから人づてにコンタクトがありました。クレバーな人なんですけど、基本は自分と同じただのガジェット好きというかなんというか。そんな人だからこんなサイトを作りたかったと、そういうことのようです。なお、WillViiは出井さんの会社とコンサル契約を結んでいますので、今後の同社の動きには自ずと注目が集まりそうです。それと、塚崎さんの個人ブログも読んでてためになりますので、起業を目指している方は是非!

(ウォークマンE010シリーズのレビューというよりも、「みんぽす」のレビューみたいだな。このエントリー・・・。)

Sony Dealer Convention 2007 視察レポート(11)~ヘッドホンセミナー編(2)

表だって出しにくいような秘話を話せればという前置きでスタートした「MDR-EX700SLicon」のセミナー。講師は、オフィシャルサイトだけでなく、NHKのサラリーマンNEOの「はたらくおじさん」コーナーで、ヘッドホンを作るおじさんとして全国にそのお顔と名前をとどろかせた(?)五代目耳型職人の松尾伴内じゃなくて松尾伴大さん。

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EX700iconの特徴はそのユニークな形だけど、それは装着性と高音質の両立を目指した結果ということで、それらの検証に使われたあの耳型がいきなり登場。実際の人の耳をいじるのは大変だけど、グリグリやれる(いじり倒せる)のが耳型の良さ。しかも切っちゃえる!人の耳は外からしか見えないが、切ることで中が見えるというのが大きなメリットになるそうです。EX90もこの耳型を実際に切って、色々な耳の外耳道の構造を解析した結果、あのようなカタチになったとか。ちなみに、耳型の数ですが、耳型職人として保管しているのは昔の石膏で型を取っていた時代から数えると400以上あって、松尾さんが5代目になってから20個程度採取したので現段階で計420個ぐらいはあるようです。そういえば、NHKでもそうおっしゃってましたね。

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今回のEX700iconについても、16mmのドライバーユニットをどのように人の耳に違和感なくおさめられるかを、この耳型を活用したり、実際に人に装着してもらいながら検討していったと、そういうことのようです。その、16mmドライバユニット採用により、ダイナミックレンジ、周波数帯域を広げることができたので、厚みのある音、低音がゆったりしていて高音も伸びがあるという音作りをすることができたそうです。

Webでも公開中の分解図を元に解説してくださったのですが、パーツはEX90よりも減っているそうなんです。減ってるんですけど言いようによっては増えているとか。それが、ドライバーユニット。クルマで言うエンジンの部分に、非常にこだわったのがEX700SLiconだそうです。筐体にマグネシウム合金を使ったことで、材料の肉厚を薄くすることができたと。通常のプラスチックだと0.7~0.8mmぐらいにしかできないけど、マグネシウムだと0.5mmぐらいまで薄くできるとか。

また、ドライバーユニットと本体が一体構造になっているのも大きな特徴。EX90は分解図ではドライバーユニットを1つで示してしていたけど、EX700iconではドライバーユニットを分解して見せているそうです。これは、今回のドライバーユニットをEX700iconのために1から作っていているからなんですって。部品が減ったのは、ドライバーユニットをハウジングの中に直接組み込んでいるから。クルマで例えるなら、ボディにエンジンの機構を組み込んだと、そういうことです。そうすることで、薄くできるし、部品が減ることで、部品間の結合部の余分な振動も無くなるというメリットもあるとか。

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また、EX90の一台一台の手作業による調整は、自分たちが思っていた以上にお客様の琴線に触れる部分があったとこのとで、今回のEX700iconも同じことをやっているそうです。同じことやっているのだけれども、今回はわざわざ独自の音響調整機構を取り入れたのが大きな違いだそうです。EX90の時は組み立ての過程で調整したそうなんですが、EX700はこの機構の採用によってお客様の手に渡る、つまり完成した状態で最終の調整ができるとか。調整専用にネジを使った機構を入れることで、これまでは感覚的にやらなくてはいけなかったところをネジの調整という比較的微調整がきく構造を取り入れた点がEX90との大きな違いみたいです。

