premini-IIsの特長紹介とpremini worldの今後

premini-IISの「ここが新しい」

先週発表されたpremini-IISの特長を詳細に解説。音楽再生機能については相変わらずATRAC3オンリーなんですね。このタイミングでこの対応って事は、相当前に開発していたってことにもなるのかなあ…。

“preminiワールド”の完成──次はFOMA?

とりあえず、premini-IISの登場でpremniワールドが完成したそうですが、これが最後というわけではなく、コンセプト1つ1つは他の端末に生かしていくことになるし、FOMA版についても可能性を示唆したようです。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(番外編2)

【耳かけ式(インナーイヤー含む)タイプ】

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・MDR-EX81SL(Sony)
下のA8の評判が良かったため、ソニーが投入したんじゃないかと思ったのが「EX81SL」。iPod登場後、人気を得ていた直径9mmドライバーユニット&シリコンイヤーピース採用のEXシリーズを密閉型の耳かけハンガータイプにカスタマイズしたようで、「新装着機構による高音質化、高品位な存在感にこだわったクオリティーモデル」と言われています。エラストマー樹脂製のハンガーはA8と比べて高級感でこそ負けるものの、柔軟な素材のためかけ心地が良く、また大変軽量のため、長時間使用による疲労なども起こりにくくなっているようです。ただ、音質に関しては低音がかなり強調される傾向があり、若干耳障りに感じられることもありますが本体のイコライザーで調整してあげればある程度の改善が可能かと。個人的には、かけ心地が良いだけに残念なのが、音量が出ない、というか、音圧が無い点。他のヘッドホンと比べてボリュームを大きめにしないと物足りない点と、密閉型という割に音漏れしてしまう点も気になっているところです。

・A8(Bang & Olufsen)※お薦めNo.1
高級オーディオメーカー、バング&オルフセンの作品。所有する耳かけ式で最も高価でした。確か税別で12,000円ぐらいだったような…。人間工学に基づくデザインもさることながら、音質も優れており、個人的には一番のお気に入りになってます。欧州発の製品ということで、イヤホン部が若干自分には少し大きめなところと、プリントされていたB&Oのロゴが剥がれてしまった点が残念ですが、イヤーパッド以外のパーツは作りがしっかりしており、充分耐久性もありそうなので10年でも20年でも使えそうです。付属のケースも使いやすいし、高いけどモノとして所有する喜びと、同時に長く愛用していこうという気持ちにさせてくれる素晴らしい一品です。個人的にはインナーイヤー式をひっくるめて一番のお薦め。

・VAIO TR2/P付属のヘッドホン(Sony)
手持ちのバイオに付属していた耳かけ式ヘッドホンで、個人的には最も使わないタイプ。クリエN700にもこの手のタイプのヘッドホンが付属していましたが、耳にかかる力と音漏れが気になって全く使っていませんでした。自宅にいるときにたまに使う程度といったところです。この手のヘッドホンって長期間使用すると耳の形が変わってしまうのではないかという変な危惧があるんですよね…。

【折りたたみタイプのヘッドホン】

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・sportapro(KOSS)
KOSSといえば、Porta Proがプロユースとして有名ですが、こちらはそれをもう少しカジュアルにした廉価版みたいなものらしいです。音質的にはあまり変わらないと知人から聞いていたのでこちらにしたという感じです。音質はKOSS特有の低音ブリブリで、よくぞここまで出るなあというぐらいの低音が堪能できます。ソニーのMDプレイヤーなどに搭載されていたMegaBassのたぐいは一切必要ありません。ビートのきいたロックやポップス、R&Bを大音量で聞きたいという若い人にお勧めです(笑)。密閉型ではないので激しく音漏れしますので、その点はご注意を。自分のはイヤーパッドがすでにボロボロで交換が必要になってしまいました。