また、ドライバーレジスターという部品は、圧縮ウレタンといって、発泡ウレタンを圧縮したものを使用しており、伸縮性をもった通気抵抗部品になっているので、その圧縮具合(つぶれ具合)によって、通気量が変化することを利用。機構的に圧縮ウレタンをつぶしたり緩めたりして調整するそうです。というようなことで、EX700iconは最後まで人の手で調整・管理された音質で出荷できるということなんだそうです。

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440kJ/m3のネオジウムマグネットについても説明がありました。数字だけ見ると高磁力のマグネットだなあということはわかってもらえるのだけれど、実はこれが普通に作れないんだそうです。通常のマグネットは上から磁力をかけながらプレスするので縦方向の磁力を持ったドーナツ状になるが、縦に磁力が向かおうとしているところを、上からつぶすので少しゆがんでしまうのだとか。それを避けるために、磁力を横にかけながら横を向いているまま押さえる方式の「横磁場プレス法」を採用したそうです。なんのこっちゃな話ですが、要はこのやり方だと磁力が弱まらないんですって。ただ、この方法だと磁石が平べったくならないので、ある程度のカタマリでつくらないといけない。で、それを削り出して円盤状にしているのだそうです。

通常のヘッドホンのマグネットがドーナツ状のカタチをしているのは、実は生産性を上げるためだったりするそうなんですが、横磁場プレス法だと穴が空けられないので作るのが難しく、手間がかかるので一般的には使われないそうです。そうい工法が使われるぐらいですから、EX700SLiconはそれだけの手間をかけてやっていますと、そういうことなんですね。

ちなみに、440kJ/m3のネオジウムマグネットを採用した機種は過去に二つ。「QUALIA 010」とQUALIAのMDに付属し後に単品販売された密閉型インナーイヤーレシーバー「EXQ1」だけだそうです。マグネットの強さはクルマで言うと排気量の差、磁力を高めることで音圧を高めることもできるし、信号に対する振動のレスポンスも高めることができるということで、非常にメリットがあるとのこと。

またEX700iconについて、他のパーツと比べてコードが普通だねと良く言われるそうですが、実は見た目は普通だけどが中身が違うんだそうです。通常は芯線という細い導体性の材料を12本を束ねているがEX700iconは19本使っている。こうすることで、導体抵抗の低減や屈曲に対しての強度が増すメリットがあるそうです。また、コードの外側がそのままなのは意味があるそうです。コードに触れたときのこすれ音などがよく言われますが、音楽の邪魔をしない材料に関するノウハウをソニーはたくさん蓄積しており、検討を重ねた結果が普通に見えるコードに落ち着いたと言うことです。布巻だと高級感は出るが音質を損ねる。見た目が普通でも音質が良いほうが良いと言うことだそうです。

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その他、イヤーピースや付属のケースについての簡単な解説がありましたが、それは割愛して、この後、質疑応答タイムになりましたが、その前に実際の音を聞いてみようと言うことで、CDプレイヤーとEX700iconの組み合わせを皆で順番に体験しました。サンプル音源は、オルガントリオ「Soulive」のアルバムで、これを選んだのはEX700iconの低音の表現能力を良く体感できるからだそうです。下は実物の画像。色々と角度を変えて押さえてみました。ちょっと大きめですが、お許しを。

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で、自分のところにそれが回ってきて、実際に耳にしてみてまず驚いたのがその軽さ。ネオジウムマグネットがEXQ1と同じものと聞いていたこともあって、それなりの重さになるのかなと思ったのですが、そうじゃないんですね。EXQ1の重さは真鍮のメタルハウジングでしたから全くの見当違いだったわけですが、そういう変な固定観念を持っていたので逆に軽さが新鮮に感じたんでしょう。