・PX200(Sennheiser)※お薦めNo.3
独センハイザーの密閉型タイプ「PX200」。作り的に本当に密閉型なのかとうたがいたくなりますが、密閉性能はそこそこあります。音質は最初は硬質な印象を持ったのですが、エージングがすむと中域、低域もしっかり鳴るようになりました。折りたたみ式で持ち運びにも便利なんですが、この折りたたみのギミックが個人的にとても気に入ってます。イヤーパッドやトップヘッドのクッションのおかげでかけ心地も悪くはありません。ただ、左右のバネが強い感じがして頭が締め付けられる気もなきにしもあらず。長時間の使用はちょっと厳しいかもしれません。でも、個人的にはこの手のコンパクトなヘッドホンでは一番のお薦めです。

・MDR-G73(Sony)
最後はソニーの「MDR-G73」。折りたたみ式というよりも耳かけ式に入るかもしれませんが、形状記憶タイプのバンドを後頭部から耳にかけてかけるという変わり種で、今もたまに量販店で見かけます。シングルケーブルや独特の装着方法以外にデザインそのものが好きで結構愛用していました。ただ、これもイヤーパッドがボロボロになってしまうのと、音漏れが気になってきてからはあまり使わなくなってしまいました。

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ウォークマン スティック「NW-E507」レビュー(番外編1)

前回のレビューから随分と間が空いてしまいましたが、ウォークマンスティックのレビューの番外編として自分が使用しているヘッドフォンを何点かご紹介します。今回のソニスタモデル「NW-E507/N」にはヘッドホンが付属しないということもありますのでヘッドホンを選ぶ際、少しでも参考になればということでまとめてみました。なお、この手の製品の善し悪しの判断は個人差が大きいので、その点ご留意ください。

【インナーイヤー(カナル)タイプ】

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まずは、ソニーのポータブルオーディオ製品に標準で付属する純正のインナーイヤーホンをいくつか。

・MDR-E838
2つ並んでますが、ブラックモデルがMDウォークマンに付属していたもので、右のシルバーモデルがHDDウォークマン「NW-HD1」に付属のもので、いずれもプラグは金メッキでショートコードタイプです。MDウォークマンの購入時期は97年ですが、2004年のHDDウォークマンにも標準で付属するぐらいなので、相当息の長いモデルになるのではないでしょうか。そういう意味で、良くも悪くも、これがソニーのスタンダードってことになるのかもしれません。原音忠実再生という印象で、好みのサウンドにするなら本体のイコライザーで調整しましょうといったところ。使い始めだと低音の鳴りが弱い気もしますが、エージング(経年経過)によりそれなりに鳴ってくれるようになるようです。とにかくお金をかけたくないという場合は、とにかく使い倒すことである程度の音質向上ができると思います。

・MDR-E741
相当前に単品購入したもの。たぶんNudeブランドだったと思うんですが、細かいことは忘れました。こちらは、E838よりも型番が一桁低く、プラグも金メッキではありません。なので、音的にはE838よりも劣るのかもしれませんが、実は個人的には純正品で一番お気に入りになってます。単純に使用頻度の問題で中域のエージングが最もうまくいっただけなのかもしれません。

ちなみに、ソニスタモデル以外のNW-E507には「MDR-E931/SP同等品」が付属するということですが、E9xxシリーズは使ったことがないので音質についてはよくわかりません。

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・The Plug(KOSS)
以前も改造ネタで取り上げたKOSSのThe Plug。KOSSといえば低音、というぐらい低音が強調されるのが特徴。標準のゴム製のイヤーパッドの独特の装着感(ニチョニチョって感じ)に好き嫌いがでてきます。密閉感はなかなかですが、音量を上げるとそれなりに音漏れはするようです。聴く音楽を選ぶヘッドホンという印象ですが、改造してハード的に音質調整して使うことも話題になっています。自分は後述のE2cに付属するイヤーパッドを使ってチューニングしています。価格も2千円を切る程度でリーズナブルなので、他の製品との違いを楽しむという意味で、試しに買ってみるのも面白いと思います。