そして、肝心の音ですが、一言で言うと「パワーがある」ヘッドホンですねコレ。EX90には無いキャラクターです。音の厚みだけでなく、熱さそのものまで感じられるようなイメージ。エネルギッシュな音楽をよりエネルギッシュに聞かせる増幅感のようなものを感じました。装着感はちょっと不思議で、これは後のソニービルでも確認したのですが、浮いているというか、ハウジングが耳介に触れずにイヤーピースだけで固定されるような感じなんです。これは本体の軽量化と新しいイヤーピースの構造によるものなんでしょうね。一応、その場で手持ちのウォークマンにつなぎ替えて視聴させてもらったのですが、普段聞き慣れている音楽で聞くのが一番わかりやすいですね。AB’Sのアルバムを聴いてみたけど、音に力があることを感じられました。

とはいえ、音は難しいですからねー。店頭やショールームなどで視聴する機会があるなら、普段聴いている音楽を入れたプレイヤーを持っていって聴かせてもらった方が良いと思います。開発にどんな苦労があろうが、どんなに高いパーツを使っていようが、最終的に信じられるのは、自分の耳ですから。自分にしても、3万オーバーのヘッドホンは今の今まで買ったことはありません。だからこそ、こうして視聴できる機会を持てたことはありがたいことでしたが、やはりその場での視聴は限りがあるということで、この連休最終日にソニービルで再確認してきたわけですが、最終的な結論としては、とにかく買ってみようと決めました。

イヤーピースのバリエーションを色々試してみたいし、ジャンルの違う音楽でどんな音が飛び出すのかも試したい。つまりは、このヘッドホンで遊びたい。そう思ったからです。実売でもおそらく3万前後ですし、決して安い買い物ではないのですが、Rolly同様、面白いじゃないですかー、最近のソニーのオーディオって。なんか載っかってみたくなったんです。ということで、おサイフ的には非常に苦しいのですが、一番大好きな音楽のための投資ということで、自分を納得させました。

と、話がそれましたが、セミナーの最後の質疑応答で、自分はEX700iconの遮音性についてたずねてみました。EX90は大ヒットしたけど、数少ない不満として音漏れを指摘する声が多いように感じますが、その辺についてEX700はどうなってるんですか?というような質問です。(ちなみに、質問した時点では自分がソニ☆モバのSPAであることはお伝えしていません。)

iconiconこれに対しての答えは、EX700は最初から意識して遮音性を高めているけど、EX90で遮音性の低さが指摘されたからという意味合いでは無く、あくまで、高音質を追及する上で、遮音性も要素の一つとして捉え開発しました、と、そういうことでした。逆に考えると、遮音性能を意識した結果、EX90とはまた違ったキャラクターを持つヘッドホンが生まれたということなのかもしれません。だからこそ、ヘッドホン開発って面白いのかも。

そんなこんなで、セミナーもお開きになり、改めて正体を明かしてご挨拶。とりあえず、このサイトの存在については認知していただけていたようで、うれしいやら恥ずかしいやらでしたが、自分の耳でよければ協力させてくださいなどと、大胆不敵かつ図々しいお願いをして、会場を後にしたSPAでございました。もちろん、耳型は誰のもので良いというわけでなく、すでにある420個とは違うカタチの、松尾さんなりの目的にかなう耳でないといけないわけです。ただ、一言松尾さんが「面白い耳ですね~」とぼそっとおっしゃったのは聞き逃しませんでしたよ~。もう、いつでもオフィスに行くから取って取って、オレの耳型ーっ!(<変態か)・・・という、冗談はさておき、これまた非常に楽しくてためになるセミナー、本当にありがとうございました>松尾さん。発売までまだ日がありますが、最後のチューニング頑張ってください!

耳介、もとい、次回はRollyセミナー編を予定しています。

(勢いで書いたんでまた長くなっちまいましたが、何か思い出したら追記&または修正します。かなり記憶も薄れてきましたが、あと少しで終わるんで残りもがんばりますー。オレの記憶領域はウォークマンの1GBモデルよりも断然少ないのですが、今回はかなりクリエのボイスレコーダーに助けられました。ロケフリの時は録音し忘れたんですけどね・・・)