・E2c(Shure)※お薦めNo.2
マイクのメーカーとして著名なShure社のインナーイヤーヘッドホン。ミュージシャンがステージで使うモニター用として開発されたものが市販されるようになったようで、どんなジャンルの音楽でもそつなく鳴るようです。装着方法が独特ですが、なによりその密着感、密閉感が優れてる点が個人的には一番気に入っているところです。付属のイヤーパッドもシリコンタイプとスポンジタイプが用意されており、大・中・小の3サイズから好みで選べます。ケーブルが太く、重量感がある点が残念ですが、音漏れしない密閉感と素直な音質という2点だけで個人的には許してしまってます。以前は、ケーブルの断線が指摘されたことがあり、自分も一度交換したことがありますが、現行品はその問題は解決されているみたいです。へたなノイズキャンセリングホンを購入するぐらいなら、こっちを購入する方が良いのではと思うぐらいの遮音性能があるので、機内や車内でも大活躍。反対に、街中で使うときはまわりに気をつけましょう。

・HP-VX101の旧型(AIWA)
これは大失敗。見てくれにだまされてはいけないという典型。音像というか低位がはっきりせず、奥行き感が全くないベタっとした音。正直、これを購入してAIWAの音響製品は買えないなと思ってしまったぐらいです。

長くなりそうなので、耳かけタイプとその他は次回で。

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新機軸のPSPソフト「アドベンチャープレイヤー」に注目

「アドベンチャープレイヤー」はコンテンツを共有する楽しみが重要

フロム・ソフトウェアがPSP向けに開発中の再生エンジンソフト「アドベンチャープレイヤー(ADVP)」の紹介。メモステにデータを入れ替えることで様々なコンテンツが楽しめるほか、専用ゲーム制作ツール「ADVPスタジオ」を使って、オリジナルのゲームコンテンツを作成できるのが特長。

ということで、記事では今後ダウンロード可能になるコンテンツをいくつか紹介していますが、どれもこれもシンプルで楽しそうですね。ADVPスタジオで作り手にもなれるのがが良いです。発売は来月末。是非とも入手してオリジナルコンテンツを作成してみたいっす。

モバイルショップ「ビザビ」、PSP関連グッズ2種を発売開始

モバイルショップ「ビザビ」は、PSP用UMDを収納する縦型のスタンド、「UMD CARD STORAGE VERTICAL STAND」と、PSP用一体型ポータブルスピーカー「STEREO AMPLIFIER for PSP」の発売を開始しました。

UMD CARD STORAGE VERTICAL STAND 税込1,680円


スタンドの足の部分にはLEDライトが内蔵されていて、スイッチをオンにするとスタンド内部をLEDライトが照らします。部屋のインテリアとしても楽しめます。乾電池により動作し、別途単4乾電池が2本必要です。UMDの収納可能枚数は12枚。

STEREO AMPLIFIER for PSP 税込1,680円


PSP本体内蔵スピーカーよりも迫力のサウンドでゲームや音楽を楽しめます。スピーカーのフックをPSP本体に引っ掛けて固定し、PSPイヤホンジャックにプラグを差込ます。携帯時にはスピーカー部分を折りたたんで、持ち運びにができます。ボディカラーもPSPに合わせたブラック。

ブランド認知で大差~Walkmanが9.1%、iPodは72.6%

携帯型音楽プレーヤー利用動向、MD・CDユーザーが約7割占める

ネットアンドセキュリティ総研が実施した「ポータブルオーディオプレーヤーの利用動向」の調査結果に関するニュース。「ブランドで最初に思い浮かべるもの」について自由回答で答えてもらったところ、「iPod」が72.6%という驚異的な数字に対して「ウォークマン」が9.1%と大差をつけられたようです。また、「もっともよく利用している音楽プレーヤー」を尋ねたところ、「MD プレーヤー」が40.8%と「CD プレーヤー」が28%という結果になり、旧世代機器の利用者が多数存在することがわかるとしていました。HDD またはフラッシュメモリタイプのプレーヤーでは、「iPod シリーズ」が13.4%、「iPod 以外」が17.8%という結果とか。

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